ちなみにグレーの綿ときたら、濡れた手をそっと置くだけでコレです。「ほんの一部は濡れたが、全体的に濡れているとは言えない」「水滴がいくつか落ちているが、見なかったことにして記事を書く」といったマネがいっさい許されません。
乾いた状態のTシャツをクーラーの底に置きました。たとえTシャツに直接水がこぼれなくとも、侵入した水滴は底に溜まり、グレーを容赦なく変色させることでしょう。
水を浴びせること5分間…
シャワーホースを使ってざぶざぶと雨を降らせました。がま口のサイド部分が弱そうなので、集中的に狙って浴びせていきます。
まだまだ浴びせます。この調子でたっぷり5分間、水をかけ続けました。いくら実験とはいえ、キャンプギアに水をかけ続けるというのは、精神的に辛いものがありました。
がま口のサイド部分にある窪みには、なみなみと水が溜まっています。少しぐらいは水が滲んでしまっても仕方ないのではないか……そう思わせる酷い状態です。5分を終えたらひっくり返して水を切り、全体の水を拭きとりました。
はたして結果は!?
バックルを外すと、内部にまで水滴が付着していました。がま口の両サイドから執拗に水を浴びせたことが、よくわかってもらえると思います。ちょっとやりすぎたかもしれません。
しかし結果はこの通り! 水を切るためにひっくり返して上下に振ったので、Tシャツも転げ回ったようですが、変色はありません。つまり、濡れてません!
取り出してしっかり確認しましたが、完全にセーフ! 思えばオッターボックスはDryboxを原点とするメーカーでした。耐水性能に妥協するはずがないんです!
念のため内部存在の写真を。水滴ひとつしないことをご確認ください。運良くグレーTシャツに水が触れなかったわけではありません。水はたったの一滴も侵入しなかったのです。もっとも、しょせんは水道のシャワーですので、命の危険を感じるような豪雨ではどうなるかわかりません(そんな日はキャンプに行かないと思いますが)。
活躍の場はキャンプだけじゃない!
以上、日本初上陸のTrooper LT 30 ソフトクーラーをレポートしました。最大の特長はバックパックでも肩がけでも持ち運べるモビリティでしょう。持ち運ぶときに両手がフリーになるクーラーボックスは、ほとんど存在しませんから。
「電車で花見に」「徒歩で小学校の運動会へ」という状況でも無理なく持っていけるTrooper LT 30 ソフトクーラー。活躍する場はキャンプに限りません。
オッターボックスの公式サイトはこちら