車のプロが選んだ『アウトドアなクルマ』6車種はコレ。”ウェイク”から”ランクル60″まで!

クルマの趣味は、人ぞれぞれ。しかし、事アウトドア、特にキャンプとなればそれに合うクルマが存在する。今回はクルマのプロである中古車販売のフレックス・ドリーム谷崎氏に、アウトドアなクルマを選んでもらった。あなたの好みはどのクルマ?


アウトドアなクルマは、カッコよさで選ぶ?スペックで選ぶ?


アウトドアに出かけるなら、クルマは必須なわけだけど、あればいいってもんじゃない。スペックもそうだけど、やっぱり見た目も大事なファクター。自分の相棒となる一台を見つけたい!

そんなわけで、ある意味定番のゴツい”漢モノ”からスタイリッシュな”お澄まし系”まで集めてみた。

TOYOTA ランドクルーザー60


最終型でも30年が経過するクラシックモデルの60(ロクマル)だが、今なお現役バリバリ! 角張ったデザインはアウトドアシーンで『映え』ること請け合いで、所有しているだけでは許されず「遊びに行こう!」と急かされるようなクルマ。無機質な‟物“ではなく‟相棒”と呼べる存在となりそうだ。

今なお、日本はもちろん海外にも根強いファンが多く存在するロクマル。ステーションワゴン(乗用車)としてのテイストを積極的に取り入れたモデルであり、パワステ、エアコン、パワーウインドウを装備する個体がほとんど。

「クラシック」と聞くと所有を躊躇してしまいそうだが、そこまで神経質になる必要はない。事実‟日常のアシ“としてお使いのユーザーも多く存在する。「どんな場所であっても、人や物を運び、帰ってくることが必然であるクルマ」がランクルに課せられた使命であり、その信頼性の高さは古いロクマルであっても同じ。

綺麗にリメイクするもよし、ヤレ感を楽しむのも趣があって一興。趣味のアウトドアシーンはもちろんライフスタイルを彩る『ギア』のひとつとしてラフに付き合うのがクール!


MITSUBISHI デリカD5


アウトドアレジャーにこれ程直結した1BOXを他に知らない。CMのコピーそのままだが「ミニバンじゃ辿り着けない」走破性と「SUVじゃ積み切らない」ユーティリティ性を併せ持つ。

デリカの歴史は古く今年で生誕50周年を迎えるが、4WDがラインナップされたのは2代目『スターワゴン』から。それから現在に至るまで、キープコンセプトを貫く生粋のアウトドア車と言える。

『アウトドア(レジャー)用のミニバン』とコンセプトが明確でファンも多い。デリカだけを乗り継いでいるというリピーターも多く存在するほどだ。

特にファミリー層からの人気は絶大で、何故ライバルメーカーが対抗馬を立てないのか不思議なくらい。傾斜角45°のスロープを登るデモンストレーションをご覧になったことがある方もいると思うが、AWC(All Wheel Control)という思想の下に搭載される独自の4WDシステムは、パリダカやWRCと言ったレースシーンからのフィードバックによるもので、‟ホンモノ“と呼べる悪路走破性を持っている。もはや1BOX(ミニバン)×4WD=デリカD5と言う方程式に異を唱える者はいないだろう。

他のミニバンにも‟4WD“は設定されているが履いているタイヤサイズに注目して欲しい。凹凸など障害物回避に必要なボディ(車軸、デフなど)と地面とのクリアランスは、タイヤの直径が握っているが、これだけ大きなクロカン4WD同等サイズのタイヤを履いているミニバンは他には存在しない。

TOYOTA ハイエース200系


この変幻自在な四角い箱は標準、ワイドミドル、ワイドスーパーロングと大枠で言えば3種類のサイズに大別できる。最小の標準ボディでも他を圧倒する室内空間を有し、大抵の遊び道具は余裕で飲み込む。4WDが選択出来るのも◎だ。

アフターマーケットのパーツが驚くほど豊富にあり、カスタムによって自身の使い方へアジャストする事ができるのだ。車中泊仕様のベースにも最適。

毎回‟テトリス“の様に荷物の形を考えながら積み込む手間から解放されたいなら「ハイエース」が断然おすすめだ。圧倒的に広い室内空間(カーゴスペース)は、順序など考えず無造作に荷物を積み込んでも余りあるほど。

また広さだけが売りではなく、もともとビジネスシーンでの活躍を目的としたシンプルなパッケージは、カスタムカーのベースには持って来い! 200系ハイエース用パーツの豊富さは圧巻で、考え得るニーズはほぼ網羅されている。それらのパーツを組み合わせて自分専用のオンリーワンな1台を作る事ができるのも魅力のひとつ。

丈夫でライフスパンの長い「ハイエース」は世界各国でも人気が高く、これはリセールにも有利で何年乗っても何万キロ乗っても手放す際に0円という事はまずないと言うのもうれしい。

TOYOTA ハイラックスピックアップ


現在国内で販売されている唯一の自家用4WDトラック! 購入を検討している方はきっと「遊びの達人」だとお察しする。もしくは乗れば自然と「遊びの達人」になれる(ハズ?)! ラダーフレーム構造の堅牢なボディは、本格的なクロカン走行も可能だ。アウトドアのどんな場面だって裏切られる事はないはずだ。

国内では13年のブランクを経て復活を遂げたハイラックス。これは復活を望むコアなユーザーの声があったからに他ならない。トラックを所有した事がある方は分かると思うが、運転席に座ると自然と「遊び」に駆り立てられる。決してオフィスに行きたくはならない(笑)。

‟トラック“と聞くと「働くクルマでしょ」と家庭に迎え入れるのに抵抗がある方もいるだろうが、インフラの行き届いていない国ではもちろん、モータリゼーションの最先端アメリカでもトラックのステータスは上位。考えるとトラックは乗員と荷物を別空間にセパレート出来る贅沢な乗り物とも言えるのだ。

ハイラックスが4WDであることもアウトドアユースでは重要なポイント。システムは本格的なクロスカントリー走行もこなすLoモード付のパートタイム方式で海でも山でも、夏でも冬でも様々なシチュエーションに対応できてしまうクルマだ。

現在国内メーカーで新車購入できる4WDトラックは、このハイラックス一択のみ。


DAIHATSU ウェイク


室内高の1,455ミリは現行モデルの軽自動車ではNo1! 荷室に至っては仕切りのデッキを外すことで1,485ミリ(2WD)の高さを確保した。

シートレイアウトも多彩でユーティリティ性はピカイチ。撥水加工されたシートや濡れたままでも気にせず乗車可能なイージーケアフロアなど、アウトドアでの使用が十分に想定されている。日常の足としてだけでは勿体ない立派なアウトドア車だ。

ウェイク最大の魅力は、車中泊をも可能にした広い室内空間にある。シートレイアウトをフルフラットにすれば大人2人が十分横になる事ができるし、片側だけをフラットにして自転車を2台積めるほどの広大なラゲッジスペースを作り出すことだって可能。

さらに工夫を凝らした収納スペースが各所に設けられている。このバツグンな収納力は、アウトドアシーンで絶対アドバンテージとなる。様々な遊び道具を固定する為のホルダーや汚れてもOKなオールウェザータイプのフロアマットなど、明らかにレジャーでの使用を意識したオプションが多く揃っているあたりも、他の軽トールワゴンとは一線を画す。当然4WDモデルも選択できる。

グリーンやオレンジ、カーキ、ツートンなど楽しくなるようなボディカラーがラインナップされているのもアウトドア車選びの重要なファクターのひとつだ。軽自動車なので税金も安く、ターボエンジンでも23キロ/Lを超える燃費(カタログ値)は経済的で◎!

SUBARU レガシィアウトバック


高級SUV然とした佇まいだが、明らかに悪路走行を意識した車高、X-MODE付のシンメトリカルAWDは、アウトドアシーンでこそ本領が発揮されるクルマ。その運動神経抜群なことを主張せず、涼しい顔をしているところが良い意味で憎い。ラゲッジの容量も十分だ。

ジェントルな大人にサラリと乗りこなして欲しいアウトドア車。転ばぬ先の杖「アイサイト」も安全に気を配る大人の振る舞いと言える。

アウトドアユースに向いているか? と言う観点で話すには様々な要素が絡んでくる。アウトバックがサイズ感や使い勝手、全てにおいて満足のいくパッケージングがされている事に間違いはない。

ただ例えばラゲッジが十分とはいえ特別に広くはないし、悪路走破性も普通車に比べれば明らかに優秀だがシチュエーション次第ではランクル、D5を圧倒する程ではない。では何がアウトドアシーンに向いているのか? それは、スバルの代名詞とも言えるBOXER(水平対向)エンジンのスムーズなフィーリング、リニアトロニックのシームレスな変速、高剛性なボディから生み出される素直なハンドリング、上質な造り込みをされたインテリアによって長距離ドライブでの「疲労度」が極めて低いことが挙げられる。

現場での使い勝手はもちろん大切だが、その前後の「移動」に費やす時間は決して短くない。その移動中を快適に過ごせるか否かもアウトドアフリーク達にとっての重要な要素だと思うが、いかがだろうか?

「CAMP HACK」フリーマガジンでも読めます!

ここからは、編集部よりお届け。7月より発行した、CAMP HACKフリーマガジンでも『アウトドアなクルマ』企画ページ掲載中です! 全国12か所のキャンプ場だけでしか手に入らないものなのですが、ぜひキャンプに行きがてら手に取ってみてください。この企画以外にも、キャンプにまた行きたくなるページを掲載しています。

【配布中のキャンプ場12か所】
(五十音順)
青川峡キャンピングパーク
歌瀬キャンプ場
エンゼルフォレスト那須白川
ケニーズファミリービレッジ
四国三郎の郷(NEW)
スウィートグラス
長瀞オートキャンプ場
PICA富士吉田
ひなもりオートキャンプ場
マイアミ浜オートキャンプ場
ライジングフィールド軽井沢
若杉高原おおやキャンプ場


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フレックス ドリーム

ランクル、ハイエース、USトヨタの専門店です。「お客様の“欲しい”をカタチに」を合言葉にランクル丸目クラシックスタイルやハイエースの車中泊仕様、ネイティブ柄で知られる「Pendleton(ペンドルトン)」とのコラボインテリアなどアウトドアシーンにもピッタリなカスタムを提案しています!

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