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車中泊には、ほどよい明るさのLEDランタンがおすすめ

ランタン選びというと「とにかく明るければ安心」と思いがちですが、実はシーンによって最適な明るさは変わってきます。
特に車中泊では、明るすぎるランタンはかえって眩しく感じたり、車外からの目線が気になったりすることも。就寝前のリラックスタイムや夜間のちょっとした作業には、ほどよい明るさのランタンがちょうどいいんです。
足りない明るさは複数使いでカバーしよう

ほどよい明るさがちょうどいいとはいえ、食事の準備や荷物の整理など、手元をしっかり照らしたいシーンもありますよね。そんなときは、ランタンを複数使って明るさを調整するのがコツ。
たとえば、メインのランタンは低めの光量で車内全体をふんわり照らしつつ、手元には小型のLEDライトを追加すれば快適さアップ。明るさを分散させることで目にも優しく、過ごしやすい空間をつくれます。
用途や時間帯に合わせてランタンを使い分けることで、明るすぎず暗すぎない、快適な車中泊が叶いますよ。
車中泊におすすめのランタン10選

車中泊におすすめのランタンをご紹介します。おしゃれなアイテムやさまざまな設置方法に対応したアイテムなどを幅広く選定しました。ぜひ自分の使い方に合った商品を見つけてくださいね。
WAQ LEDランタン2
| 明るさ(ルーメン) | 140~1,650 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | 8.5~60 |
| LED色味 | 昼光色、昼白色、電球色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | USB充電(タイプA、C) |
| 防水・防塵機能 | IP67 |
| モバイルバッテリー機能 | ○ |
| サイズ(cm) | 11.5×8×3.5 |
| 重量(g) | 410 |
使い勝手抜群のパネル型ランタン。キャンプのメインランタンにも使える
業界最高クラスの明るさ1,650ルーメンを実現した、WAQ「LEDランタン2」。最小光量は140ルーメンで、車中泊にもぴったりな優しい明かりも備えています。白色・電球色・ミックスの3パターンに調光できるのも嬉しいポイント。

設置は据え置きのほか、付属のカラビナ2個を使えば、さまざまな場所に引っ掛けて使用できます。

ハンドルはマグネット式で、吊り下げたままランタン本体だけを取り外して持ち運ぶことが可能。IP67の高い防水・防塵性能を備えているため、水没や故障の心配が少なく、ハードな環境下でも安心して使えますよ。
おすすめポイント
●業界最高クラスの明るさ1,650ルーメンを実現
●設置方法は据え置きと吊り下げに対応
●IP67の防水防塵性能。水に濡れても安心
▼WAQ「LEDランタン2」を紹介している記事はこちら
コールマン クアッドマルチパネルランタンplus
| 明るさ(ルーメン) | 130~800 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | 20~250 |
| LED色味 | 暖色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | 乾電池、USB充電(タイプC) |
| 防水・防塵機能 | IPX4 |
| モバイルバッテリー機能 | ○ |
| サイズ(cm) | 14.5×14.5×23.5 |
| 重量(g) | 1,200 |
1台で車中泊のランタン事情を解決。懐中電灯としても使える
コールマン「クアッドマルチパネルランタンplus」は、4枚の発光パネルからなるLEDランタン。パネルは1枚ずつ取り外し可能で、懐中電灯としても使用できます。マグネット付きなので、ポールに取り付けるなどさまざまな位置に設置できる点も魅力です。

充電方法は乾電池、USB Type-Cの2種類から選べるので、防災用品としてもおすすめ。

乾電池を使用した状態ならスマートフォンの充電もできます。車中泊で複数のランタンを使いたい場合もこれ1台でまかなえる優れものです。
おすすめポイント
●4枚の発光パネルが取り外し可能なライト
●充電方法は乾電池、USB Type-Cの2種類から選べる
●モバイルバッテリー代わりにも使える
サンワサプライ 800-LED085BK
| 明るさ(ルーメン) | 35~500 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | 3~15 |
| LED色味 | 暖色、白色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | USB充電(タイプC) |
| 防水・防塵機能 | IPX5 |
| モバイルバッテリー機能 | × |
| サイズ(cm) | 5.4×2.75×6 |
| 重量(g) | 78 |
さまざまな使い方が可能。軽量コンパクトでどこへでも持っていける
サンワサプライ「800-LED085BK」は、多彩な設置方法に対応したランタン。手のひらに収まるサイズながら、最大500ルーメンの明るさを実現。明るさは4段階で調整可能で、500ルーメン以外に35・110・350ルーメンから選べます。

設置方法は、スタンドを使った据え置きに加え、カラビナフックでの吊り下げや、マグネットでポールなどに固定することも可能。照らしたい方向に角度を調整でき、設置パターンの豊富さも魅力の1つです。

付属の収納袋を被せると、よりやわらかく周囲を照らすランタンとしても使用できます。持ち運びやすさと機能性を両立したモデルを探している人には有力な選択肢になるでしょう。
おすすめポイント
●明るさは35・110・350・500ルーメンから選べる
●据え置き以外にマグネット・カラビナでも設置可能
●付属の収納袋を被せるとランタンとして使える
▼サンワサプライ「800-LED085BK」を紹介している記事はこちら
5050WORKSHOP MINIMALight REMOTE CONTROL 2.0(リモコン付き)
| 明るさ(ルーメン) | 300 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | - |
| LED色味 | 暖色、白色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | USB充電(タイプC) |
| 防水・防塵機能 | IPX4 |
| モバイルバッテリー機能 | × |
| サイズ(cm) | 11.4×4.7×4.7 |
| 重量(g) | 145 |
おしゃれで機能性抜群のランタン。リモコン操作できる点が魅力
メタリックボディに施された装飾が所有欲をくすぐる、5050WORKSHOP「MINIMALight REMOTE CONTROL 2.0」。

特筆すべきメリットは、リモコン操作が可能な点。シュラフに入ったあとにランタンの消し忘れに気づいても、リモコンで手軽に消灯できます。

ダイヤル式の無段階調光システムを採用しており、12〜150ルーメンの間で明るさを細かく調整可能。電源ボタンの長押しで、電球色と昼白色の切り替えや、本体下部に搭載されたスポットライトの点灯も行えます。さらにネジ穴付きなので、三脚に取り付けて使用することもできますよ。
おすすめポイント
●リモコンで点灯・消灯できる
●無段階調光と、電球色と昼白色の切り替えが可能
●本体下部が光るスポットライトは読書に便利
▼5050WORKSHOP「MINIMALight REMOTE CONTROL 2.0」を紹介している記事はこちら
DOD LEDソーラーポップアップランタン
| 明るさ(ルーメン) | 20~200 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | 10~80 |
| LED色味 | 白色、暖色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | ソーラー充電、USB充電(タイプC) |
| 防水・防塵機能 | IPX2 |
| モバイルバッテリー機能 | × |
| サイズ(cm) | 8.5×8.5×11 |
| 重量(g) | 161 |
コンパクトに折りたためるアイテム。懐中電灯としても使える汎用性の高さも魅力
DOD「LEDソーラーポップアップランタン」は、200ルーメンの明るさと、まるでろうそくのような優しい明かりのゆらぎモードを搭載した、車中泊のリラックスタイムにぴったりのモデル。

シリコン製のホヤは収納できるので、コンパクトにして持ち運べます。収納状態で明かりを灯せば、懐中電灯としても使用できますよ。

単3乾電池3本で使用できるほか、充電池を使えばUSB充電も可能。さらにソーラー充電にも対応しているため、電池切れの心配が少ないのがメリットです。カラビナ式のフックも設けられているので、車のさまざまな場所に設置できます。
おすすめポイント
●単3乾電池3本、充電池を使ってのUSB充電、ソーラー充電に対応
●ゆらぎモードを搭載。ろうそくのような優しい明かりに癒される
●懐中電灯としても使える
5050WORKSHOP マイクロライト
| 明るさ(ルーメン) | 15~150 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | 0.2~8 |
| LED色味 | 白色、暖色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | USB充電(タイプC) |
| 防水・防塵機能 | IP44 |
| モバイルバッテリー機能 | × |
| サイズ(cm) | 6.4×1.6×1.6 |
| 重量(g) | 20 |
とにかくコンパクトなLEDランタン。ヘッドライトとしても使える汎用性も魅力
5050WORKSHOP「マイクロライト」は、手のひらサイズの超コンパクトなランタン。キャンプや車中泊はもちろん、防災用としてバッグに忍ばせておくのにもぴったりです。

懐中電灯として使う場合は最大350ルーメン、ランタンとして使う場合は最大70ルーメンの明るさで照らせます。底面にはマグネットを内蔵しており、車などの金属面に取り付け可能。さらに、吊り下げに便利なハンドルも備えています。

付属のクリップを使えば、キャップのつばにも取り付け可能。多彩な設置方法に加えて、ヘッドライト代わりとしても活躍します。コンパクトで汎用性の高いアイテムを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
おすすめポイント
●手のひらに収まる超コンパクトサイズ
●懐中電灯としてもランタンとしても使える
●マグネットと吊り下げハンドルを使った設置のほかに、クリップでも取り付け可能
▼5050WORKSHOP「マイクロライト」を紹介している記事はこちら
ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュ
| 明るさ(ルーメン) | 7~150 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | 7~170 |
| LED色味 | 白色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | USB充電(タイプA) |
| 防水・防塵機能 | IPX6 |
| モバイルバッテリー機能 | × |
| サイズ(cm) | 93×37.75 |
| 重量(g) | 68 |
使い勝手に優れるコンパクトランタン。カスタマイズ性の高さもうれしいポイント
ゴールゼロ「ライトハウスマイクロフラッシュ」は、キャンパーに人気の超定番モデル。わずか68gと軽量ながら、最大150ルーメンの明るさで照らせます。最小出力にすれば、最大170時間の連続使用も可能です。

本体底面にUSB-A端子を内蔵しているので、ケーブルに接続することなく充電できるのは他のランタンにはない珍しいポイントですね。

人気モデルだけあって、さまざまなメーカーからカスタムパーツが登場しているのも魅力。スタンドやシェード、カバーに加え、ハンドルをカラビナ仕様に変えるアイテムなどもあり、自分好みにカスタマイズして楽しめます
おすすめポイント
●わずか68gと軽量ながら、最大150ルーメンの明るさで照らせる
●IPX6の防水性能を持ち、雨でも比較的安心
●豊富なオプションパーツでカスタマイズを楽しめる
▼ゴールゼロをカラビナ化するパーツはこちら
▼ゴールゼロ「ライトハウスマイクロフラッシュ」を紹介している記事はこちら
▼ASOMATOUS「EX-GATE」を紹介している記事はこちら
CARRY THE SUN Medium Warm Light
| 明るさ(ルーメン) | 10~100 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | 10~72 |
| LED色味 | 暖色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | ソーラー充電 |
| 防水・防塵機能 | IP67 |
| モバイルバッテリー機能 | × |
| サイズ(cm) | 11×11×11 |
| 重量(g) | 86 |
ソーラー充電式のかわいいランタン。やさしい明かりに癒される
ソーラー充電式のランタン、CARRY THE SUN「Medium Warm Light」は、電池いらずで使えるのが魅力。アウトドアはもちろん、防災用として備えておくのにもおすすめです。

約1.2cmの薄さに折りたたむことができるので、かさばらず持ち運びもラクラク。明るさは10・20・100ルーメンの3段階で調整でき、優しい明かりなのでリラックスタイムにもぴったりです。

一見すると華奢に見えますが、素材には丈夫なヨットのセイル生地を使用。IP67の防水・防塵性能を備えているので、アウトドアのタフな環境でも安心して使えます。見た目もかわいらしく、ギフトとしてはもちろん、自宅のインテリアにもおすすめです。
おすすめポイント
●ソーラー充電式で乾電池不要
●1.2cmの厚さに折り畳め、楽に持ち運べる
●明るさは10・20・100ルーメンの3段階から選べる
HORUSIS CL-S 3000K
| 明るさ(ルーメン) | 100 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | 8~60 |
| LED色味 | 暖色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | USB充電(タイプC) |
| 防水・防塵機能 | IP68 |
| モバイルバッテリー機能 | ○ |
| サイズ(cm) | 14.3×3.6 |
| 重量(g) | 145 |
幅広い使い方ができるランタン。モバイルバッテリー代わりに使える点も魅力
HORUSIS「CL-S 3000K」は、蛍光灯のようなフォルムが目を引くユニークなLEDランタン。明るさは最大100ルーメンで、約8時間の連続使用が可能。明るさを抑えれば、最長60時間まで使えます。

IP68の防水・防塵性能に対応しており、水中でも点灯できるタフな設計。キャップにマグネットを搭載していて、金属面に貼り付けて使うことも可能です。

さらに、車のヘッドレストに取り付けられるオプションもあり、設置スタイルの自由度が高いのも魅力。白色・暖色の2色展開なので、自分好みのモデルをチョイスしてくださいね。
おすすめポイント
●蛍光灯のようなデザインが特徴。金属面に貼り付けて使える
●IP68の防水防塵等級に準拠。水中でも点灯できる
●車のヘッドレストに取り付けられるオプションもあり
▼車のヘッドレストに取り付けるためのカスタムパーツはこちら
▼サイズ違いのHORUSIS「CL-M 3000K」を紹介している記事はこちら
スノーピーク RBたねほおずき
| 明るさ(ルーメン) | 60 |
|---|---|
| 連続使用時間(時間) | 60~100 |
| LED色味 | 暖色 |
| 光量調整 | ○ |
| 使用電源 | USB充電(タイプC) |
| 防水・防塵機能 | IPX4 |
| モバイルバッテリー機能 | × |
| サイズ(cm) | 6.2×6.2×7.5 |
| 重量(g) | 95 |
やさしい明かりが魅力のランタン。サブランタンにおすすめ
スノーピークの定番モデル「たねほおずき」の、ころんとした愛らしいフォルムはそのままに、充電式へと進化した「RBたねほおずき」。リチャージャブルバッテリーを内蔵し、より便利に使えるようになりました。

本体上部のループは先端にマグネットが内蔵されており、開閉して紐に通したり、車に取り付けたりと自由な設置が可能。明るさは最大60ルーメンで、ろうそくのようにやさしく揺れる「ゆらぎモード」も搭載。穏やかな灯りが、車中泊の空間にぴったり寄り添ってくれます。

カラーは「あさもや」「よぞら」「ひぐれ」の3色展開。マットな質感が落ち着いた雰囲気を演出し、洗練されたデザインは自宅でのリラックスタイムにもぴったりです。
おすすめポイント
●定番モデル「たねほおずき」の充電式モデル
●マグネット式のループを搭載。さまざまな場所に引っ掛けられる
●明るさは最大60ルーメン。ゆらぎモードも搭載
▼スノーピーク「RBたねほおずき」を紹介している記事はこちら
車中泊におすすめのランタンの選び方

ここからは具体的に車中泊に適したランタンの選び方を解説していきます。明るさや設置方法などを確認し、使いやすいアイテムを見つけましょう。
車中泊用ランタンの選び方のポイント
全体をぼんやり照らすなら200〜300ルーメンが目安

全体をぼんやり照らしたい場合は、200〜300ルーメンのLEDランタンがおすすめ。キャンプのメインランタンとして使うならより明るいアイテムが活躍しますが、車中泊の場合はランタンとの距離が近いため、明るすぎるとまぶしく感じてしまうこともあるので注意しましょう。
また、手元を照らす用に100ルーメン程度のLEDランタンもあると便利。メインとサブを組み合わせて、2〜3個ほど用意しておくと、シーンに応じた明るさを確保できますよ。
調光・調色ができると快適に過ごせる

LEDランタンを選ぶ際は、調光や調色ができるかどうかもチェックしておきましょう。シーンや時間帯に合わせて明るさを調整できたり、電球色や暖色に切り替えられたりすると、より快適に過ごせます。
また、明かりがまるでろうそくの炎のように揺れる「ゆらぎモード」付きのモデルなら、リラックスタイムをより豊かに演出してくれますよ。
吊り下げ・マグネット対応など設置方法が豊富だと便利

車中泊では、限られたスペースを有効に使うためにも、ランタンの設置方法は重要なポイント。フックで吊り下げられるタイプなら車内の手すりや突っ張り棒に設置できしやすく、光を広範囲に届けられます。
また、マグネット付きのランタンであれば、車の金属部分に固定可能。ほかにも、ヘッドレストに取り付けられるタイプなどもあるので、使いたい場所に応じたアイテム選びをすると、より快適な空間をつくれますよ。
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