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【15分レシピ】タイパよき!「焼き上手さんα」で作る“ずぼら本格スパイスカレー”

キャンプで食べるこだわりのカレーは格別!ですが、手間や時間がかかるのも事実。キャンプの時間をゆっくり過ごしたいけど、ラクして美味しいカレーを食べたい……。

今回は、ずぼらでカレー好きな筆者が、「焼き上手さんα」を使った時短&手軽なのに本格派カレーのおすすめレシピを紹介します!

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目次

カレー作りでキャンプの一日、終わってない?

キャンプ料理の王道といえば、みんなが大好きなカレー。ダッチオーブンなど使って、こだわりの食材でコトコト煮込んで作るカレーは最高ですよね!

でも、気づいたら設営とカレー作りと鍋のメンテで1日終わってた……。なんてことはありませんか?

そこで今回は、キャンプで本格カレーを食べたいけどラクしたい、そんな人にピッタリのレシピ&ノウハウを、カレー好きの筆者が紹介します!

時短カレー調理に使うのは「焼き上手さんα」!

カレー作りには鍋を使用するのが一般的ですが、今回使用するのは、ズボラ派キャンパーたちに絶大な人気を誇るカセットガス式ホットプレート、イワタニ「焼き上手さんα」。

コンビニなどでも入手しやすい家庭用のCB缶が使えるうえ、一度に大人数分の料理を作れる便利さで、ファミリーやグループの強い味方です。

皿に盛らずにそのままサーブできる点や、洗い物をラクにするテフロン加工も人気の理由。

イワタニ カセットガスホットプレート“焼き上手さんα”

本体サイズ471×325×169mm
プレート内寸342×268×22mm
重量約4.5㎏
材質本体・プレート受け/鋼板(粉体塗装)、プレート/アルミダイカスト(フッ素樹脂加工)、ごとく/耐熱アルミダイカスト、バーナー/ステンレス、点火つまみ/耐熱ABS樹脂
カラーホワイト&ブラック、ブラウン
点火方式圧電点火式
安全装置圧力感知安全装置、他

「焼き上手さんα」で作る!15分スパイスカレー

いよいよここから、「焼き上手さんα」を使った、本格スパイスカレーのレシピをご紹介します。筆者がキャンプでの試行錯誤を重ねてたどり着いた、15分でルーを作る方法は必見!

さらに、本レシピのテーマはタイムパフォーマンス=タイパ」。キャンプの環境で、短時間でいかに満足度の高いスパイスカレーを作るかを考えました!

材料はこちら!(2〜3人分)

材料

  • ・鶏もも肉…200g
  • ・レトルトの炒め玉ねぎ…1パック(玉ねぎ2個分)
  • ・トマトペースト…1袋(トマト1.5個分)
  • ・ラーメンスープのもと…1袋
  • ・ニンニク…2かけ
  • ・カレーパウダー…大さじ3
  • ・クミンシード…大さじ2
  • ・コリアンダーシード…大さじ1
  • ・カルダモンシード…3粒
  • ・パクチー…適量(お好み)

STEP1:鶏肉に下味をつける

まず、下ごしらえとして鶏肉に下味をつけておきます。

ここで重要なポイントが、フォークで鶏肉に穴を開けておくこと。こうすることで、味が染み込みやすく、火の通りも早くなります。

続いて、塩を適量、カレー粉大さじ1を満遍なくふりかけます。洗い物を減らすなら、ジッパー付き保存袋に入れて味付けするのもおすすめ。

今回、カレーパウダーはエスビー食品「赤缶カレー粉」を使用。定番の「赤缶」ですが、実は行列ができる人気カレー店でも使われていたりします。もっとこだわるなら、他ブランドのものや、自分で調合にトライするのもアリです!

STEP2:「テンパリング」でオイルに香りを移す

次は、ホットプレートにサラダ油を注ぎ、ホールスパイスと潰したニンニクを、弱火で炒めます。スパイスは細かい泡が立ち、色付いてきたらOK。ニンニクは、うすいキツネ色になったらOKです。

これは「テンパリング」といって、オイルに香りを移すための工程。スパイスやハーブの香り成分は、油に溶けやすい性質を持ちます。ただし、パウダースパイスは熱で香りが飛んでしまうのでホールスパイスを使うのがポイント。

STEP3:鶏肉に火を通す

今度はスパイスとニンニクの香りが移った油で、下味をつけた鶏肉を炒め、半分まで火を通します。「焼き上手さんα」を使う利点は、プレートの表面積の広さ。一度にたくさんの鶏肉に効率よく火を通せます。

STEP4:時短するなら、煮込むべからず

そしてここからが、カレー作りで一番時間がかかる「玉ねぎを炒める工程」と「トマト缶の水分を飛ばす」工程。けれど、ここは便利な食材に頼って時短しましょう!

そこでおすすめなのが、レトルトの炒め玉ねぎと、トマトペースト

炒めたスパイスと鶏肉に投入して満遍なく混ぜていけば、あっという間にいい感じのトロみが。

今回使用した、エスビー食品「北海道産 炒め玉ねぎ」は玉ねぎ2個分で275円(税込)、カゴメ「トマトペースト」は1袋でトマト1.5個分で39円(税込)なので、タイパだけでなく、コスパも優秀です。

STEP5:ずぼら秘密兵器「ラーメンスープの素」投入!

関西からスタートした、日本のスパイスカレー人気。専門店の味には、魚介のダシが使われているのもポイントです。

素人にはハードルの高い工程ですが、ここでも時短食材を活用! スーパーなどで手に入る魚介豚骨系ラーメンスープの素でダシの旨みをプラスしちゃいましょう。顆粒タイプのおでん出汁や、ちゃんぽんスープでもOK。

シェラカップなどで200ml程の水を注いでから、スープの素を投入。味見をしつつ、好みの濃さに調節を。ここでさらにカレーパウダー大さじ2を追加し、最大火力で水分を飛ばします。

ここでも「焼き上手さんα」の表面積の広さが力を発揮し、1〜2分で煮込みが完了。鶏肉に火が通ったのを確認して火を止めたら完成です!

本格スパイスカレー、ずぼらに完成!

ルーを作るのにかかった時間はおよそ15分。しかしその味は、本格的なスパイスカレー!

より本格的な味を楽しみたい方は、お好みでパクチーを盛るのもおすすめ。苦手な人も多いので、グループキャンプの際はトッピングとして別で用意しましょう。

プレート表面がテフロン加工された「焼き上手さんα」は、粘度が高いカレーも焦げ付きにくく、洗い物もラクちん!

メスティンで炊飯も面倒。そんなあなたは……

キャンプをはじめた頃はメスティンで炊飯していたけど、洗い物が面倒で腰が重くなってしまった……。そんな人におすすめしたいのが、パックライスを「焼き上手さん」で湯煎する方法。

やり方は、パックライスが浸かる程度の水をプレートに注ぎ、加熱するだけ。「サトウのごはん」の200gパックなら、ちょうど4つ並べられます。

グループキャンプなどで、一度にたくさん用意するのに便利なのはもちろん、米の量をコントロールしやすく余らせにくいメリットも。

「焼き上手さんα」は、ずぼら調理派の一軍キャンプギア

「焼き上手さんα」と時短食材が可能にする、15分スパイスカレー。本格的なカレーだけでなく、時間も作れてしまうのもポイントです。

家族や仲間とカレーを食べながら、ぜひ、浮いた時間でキャンプの時間をゆっくり過ごしましょう!

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