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徹底比較!ペグの人気おすすめランキング26選【2024年最新】

徹底比較!ペグの人気おすすめランキング26選【2024年最新】

キャンプのテントやタープ設営に必要なペグ。素材や長さなど、種類がありすぎてわからない! という人も多いのではないでしょうか?

今回は素材や形の違いを説明しながら、長さ別におすすめのペグを紹介しますよ。また、ペグをハンマーで打つとき、抜くときの使い方もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

アイキャッチ・本文画像撮影:筆者

本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。

検証ポイント

実際の検証の様子へ

ペグの人気26製品を用意し、筆者が実際に使用して比較・検証しました。

  • ペグ 検証

    1. ペグの打ち込みやすさ

    実際にペグを打ち込んで、「打撃面の打ち込みやすさ」「ハンマーの滑りにくさ」「ペグが回らないか」を検証しました。

  • ペグを検証している様子

    2. 耐久性

    素材の耐久度を計測する3点曲げ試験を実施し、ストローク(ひずみ)が10mmに達したときの試験力(負荷)を計測しました。

  • ペグ 検証 洗いやすさ

    3. 洗いやすさ

    泥や土がついた状態で水洗いをし、「汚れの落ちやすさ」や「洗いやすさ」、「安全性」について検証しました。

  • ペグ 検証 機能性

    4. プラスの機能性

    打ち込むだけでなく、ペグ抜きをするときに便利な「ハンマーフック用の穴」や「フックの有無」、持ち運びやすい「収納ケースの有無」や「反射材ロープ」の有無についても確認しました。

ペグとは?

ペグを打ち込んでいる

ペグとはテントやタープを張るときに、ロープを地面へ固定するのに必要な杭です。

その形状や素材はさまざまなので、どのようなペグがあるのかを知って自分のスタイルや好みに合ったモデルを選ぶのがおすすめ!

まずペグにはどのような種類があるのかを見ていきましょう。

代表的なペグの種類と特徴

代表的なペグの種類と特徴

ペグは、大きく6つの種類に分けられます。ペグの種類によって、特徴や向いている地面が異なります。

持ち運びのしやすさや丈夫さなど、重視するポイントを押さえながらよく行くキャンプの地面に合わせて決めると選びやすくなりますよ。

ペグがテントやタープの設営に必要な理由とは?

ペグにロープを引っ掛けている

ペグは風でテントやタープが飛ばされたり、倒壊したりしないためにも必須です。

ペグな無しでテントやタープを使用したり刺していないと、風に飛ばされて周囲に危険を及ぼしてしまいます。

そのため、キャンプ場の地面に合ったペグを選び、正しく刺し込む必要があります。

100均やホームセンターのペグは安くてコスパが良い?

工具用のペグ

100円均一のペグは、なんといっても安価なのが魅力。その反面、耐久性に劣る部分もあるので、製品によっては使い方に注意が必要です。

また、ホームセンターで販売されている工事用ペグは一般的に砂地などの地面がやわらかいサイトには不向きなうえ、重量もあるため持ち運びやすいとはいえません。

さまざまな地面での対応力や重量を考えると、テントやタープを固定する上ではアウトドアブランドのペグのほうが適しているといっていいでしょう。

ペグの選び方

検証した26本のペグを並べる

タイプや素材など多種多様なペグが販売されているため、自分に合ったペグをどう選べばいいのか迷ってしまうという人は、以下のポイントに注目。

ペグの選び方のポイント

  1. 必要なペグの本数
  2. 使用目的に合った長さ
  3. ヘッドの面積
  4. 地面に合った素材
  5. 便利な追加機能

ランキングをチェックする前に、ペグの選び方について見ていきましょう。

①必要本数を確かめよう

YOGOTOのペグを4本並べる

設営するテントやタープによって必要なペグの本数は変わってきます。

ペグの本数の目安

  • ソロテント:10本程度
  • ドームテント:16本以上
  • タープ:10本程度

テント・タープの種類やメーカーによって使用する本数には差があるので、取り扱い説明書をよく読んで本数を確認しましょう。

ペグが破損したときに備えて、念のために予備で多めに準備しておくのもポイントですよ。

②使用目的に合った長さを選ぼう

長いペグと短いペグを並べる

販売されているペグの多くは、15〜40cm以上まで幅広く展開されており、使用目的によってそれぞれ適した長さが異なります。

ペグの長さの目安

  • 一般的なキャンプ用のテント:20〜30cm程度
  • ソロキャンプや登山で使用するテント:15〜20cm程度
  • タープのメインロープ:40cm以上
  • タープのサブロープ:30〜40cm程度

何を設営するかはもちろん、環境によって長さを変えることで安定感が増すので、購入する前にどの長さが適しているのかを把握しておきましょう。

③ヘッドの面積が広いほうが打ち込みやすい

ペグのヘッド部分を5種類並べる

ペグのタイプによってそれぞれヘッドの形状や面積も異なります。

特に打撃面の広さは打ち込みやすさに大きく影響し、幅が15mm程度のペグは高く振り上げても狙いが定めやすく、力が加わりやすいので打ち込みやすさを重視する人は打撃面の広さで選ぶのがポイントです。

また、打撃面が平らなモデルは打ち込んだときにハンマーが滑りにくく、力が真っ直ぐ伝わりやすいのが魅力。丸よりも四角い形状のほうが視覚的に狙いやすくなるのでより打ち込みやすくなりますよ。

④硬い地面には耐久性のある鉄や鍛造がおすすめ

鉄素材とチタン素材のペグを2本並べる

ペグを打ち込む地面によって適した素材やタイプは異なりますが、中でも高強度で耐久性が高いのは鍛造や鉄でできたペグです。

芝生などの整備された地面はもちろん、砂利や多少の石を含んだ硬めの土でも破損しにくく、しっかりと刺し込むことができます。

しかし、砂浜や雪原などの非常にやわらかい地面では抜けやすく、V・Y字などの地中との設置面積が大きいペグのほうが摩擦によって抜けにくくなるのでおすすめです。

⑤便利な追加機能にも注目しよう

フックや収納ケースなどプラスの機能4種類

ペグはモデルによって、より使いやすさを求めた以下のような追加機能を採用しているものもあります。

ペグの追加機能

  1. ペグのフック
  2. ハンマーフック用の穴
  3. 反射材ロープ
  4. 収納ケース

ペグのフック

ペグにフックが搭載されていると、打ち込むときはフックまで部分まで打ち込むことで抜けることを防止できます。また、ペグ同士でペグを抜くこともできます。

ハンマーフック用の穴

ペグハンマーのフック用の穴があると、打ち込んだペグに引っ掛けることで抜きやすくなり撤収作業の効率が格段に上がります。

反射材ロープ

反射材が入ったロープがペグのヘッドについているモデルもあります。これは夜でも視認性が高く、躓いて怪我をするリスクが減るのが魅力です。

収納ケース

収納ケースが付属していると使わないときに小さくまとめることができるため、収納スペースを取らずに済みます。

ペグの人気おすすめランキング

ここではさまざまな検証や耐久試験を通して感じた使い心地をもとに独自に評価したランキングをご紹介!

ただし、「選び方」の項目で述べたとおり、使用する場所や重視するポイントによっておすすめのペグは変わるので、以下のランキングはあくまで目安とお考えください。

長さ別にアイテムをチェックしたい方は、以下のリンクから移動できます。

【通常サイズ3〜4人以下のテント向け】長さ25センチ以下の人気おすすめランキング

1位

ogawa 鍛造ペグ 18cm

総合評価

★★★★★★★★★★ 4.3

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★5
  • 耐久性 ★4
  • 洗いやすさ ★4
  • プラスの機能性 ★3
タイプ鍛造ペグ
素材クロムモリブテン鋼
形状円形
長さ18cm
打撃面幅20mm
重量215g
本数1本
ハンマーフック用の穴
フックの有無
反射材ロープの有無×
収納ケースの有無×

小さいながらも打ち込みやすく、最もバランスの取れたペグ

落ち着いたデザインと確かな耐久性で多くの人気テントやタープを世に出している、ogawaの鍛造ペグ18cm。

他の鍛造ペグと比べると短いサイズ感で持ち運びしやすく、先端に向かって細くなる独特な形状が特徴。

ogawaのペグを打ち込んでいる

ピンペグをより厚くしたような特徴的なヘッド形状で非常に狙いやすく、グングンと地面に入っていき高評価。大きな力を加えずに深くまで入りました。やや滑りやすさはありますが、比較的回りにくく扱いやすい印象です。強度を検証する耐久試験では226.9kgの負荷に耐える平均以上の耐久力で高い評価を獲得。ゴム製はもちろん、スチール製のハンマーで何度打ち込んでも傷は見られません。

ogawaのフックにペグハンマーを引っ掛ける

胴体部は丸く、短めに設計されているので洗う時間はさほどかかりません。先端も丸みを帯びているので安全にお手入れができました。機能性としてはハンマーフック用の穴とフックが設けられていますが、フック用の穴はモデルによってフックが入らないので、フック先端が大きめなハンマーを使用する人は注意しましょう。

2位

MSR サイクロンステイク

総合評価

★★★★★★★★★★ 4.1

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★5
  • 耐久性 ★4
  • 洗いやすさ ★2
  • プラスの機能性 ★3
タイプY字ペグ
素材アルミ
形状Y字
長さ25cm
打撃面幅13mm
重量35g
本数1本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無×
反射材ロープの有無
収納ケースの有無×

若干の洗いにくさはあるものの、非常に打ち込みやすい

テントからクックウェア、スノーツールまで豊富なラインナップを扱うMSRのサイクロンステイク。

その名のとおり渦形状を取り入れたアルミ素材のY字ペグで、レッドカラーの採用で見つけやすいのもポイントなモデル。

サイクロンステイクを打ち込んでいる

打面はそれなりに大きく狙いやすいうえ、打ち込むたびにしっかりと地面へ刺さっていきました。打面の側面にかけての傾斜がないので滑りやすさはあまり感じられず、サイクロン形状が功を奏したのかほとんど回りません。

また、耐久試験では251.1kgの負荷に耐えており、強度性にも優れているのがポイント。複数回打ち直しても打撃面の消耗はありませんでした。

サイクロンステイクの反射材ロープをペグハンマーに引っ掛ける

ただしサイクロン形状で地面への密着度が高いからか汚れがつきやすく、溝が多いので指を渦状の側面に沿うようになぞりながら洗うといった工夫が必要です。

機能性としては反射材入りロープのみが該当。フックや穴はないものの、これを使用することでペグ抜きは可能なうえ、素手でも抜きやすく感じました。視認性も高いのが◎。

3位

YOGOTO ペグ 20cm

総合評価

★★★★★★★★★★ 4

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
  • 耐久性 ★4
  • 洗いやすさ ★3
  • プラスの機能性 ★5
タイプ鍛造ペグ
素材スチール
形状円形
長さ20cm
打撃面幅15mm
重量185g
本数4本
ハンマーフック用の穴
フックの有無
反射材ロープの有無
収納ケースの有無

全体的にバランスが良く、機能性も高い良コスパモデル

リーズナブルな価格でありながらも、あるとうれしい機能性を搭載したギアを多数販売しているYOGOTOのペグ20cm。

ペグが4本セットになっているだけでなく、自在金具や持ち運びやすい収納ケースが付属しています。

YOGOTOのペグを打ち込んでいる

打撃面積はほどほどなサイズ感で狙いやすさはまずまずですが、地面への入りやすさは良好。短めなので少ない回数で深くまで入ります。若干滑りやすさを感じるものの、回りにくく安定した角度で打ち込むことができました。

また、耐久試験では353.7kgの負荷に耐える高強度を示し高評価となっています。打撃面の消耗もほとんど見られず、力強くペグ打ちしても長く使用できそうな印象。

YOGOTOのフックにペグハンマーを引っ掛ける

胴体部が丸く短いため短時間でお手入れができますが、先端は鋭利なので洗いやすい反面、怪我には注意が必要です。

今回検証した機能性を唯一コンプリートしており、多機能さが魅力的。フック用の穴とフック、ロープなど抜くときの方法にバリエーションがあり、収納もしやすいのは大きなポイントです。

4位

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミV型ペグ23cm

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.7

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★3
  • 耐久性 ★5
  • 洗いやすさ ★2
  • プラスの機能性 ★3
タイプV字ペグ
素材アルミニウム
形状V字
長さ23cm
打撃面幅35mm
重量60g
本数1本
ハンマーフック用の穴
フックの有無×
反射材ロープの有無×
収納ケースの有無×

洗う際は怪我に注意が必要だが、圧倒的な耐久性で高評価を獲得

キャンプに必要なギアからコアなアイテムまでを余すことなく販売しているキャプテンスタッグのアルミV型ペグ。

アルミにアルマイト加工を施すことで錆びにくく、強度を向上させています。

アルミVペグを打ち込んでいる

打面が35mmとかなり広いので狙いやすいヘッドですが、ペグ先端が平らになっているので打ち込むたびに抵抗力が高まりかなり力が必要です。V字形状で角がしっかりとあるため比較的滑りにくく、ペグ自体がほとんど回ることなく打つことができました。

アルマイト加工が功を奏したのか、耐久試験では489kgまでの負荷に耐えることができ、今回検証したペグの中でもダントツの結果となりました。

アルミVペグにペグハンマーを引っ掛ける

他のペグに比べるとかなり凹凸が多く、ひとつひとつを指でなぞって土泥を落とす必要があります。先端は平らですが、全体的に角が鋭利なのでケガには注意しましょう。

機能としてはハンマーフック用の穴が設けられていますが、穴が小さいのでハンマーのモデルによってはフックが入らない場合がありました。

5位

Boundless Voyage チタンペグ 20cm

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.6

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★3
  • 耐久性 ★4
  • 洗いやすさ ★4
  • プラスの機能性 ★4
タイプピンペグ・丸型ペグ
素材チタン
形状円形
長さ24cm
打撃面幅7mm
重量342g
本数6本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無
反射材ロープの有無
収納ケースの有無

狙いにくさはあるも、軽量で丈夫なものがほしい人におすすめ

カトラリーやケトル、食器などチタン製で構成されたキャンプ用品を販売しているBoundless Voyageのチタンペグ。

高強度かつ軽量で錆びない魅力を持ち合わせ、20cmから40cmまで幅広いニーズに合ったサイズラインナップを展開しています。

BoundlessVoyageのチタンペグを打ち込んでいる

あまり力を入れずともそれなりに刺さりますが、打撃面が小さく狙いにくさがあるのでハンマーを高めに振り上げて力を入れるときは気を使いました。打ち込むたびに多少ペグが回ることはありましたが大きな回りはなく、打撃時の滑りにくさが感じられました。

力強くペグ打ちしても打撃面・ペグ先端ともに損傷はほとんど見受けられず、さすがはチタン製といったところ。耐久試験では210.5kgまで耐え、強度も高めな結果に。

BoundlessVoyageのチタンペグにペグハンマーを引っ掛ける

本体下部には3つの浅めな溝がありますが、土汚れは比較的落ちやすく、短時間で洗い落とせました。先端は丸く、子供が洗うときも安心です。

また、今回検証した機能性の中でハンマーフックの穴以外は持ち合わせており、機能性は優秀。コンパクトに持ち運べる収納袋も付属しているのがポイントです。

6位

ユニフレーム ちびペグ

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.5

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★3
  • 耐久性 ★4
  • 洗いやすさ ★4
  • プラスの機能性 ★3
タイプピンペグ
素材アルミニウム
形状ピン
長さ0.8cm
打撃面幅18mm
重量5g
本数10本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無
反射材ロープの有無×
収納ケースの有無×

コンパクトながら耐久力があり、スカート留めなどに最適

火を扱うギアが多く、金属製アイテムの強度が高いことに定評のあるユニフレームのちびペグ。

直径わずか0.8cmと非常に小さく、スタッキングすることができ、持ち運びのしやすさに長けたコンパクトモデル。

ちびペグを打ち込んでいる

今回検証したペグの中では最小で狙いにくさはありますが、大きく振り上げずとも簡単に地面に刺さりました。ただやはり全体面積が小さいから打ち込むと回りやすく、調整が必要です。

小さいながらも耐久試験では212.4kgの負荷に耐えることができ、高い評価を獲得。複数回打ち直してもヘッドが下がることなく、安定感を持って打ち込めます。

ちびペグにペグハンマーを引っ掛ける

洗いにくい凹凸がなく、小さいだけあって洗う時間もほとんど必要ありませんでした。鋭利な箇所もないので安全です。

機能性としてはフックのみを搭載。短いので手で強く引っ張れば簡単に抜けるお手軽さは魅力です。

7位

ユニフレーム(UNIFLAME) パワーペグSUS 200

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.4

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
  • 耐久性 ★3
  • 洗いやすさ ★3
  • プラスの機能性 ★3
タイプピンペグ
素材ステンレス
形状ピン
長さ20cm
打撃面幅6mm
重量70g
本数1本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無
反射材ロープの有無×
収納ケースの有無×

ピンペグの中では最も打ち込みやすく、扱いやすい

焚き火台やランタン、コンロといった火を扱うギアをメインに販売しているユニフレームのパワーペグSUS 200。

フック部分に平打ち加工を施したスマートなデザインとなっており、コンクリートブロックをも貫く強靭なステンレスを使用しています。

パワーペグを打ち込んでいる

平打ち加工によってピンペグとしては打面が広いので、かなり狙いやすくなっています。その分だけ刺さりやすくなり、少ない回数で深くまで打ち込めました。打ち込んでも大きく回ることはありませんが、多少の滑りやすさは目立ちます。

耐久試験では177.2kgの負荷まで耐えることができ、平均的とはいえ強度は高いといえるでしょう。かなり強めに打ち込んでも非常に小さな傷がつく程度で凹む様子はなし。

パワーペグをペグハンマーに引っ掛ける

汚れが少し落ちにくい印象を受けながらも、ヘッド以外は丸くなっているため洗いやすさは良好。先端は平坦になっているため安全性も確保されています。

ただし機能面ではフックのみと多機能ではありません。使用するうえで問題はありませんが、ハンマーによっては抜きにくさを感じるかもしれません。

8位

ogawa Pペグ 22

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.3

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
  • 耐久性 ★3
  • 洗いやすさ ★2
  • プラスの機能性 ★3
タイプピンペグ
素材プラスチック
形状円形
長さ22cm
打撃面幅17mm
重量27g
本数5本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無
反射材ロープの有無×
収納ケースの有無×

強度はいまいちな反面、打面が広くかなり狙いやすい

信頼性のある高い品質で長きにわたって愛されている国内ブランド、ogawaのPペグ。

ガラスの250倍以上もの強度を誇るポリカーボネートを採用した、高強度なプラスチックペグとなっています。

Pペグを打ち込んでいる

円形かつ広めな打面で振りかぶっても打撃面を捉えやすく、しっかりと力を加えられました。プラスチック製でありながらもかなり入りやすかったです。打ち込んでも大きくペグが回ることはなかったものの、多少の修正は必要でした。

耐久試験では67.1kgの負荷まで耐えており、プラスチック製としてはまずまずといったところ。頑丈とまではいえないものの、何度打ち込んでも損傷はあまり気になりません。

Pペグをペグハンマーに引っ掛ける

しかし、溝が多いうえに深さがあるため多少の洗いにくさが気になりました。汚れは比較的落ちやすい印象ですが、先端が鋭利なので気をつける必要もあります。

機能性はフックのみの搭載。多機能ではないものの、カラーがオレンジと見やすいので視認性は高く、プラスチックペグとしては高い評価となりました。

9位

MSR(エムエスアール) グランドホグステイク

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.3

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
  • 耐久性 ★3
  • 洗いやすさ ★2
  • プラスの機能性 ★3
タイプY字ペグ
素材アルミ
形状Y字
長さ19cm
打撃面幅11mm
重量13g
本数1本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無×
反射材ロープの有無
収納ケースの有無×

多少の洗いづらさはあるも、打ち込みやすさは優秀

軽量で使い勝手の良い登山向けのアイテムを展開している、MSRのグランドボグステイク。

重量わずか13gとかなり軽く、視認性の高いレッドカラーを取り入れています。

グランドホグステイクを打ち込んでいる

力が伝わりやすく少ない回数で深くまで刺さるうえ、打ち込んでもほとんど回ることなくY字形状の恩恵を感じました。しかし全体的な面積が少ないので視覚的な狙いにくさがあり大きく振りあげづらく、多少の滑りやすさもあります。

耐久性を測定する試験においては118.4kgまでの負荷に耐えることができ、まずまずといったところ。強く打ち込んでも打撃面とペグ先端には大きな損傷は見られませんでした。

グランドホグステイクをペグハンマーで引っ掛ける

凹凸が多いので溝に土泥が溜まりやすく、乾いた土は落としにくい印象。先端は些細な丸みはありますが、どちらかといえば尖っているので怪我の危険性が低いとはいえません。

機能としては反射材入りロープのみが採用されており、本体がレッドカラーであるのも相まってかなり目立ちます。ロープがあることでハンマーのペグ抜きフックが使えて、機能性は高めです。

10位

ユニフレーム(UNIFLAME) ステンレスペグ

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.3

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
  • 耐久性 ★3
  • 洗いやすさ ★2
  • プラスの機能性 ★3
タイプピンペグ
素材ステンレス
形状ピン
長さ19.4cm
打撃面幅21mm
重量50g
本数6本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無
反射材ロープの有無×
収納ケースの有無×

打ち込み時に力は必要な反面、刺さったあとの安定感は良好

今や焚き火台の大定番「焚き火グリル」を主役に、焚き火テーブルやグリルなど数多くの人気アイテムを取り扱うユニフレームのステンレスペグ。

スタッキングしやすい平たい形状を取り入れたステンレスペグで、6本セットが1000円台で購入できるリーズナブルなベグです。

ステンレスペグを打ち込んでいる

打面が横に広い形状で狙いやすさはありますが、なかなか地面に入らずかなり力が必要。しかし、どれだけ力を加えて打ち込んでも滑りにくく回る様子はまったくないので、一度刺さってしまえば安定感は抜群でした。

耐久試験では76.2kgの負荷で曲がってしまい、あまり強度が高いとはいえない結果に。しかし、このタイプのペグは打ち込むたびにヘッドが下がりがちですが、それがあまり感じられませんでした。

ステンレスペグをペグハンマーで引っ掛ける

先端が丸みを帯びているのでガシガシと洗っても怪我の心配は少ないものの、溝が多いため洗いにくさがあります。

唯一の機能であるフックは他のペグに比べて短く、横幅が広いゆえにガイロープを捉えやすい反面、抜きにくさを感じました。

11位

コールマン(Coleman) ジュラルミンYペグ

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.3

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
  • 耐久性 ★3
  • 洗いやすさ ★3
  • プラスの機能性 ★2
タイプY字ペグ
素材アルミ
形状Y字
長さ18cm
打撃面幅10mm
重量13g
本数6本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無×
反射材ロープの有無×
収納ケースの有無×

洗うときに多少工夫は必要なものの、打ち込みやすさは◎

ユーザー層に捉われないアイテム数で世界的に人気の高いコールマンのジュラルミンYペグ。

ロープと本体がコールマンカラーとされる赤で統一されたスタイリッシュなデザインで、同ブランドのアイテムで揃えたい人にはもってこいなモデルです。

ジュラルミンYペグを打ち込んでいる

打面サイズは10mmと小さくはありませんが、円形に比べると面積が少ないため狙いにくさはあります。しかし、一度の打撃で安定して自立するほど刺しこむことができ、ハンマーも滑りにくい印象。Y字なので回ることもほとんど回ることはありませんでした。

耐久試験では61.8kgの負荷で曲がる結果となり、強度が高いとはあまりいえません。力強く打ち込むと、打撃面に多少の凹みができる点もあり中間的な評価に。

ジュラルミンYペグをペグハンマーで引っ掛ける

溝が多いですが汚れが落ちやすく、洗う時間はほとんどかかりませんでした。先端も鋭利すぎず安全で、打ち込みやすさと洗いやすさを両立している絶妙な先端のように感じます。

しかし、今回検証ポイントとして挙げた機能性はどれも持ち合わせておらず、ロープはついているものの反射材はなし。本体からロープまで統一されたレッドカラーで視認性の良さがカバーできていますが、ランキング上位のペグと比較すると機能としては物足りませんでした。

12位

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ネイルペグ

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.3

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
  • 耐久性 ★3
  • 洗いやすさ ★3
  • プラスの機能性 ★2
タイプネイルペグ
素材スチール
形状円形
長さ25cm
打撃面幅13mm
重量100g
本数4本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無×
反射材ロープの有無×
収納ケースの有無×

打ち込みやすさ、耐久性ともにバランスの取れたペグ

初心者にも手に取りやすい価格帯で数多くのキャンプ用品を展開しているキャプテンスタッグのネイルペグ。

打撃面から先端へ向かって力が加わりやすいネイルペグをスチールで構成したモデルです。

ネイルペグを打ち込んでいる

打面+プラスチック部分があることで視覚的にかなり狙いやすく、力が加わりやすいので一度の打ち込みでしっかりと地面に刺さりました。衝撃をプラスチックが緩和しているのか滑りやすさは感じられず、多少の回りやすさだけが気になる印象。

ヘッドは打ち込むと多少傷が目立つものの、耐久試験では193.4kgの負荷にまで耐えることができ、耐久性は上々といったところ。

ネイルペグを2本揃えている

先端が尖り気味で怪我には十分注意する必要があります。先端手前が四角錐形状になっているため、少しだけ洗いにくさを感じました。

検証した機能性はどれも該当しませんでした。プラスチック部分をフックのように引っ掛けて抜くことは可能ですが、破損の恐れがあるのであまりおすすめしません。

ただ、ヘッド部分に空いた穴に同モデルの先端を刺すことができ、他のペグに比べて収納性が高いのは魅力です。

13位

ロゴス(LOGOS) Vペグ22cm

総合評価

★★★★★★★★★★ 2.9

  • 打撃面の打ち込みやすさ ★3
  • 耐久性 ★3
  • 洗いやすさ ★2
  • プラスの機能性 ★3
タイプV字ペグ
素材スチール
形状V字
長さ22cm
打撃面幅9mm
重量48g
本数4本
ハンマーフック用の穴×
フックの有無
反射材ロープの有無×
収納ケースの有無×

回りにくく角度を直す必要はないが、打面の狙いにくさがネック

鮮やかなカラーリングとカジュアルなデザインが魅力なブランド、ロゴスのVペグ22cm。

ヘッドに突起部分を採用することで、ペグ打ちをしたときにどこに刺したかわからなくなりやすいVペグの弱点を改善しています。

Vペグを打ち込んでいる

細長く設計された打面はかなり狙いにくく、うまい具合にハンマーに当たらなかったり、滑ったりと打ち込みにくさがありました。ただ、地中でのグリップ力は高く一度刺さると回らない安定感があります。

打ち込みによる損傷はあまり感じられないものの、耐久試験においては65.7kgの負荷で曲がってしまうという結果に。

Vペグをペグハンマーで引っ掛ける

先端が丸いので洗うときに怪我の心配は少ないですが、溝が深いため指でなぞって洗う必要があります。汚れ自体は落ちやすいものの、多少の手間がかかりました。

機能性はフックのみ。短めなので引っ掛けて抜くには多少短さを感じます。しかし、細めに作られているので、ハンマーフックや穴が入りやすく抜きやすさは良好です。

14位

    Soomloom ステンレスペグ20cm

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 2.7

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★2
    • 耐久性 ★3
    • 洗いやすさ ★4
    • プラスの機能性 ★3
    タイプピンペグ
    素材ステンレス
    形状ピン
    長さ20cm
    打撃面幅7mm
    重量55g
    本数8本
    ハンマーフック用の穴×
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    耐久性と安全性に優れ、複数予備を用意したい方におすすめ

    手に取りやすい価格設定で高いコストパフォーマンスが特徴のブランド、soomloomのピンペグ20cm。

    錆びにくいステンレス製を使ったピンタイプで、8本入りと16本入りのどちらも2000円を下回る良コスパなペグです。

    ステンレス製ピンペグを打ち込んでいる

    打面は小さく狙いやすいとはいえませんが、ヘッドの先端が外に飛び出しすぎていないかかしっかりと力は伝わります。ただ、打ち込むたびに若干ペグが回りやすく、その都度修正が必要で手間に感じました。

    ペグ自体に太さがあり、耐久試験では174.4kgまでの負荷に耐えることができました。何度打ち込んでも曲がる様子はなく、耐久性も安心感があります。

    ステンレス製ピンペグをペグハンマーで引っ掛ける

    一方、洗いやすさや汚れの落ち具合は良く、すぐにきれいになります。先端は丸く、怪我の心配も少ないのはポイント。

    ピンペグなのでフックのみの搭載で、多機能とはいえません。この価格で8本入っているのは魅力的なので、とりあえず手頃に複数本欲しいという方におすすめです。

    15位

    スノーピーク(Snow Peak) ジュラルミンペグ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 2.6

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★2
    • 耐久性 ★3
    • 洗いやすさ ★3
    • プラスの機能性 ★3
    タイプピンペグ
    素材ジェラルミン
    形状ピン
    長さ21cm
    打撃面幅6mm
    重量19.5g
    本数1本
    ハンマーフック用の穴×
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    耐久性は伸び悩むが、狙いやすく初心者でも扱いやすいピンペグ

    高品質かつ革新的なデザインのアイテムで初心者からベテランまで人気の高い国内ブランド、スノーピークのジュラルミンペグ。

    シンプルな形状のピンペグに軽量で耐久性の高いジュラルミンを採用しています。

    スノーピークジュラルミンペグを打ち込んでいる

    ピンペグにしては打面が大きいのでハンマーを振り上げても狙いやすいものの、勢いよく振るにはやや細く気を使いました。最初の打ち込みで回りやすい印象ですがその後は安定。打面が細いピンペグゆえに、滑りやすさが目立ちました。

    打ち込みによるヘッドの消耗はあまり目立たなかったものの、耐久試験では71.5kgの負荷で曲がってしまい、まずまずな耐久性といったところ。

    スノーピークジュラルミンペグをペグハンマーで引っ掛ける

    全体的に丸い形状なのでかなり洗いやすく、汚れも落ちやすいのはポイントです。先端がやや鋭利なので多少の注意は必要になります。

    また、フックのみの搭載で機能は少なめ。フックがあるのでペグ抜きは比較的やりやすいですが、全体的に無難な印象です。

    16位

    コールマン(Coleman) アルミピンペグ 21cm

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 2.2

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★2
    • 耐久性 ★2
    • 洗いやすさ ★3
    • プラスの機能性 ★3
    タイプピンペグ
    素材アルミ
    形状ピン
    長さ21cm
    打撃面幅5mm
    重量6g
    本数6本
    ハンマーフック用の穴×
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    打ち込みやすくフックもあるが、狙いやすさや耐久性はそこそこ

    5種類ものペグを販売し、ユーザーのニーズに寄り添ったギアが人気を集めるコールマンのアルミピンペグ。

    わずか5mmと比較的細めなモデルで、発色のいいピンクカラーを取り入れ、目に入りやすくなっています。

    コールマンアルミピンペグを打ち込んでいる

    かなり細いのであまり抵抗力を感じることもなく地面へと刺さっていきましたが、打面が小さいうえに打ち込むとヘッドがブレるので狙いにくさがありました。打撃面積が小さく、丸みを帯びているので滑りにくさもあまりない印象。

    強く打ち込むと塗装が剥がれてしまい、小さめの傷もいくつか見られました。耐久試験では21.2kgの負荷で曲がってしまい、強度としての評価はあまり高いとはいえません。

    コールマンアルミピンペグをペグハンマーで引っ掛ける

    細く丸いためかなり洗いやすく、発色のいいカラーで汚れが残っているか一目でわかるのはポイント。先端はやや尖っているので気をつけながら洗う必要があります。

    機能性としてはフックのみが該当しており、決して多機能ではありません。フック自体は比較的小さめなので、深くまで打ち込みすぎると抜くときに掘り返して抜く必要がありそうです。

    17位

    キャプテンスタッグ アルミ丸棒ペグ 18cm

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 2.2

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★2
    • 耐久性 ★2
    • 洗いやすさ ★3
    • プラスの機能性 ★3
    タイプピンペグ・丸型ペグ
    素材アルミ
    形状ピン
    長さ18cm
    打撃面幅6mm
    重量15g
    本数4本
    ハンマーフック用の穴×
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    コスパが高いが、強度にやや不安が残る

    機能性の高いギアをラインアップしているキャプテンスタッグのアルミ丸ペグ18cm。

    軽量で使いやすいアルミ製ピンペグで、4本セットになって400円台というコスパの良さが特徴です。

    キャプテンスタッグアルミ丸ペグを打ち込んでいる

    打撃面は細く、短めなので決して狙いやすいわけではなく、比較的滑りやすいです。その反面、細いゆえに打ち込むときの抵抗は少なく、地面に入るにつれて打面が回りやすかったです。

    耐久試験では22.3kgの負荷で曲がってしまい、決して強度が高いとはいえませんでした。手で曲げられるほどの硬さで、打ち込み時は曲がりやすさも感じられました。

    キャプテンスタッグアルミ丸ペグをペグハンマーで引っ掛ける

    乾いた土汚れは落ちやすく、洗いやすいです。先端は多少尖っているため注意は必要ですが、全長が短いので洗う時間はほとんどかかりません。

    プラスの機能性は備えておらず、打ち込むことだけに着目したシンプルな形状で多機能さはないので、手頃に複数本のペグがほしい場合におすすめです。

    【大型サイズ5〜6人以上のテントやタープ向け】長さ26センチ以上の人気おすすめランキング

    続いてはツールームテントやシェルターのような大型テントやタープでの使用に向いている長さ26センチ以上のペグをランキングでご紹介! デュオやファミリーキャンプをされる方、必見です。

    1位

    コールマン(Coleman) スチールソリッドペグ30cm

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 4.2

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★5
    • 耐久性 ★4
    • 洗いやすさ ★3
    • プラスの機能性 ★3
    タイプ鍛造ペグ
    素材スチール
    形状楕円形
    長さ30cm
    打撃面幅25mm
    重量190g
    本数1本
    ハンマーフック用の穴
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    打面が広いうえに平面で、かなり打ち込みやすい

    コールマンが販売するペグの中でも人気の高い鍛造製モデル、スチールソリットペグ30cm。

    20cmと30cmのラインナップを揃えておけば手持ちのペグに統一性を持たせられます。

    コールマンスチールソリッドペグを打ち込んでいる

    かなり打撃面積が広く作られており、振り上げても狙いやすいうえに打ち込むたびに確実に刺さっていきました。打面は角がついているため滑りにくく、ほとんど回ることなく深くまで打ち込むことができます。

    強度を計測する耐久試験では371kgの負荷に耐え、頑丈性も高い結果となりました。砂利の地面に数回打ち込んでも全体的に傷がつきにくかったのがポイント。

    コールマンスチールソリッドペグをペグハンマーで引っ掛ける

    先端は若干尖っているので注意が必要ですが、胴体部が丸いので洗いやすさがありました。汚れも比較的落ちやすい印象です。

    機能は鍛造ペグがほとんど持ち合わせているハンマーフック用の穴とフックのみ。フックまで刺しても穴が露出するように作られているので、抜く工程も手軽に行えました。

    2位

    スノーピーク ソリッドステーク 30cm

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.9

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
    • 耐久性 ★4
    • 洗いやすさ ★4
    • プラスの機能性 ★3
    タイプ鍛造ペグ
    素材スチール(S55C,黒電着塗装
    形状円形
    長さ30cm
    打撃面幅15mm
    重量180g
    本数1本
    ハンマーフック用の穴
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    打ち込みやすさはさることながら、洗うときの安全にも配慮

    国内メーカーの中でも高い人気を得ている、スノーピークのソリッドステーク。

    鍛造ペグの代名詞とされるほどの人気があるモデルで、20・30・40・50cmとサイズラインナップが豊富なのも魅力です。

    スノーピークソリッドステークを打ち込んでいる

    15mmの打面は狙いやすく、力を加えやすいので少ない打ち込みでもかなり差し込むことができました。ごく稀に回ることはあるものの、滑りにくくこまめな調整も必要なしで、全体的に高い評価です。

    砂利状の地面に複数回打ち込んでも傷はほとんど確認できず、耐久試験では302.2kgの負荷にまで耐えました。ヘッド部分の損傷がかなり少ない点もポイントです。

    スノーピークソリッドステークをペグハンマーで引っ掛ける

    サッと土汚れを落とすことができ、撤収後も余裕を持ってお手入れができる印象。先端は丸くなっているので、怪我のしにくさへの配慮もされていました。

    ハンマーフック用の穴とフックを機能として持ち合わせていて、今回検証したうちの2つが該当。打ちやすく抜きやすいバランスの取れたペグです。

    3位

    村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cm

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.8

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
    • 耐久性 ★4
    • 洗いやすさ ★3
    • プラスの機能性 ★3
    タイプ鍛造ペグ
    素材S55Cスチール
    形状楕円形
    長さ28cm
    打撃面幅17mm
    重量190g
    本数8本
    ハンマーフック用の穴
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    地面への食いつき、耐久性共に安心感のある定番モデル

    新潟県燕三条で生まれたリーズナブルかつ使い勝手のいいアイテムを販売するブランド、村の鍛冶屋のエリッゼステーク28cm。

    18・28・38・48cmと豊富なサイズ展開とカラーラインナップが魅力の人気鍛造ペグです。

    村の鍛冶屋エリッゼステークを打ち込んでいる

    ヘッドからフックまで並行に伸びた楕円形状の打面は丸だけのヘッドよりも視覚的に狙いやすく、振り上げても狙ったところに打ち込むことができます。深くまで打ち込んでも回ることはほとんどなく、ぐんぐんと刺さっていきました。

    なお、耐久試験でも337.5kgまでの負荷に耐えることができ高い評価になりました。打ち込んでいる際に石にあたっても先端の損傷は少なく、比較的頑丈という印象です。

    村の鍛冶屋エリッゼステークをペグハンマーで引っ掛ける

    胴体部が四角くなっているので食いつきがいい反面、丸いものに比べると洗う工程は多かったです。しかし汚れは落ちやすく、先端も尖ってないため安全性が高いのがポイント。

    フックやハンマーフック用の穴を搭載し、機能性としては十分な印象。2本を重ねる形で収納できる形状に作られているので、かさばりにくいのは魅力的でした。

    4位

    ロゴス(LOGOS) Xステン タフネスベースペグ 30cm

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.7

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★5
    • 耐久性 ★3
    • 洗いやすさ ★2
    • プラスの機能性 ★3
    タイプピンペグ
    素材ステンレス
    形状円形
    長さ20cm
    打撃面幅18mm
    重量104g
    本数1本
    ハンマーフック用の穴
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    ペグがまったく回らず打面も広いが、洗いにくい形状

    特徴的な形状のペグを複数展開している、ロゴスのXステン タフネスベースペグ 30cm。

    先端からヘッドにかけて凹凸のあるX形状を採用し、素材には使用シーンに左右されにくいステンレスを用いています。

    ロゴスXステンタフネスベースペグを打ち込んでいる

    打撃面積が広いので振り上げても狙いやすいうえに、一度の打ち込みでかなり差し込むことができました。打面の側面に向かってしっかりと角があるので滑りにくく、何度打ち込んでもまったく回らないので高評価という結果に。

    耐久試験では138.5kgの負荷で曲がってしまい、上位商品に比べるとやや強度は低い印象。石混じりの地面で使用すると、ごく小さな傷は見られますが簡単に曲がることはなさそうです。

    ロゴスXステンタフネスベースペグをペグハンマーで引っ掛ける

    ペグとしての機能は高い反面、回りにくさを上げるための凹凸は洗いにくさを感じました。溝が深く汚れやすいので、しっかりと洗う必要があります。

    機能性はハンマーフック用の穴とフックを搭載しています。穴は広く作られているので、フックがついているハンマーなら比較的どのモデルでも対応可能な印象です。

    5位

    キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 鍛造ソリッドペグ300UA-4502

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.5

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★4
    • 耐久性 ★4
    • 洗いやすさ ★3
    • プラスの機能性 ★3
    タイプ鍛造ペグ
    素材
    形状円形
    長さ30cm
    打撃面幅12mm
    重量188g
    本数1本
    ハンマーフック用の穴
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    耐久性に優れつつ、打ち込みやすさも優秀なペグ

    シンプルながらも機能的なギアをラインアップしている、キャプテンスタッグの鍛造ソリッドペグ。

    重量はあれど強度に優れた鉄を使用した鍛造ペグで、ヘッド下の部分が太くなっている一風変わった形状のモデルです。

    キャプテンスタッグ鍛造ソリッドペグを打ち込んでいる

    打面はほどよいサイズ感で、狙いやすさはまずまず。振り上げてもしっかりと捉えることはできますが、多少の入りにくさを感じました。打ち込んで序盤は少し回ることもありましたが、深く入るにつれてまったく回らず高評価。

    耐久試験でも217.6kgの負荷まで耐えて平均を上回る強度を発揮。石にぶつかっても曲がることはなく、硬い地面でも問題なく使える耐久性があるといえます。

    キャプテンスタッグ鍛造ソリッドペグをペグハンマーで引っ掛ける

    ヘッド下部以外は丸形状で洗いやすいものの、先端はやや尖り気味で怪我に注意する必要がありそうです。ヘッド下部は溝が浅いので、比較的土汚れが落ちやすい印象でした。

    ハンマーフック用の穴とフックが搭載されているので、撤収はスムーズに行えます。ヘッド下部の凹凸で固定力が高いので手ではかなり抜きにくく、ハンマーについているペグ抜き機能がないと抜きにくいです。

    6位

    大創産業ダイソー 鉄製ペグ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.4

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★3
    • 耐久性 ★4
    • 洗いやすさ ★3
    • プラスの機能性 ★3
    タイプピンペグ
    素材
    形状円形
    長さ30cm
    打撃面幅15mm
    重量183g
    本数1本
    ハンマーフック用の穴×
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    打面が丸く滑りやすいが、耐久性で高い評価を獲得

    最近ではお値段以上の魅力的なキャンプ用品を多数売り出している、大創産業ダイソーの鉄製ペグ。

    鉄製ながらも税込220円と非常に安く、暗所で光って見やすいペグマーカーも採用しています。

    ダイソー鉄製ペグを打ち込んでいる

    打撃時の抵抗力はあまり大きくなく、打ち込むたびにしっかりと入っていきましたが、打面がかなり丸く滑りやすさが目立ちました。打撃面積は大きめなため狙いにくさはあまり感じられないものの、ハンマーが滑って怪我をしないように気をつけましょう。

    数回打ち直しても曲がることはおろか打面や胴体部の損傷もほとんどなく、耐久試験では328.5kgもの負荷に耐えることができ、かなり頑丈で強度が高いといえます。

    ダイソー鉄製ペグをペグハンマーで引っ掛ける

    先端が平らながらも角がやや危ない印象。胴体部は丸くツルッとした材質のため、汚れが落ちやすいですが先端を洗うときは注意しましょう。

    今回検証した機能の中ではフックしか搭載していませんが、蓄光性ベグマーカーが採用されているので暗くなっても視認性が高いです。手頃な価格で間に合わせのペグがほしい方には特におすすめしたいモデルです。

    7位

    ロゴス(LOGOS) アイアンスチールペグ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 3.1

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★3
    • 耐久性 ★3
    • 洗いやすさ ★4
    • プラスの機能性 ★3
    タイプピンペグ
    素材スチール
    形状ピン
    長さ30cm
    打撃面幅6mm
    重量50g
    本数4本
    ハンマーフック用の穴×
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    打ち込みにくさが感じられたものの、洗いやすさはピカイチ

    明るい印象のギアが多く、ファミリー層や女性キャンパーから高い支持を得ているロゴスコーポレーションのLOGOSアイアンスチールペグ。

    直径7mmの極太スチールを採用したことで、優れた耐久性を持つピンペグに仕上がっています。

    ロゴスアイアンスチールペグを打ち込んでいる

    ヘッドの縦面積は長いものの、横幅が狭く狙いにくい印象。打撃面の側面は丸みを帯びているので、滑りやすさも目立ちました。しかし、直径7mmの胴体部が太く、しっかりと土と密着しているのかほとんど回らずスムーズに打ち込むことができます。

    強度のあるスチール製であるものの長さがあるためか、耐久試験では123.3kgの負荷で曲がり評価は伸び悩みました。

    ロゴスアイアンスチールペグをペグハンマーで引っ掛ける

    非常に評価が高かったのは、土汚れの落ちやすさ。全体的に丸い形状なうえにツルツルとした表面になっているので汚れが落ちやすく、先端も尖っていないので安全性が確保されていました。

    機能面としてはフックのみで多機能ではありませんが、ピンペグタイプで高強度かつ長いペグが欲しい方にはおすすめです。

    8位

    キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) サンドペグ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 2.8

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★3
    • 耐久性 ★3
    • 洗いやすさ ★1
    • プラスの機能性 ★3
    タイプサンドペグ
    素材プラスチック
    形状ピン
    長さ30.5cm
    打撃面幅21mm
    重量55g
    本数1本
    ハンマーフック用の穴×
    フックの有無
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    打面が広く打ち込みやすいが、凹凸が多く洗いにくい

    豊富なペグのラインナップを展開しているキャプテンスタッグのサンドペグ。

    砂浜ややわらかい雪上でのキャンプに最適な凹凸の多い形状を取り入れているモデルで、フックが2つついているので抜きやすくなっています。

    キャプテンスタッグサンドペグを打ち込んでいる

    今回検証したのは砂混じりな地面であったものの、比較的入っていきやすさを感じました。打面がかなり広いため狙いやすく、ストレートに力が加わります。滑りにくさも良好ですが、打ち込んでいくと多少回りやすさはありました。

    耐久試験では74.5kgの負荷で曲がってしまい、強度としてはやや不安が残る結果に。砂利混じりの地面では先端が多少潰れてしまったので、やはりやわらかい地面での使用を推奨します。

    キャプテンスタッグサンドペグをペグハンマーで引っ掛ける

    やわらかい地面用に作られているためかなり溝が多く、お手入れはかなり手間がかかりました。先端はプラスチック製のため怪我の危険性が高いわけではありませんが、尖っているため注意は必要です。

    ヘッドに2つのフックが設けられている以外の機能性はありませんでした。多機能ではないものの、フックが2つあることでシーンによって使い分けができるのはポイントです。

    9位

    キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スパイラルペグ

    総合評価

    ★★★★★★★★★★ 2.4

    • 打撃面の打ち込みやすさ ★2
    • 耐久性 ★3
    • 洗いやすさ ★2
    • プラスの機能性 ★2
    タイプスクリューペグ
    素材
    形状ピン
    長さ46cm
    打撃面幅80mm
    重量330g
    本数1本
    ハンマーフック用の穴×
    フックの有無×
    反射材ロープの有無×
    収納ケースの有無×

    強度が高く、やわらかい地面におすすめ

    充実したキャンプ用品のラインナップと高いコストパフォーマンスで人気のある、キャプテンスタッグのスパイラルペグ。

    ペグハンマーを必要としない螺旋形状のペグで、砂浜などのやわらかい地面に適しています。

    キャプテンスタッグスパイラルペグを地面に刺している

    検証地の地面が一般的なキャンプ場のような地面だったため、うまく差し込むことができず検証を断念。

    耐久試験では193.3kgまでの負荷に耐えることができ、平均よりも高い強度という結果になりました。適した地面ではなかったため上手く刺しこめず何度も試したものの、硬めの地面でも先端の損傷はほとんどない印象。

    キャプテンスタッグスパイラルペグの先端

    螺旋形状のため、洗う際にはくるくると回しながら洗うといった工夫が必要ですが、土汚れは比較的簡単に落ちていきます。しかし、先端がかなり鋭利なので怪我に気をつけながら洗いましょう。

    今回検証した中での機能性においては、ペグハンマーで打ち込むタイプのペグではないため、どれも該当せず。しかし、ねじ込むときに握るグリップ部分は比較的大きく、握りやすさを感じました。

    ペグ全26商品を徹底比較検証

    検証した26アイテムをシートの上に並べる

    テントやタープの固定になくてはならない、小さくとも頼りになる設営アイテムのペグ。

    今回はさまざまなブランドが販売しているペグの中から4つの検証のポイントをもとに、どれが使いやすいのかを徹底検証してみました!

    ぜひ付属するペグからステップアップするときなど、ペグ選びの参考にしてみてください。

    検証ポイント①ペグの打ち込みやすさ

    2種類のペグハンマーで2種のペグを打ち込んでいる

    ひとつ目の検証ポイントとして、以下の3つの項目に着目しながらペグの打ち込みやすさをチェックしました。

    検証ポイント①

    1. 打撃面の打ち込みやすさ
    2. ハンマーが滑りにくいか
    3. ペグが回らないか

    ペグハンマーで打ち込むときの打撃面の打ち込みやすさと滑りにくさは、テントを設営するときの負担に大きく関わるポイント。

    打ち込んでいるときにペグが回るとその都度真っ直ぐに調整する手間がかかってしまうので、回りにくさにも注目して検証しました。

    検証ポイント②耐久性

    ペグを検証している様子

    続いて検証したのが耐久性です。ペグは季節や環境によって硬い地面に刺す場合があり、ときには曲がって使い物にならなくなることも。

    今回はそんなペグ自体の強度についても3点曲げ試験を実施して、何キロまでの負荷に耐えられるのかを計測していきました。

    検証ポイント③洗いやすさ

    ペグを水で洗い流している様子

    ペグに土をつけたまま保管すると錆びの原因になるので、使用後にはしっかりと洗う必要があります。しかし、洗いにくいと撤収に時間がかかってしまうので、洗いやすさは密かに重要な要素です。

    実際にペグ打ちをしたときの土を洗って土・泥の落ちやすさや洗いやすさ、洗うときの安全性を重視して検証していきました。

    検証ポイント④プラスの機能性

    フックや収納ケースなどプラスの機能4種類

    ペグは地面に刺してテントやタープを固定する役割ですが、モデルによってはプラスαな機能を備えているものがあります。

    検証ポイント③

    1. ハンマーフック用の穴の有無
    2. フックの有無
    3. 反射材入りロープの有無
    4. 収納ケースの有無

    今回は上記の4点に絞って細かく見ていきました。プラス機能があるだけで、ペグとしての使い勝手が良くなるので注目したいポイントです。

    ペグの正しい使い方

    手に持った鍛造ペグ

    ペグはテントやタープが倒壊しないように支えてくれる役割がありますが、間違った使い方をするとその安定感が低くなってしまいます。

    安全にキャンプをするためにも、今のうちから正しい使い方をチェックしておきましょう。

    ペグを打つとき

    ペグは地面に対して斜め45〜60度で打とう

    ペグを打つときの角度

    ペグを打ち込むときは地面に対して斜め45~60度の角度を保ち、ガイロープはペグに対して90度になるように打ち込むのがポイントです。

    この角度を保って打ち込むことで、ペグの埋まっている部分が地中で抵抗力を生み出し、強風にも耐えやすくなります。

    また、ペグはフック部分まで打ち込むと抵抗力が増して、より抜けにくくなりますよ。

    持ちやすい位置でハンマーを持つ

    ペグハンマーでペグを打つ

    ペグハンマーは握りやすくフィット感が感じられる位置を持つと、ペグにしっかり力を伝えて打ち込むことができます。

    ペグが一度の打撃で深く入り込むだけでなく、狙ったところを外して怪我をするリスクも下げられるのがポイント。

    ストラップ付きのハンマーであれば、すっぽ抜ける可能性も低くなるので、ストラップ搭載のモデルでは必ず装着しましょう。

    ペグを抜くとき

    ペグの直線上に真っ直ぐ抜く

    ペグのフックにペグハンマーを引っ掛ける

    ペグを抜くときは、ペグに対して垂直に引っ張るように抜くのがコツです。

    垂直以外の角度から抜こうとすると抵抗力が加わって抜けにくく、怪我をしてしまう場合があります。

    地面が硬い場合や凍って抜けない場合は、ペグを回すと地面とペグとの間に隙間が生まれて抜けやすくなるので、無理に引っ張って怪我をしないように気をつけましょう。

    ペグを使った便利なテクニック

    クロス打ち

    ペグとロープでクロス打ち

    鍛造ペグやネイルペグなどの硬い地面に適したペグを、砂浜のようなやわらかい地面に打ち込まなければならないシーンでは2本のペグを交差させて打ち込むのもひとつの手段です。

    クロスさせてペグ打ちすると強度が増すので、やわらかい地面でも抵抗力が強くなるだけでなく、風が強い日にも効果的ですよ。

    L字打ち

    ペグとロープでL字打ち

    区画が決まっているサイトやテント同士の間隔が狭くなる人気キャンプ場では、ガイロープを伸ばして張ることが難しい場合があります。

    そんなときにおすすめなのがL字打ち。上の写真のようにペグを2本使ってL字に打ち込むと、長さと強度を保ちながらもサイトのフリースペースを確保できるのがポイントです。

    ペグで蚊取り線香を立てる方法

    ペグで蚊取り線香を立てる

    蚊取り線香は付属のスタンドで使用するのが一般的ですが、一部のモデルには蚊取り線香スタンドとして使うことができるものがあり、簡単に設置箇所を増やすことができます。

    蚊取り線香の中心にペグを通して深めに打ち込み、フック部分に蚊取り線香を固定する地面と並行に設置できます。

    灰受けがなく燃え尽きた蚊取り線香は地面に落ちてしまうため、下にはアルミホイルなどを敷いておきましょう。

    ▼蚊取り線香ホルダーについて詳しくはこちら

    ペグが曲がってしまったらハンマーで叩く

    曲がったペグをペグハンマーで打つ

    地面が硬すぎたり、地中に石が埋まっていたりなどの理由で場合によってはペグが曲がってしまうことがあります。

    アルミペグのような比較的やわらかい材質のペグは、ハンマーで打ち付けることによって曲がりを解消することができますよ。

    また鉄製のペグはハンマーでも修正できないので、丸型のロープ止めに曲がった部分を押し立てて体重をかけることで直すことが可能です。

    しかし、力が入って怪我をする恐れもあるので、軍手などを使用するようにしましょう。

    ▼ペグとロープのテクニックについて詳しくはこちら

    ペグと併せて買いたい便利ツール

    ペグハンマー

    スノーピークのペグハンマー

    テントやタープを設営する際にペグと一緒に購入しておきたいのは、ペグハンマーです。

    ここでは、他の記事で実際に使用して検証したランキング上位3アイテムを紹介します。

    1位

    エリッゼステーク アルティメットハンマー

    ヘッド素材 ヘッド先端:真鍮orステンレス、ヘッド本体:鉄+カチオン塗装or鉄+クロームメッキ塗装
    重量570g
    打撃面サイズ3.5cm
    ヘッド幅3.5cm
    全長 10.2×30.3cm
    滑り止め-
    すっぽ抜け防止ベルト
    ホール
    フック
    ヘッド交換
    2位

    ロゴス パワーペグハンマー

    ヘッド素材
    重量680g
    打撃面サイズ4cm
    ヘッド幅4cm
    全長11.5×30.5cm
    滑り止め
    すっぽ抜け防止ベルト
    ホール
    フック
    ヘッド交換-
    3位

    snowpeak ペグハンマー PRO.C

    ヘッド素材 ヘッド先端:銅、ヘッド本体:スチール
    重量 670g
    打撃面サイズ3.5cm
    ヘッド幅3.5cm
    全長12×φ3.5×29cm
    滑り止め
    すっぽ抜け防止ベルト
    ホール
    フック
    ヘッド交換

    ▼ペグハンマー人気おすすめランキングの記事はこちら

    ペグハンマーの代用品は?

    斧でペグを打つ様子

    キャンプは持ち物が多いので、うっかりペグハンマーを忘れてしまったことがあるという方も多いのではないでしょうか。

    そんなときに代用品となるのが、以下の5つ。

    ペグハンマーの代用品

    • ゴムハンマー
    • 石頭ハンマー

    ゴムハンマーや石頭ハンマー、斧はペグハンマーに比べて安く、ホームセンターでも購入しやすい代用品ですが、ペグ抜き機能がついていない場合が多いのでペグを抜くときは多少苦労します。

    薪や石などでもペグを打つことはできますが、打面が必ずしもフラットではないので怪我やペグが破損する恐れがあるので十分注意が必要です。

    安全性や打ち込みやすさ・抜きやすさを求めるならば、やはりペグハンマーを忘れないことが重要ですね。

    ペグケース

    YOGOTOのペグをペグケースに入れる

    ペグはテントやタープによって十数本ほど必要になる場合が多く、収納が大変なアイテムでもあります。

    ペグを収納するケースを用意しておくと撤収時もまとめやすく、持ち運びも簡単。なかにはペグ同士がぶつかって傷つかないように、感覚を保って収納できるものもあるのでぜひチェックしておきましょう。

    TENT FACTORY(テントファクトリー) ペグキャリーケース1 MG TF-CSP-C1

    素材ポリエステル
    サイズ32×15cm

    Hilander(ハイランダー) ハードペグケース タン T-320TN

    素材スチール
    サイズ33.5×8.5×13.5cm

    ▼ペグケースについて詳しくはこちら

    テントロープ

    テントロープを3つ並べる


    テントロープはペグと同じ本数を用意しておきたい、設営時の重要アイテムです。

    テントやタープの強度を上げるために追加して使用する場合や、ロープが破損してしまったときのことを考慮し、ペグと一緒に余分に用意しておくと安心ですね。

    ペグの人気売れ筋ランキング

    Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるペグの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!

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