安くて強い!ホームセンターで売ってる工事用ペグ『ロープ止め』が無敵すぎる

キャンプに行ったはいいけれど、地面が固すぎて全然ペグが入らない……なんて経験はありませんか。有名ブランドの頑丈ペグなら丈夫そうだけど、値段が高いしなくしたらショックだし……なんてお悩みの人にぜひ試してもらいたいのが、ホムセンの工事用ペグなんです。


アイキャッチ画像撮影:編集部

ペグって意外にお金がかかる?

撮影:編集部
強度が弱いテントのオマケについてくるペグはちょっと石混じりの地面だとすぐ曲がっちゃうし、かといって見るからに丈夫そうなペグはそこそこいいお値段。

高いものを買ってもキャンプから帰るたびに1本、2本と減っていく……なんてこともちょいちょいありますし。ペグってわりとキャンプ場に忘れがちなんですよね。

となると、キャンパーにとっての理想ペグは「丈夫で、安い」ってことでしょう。その一発回答は意外なところにありました。

ホームセンターなら安いじゃないか!

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それは、皆さんの身近にも何軒かあると思われるホームセンターの工事・DIYコーナーです。

「ホントに使えるの?」っていぶかしく思う人もいるかもしれませんが、駐車場などで区画する際にロープを固定したりする本気仕様なので信頼度は折り紙つきなんです。

ではちょっとのぞいてみましょう!


だいたいどのホムセンでも扱っている

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工事コーナーやDIYコーナーがあるホムセンならほぼ間違いなく売っています。しかし、そこにアウトドアショップのような華やかさを求めてはいけません。ワイヤーやら金具やらとともに何ともシブく販売されているのが今回紹介するペグです。
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まさに質実剛健とはこのこと。飾りっ気は皆無です。ペグというよりどちらかというともはや“杭”といった趣きですが、そのぶん見るからに重厚で信頼できそうですね。
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プライスは長さで異なりますが、だいたい60円台くらいからあります。高めのだと1本1000円越えもあるアウトドアブランドのペグに比べてオトク感が歴然です。

大きく分けて3タイプ

ホムセンのこのペグは、どのタイプも共通して「ロープ止め」という名称がついています。
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ツルツルしてて上がJの形になっているのは「ロープ止めJ型」。そのまんまですね。
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上がくるっと円を描いているのは「ロープ止め丸型」です。こちらも直球です。
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全体がギザギザしているタイプには「異形」というカンムリがつきます。「異形ロープ止めJ型」。

いざ強度テストを敢行!

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それではホムセンの工事用ペグがはたしてどれくらい強いのかを実証してみましょう。

リアルなキャンプサイトでテストしてみます。

①『ロープ止めJ型』を打ち込んでみる!

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まずはロープ止めJ型から打ち込んでみます。スムーズに入っていきます。途中で岩にあたる感覚がありますが、そのまま突き進んでいきます。おおこれは頼もしい。
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ただ、中心がちょっとズレているので芯を外すことがときどきありました。そうするとクルッと回転してしまうので、いちいち元に戻す手間がでてきます。これはちょこっとストレス。ですがこのあたりはペグ打ちレベルの問題も多分にあるでしょう。
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シンプルなJ字なのでガイロープも引っ掛けやすいです。

最後にペグを抜きます。表面はツルツルして引っかかりがないので、スルッと抜けます。

ひとつ感じたのは、ペグの先端同様に頭側も尖っているので、打ち込み作業をおこなっているときこれがしばし手にあたってちょっと痛いです。

本来はここまで地中に埋め込んで使うべき仕様なのでしょうが、ファミキャンではうっかり子どもが足を引っかけたりしないとも限らないので、頭側の先端はヤスリで削って丸くするか、テープを分厚く巻くなどして安全処理したほうがよさそうです。
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それと、この抜きやすさは長所にも短所にもなるでしょう。今回は固い地面で試したのであまり気にならなかったですが、柔らかい地面だと固定力が弱いかもしれません。

②『ロープ止め丸型』を打ち込んでみる!

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続いて丸型です。打ち込む際はJ型とくらべて中心がそろっているのでスムーズ。まっすぐ打てばいいのでラクな印象を受けます。

しかし、ほかの2タイプのようにフック状ではないので、ガイロープを絡めるときは手間取ります。

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穴にロープを通してしまえばしっかり固定されますが、自在が若干使いにくくなります。引っ掛ける形で使う場合、かなりしっかり角度をつけないとスルッとロープが外れてしまうことも。

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抜く際は丸い穴にペグを差し込めるのでとてもラクです。ロープを絡めないペグダウンならとても優秀な気がします。

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最後に、気になるギザギザペグを打ち込んでみましょう!

③『異形ロープ止めJ型』を打ち込んでみる!

撮影:編集部
最後にギザギザのついた“異形”です。これはアウトドアブランドのペグにはほぼ見られない特徴ですね。ガチ感がすさまじい。
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打ち込む際はJ型と同様、棒の中心とヘッドが少しずれているのですが、ツルツルのJ型ほど回転せず安定して地中に入っていきました。これはギザギザのおかげで回転しにくくなっているからでしょう。

もちろんガイロープもラクに引っかかります。
しかも、なぜか普通のJ型とは違って頭側の先端が尖っていません。これは地味に嬉しいポイントです。
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固定具合はギザギザのおかげでバッチリです。岩も砕いて入っていきますし、かなり頼もしいですね。

弱点はやはり抜くときでしょう。砕いた岩にガッチリ食い込んで、けっこうな力を要しました。グリグリ動かしながら少しずつ抜いていきます。
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天候や地盤にもよりますが、それほど深く打ち込まないでも十分な気がしました。もともと頻繁に抜き差しするシーンを想定していないのでしょう

ペグは適材適所がいちばん大事!

撮影:編集部
実際に打ちこんでみると、3タイプそれぞれの違いが明確になってきました。

【ロープ止めJ型】
打ちやすさ:★★★☆☆
固着力:★★★☆☆
ガイロープとの相性:★★★★☆
抜きやすさ:★★★★☆

【ロープ止め丸型】
打ちやすさ:★★★★☆
固着力:★★★☆☆
ガイロープとの相性:★★☆☆☆
抜きやすさ:★★★★★

【異形ロープ止めJ型】
打ちやすさ:★★★★☆
固着力:★★★★★
ガイロープとの相性:★★★★☆
抜きやすさ:★☆☆☆☆

それぞれ特徴があるので、うまく使い分けてみるといいでしょう。

アウトドア用ペグとの併用が賢い選択

ただ、工事用ペグは形状的に砂地などのサイトには不向きですし、何よりけっこう重いです。なので地面との相性や、重量などの面ではアウトドアブランドのペグのほうが勝っている部分も多々あるでしょう。

なので通常のアウトドア用ペグと併用しながら使っていけば、さらに理想的なキャンプライフがおくれるハズですよ。

 
The peg for construction work are useful!
工事用ペグ、使えるかも!

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編集部 藤巻

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