実際に起こった事故たちから学ぶ「キャンプの注意点」~テント設営編~
また今年も起こってしまったキャンプでの事故。知識さえあればその事故は起きなかったかもしれません。少しでも事故を減らすために、今回はテントの設営場所の選び方についての事故予防法をお教えます。自然の中で遊ぶなら最低限の注意点を知っておきましょうね。
2022/09/16 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
eri
子どもの入園と共にデビューし、現在キャンプ歴7年。生き物好きな息子のため、昆虫採集や釣りができるキャンプ場を中心に活動中。モットーは「お金と手間をかけずに楽しく!」というコスパ重視の庶民派ファミリーキャンパー。お気に入りのブランドはWAQとDOD。
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事故を避けよう。避けておくべきテントの設営場所5つ
1. 風が吹き抜ける場所
絶景の見える場所にテントを設営したくなりますが、見晴らしのいい場所は風が吹き抜けやすく、強風が突然吹くタイミングもあるかもしれません。
風が強い場所であれば調理はしづらいですし、体力もみるみる落ちていきます。さらに突風によってテントごと飛ばされてしまったら、自分だけでなく他者も巻き込む事故につながり兼ねません。風のとおり道にはテントは設営しないようにしましょう。
2. 川に近すぎる河原や中洲
川で一番事故が多いのは中州です。川はその場で雨が降っていなくても、上流に降った雨や治水により増水することがあります。中州で遊んでいて気づかないうちに川が増水し、中州に取り残されてしまったという事故が後を絶ちません。中州は陸ではなく川の堆積物であり、川底と同じ物と認識しましょう。
同様に、川の近くの河原は急な増水があった場合にテントごと流されてしまう可能性があります。命に関わるので川に近すぎる河原や中州でのテント泊は絶対に避けましょう。