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【ダウン寝袋の洗濯】乾燥にコインランドリー使ってみたら1日でふわふわになりました(2ページ目)

シュラフの洗濯をスタート!

洗いとすすぎは浴槽で踏み洗い

給湯器のリモコン

まずは浴槽に30℃くらいのぬるま湯を張ります(湯量はシュラフが浸るくらい)。

ダウンシュラフの洗濯 ぬるま湯を張った浴槽に洗剤を投入

ダウン用洗剤の説明書きによると、洗剤容量の目安は、ダウンジャケットでキャップ1杯とのこと。今回のシュラフでは、おおむね適量のキャップ2杯半を入れました。

ダウンシュラフの洗濯 踏み洗い
シュラフを洗うときに重要なのは空気を抜くこと。圧縮された状態の方が水を含みやすいためです。今回、シュラフの内側に汚れが多そうなので裏返して圧縮しました。

また作業中に生地が傷むのを防ぐため、ジッパーをきちんと閉じます。お湯を全体に浸透させてから踏み洗いをしていきます。

約10分、踏み洗いをすると……洗濯前よりも水が濁ってきました。4年間溜まった汚れということでしょう。

ダウンシュラフの洗濯 浴槽の湯を入れ替える

続いてすすぎに入ります。ここで洗剤をしっかりと落とすことが重要。

3回お湯を入れ替えて、もみ洗いをしながらすすぎました。

ダウンシュラフの洗濯 タオルを敷いてシュラフを包み、できる限り水を抜く

次に洗濯機の脱水にかけます。が、このままだと水を含みすぎているため、タオルを敷いてシュラフを包み、できる限り水を抜きました。

脱水のやり方

ダウンシュラフの脱水 洗濯槽内の内壁に沿ってシュラフをグルリと巻きつける

洗濯槽内の内壁に沿ってシュラフをグルリと巻きつけ、脱水をかけます。1回7分ほど×2回繰り返し、15分ほど脱水をかけました。

シュラフの干し方は「自然乾燥」or「乾燥機」

自然乾燥時の注意点

ダウンシュラフ 脱水後

自然乾燥させるときは必ず陰干しで(紫外線による劣化を防ぐため)。シュラフを乾かす際はコの字にして干すと風通しがよいのでおすすめです。

ダウンシュラフの干し方 ところどころダマになっているダウンをほぐす

ところどころダウンがダマになって湿っているため、ほぐします。全体的にチェックしましょう。けっこう根気のいる作業です。

陰干しによる自然乾燥の場合、これでかなりの時間を要します。気温によって乾くまでの時間には差が出ますが、1日では足りません。完全に乾かすまでには3〜4日はかかると思っていいでしょう。天気の状況も影響してきますので、余裕を持ってのぞみましょう。

時短でふかふか!今回は乾燥機にかけました!

ドライヤーボール

今回は時短のため、コインランドリーで完全に乾かします。筆者の自宅には乾燥機がないため、コインランドリーへ向かいました。

乾燥機にシュラフとドライヤーボールを入れ、低温で40分乾燥にかけます。乾燥機に入れるときは、たくさんの量を一度に乾かすより少量ずつ入れて乾かした方が早く乾きますよ。

乾燥機にかけたあとのダウンシュラフ

さて40分後、自宅で広げてみるとドライヤーボールの効果はバッチリでした。乾燥機の中で転がってしっかりとダウンのダマをほぐし、ふわっふわの仕上がりです!

自宅に乾燥機がある、もしくは近所にコインランドリーがある場合は、乾燥機の利用はおすすめです。何より手間なく早く乾くのは楽!

ただ、乾燥機をかけ過ぎてしまうとダウンの偏りが起きてしまったり、生地が傷んでしまう場合もあるので製品の生地の厚みによっても注意が必要です。なので、完全に乾かさずに途中までは乾燥機のパワーを借りる、というバランスの使い方がいいでしょう。

縫い目に防水スプレーでフィニッシュ!

ダウンシュラフ 縫い目に防水スプレーを塗布

最後に縫い目に防水スプレーを塗布し、約20分干します。こうすることでテント内で発生する結露から守り、汚れもつきにくくなります。

そう、この寝心地ですよ!洗ってよかった~!

自宅でダウンシュラフを使用

次のキャンプまで待ちきれず(笑)、さっそく自宅で使っちゃいました。中もふかふかであったかーい。これにて我がシュラフは見事、復活を遂げたのでした。洗ってよかった~。

やってみたら意外と簡単だし、劇的にパフォーマンスが蘇ることが判明。この変化は感動的で、本当におすすめです。「そういえばウチのシュラフも……」と気になったみなさん、ぜひお試しくださいね!

動画での確認はこちら

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