本記事は、CAMP HACKが検証結果をもとに独自で制作したものです。コンテンツの制作やランキングの選定にブランドは一切関与していません。
検証ポイント
ペグの人気26製品を用意し、筆者が実際に使用して比較・検証しました。
1.ペグの打ち込みやすさ
実際にペグを打ち込んで、「打撃面の打ち込みやすさ」「ハンマーの滑りにくさ」「ペグが回らないか」を検証しました。
2. 耐久性
素材の耐久度を計測する3点曲げ試験を実施し、ストローク(ひずみ)が10mmに達したときの試験力(負荷)を計測しました。
3. 洗いやすさ
泥や土がついた状態で水洗いをし、「汚れの落ちやすさ」や「洗いやすさ」、「安全性」について検証しました。
4. プラスの機能性
打ち込むだけでなく、ペグ抜きをするときに便利な「ハンマーフック用の穴」や「フックの有無」、持ち運びやすい「収納ケースの有無」や「反射材ロープ」の有無についても確認しました。
ペグとは?
ペグとはテントやタープを張るときに、ロープを地面へ固定するのに必要な杭です。
その形状や素材はさまざまなので、どのようなペグがあるのかを知って自分のスタイルや好みに合ったモデルを選ぶのがおすすめ!
まずペグにはどのような種類があるのかを見ていきましょう。
代表的なペグの種類と特徴
ペグは、大きく6つの種類に分けられます。ペグの種類によって、特徴や向いている地面が異なります。
持ち運びのしやすさや丈夫さなど、重視するポイントを押さえながらよく行くキャンプの地面に合わせて決めると選びやすくなりますよ。
ペグがテントやタープの設営に必要な理由とは?
ペグは風でテントやタープが飛ばされたり、倒壊したりしないためにも必須です。
ペグな無しでテントやタープを使用したり刺していないと、風に飛ばされて周囲に危険を及ぼしてしまいます。
そのため、キャンプ場の地面に合ったペグを選び、正しく刺し込む必要があります。
100均やホームセンターのペグは安くてコスパが良い?
100円均一のペグは、なんといっても安価なのが魅力。その反面、耐久性に劣る部分もあるので、製品によっては使い方に注意が必要です。
また、ホームセンターで販売されている工事用ペグは一般的に砂地などの地面がやわらかいサイトには不向きなうえ、重量もあるため持ち運びやすいとはいえません。
さまざまな地面での対応力や重量を考えると、テントやタープを固定する上ではアウトドアブランドのペグのほうが適しているといっていいでしょう。
ペグの選び方
タイプや素材など多種多様なペグが販売されているため、自分に合ったペグをどう選べばいいのか迷ってしまうという人は、以下のポイントに注目。
ランキングをチェックする前に、ペグの選び方について見ていきましょう。
①必要本数を確かめよう
設営するテントやタープによって必要なペグの本数は変わってきます。
・ドームテント:16本以上
・タープ:10本程度
テント・タープの種類やメーカーによって使用する本数には差があるので、取り扱い説明書をよく読んで本数を確認しましょう。
ペグが破損したときに備えて、念のために予備で多めに準備しておくのもポイントですよ。
②使用目的に合った長さを選ぼう
販売されているペグの多くは、15〜40cm以上まで幅広く展開されており、使用目的によってそれぞれ適した長さが異なります。
・ソロキャンプや登山で使用するテント:15〜20cm程度
・タープのメインロープ:40cm以上
・タープのサブロープ:30〜40cm程度
何を設営するかはもちろん、環境によって長さを変えることで安定感が増すので、購入する前にどの長さが適しているのかを把握しておきましょう。
③ヘッドの面積が広いほうが打ち込みやすい
ペグのタイプによってそれぞれヘッドの形状や面積も異なります。
特に打撃面の広さは打ち込みやすさに大きく影響し、幅が15mm程度のペグは高く振り上げても狙いが定めやすく、力が加わりやすいので打ち込みやすさを重視する人は打撃面の広さで選ぶのがポイントです。
また、打撃面が平らなモデルは打ち込んだときにハンマーが滑りにくく、力が真っ直ぐ伝わりやすいのが魅力。丸よりも四角い形状のほうが視覚的に狙いやすくなるのでより打ち込みやすくなりますよ。
④硬い地面には耐久性のある鉄や鍛造がおすすめ
ペグを打ち込む地面によって適した素材やタイプは異なりますが、中でも高強度で耐久性が高いのは鍛造や鉄でできたペグです。
芝生などの整備された地面はもちろん、砂利や多少の石を含んだ硬めの土でも破損しにくく、しっかりと刺し込むことができます。
しかし、砂浜や雪原などの非常にやわらかい地面では抜けやすく、V・Y字などの地中との設置面積が大きいペグのほうが摩擦によって抜けにくくなるのでおすすめです。
⑤便利な追加機能にも注目しよう
ペグはモデルによって、より使いやすさを求めた以下のような追加機能を採用しているものもあります。
ペグのフック
ペグにフックが搭載されていると、打ち込むときはフックまで部分まで打ち込むことで抜けることを防止できます。また、ペグ同士でペグを抜くこともできます。
ハンマーフック用の穴
ペグハンマーのフック用の穴があると、打ち込んだペグに引っ掛けることで抜きやすくなり撤収作業の効率が格段に上がります。
反射材ロープ
反射材が入ったロープがペグのヘッドについているモデルもあります。これは夜でも視認性が高く、躓いて怪我をするリスクが減るのが魅力です。
収納ケース
収納ケースが付属していると使わないときに小さくまとめることができるため、収納スペースを取らずに済みます。
ペグの人気おすすめランキング
ここではさまざまな検証や耐久試験を通して感じた使い心地をもとに独自に評価したランキングをご紹介!
ただし、「選び方」の項目で述べたとおり、使用する場所や重視するポイントによっておすすめのペグは変わるので、以下のランキングはあくまで目安とお考えください。
長さ別にアイテムをチェックしたい方は、以下のリンクから移動できます。
▼長さ25センチ以下の人気おすすめランキングを見る
▼長さ26センチ以上の人気おすすめランキングを見る
【通常サイズ3〜4人以下のテント向け】長さ25センチ以下の人気おすすめランキング
ogawa 鍛造ペグ 18cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.3
- 打撃面の打ち込みやすさ ★5
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★4
- プラスの機能性 ★3
タイプ | 鍛造ペグ |
---|---|
素材 | クロムモリブテン鋼 |
形状 | 円形 |
長さ | 18cm |
打撃面幅 | 20mm |
重量 | 215g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | ○ |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
小さいながらも打ち込みやすく、最もバランスの取れたペグ
落ち着いたデザインと確かな耐久性で多くの人気テントやタープを世に出している、ogawaの鍛造ペグ18cm。
MSR サイクロンステイク
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.1
- 打撃面の打ち込みやすさ ★5
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★2
- プラスの機能性 ★3
タイプ | Y字ペグ |
---|---|
素材 | アルミ |
形状 | Y字 |
長さ | 25cm |
打撃面幅 | 13mm |
重量 | 35g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | × |
反射材ロープの有無 | ○ |
収納ケースの有無 | × |
若干の洗いにくさはあるものの、非常に打ち込みやすい
テントからクックウェア、スノーツールまで豊富なラインナップを扱うMSRのサイクロンステイク。
YOGOTO ペグ 20cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 4
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★5
タイプ | 鍛造ペグ |
---|---|
素材 | スチール |
形状 | 円形 |
長さ | 20cm |
打撃面幅 | 15mm |
重量 | 185g |
本数 | 4本 |
ハンマーフック用の穴 | ○ |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | ○ |
収納ケースの有無 | ○ |
全体的にバランスが良く、機能性も高い良コスパモデル
リーズナブルな価格でありながらも、あるとうれしい機能性を搭載したギアを多数販売しているYOGOTOのペグ20cm。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミV型ペグ23cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.7
- 打撃面の打ち込みやすさ ★3
- 耐久性 ★5
- 洗いやすさ ★2
- プラスの機能性 ★3
タイプ | V字ペグ |
---|---|
素材 | アルミニウム |
形状 | V字 |
長さ | 23cm |
打撃面幅 | 35mm |
重量 | 60g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | ○ |
フックの有無 | × |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
洗う際は怪我に注意が必要だが、圧倒的な耐久性で高評価を獲得
キャンプに必要なギアからコアなアイテムまでを余すことなく販売しているキャプテンスタッグのアルミV型ペグ。
Boundless Voyage チタンペグ 20cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.6
- 打撃面の打ち込みやすさ ★3
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★4
- プラスの機能性 ★4
タイプ | ピンペグ・丸型ペグ |
---|---|
素材 | チタン |
形状 | 円形 |
長さ | 24cm |
打撃面幅 | 7mm |
重量 | 342g |
本数 | 6本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | ○ |
収納ケースの有無 | ○ |
狙いにくさはあるも、軽量で丈夫なものがほしい人におすすめ
カトラリーやケトル、食器などチタン製で構成されたキャンプ用品を販売しているBoundless Voyageのチタンペグ。
ユニフレーム ちびペグ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 打撃面の打ち込みやすさ ★3
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★4
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | アルミニウム |
形状 | ピン |
長さ | 0.8cm |
打撃面幅 | 18mm |
重量 | 5g |
本数 | 10本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
コンパクトながら耐久力があり、スカート留めなどに最適
火を扱うギアが多く、金属製アイテムの強度が高いことに定評のあるユニフレームのちびペグ。
ユニフレーム(UNIFLAME) パワーペグSUS 200
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | ステンレス |
形状 | ピン |
長さ | 20cm |
打撃面幅 | 6mm |
重量 | 70g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
ピンペグの中では最も打ち込みやすく、扱いやすい
焚き火台やランタン、コンロといった火を扱うギアをメインに販売しているユニフレームのパワーペグSUS 200。
ogawa Pペグ 22
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.3
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★2
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | プラスチック |
形状 | 円形 |
長さ | 22cm |
打撃面幅 | 17mm |
重量 | 27g |
本数 | 5本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
強度はいまいちな反面、打面が広くかなり狙いやすい
信頼性のある高い品質で長きにわたって愛されている国内ブランド、ogawaのPペグ。
MSR(エムエスアール) グランドホグステイク
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.3
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★2
- プラスの機能性 ★3
タイプ | Y字ペグ |
---|---|
素材 | アルミ |
形状 | Y字 |
長さ | 19cm |
打撃面幅 | 11mm |
重量 | 13g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | × |
反射材ロープの有無 | ○ |
収納ケースの有無 | × |
多少の洗いづらさはあるも、打ち込みやすさは優秀
軽量で使い勝手の良い登山向けのアイテムを展開している、MSRのグランドボグステイク。
ユニフレーム(UNIFLAME) ステンレスペグ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.3
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★2
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | ステンレス |
形状 | ピン |
長さ | 19.4cm |
打撃面幅 | 21mm |
重量 | 50g |
本数 | 6本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
打ち込み時に力は必要な反面、刺さったあとの安定感は良好
今や焚き火台の大定番「焚き火グリル」を主役に、焚き火テーブルやグリルなど数多くの人気アイテムを取り扱うユニフレームのステンレスペグ。
コールマン(Coleman) ジュラルミンYペグ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.3
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★2
タイプ | Y字ペグ |
---|---|
素材 | アルミ |
形状 | Y字 |
長さ | 18cm |
打撃面幅 | 10mm |
重量 | 13g |
本数 | 6本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | × |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
洗うときに多少工夫は必要なものの、打ち込みやすさは◎
ユーザー層に捉われないアイテム数で世界的に人気の高いコールマンのジュラルミンYペグ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ネイルペグ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.3
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★2
タイプ | ネイルペグ |
---|---|
素材 | スチール |
形状 | 円形 |
長さ | 25cm |
打撃面幅 | 13mm |
重量 | 100g |
本数 | 4本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | × |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
打ち込みやすさ、耐久性ともにバランスの取れたペグ
初心者にも手に取りやすい価格帯で数多くのキャンプ用品を展開しているキャプテンスタッグのネイルペグ。
ロゴス(LOGOS) Vペグ22cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.9
- 打撃面の打ち込みやすさ ★3
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★2
- プラスの機能性 ★3
タイプ | V字ペグ |
---|---|
素材 | スチール |
形状 | V字 |
長さ | 22cm |
打撃面幅 | 9mm |
重量 | 48g |
本数 | 4本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
回りにくく角度を直す必要はないが、打面の狙いにくさがネック
鮮やかなカラーリングとカジュアルなデザインが魅力なブランド、ロゴスのVペグ22cm。
Soomloom ステンレスペグ20cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.7
- 打撃面の打ち込みやすさ ★2
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★4
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | ステンレス |
形状 | ピン |
長さ | 20cm |
打撃面幅 | 7mm |
重量 | 55g |
本数 | 8本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
耐久性と安全性に優れ、複数予備を用意したい方におすすめ
手に取りやすい価格設定で高いコストパフォーマンスが特徴のブランド、soomloomのピンペグ20cm。
スノーピーク(Snow Peak) ジュラルミンペグ
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.6
- 打撃面の打ち込みやすさ ★2
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | ジェラルミン |
形状 | ピン |
長さ | 21cm |
打撃面幅 | 6mm |
重量 | 19.5g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
耐久性は伸び悩むが、狙いやすく初心者でも扱いやすいピンペグ
高品質かつ革新的なデザインのアイテムで初心者からベテランまで人気の高い国内ブランド、スノーピークのジュラルミンペグ。
コールマン(Coleman) アルミピンペグ 21cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.2
- 打撃面の打ち込みやすさ ★2
- 耐久性 ★2
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | アルミ |
形状 | ピン |
長さ | 21cm |
打撃面幅 | 5mm |
重量 | 6g |
本数 | 6本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
打ち込みやすくフックもあるが、狙いやすさや耐久性はそこそこ
5種類ものペグを販売し、ユーザーのニーズに寄り添ったギアが人気を集めるコールマンのアルミピンペグ。
キャプテンスタッグ アルミ丸棒ペグ 18cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.2
- 打撃面の打ち込みやすさ ★2
- 耐久性 ★2
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ・丸型ペグ |
---|---|
素材 | アルミ |
形状 | ピン |
長さ | 18cm |
打撃面幅 | 6mm |
重量 | 15g |
本数 | 4本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
コスパが高いが、強度にやや不安が残る
機能性の高いギアをラインアップしているキャプテンスタッグのアルミ丸ペグ18cm。
【大型サイズ5〜6人以上のテントやタープ向け】長さ26センチ以上の人気おすすめランキング
続いてはツールームテントやシェルターのような大型テントやタープでの使用に向いている長さ26センチ以上のペグをランキングでご紹介! デュオやファミリーキャンプをされる方、必見です。
コールマン(Coleman) スチールソリッドペグ30cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 4.2
- 打撃面の打ち込みやすさ ★5
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★3
タイプ | 鍛造ペグ |
---|---|
素材 | スチール |
形状 | 楕円形 |
長さ | 30cm |
打撃面幅 | 25mm |
重量 | 190g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | ○ |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
打面が広いうえに平面で、かなり打ち込みやすい
コールマンが販売するペグの中でも人気の高い鍛造製モデル、スチールソリットペグ30cm。
スノーピーク ソリッドステーク 30cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.9
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★4
- プラスの機能性 ★3
タイプ | 鍛造ペグ |
---|---|
素材 | スチール(S55C,黒電着塗装 |
形状 | 円形 |
長さ | 30cm |
打撃面幅 | 15mm |
重量 | 180g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | ○ |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
打ち込みやすさはさることながら、洗うときの安全にも配慮
国内メーカーの中でも高い人気を得ている、スノーピークのソリッドステーク。
村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.8
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★3
タイプ | 鍛造ペグ |
---|---|
素材 | S55Cスチール |
形状 | 楕円形 |
長さ | 28cm |
打撃面幅 | 17mm |
重量 | 190g |
本数 | 8本 |
ハンマーフック用の穴 | ○ |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
地面への食いつき、耐久性共に安心感のある定番モデル
新潟県燕三条で生まれたリーズナブルかつ使い勝手のいいアイテムを販売するブランド、村の鍛冶屋のエリッゼステーク28cm。
ロゴス(LOGOS) Xステン タフネスベースペグ 30cm
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.7
- 打撃面の打ち込みやすさ ★5
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★2
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | ステンレス |
形状 | 円形 |
長さ | 20cm |
打撃面幅 | 18mm |
重量 | 104g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | ○ |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
ペグがまったく回らず打面も広いが、洗いにくい形状
特徴的な形状のペグを複数展開している、ロゴスのXステン タフネスベースペグ 30cm。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 鍛造ソリッドペグ300UA-4502
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.5
- 打撃面の打ち込みやすさ ★4
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★3
タイプ | 鍛造ペグ |
---|---|
素材 | 鉄 |
形状 | 円形 |
長さ | 30cm |
打撃面幅 | 12mm |
重量 | 188g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | ○ |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
耐久性に優れつつ、打ち込みやすさも優秀なペグ
シンプルながらも機能的なギアをラインアップしている、キャプテンスタッグの鍛造ソリッドペグ。
大創産業ダイソー 鉄製ペグ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.4
- 打撃面の打ち込みやすさ ★3
- 耐久性 ★4
- 洗いやすさ ★3
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | 鉄 |
形状 | 円形 |
長さ | 30cm |
打撃面幅 | 15mm |
重量 | 183g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
打面が丸く滑りやすいが、耐久性で高い評価を獲得
最近ではお値段以上の魅力的なキャンプ用品を多数売り出している、大創産業ダイソーの鉄製ペグ。
ロゴス(LOGOS) アイアンスチールペグ
総合評価
★★★★★★★★★★ 3.1
- 打撃面の打ち込みやすさ ★3
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★4
- プラスの機能性 ★3
タイプ | ピンペグ |
---|---|
素材 | スチール |
形状 | ピン |
長さ | 30cm |
打撃面幅 | 6mm |
重量 | 50g |
本数 | 4本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
打ち込みにくさが感じられたものの、洗いやすさはピカイチ
明るい印象のギアが多く、ファミリー層や女性キャンパーから高い支持を得ているロゴスコーポレーションのLOGOSアイアンスチールペグ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) サンドペグ
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.8
- 打撃面の打ち込みやすさ ★3
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★1
- プラスの機能性 ★3
タイプ | サンドペグ |
---|---|
素材 | プラスチック |
形状 | ピン |
長さ | 30.5cm |
打撃面幅 | 21mm |
重量 | 55g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | ○ |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
打面が広く打ち込みやすいが、凹凸が多く洗いにくい
豊富なペグのラインナップを展開しているキャプテンスタッグのサンドペグ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スパイラルペグ
総合評価
★★★★★★★★★★ 2.4
- 打撃面の打ち込みやすさ ★2
- 耐久性 ★3
- 洗いやすさ ★2
- プラスの機能性 ★2
タイプ | スクリューペグ |
---|---|
素材 | 鉄 |
形状 | ピン |
長さ | 46cm |
打撃面幅 | 80mm |
重量 | 330g |
本数 | 1本 |
ハンマーフック用の穴 | × |
フックの有無 | × |
反射材ロープの有無 | × |
収納ケースの有無 | × |
強度が高く、やわらかい地面におすすめ
充実したキャンプ用品のラインナップと高いコストパフォーマンスで人気のある、キャプテンスタッグのスパイラルペグ。
ペグ全26商品を徹底比較検証
テントやタープの固定になくてはならない、小さくとも頼りになる設営アイテムのペグ。
今回はさまざまなブランドが販売しているペグの中から4つの検証のポイントをもとに、どれが使いやすいのかを徹底検証してみました!
ぜひ付属するペグからステップアップするときなど、ペグ選びの参考にしてみてください。
検証ポイント①ペグの打ち込みやすさ
ひとつ目の検証ポイントとして、以下の3つの項目に着目しながらペグの打ち込みやすさをチェックしました。
ペグハンマーで打ち込むときの打撃面の打ち込みやすさと滑りにくさは、テントを設営するときの負担に大きく関わるポイント。
打ち込んでいるときにペグが回るとその都度真っ直ぐに調整する手間がかかってしまうので、回りにくさにも注目して検証しました。
検証ポイント②耐久性
続いて検証したのが耐久性です。ペグは季節や環境によって硬い地面に刺す場合があり、ときには曲がって使い物にならなくなることも。
今回はそんなペグ自体の強度についても3点曲げ試験を実施して、何キロまでの負荷に耐えられるのかを計測していきました。
検証ポイント③洗いやすさ
ペグに土をつけたまま保管すると錆びの原因になるので、使用後にはしっかりと洗う必要があります。しかし、洗いにくいと撤収に時間がかかってしまうので、洗いやすさは密かに重要な要素です。
実際にペグ打ちをしたときの土を洗って土・泥の落ちやすさや洗いやすさ、洗うときの安全性を重視して検証していきました。
検証ポイント④プラスの機能性
ペグは地面に刺してテントやタープを固定する役割ですが、モデルによってはプラスαな機能を備えているものがあります。
今回は上記の4点に絞って細かく見ていきました。プラス機能があるだけで、ペグとしての使い勝手が良くなるので注目したいポイントです。
ペグの正しい使い方
ペグはテントやタープが倒壊しないように支えてくれる役割がありますが、間違った使い方をするとその安定感が低くなってしまいます。
安全にキャンプをするためにも、今のうちから正しい使い方をチェックしておきましょう。
ペグを打つとき
ペグは地面に対して斜め45〜60度で打とう
ペグを打ち込むときは地面に対して斜め45~60度の角度を保ち、ガイロープはペグに対して90度になるように打ち込むのがポイントです。
この角度を保って打ち込むことで、ペグの埋まっている部分が地中で抵抗力を生み出し、強風にも耐えやすくなります。
また、ペグはフック部分まで打ち込むと抵抗力が増して、より抜けにくくなりますよ。
持ちやすい位置でハンマーを持つ
ペグハンマーは握りやすくフィット感が感じられる位置を持つと、ペグにしっかり力を伝えて打ち込むことができます。
ペグが一度の打撃で深く入り込むだけでなく、狙ったところを外して怪我をするリスクも下げられるのがポイント。
ストラップ付きのハンマーであれば、すっぽ抜ける可能性も低くなるので、ストラップ搭載のモデルでは必ず装着しましょう。
ペグを抜くとき
ペグの直線上に真っ直ぐ抜く
ペグを抜くときは、ペグに対して垂直に引っ張るように抜くのがコツです。
垂直以外の角度から抜こうとすると抵抗力が加わって抜けにくく、怪我をしてしまう場合があります。
地面が硬い場合や凍って抜けない場合は、ペグを回すと地面とペグとの間に隙間が生まれて抜けやすくなるので、無理に引っ張って怪我をしないように気をつけましょう。
ペグを使った便利なテクニック
クロス打ち
鍛造ペグやネイルペグなどの硬い地面に適したペグを、砂浜のようなやわらかい地面に打ち込まなければならないシーンでは2本のペグを交差させて打ち込むのもひとつの手段です。
クロスさせてペグ打ちすると強度が増すので、やわらかい地面でも抵抗力が強くなるだけでなく、風が強い日にも効果的ですよ。
L字打ち
区画が決まっているサイトやテント同士の間隔が狭くなる人気キャンプ場では、ガイロープを伸ばして張ることが難しい場合があります。
そんなときにおすすめなのがL字打ち。上の写真のようにペグを2本使ってL字に打ち込むと、長さと強度を保ちながらもサイトのフリースペースを確保できるのがポイントです。
ペグで蚊取り線香を立てる方法
蚊取り線香は付属のスタンドで使用するのが一般的ですが、一部のモデルには蚊取り線香スタンドとして使うことができるものがあり、簡単に設置箇所を増やすことができます。
蚊取り線香の中心にペグを通して深めに打ち込み、フック部分に蚊取り線香を固定する地面と並行に設置できます。
灰受けがなく燃え尽きた蚊取り線香は地面に落ちてしまうため、下にはアルミホイルなどを敷いておきましょう。
▼蚊取り線香ホルダーについて詳しくはこちら
ペグが曲がってしまったらハンマーで叩く
地面が硬すぎたり、地中に石が埋まっていたりなどの理由で場合によってはペグが曲がってしまうことがあります。
アルミペグのような比較的やわらかい材質のペグは、ハンマーで打ち付けることによって曲がりを解消することができますよ。
また鉄製のペグはハンマーでも修正できないので、丸型のロープ止めに曲がった部分を押し立てて体重をかけることで直すことが可能です。
しかし、力が入って怪我をする恐れもあるので、軍手などを使用するようにしましょう。
▼ペグとロープのテクニックについて詳しくはこちら
ペグと併せて買いたい便利ツール
ペグハンマー
テントやタープを設営する際にペグと一緒に購入しておきたいのは、ペグハンマーです。
ここでは、他の記事で実際に使用して検証したランキング上位3アイテムを紹介します。
エリッゼステーク アルティメットハンマー
ヘッド素材 | ヘッド先端:真鍮orステンレス、ヘッド本体:鉄+カチオン塗装or鉄+クロームメッキ塗装 |
---|---|
重量 | 570g |
打撃面サイズ | 3.5cm |
ヘッド幅 | 3.5cm |
全長 | 10.2×30.3cm |
滑り止め | - |
すっぽ抜け防止ベルト | ○ |
ホール | ○ |
フック | ○ |
ヘッド交換 | ○ |
ロゴス パワーペグハンマー
ヘッド素材 | 鋼 |
---|---|
重量 | 680g |
打撃面サイズ | 4cm |
ヘッド幅 | 4cm |
全長 | 11.5×30.5cm |
滑り止め | ◯ |
すっぽ抜け防止ベルト | ◯ |
ホール | ◯ |
フック | ◯ |
ヘッド交換 | - |
snowpeak ペグハンマー PRO.C
ヘッド素材 | ヘッド先端:銅、ヘッド本体:スチール |
---|---|
重量 | 670g |
打撃面サイズ | 3.5cm |
ヘッド幅 | 3.5cm |
全長 | 12×φ3.5×29cm |
滑り止め | ◯ |
すっぽ抜け防止ベルト | ◯ |
ホール | ◯ |
フック | ◯ |
ヘッド交換 | ◯ |
▼ペグハンマー人気おすすめランキングの記事はこちら
ペグハンマーの代用品は?
キャンプは持ち物が多いので、うっかりペグハンマーを忘れてしまったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
そんなときに代用品となるのが、以下の5つ。
ゴムハンマーや石頭ハンマー、斧はペグハンマーに比べて安く、ホームセンターでも購入しやすい代用品ですが、ペグ抜き機能がついていない場合が多いのでペグを抜くときは多少苦労します。
薪や石などでもペグを打つことはできますが、打面が必ずしもフラットではないので怪我やペグが破損する恐れがあるので十分注意が必要です。
安全性や打ち込みやすさ・抜きやすさを求めるならば、やはりペグハンマーを忘れないことが重要ですね。
ペグケース
ペグはテントやタープによって十数本ほど必要になる場合が多く、収納が大変なアイテムでもあります。
ペグを収納するケースを用意しておくと撤収時もまとめやすく、持ち運びも簡単。なかにはペグ同士がぶつかって傷つかないように、感覚を保って収納できるものもあるのでぜひチェックしておきましょう。
オレゴニアンキャンパー ラージマウスペグバッグR
素材 | TP-700 POLYESTER |
---|---|
サイズ | 50×16×4cm |
TENT FACTORY(テントファクトリー) ペグキャリーケース1 MG TF-CSP-C1
素材 | ポリエステル |
---|---|
サイズ | 32×15cm |
Hilander(ハイランダー) ハードペグケース タン T-320TN
素材 | スチール |
---|---|
サイズ | 33.5×8.5×13.5cm |
▼ペグケースについて詳しくはこちら
テントロープ
テントロープはペグと同じ本数を用意しておきたい、設営時の重要アイテムです。
テントやタープの強度を上げるために追加して使用する場合や、ロープが破損してしまったときのことを考慮し、ペグと一緒に余分に用意しておくと安心ですね。
ペグの人気売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるペグの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!
Amazon「テント用ペグ」売れ筋ランキング
楽天市場「ペグ」ランキング
Yahoo!ショッピング「アウトドア タープ、テントペグ」ランキング
※記事内で紹介している商品を購入した際、売上の一部がCAMP HACKに還元される場合があります。
※各商品に関する情報は、実際に商品を使用したうえでの見解に加え、ブランド・ECサイトなどの情報を参照して記載しています。
※掲載されている情報は、記事執筆時点でCAMP HACKが独自に調査したもの、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し、自動で生成しているものです。
掲載価格の変動や登録ミスなどの理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細などについては、各ECサイト・販売店・ブランドよりご確認ください。