自宅で洗車できたら……
クルマの外装を刷毛塗りでDIY全塗装している筆者。頻繁に車は使うのですが、水性塗料のため洗車機の使用が非推奨なんです。
自宅のマンションに洗車スペースはあるのの、使える水道やホースがなく、気付けばしばらく洗車をしないで乗り続けていました。
救世主を発見!
とはいえ、手洗いでの洗車って面倒だよな……などと考えながら色々調べていたところ、便利なアイテムを発見!
それがこちらのコーナン「LIFELEX 蓄圧式洗車クリーナー」。
水道や電源不要で泡洗浄と水シャワーを1台でこなせる、まさに自宅洗車の救世主ともいえる便利アイテムなんです。
コーナン LIFELEX 蓄圧式洗車クリーナー
容量 | 2L |
---|
どんなアイテム?
「LIFELEX 蓄圧式洗車クリーナー」は手動でポンピングし、泡や水を強力なジェットで噴射してくれるクリーナー。
近くに水道や電源がなくても使用することができ、ホースや延長コードなどの面倒な準備も不要です。
⚫︎ホース×1本
⚫︎泡用ノズル×1本
⚫︎水用ノズル×1本
使い方と実際の手順
1. 洗剤と水を入れて泡洗浄
使い方は簡単。本体に水と洗剤を入れ、泡用ノズルを付けた蓋を閉めたら、あとはひたすらピストンをポンピングして蓄圧していきます。
ポンピングの手応えが重くなってきたら(約50回くらいポンピング)、準備完了!
グリップ上部の噴射ボタンを押せば、細かい泡が噴射されます。
コンプレッサーを使うフォームガンと比べると「アワアワ感」は劣るものの、思ったよりもしっかりとした泡の乗り方。
車体全体にくまなく泡を吹き付けたら、サイドミラー周辺やタイヤハウス、ホイールなどの細かな部分にはとくに念入りに噴射していきます。
汚れがひどい部分は洗車用スポンジで軽く擦るとキレイに落とせます。
2.泡洗浄から水流噴射へ切り替え
車全体に泡を吹き付けたら、洗い流すために水噴射に切り替えます。
この時、いきなりスプレーヘッドを緩めると中の液体が一気に吹き出すので要注意! まずはリリースバブルを引き上げてしっかりと減圧してから、スプレーヘッドを外しましょう。
泡噴射から水噴射へ切り替える際に取り替えるのは2ヶ所。ノズルを泡用ノズルから水用ノズルに取り換えて、スプレーヘッドに差し込むホースを上下逆にすれば準備完了。
本体をしっかりすすいでから水を入れてスプレーヘッドをつけたら、再びひたすらポンピングしましょう。
3.水噴射で泡を流したら、拭き上げして完了
切り替えてが終わったら、泡が残らないようにキレイに流していきます。
ジェット水流噴射の際はノズルの先端を回すことで「広角ミスト」と「鋭角ジェット」の切り替えが可能。
ドアの隙間やホイールなどの細かな部分は、鋭角ジェットを使い泡残りがないようにしっかりと洗い流します。
拭き上げ泡を流して、水分を拭き取ればひとまず洗車完了です!
使ってみてわかった3つの魅力
1. 水道がなくても手軽に洗車できる
やはり最大のメリットは、洗車が手軽にできること。自宅の駐車場など、場所を選びません。
放っておくと年単位で洗車せずに乗り続けてしまう、筆者のようなズボラドライバーにとっては、この手軽さこそがなによりの魅力です。
※マンションやアパートの駐車場で、洗車できるか事前にチェックしておきましょう
2. ノズル交換で2WAY使用
ノズルを取り替えることで、泡噴射とジェット水流噴射の切り替えが可能です。
泡の厚みや水流の強さなど、コンプレッサーを使うような本格的な機材には劣りますが、これ1台で自宅駐車場など水道が確保できない場所での洗車が、劇的に効率良くなります。
3. 家の窓掃除&お風呂掃除にも
使用する洗剤の種類を変えることで、洗車だけではなく家のお掃除でも大活躍。窓ガラスや家の外壁、お風呂場など、泡洗浄で汚れをさっと洗い流すことができます。
泡を吹き付けて洗い流すだけなので、痛みやすい網戸のお手入れにもオススメですよ。
コーナン LIFELEX 蓄圧式洗車クリーナー
容量 | 2L |
---|
ここはちょっと気になる…
1. 「泡」「水」の切り替えは大変
洗車の作業の流れの途中で、「減圧してスプレーヘッドを外し、ノズルとホースを付け替え、本体内部をすすいで水を入れ、ポンピングする」という作業は手間がかかります。
夏場では、少し時間が経つと泡が乾いて跡が残ってしまいまうので、素早くジェット水流噴射に切り替えて泡を洗い流さないといけません。
2.蓄圧(ポンピング)作業は体力が必要
スプレーヘッドを閉めてから蓄圧が完了するまでに必要なポンピングは約50回。この作業が、最初に泡噴射をする際とジェット水流噴射に切り替えた際の2回。
さらに、途中で内部の圧力が下がってきたら、追加でポンピングして蓄圧する必要があります。
商品の特徴であるものの、そのポンピングが腕力の弱いかたなどには、結構大変な作業になるかもしれません。
まずは定期的に洗車をするところからスタートしよう
今回は「とにかく手軽に洗車すること」に焦点を当てて使ってみました。
場所を選ばず手軽に洗車ができるというメリットを活かし、手抜きでもいいから定期的に洗車をすることが第一歩。
筆者と同じようなズボラドライバーのみなさん。まずは一緒にここからスタートしてみませんか?