5. 炊事場を独占しない・キレイに使う
オートキャンプ場は施設が整っている分、共通で使う設備も多いです。中でも炊事場は(トイレも)、マナーによってキレイに保たれる共通スペース。
ビールやスイカを冷やすために、炊事場の水を流しっぱなしにして冷やしているのを見かけるという声も多いです。独占されると、その間食事の支度が出来なくて困っている人がいるかもしれません。
また、コインランドリーなども洗濯物を入れっぱなしにして何時間も放っておく方もいますが、これも大変な迷惑になりかねません。ある程度混雑している時には、共同の設備は必要な時間だけ使うように心がけましょう。
6. 他人のサイトを横切らない
サイトは言わば自分の敷地です。サイトを横切る行為は、戸建ての庭や居住スペースを横切るのと同じと考えましょう。オートキャンプ場の区画サイトの場合、車があるので最悪「車を傷つけてしまった」などの事故に発展しかねません。
また区画によっては、ギリギリのところまでペグダウンしている場合もよくあります。万が一足を引っ掛けてケガでもしたら、お互いが嫌な気持ちになるでしょう。特に子どもは悪気がなく通りやすいので、キャンプ場に付いたらその点についての注意は話しておきましょう。お手伝いをしてもらいながら危険性を促すのもいいですね。
7. キャンプ場では挨拶をしよう
マナーの範囲内でのあいさつは、アウトドアに限らず人として必要な事。特に繁忙期はお互いが近距離になり、ロープが近すぎるような状況になる可能性もあります。黙って張られるよりも、一声あると「お互い様」と気持ち的に落ち着くこともあるでしょう。
しかし、こちらが挨拶をしたからと言って、いろいろなキャンプスタイル、キャンパーもいる中で、相手にも自分と同じテンションを期待するのはやめましょうね。
8. 自然を大切にする
これはオートキャンプ場に限らず、すべてのキャンプ場での当たり前すぎるマナーですね。キャンプは自然の中に身を置き楽しむ場です。「借りている」という精神を持ち、むやみに草花や木を傷めるような行為をすることをやめましょう。その行動を見て、嫌な気持ちになる人もいることを忘れないで下さい。
また、現代っ子の子ども達には、珍しい環境に興奮し、ついつい……なんてこともあるかもしれません。そんな時は、自然を大切にする精神をじっくり話し合ってみる良い機会かもしれませんね。
当たり前なことなのに、全員が守るってなかなか難しい
キャンプとは、見ず知らずの他人同士が同じ場所で共同生活をするようなものです。自分だけでなく、他のキャンパーにも楽しい思い出があふれるように、是非マナーについて考えてみて下さい。
キャンプ場でのルールやマナーは、実はキャンプに限らず人として重要な事なのかもしれませんね。
キャンプで役立つ小ワザたち
上級キャンパーは当たり前にやっているテクニックたちをチェックしてみよう。
Let’s increase man power with manners in camp!
キャンプでのマナーで人間力を高めよう!