A-suke流「アウトドア ダンディズム」#08:ナイフのシース(鞘)前編
東京の水道橋にあるアウトドアをコンセプトにしたカフェ&バー「BASE CAMP」を営む傍ら、「男前キャンプ」と題したイベント活動も行っているA-sukeさんの連載がスタート。第8回は見落としがちだけど奥が深い、シース(鞘)についてです。
2022/08/24 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
A-suke
アウトドアカフェ「BASE CAMP」代表、「男前キャンプ」主宰。東京・水道橋にアウトドア好きが集まるカフェ「BASE CAMP」では、イベントやワークショップなども行う「楽しい」お店を目指している。
A-sukeのプロフィール
シースは、種類も豊富だし奥が深いんだ
さて、長くナイフのことを書いてきたけど今回はナイフを納めるシース(鞘)の話。たかがシースといっても簡易な作りのモノからシース単体で工芸品といえるレベルまでさまざま。
ナイフ本体の自作となるとかなりの技術が必要だけど、シースの自作ならやってみれば意外にそこまで道具も技術もなくても作成することができる。自分の手でお気に入りのシースを作るなんていうのもいいと思う。後編ではシースの作り方を紹介するけど、まずはシースの種類から見ていこう。
革シース
一番メジャーな素材が革。簡素な造りから重厚なモノまで実にいろいろ。使いこむと味わいが出てくるのは天然素材のいいところ。ただし、メンテナンスが必要。
ナイロンシース
タクティカルナイフなどに採用されるシースで、プラスティックやカイデックスと組み合わされることも多い。
プラスティックシース
大量生産品などに良く採用されるのがプラスティック。安全性も高く軽量。水や汚れなどにも強く、丸洗いできる。