スキレットは重い……代わりに「ココパン」買ってみた!
普段私はバックパックや自転車等を使ったUL(ウルトラライト)スタイルなソロキャンプを楽しんでいて、そのためキャンプ道具の選定基準は「軽量かどうか」。
なので重い鉄板やスキレットは基本持っていかないのですが、やはり美味しい焼き料理を現地でつくりたい……。
というわけで、スキレットに代わる軽量コンパクトな鉄製フライパンを探していました。
そして私が選んだのは「COCOpan(ココパン)」!
サイズは一番小さい16cmのタイプのものを選びました。このサイズ感は、ソロクッカーのフライパンと同程度の大きさです。
ココパンは既にキャンパーに人気のフライパンですが、ラインナップの豊富さが最大の魅力!
持ち手が外せる「極SONS COCOpanシリーズ 」、白木ハンドルの「極JAPANシリーズ 」、窒化鉄フライパンの「極proシリーズ 」、などシリーズも多数。
そして持ち手が外せるシリーズのなかでも、炒め物に適した深型タイプや、ステーキに適した厚めの鉄が使用されているタイプなど……約10種ものバリエーションが存在します。
そんなめちゃくちゃラインナップがある中で、筆者は「極SONS COCOpanシリーズ」のなかでもサイズが一番小さい16cmのもの を選んだという訳です(直径サイズは16cm〜28cmまで2cm刻みで計7種)。
ラインナップの詳細はこちら
スキレット軽量コンパクトバージョンとして
私が持っているニトリのスキレット と比べてみると、サイズは一回り小さめ。
それだけでは無く、ココパンには取手が着いていないので形も非常にシンプル。そして軽量化されているんですね。
試しに重量を比較してみましたが、ニトリスキレットは1.54kgで、ココパンが実測で291g。
よく見るとココパンの方がかなり薄くなっていて、削ぎ落とされた鉄フライパンという感じです。
まずはシーズニング
鉄フライパンは最初にシーズニングが必要になります。
ココパンのシーズニング方法は非常にシンプルで、フライパンに油を敷いて温めてから野菜を焼くだけ(空焚きは推奨されていません)。
ココパンは最初油をかなり吸収しますので、多めに油を敷いておきましょう。
取手と蓋はどうする?
取手は別途で購入が可能なのですが、かなり大きく嵩張りやすい形状なため、ULスタイルの筆者は購入しませんでした。
代わりに使っているのはtrangiaのアルミハンドル 。掴んだときのホールド感は決して十分とは言えませんが、少し強めに握ることで全く問題なく使用することができます。
そして蓋も同じくtrangiaのブラックリッド 。これも完全にフィットするわけではありませんが、目玉焼きや餃子ができる程度の蓋になるので非常に重宝しています。
COCOpan 極 SONS ベーシック 16cm
材質 | 鉄 |
---|---|
容量 | 0.5 L |
重量 | 284g |
特徴 | IH対応 |
ココパンで美味しいキャンプ飯!
実際にキャンプでは、こんな調理をしています。
スクランブルエッグ
スクランブルエッグがとても美味しくできます。
少しオリーブオイルを多めに敷く必要がありますが、ヤミツキになるフワッフワなスクランブルエッグが作れます。
餃子
蓋をセットすることで、餃子を焼くこともできました。
私がいつも購入している冷凍餃子が12個入なんですけど、丁度6つ入るんです。餃子は冷めてしまうと美味しくないので、冷めにくいココパンとの相性は抜群!
牛すじ煮込み
ココパンには深さがあるので、煮込み系も得意です。寒い時期では、牛すじ煮込みなどを作って食べました。
ハンバーグ
蓋を利用することで、ハンバーグも美味しく焼くことができました。
ココパンをそのままお皿にすることで、アッツアツのハンバーグをそのまま食べることができます。
ココパンをスタッキングしてみる
実は、ココパンの収納サイズがソロクッカーのスタッキングと非常に相性が良いんです。
私が持っているtrangiaのツンドラ3ミニブラックバージョン と合わせてみます。
ツンドラ3にはもともとフライパンが付属してはいるのですが、薄いアルミ製なので特別お肉が美味しく焼けるフライパンではありません。
そんなわけで、ツンドラ3のフライパンの代わりにココパンをスタッキングしてみたところ、非常にピッタリなサイズ感でした。
実は他にもSOTOのナビゲータークックシステム との相性が良いことも調査済み。
もしこの記事でココパン16cmサイズが気に入ったら、ぜひお好きなスタッキング方法を模索してみてください。
家でもラフに使える鉄フライパン
そんなココパンですが、あまりに使い勝手が良いので普段自宅でも使用しています。というより、自宅での使用がメインになりつつある程です。
自宅での調理
一人分を作るのであれば、非常に調度良いサイズ感であるココパン16cm 。私は毎朝のソーセージとスクランブルエッグはココパンで調理しています。
ココパンの冷めにくい特性を活かして、お皿に移さずにそのまま食べることで、温かい朝食を楽しむことができます。
他にも、魚の塩焼きや、冷凍餃子、目玉焼き等でも使っているので夕食でも度々出番があり、自宅の中でも最も使用頻度の高い調理器具なんです。
手入れが簡単
ココパンを自宅でも使う最大の理由、それはお手入れが簡単だから。
以前はニトリのスキレットでお肉を焼いていましたが、調理後は毎回しっかりシーズニングをしないと錆びてしまうので、少し面倒に感じていました。
ところが、ココパンのお手入れは軽くお湯でゆすいでキッチンペーパーで拭き取るだけでかなり綺麗になります。
そして、そもそも軽いので管理もしやすいんです。
誤って洗ってしまっても…..
鉄フライパンって自宅で使っていると、何も知らないお母さんがうっかり洗剤で洗ってしまう……なんてことも少なくないかと思います。そうなると、フライパンをコーティングしていた油分が飛んでしまって錆びてしまいますよね。
ココパンは大丈夫でした!
ココパンの表面には窒化鉄という表面加工がされているので非常に錆びにくいんです。実体験として、同居人がココパンを洗剤で洗ってしまい油分が飛んだ状態で放置することがありましたが、結果まったく錆びなかったのでとても安心したのを覚えています。
育てて楽しい鉄フライパン!
キャンプでも自宅でも活躍しているココパンですが、使えば使うほど育っていく特性があるので、愛らしさも出てくるんですよね。
手軽に使用できるので鉄フライパンデビューとしても最適な調理器具だと思いますよ。
特に「もう少しだけキャンプ飯を美味しくしたいなぁ〜」と思っている方におすすめです!
COCOpan 極 SONS ベーシック 16cm
材質 | 鉄 |
---|---|
容量 | 0.5 L |
重量 | 284g |
特徴 | IH対応 |
COCOpan 極 SONS ベーシック 16cm
材質 | 鉄 |
---|---|
容量 | 0.5 L |
重量 | 284g |
特徴 | IH対応 |