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「キャンプあるある」ゴミが混ざってしまう件を何とかしたい

きちんと仕分けをしたつもりでも、いつの間にか混ざるゴミ……。みんなへの周知が足りなかったり、日が暮れて見えにくかったりと、原因も様々。
キャンプ場によってゴミの仕分け方法や捨て方も異なり、チェックアウト前にゴミの始末でバタバタしてしまった経験、ありますよね。
「ゴミ分別プレート」を付けて、混入防止!

そんなイライラを解消すべく、ゴミ分別用のプレートを作ってみました。キャンプ場のルールに従い、ゴミ箱に挟むだけ。大人数のグループキャンプで「ここは燃えるゴミなんだけどなぁ」なんていうぼやきが減るかも?
材料は全て100均で揃います。それでは作り方をご紹介していきましょう!
まずは100均で材料を調達
あらゆるゴミを網羅しよう!

どこのキャンプ場に行っても大丈夫なように、思いつく限りのゴミの名前を記入。この中からキャンプ場のルールに合わせたプレートを選んで使います。
材料はお好みで色々選べる

ウッドスライス:1袋110円(セリア)、コルクコースター:1袋110円(ダイソー)、ウッドコースター:1枚110円(セリア)、木製角材:2本110円(セリア)、かまぼこ板
工作用の木材やコースターなど、ゴミ分別プレートに使えそうな素材を100均で探してきました。今はいろんな素材があって悩みますね。ちなみに右下の板は、食べた後のかまぼこ板。これなら材料費は格安です(笑)。まずはシンプルな四角いプレートの作り方から!
工程① 素材の下準備
板をカットする

木材を適当な大きさにカットします。ここでは、幅約4cmのセリアの角材を、長さ6cmにカット。
サンドペーパーをかける

削る力の強い240番のサンドペーパーを全面にかけて、表面をなめらかにします。角も丸く削ってみました。
工程② 名前を書いて組み立てる
ペイントマーカーでゴミの名前を記入

木製ピンチを接着する

木製ピンチ:1パック110円(ダイソー、セリア)
プレートを裏返し、ボンドで木製のピンチを接着。くっつくまでテープ等で固定しましょう。100均の木製ピンチは様々なサイズがあるので、プレートに合うものを購入してください。工程③ ニスを塗る
汚れ防止にニス塗りがオススメ

水性ニス:110円(ダイソー)
ゴミから出た飛沫が染み込まないよう、全体にニスを塗っておきましょう。耐久性も上がります。輪切りの木材は先にニス塗りを!

画像のような輪切りタイプの木材は、マーカーのインクが滲みやすいです。まずサンドペーパーで凸凹を削り、たっぷりとニスを塗って乾かしてから書きましょう。
2本の割り箸の上に乗せて作業すると下にくっつきにくく、キレイに塗装できますよ。
完成!

これだけあれば、どこに行っても不足はないはず! ゴミを持ち帰る場合もあらかじめ分別しておけるので、自宅で捨てるのもラクチンです。
「水洗い」の指示も書いておこう!

小さく(水洗い)と記入したものも。中をさっと流しておけば、翌朝ジュースのボトルに蟻が大行列! なんてことも避けられます。
ニオイも防げて、ゴミの処理をしてくださるキャンプ場の担当者さんにも親切ですね。
もっと使いやすく!アイデア3種をご紹介
まだまだアイデアがありますよ! 次に、作りやすくてオシャレなバリエーションを3種ご紹介しましょう。おまけ・簡単バリエーション3種
その① コースターを使う

コースターならそのまま使えて、大きさを活かしてアイコン表示が可能。ガス缶は穴を開けるなど、直感的に判断しやすくなりますね。絵心のある人はぜひ挑戦してみてください。
お子さんと一緒に!

塗装済みの木製コースターならニス塗り工程は不要。わかりやすい絵で描けば、小さなお子さんでもどこに何を捨てるか一目瞭然。お子さんと一緒に作ってみては?
その② オシャレな黒板風に

色を使わず、カフェの黒板風に。何も書いていないプレートは予備用です。
黒く塗ったあと、ペイントマーカーで書く

マスキングテープ:1本110円、アクリル絵の具:1本110円(ダイソー)
板の周囲5mmをマスキングテープで覆い、黒のアクリル絵の具で塗ります。乾くのを待って、テープを剥がしましょう。

ホワイトのペイントマーカーと、細いところは白のアクリル絵の具でゴミの名前を記入。ボンドで裏側にピンチを接着したら、完成です。
その③ ズボラ派のあなたにはコレ!

ネームホルダー:1パック110円(セリア)
もっと簡単にササッと作れる方法はないの……? それなら、100均のネームホルダーをそのまま使うアイデアはいかが!?お住まいの自治体等のゴミ分別表をコピーし、メモを添えて中に差し込むだけのお手軽版です。隙間から水分が入らないよう、端の部分にテープ等で封をしておくといいでしょう。
ゴミ分別プレートで、立つ鳥跡を濁さず!

初めからきちんと分別しておけば、ゴミの片付けもパパッと簡単。ちょっとした配慮で、その先のゴミ処理にかかる手間を減らすことにも繋がりますね。
みんなで楽しくゴミについて考えるきっかけになったらいいな……。そんな思いを込めて作ってみました。