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バードコール

【バードコール】おすすめ・自作方法・マナーや鳴らし方まとめ!

鳥の鳴き声に似た音を出す、バードコール。実は、木の枝とボルトネジ1本という材料で簡単に作れちゃうんです。今回はバードコールの作り方と、実際に使ってみた感想をレポート!果たしてバードコールで鳥は寄ってくるのか、効果検証もしました。

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目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

バードコールとは?

バードコール

バードコール とは、鳥の鳴き声に似た音を出す道具のことで、鳥笛とも呼ばれます。

「キュキュ」「ピーピー」という音に、本物の鳥たちが反応! 野鳥との会話を楽しむ道具として親しまれています。

バードコールをゲットしたい……!扱い方は?注意することは?

鳴らし方が知りたい!

バードコール出典:Amazon

バードコールの構造は、基本的には木片とネジのみ。この2つが擦れる音が鳥のさえずりに似ていて、鳥が集まってくると言われています。吹くのではなく、こすって音が出るんですね。

力加減、木片の持ち方、早さによっても音の鳴り方が変わります。最初は木片と金属が擦れていないので、鳴りにくかったり力がいるかもしれませんが、慣れたら扱いやすくなりますよ。

バードコールを鳴らす時期にはちょっと注意

バードコール

出典:写真AC

鳥が神経質になっている繁殖期は、巣の近くでは利用しないのがマナーです。野鳥の多くは春から初夏にかけて繁殖する種が多いそうなので、その時期にはバードコールを鳴らすのは控えましょう。

かわいい形のバードコールも!

バードコール

出典:楽天

色んな形があるのもバードコールの魅力です。携帯性を重視するなら、小さくてストラップもついているものを。家に飾っておきたい場合は、置物としてもかわいいデザインがおすすめです。

ネットで買える!可愛いバードコール6

バードコール

バードコールをすぐにゲットしたい! という方にはインターネット通販がおすすめ。今回は数あるバードコールの中から、可愛いものを厳選しました。

アメリカの鳥獣保護団体制作のバードコール

アメリカの有名な鳥獣保護団体、デュボン が手がけたバードコール。ころっと可愛いシンプルなデザインなので、紐を通してネックレスにするのもいいですね。

楽器屋が作るバードコール SUZUKI バードコール

鈴木楽器製作所 のバードコール。メープル素材で作られており、金属部分が見えない構造になっています。音が出にくくなったら、付属の松ヤニを塗ると本来の音に戻すことも可能です。

どんぐりの形が可愛い エイアンドエフ JAMASAKURA バード コール

どんぐりの形をした可愛いバードコール。山桜の硬い木で作られていてます。ネックレスやペンダントにしても可愛いですね。

A&F JAMASAKURA バード コール

●素材:ヤマザクラ材、ピュータ(スズ合金)、真鍮、グローブレザー ●サイズ:6.5×2.3cm ●重量:20g

オブジェとしてもおしゃれ 木のおもちゃ&雑貨 バードコール

木に鳥がとまっているようなデザインのバードコール。ドイツの工房で一つ一つ手作りで作られています。

飾っておくだけでも可愛い! DRECHSEL バードコール·鳥小屋

小鳥が巣箱の上にとまっているデザインの、可愛いらしいバードコール。丁寧に手作りされており、温もりを感じます。インテリアとして飾っておくのもいいですね。

可愛いバードコールが作れるキット スズキ 手づくり楽器シリーズ バードコールキット

小鳥の形をしたバードコールを作れるキットです。自分で組み立てていき、いろを塗ったりするとオリジナルのバードコールが完成! 子供と一緒に作ってみるのも楽しそう。

自分だけのバードコールを作ってみよう!

バードコール

撮影:筆者

ネットで買うのもよいのですが、電動ドリル ノコギリ などの道具があれば、簡単に、しかも短時間で自作できちゃうんです! しかも、思った以上にリアルな小鳥の鳴き声が出るんですよ。

さっそく、材料と作り方を見ていきましょう。

自作バードコールに必要な材料は?

材料はホームセンターで手に入る!

材料撮影:筆者

●木の枝(木丸棒) (森で拾ってきたものでもOK)
●先の尖っていないネジ(径5mm)……丸カンネジ、アイボルトなど
●ノコギリ
●軍手
●電動ドリル

木の枝

撮影:筆者

やわらかい木よりも硬い木のほうがバードコールに適しています。ナラやコナラなどの広葉樹がおすすめです。

不器用さんも安心!簡単バードコールの作り方

それではさっそくバードコール作りをはじめていきましょう!

①ノコギリで木を切る

ノコギリ

撮影:筆者

木の枝を5cm程度の長さにノコギリで切ります。今回は拾ってきた桜の木とコナラの木の枝を使いました。

枝選びのポイントは、よく乾燥した木を選ぶこと。湿っていると音が鳴りにくくなります。

②木の枝に穴をあける

ドリル

撮影:筆者

ドリルの刃は、ネジの太さより0.5ミリ小さい径のものを使います。

今回の場合、用意した丸カンネジの太さが5ミリなので、ドリル刃の径は4.5ミリのものを使用します。(6mmの場合は、刃は5.5mm)

③穴をあけて、ネジを差し込む

ねじ

撮影:筆者

木に開けた穴よりも、丸カンネジのほうが太いので、力を入れてねじりながら深く差し込んでいきます。出てきた木のクズは取り除いておきましょう。

④完成!!

バードコール

撮影:筆者

最後は、首から下げられるよう、丸カンネジの輪っかに紐を通して完成です! とても簡単に作ることができました。

バードコールを鳴らしてみよう!

バードコール

撮影:筆者

木片とネジをこすり合わせるように回わすと、簡単に音が鳴ります。回転の速さや、力加減を変えてみると、音色にも変化がでてきますよ。

小鳥と会話をするような気持ちで、音を鳴らしてみましょう。

桜の木よりも、硬いコナラのほうが音が鳴りやすい印象でした。硬い木のほうが、鳴りやすいかもしれません。

果たして効果は……?鳥がくるのか実際に試してみた

公園

撮影:筆者

さっそく木々の多い公園でバードコールを鳴らしみることに。しばらくすると、スズメが近くに寄ってきました。バードコールの音に反応してくれたんでしょうか?

鳴き声は聞こえてくるけれど……

他にも鳥の鳴き声は聞こえましたが、姿は確認できませんでした。山林など鳥が多く集まる場所で鳴らしてみると、もっとたくさんの鳥が寄ってくるかもしれませんね。

ネットで購入したバードコールで試してみた

バードコール
今度は、Amazonで購入したバードコールで試してみることにしました。
森の中
試したのは、長野県にある青木湖周辺の森の中。しかし、鳴き声は聞こえるものの、2時間近く鳴らし続けても鳥が姿を表すことはありませんでした。

バードコールは本当に簡単に作れるので、自作もアリ!

バードコール

出典:PIXTA

自作した愛着のあるバードコールを持って、登山やキャンプに出かける……なんて夢が膨らみますね。普段はDIYをあまりやらない方も、これならチャレンジしやすいはず! 木の種類や鳴らし方を工夫し、いろいろな音色を出して鳥たちと会話をしてみましょう。バードコールを使いこなして、いつもと違ったアウトドアライフを楽しんでください。

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