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イエティのクーラーはどうスゴイ!?
タフな保冷力とサイト映えする無骨なデザインが魅力の「イエティ(YETI)」のクーラーボックス 。やっぱりキャンパー憧れの永久定番アイテムですよね。
けれど、サイズや形状などバリエーション豊富なうえ、ハイクオリティなだけになかなかのお値段。どれが自分にマッチするのか迷うところ。そこで今回は、そんなイエティのクーラーボックスについて徹底解剖していきます!
1. 激流&熊にも耐える!継ぎ目ナシの最強ボディ
イエティのクーラーボックスは、ローテーショナルモールド(回転成形)という溶接や継ぎ目のない一体成形を採用。継ぎ目や接着剤の剥離が破損の原因となる一般的なクーラーボックスに比べ、激流にも耐える優れた耐衝撃性を誇ります。
ラバーラッチ部分も特許出願中のモールド形成で破損しにくく、パーツ交換も可能。長期使用での耐久性にも優れているんです。
さらにIGBC(アメリカ省庁間グリズリーベア委員会)が「ベアレジスタンス容器」として認証。蓋とボディの角にある「パットロックポート」に南京錠をつければ、グリズリーベアでも開けることができない頑丈さが証明されています。
2. 他の追随を許さない高い保冷力
そしてやはり、内部の氷を最大7日間溶かさず保つレベルの圧倒的保冷力。ハイグレードなクーラーボックスでも3cm程度の断熱材が、イエティのクーラーボックスでは約5cm厚で注入されているからなんです。
蓋部分もしっかり断熱材が充填され、密閉性の高い構造とフリーザーグレードのパッキンが気密性を高めています。
3. 使い勝手を追求したディティールへのこだわり
さらに、イエティは使い勝手も細部にまでこだわりがあります。本体両サイドに凹みを入れた構造のハンドル部分は、指がフィットする絶妙な設計。後付け式のハンドルに比べ邪魔にならず、破損もしにくいのが特徴です。
中身がいっぱいで重くなったときは、デフォルトのループハンドルのほかオプションのダブルホールハンドルを追加すれば、2人で簡単に運べます。
また下部2箇所の穴によって、ネジを少し緩めるだけで簡単に水抜きができます。手が濡れていても滑りにくい、凹凸のついたネジもストレスを軽減してくれます。
4. 無骨なデザインと豊富なカラバリ&サイズ展開
そして何といってもシンプルで無骨なルックスがカッコイイ! サイトに1つあるだけで、全体の雰囲気までランクアップ。ポップなカラーからミリタリーカラーまで、カラーバリエーションも驚くほど豊富です。
イエティのクーラーボックスの選び方
ここからはイエティのクーラーボックスの選び方をご紹介します。タイプやサイズなどのバリエーションが豊富なので、自分の好みや利用シチュエーションにマッチするものを選びましょう。
イエティのクーラーボックスの選び方のポイント
ハード・ハードホイール付き・ソフトの3種類から選ぼう
イエティのクーラーボックスは、主にハードクーラー・ホイール付きハードクーラー・ソフトクーラーの3種類に分類されます。それぞれの特徴や適した利用シーンを理解して、自分にぴったり合うものを選んでくださいね。
高い保冷力が魅力のハードクーラー
保冷力の高いモデルがほしい場合は、ハードクーラーに注目。イエティのクーラーボックスの大きな特徴である保冷力を存分に感じられます。分厚い断熱材を使用していて保冷力が長く続くので、2泊以上する場合など長く食材や飲み物を冷やしたい場合におすすめです。
ソフトクーラーにはない存在感があるのも魅力のひとつ。サイトにあるだけで、グッとおしゃれ度がアップしますよ。
持ち運びしやすいホイール付きハードクーラー
持ち運びやすさも考慮するならホイール付きのハードクーラーも選択肢のひとつです。イエティのクーラーボックスは堅牢性や保冷力の高さと引き換えに、重量が重めなのがネック。クーラーボックス単体でも10kgを超えるモデルが多く、サイトが駐車場から離れている場合は運搬が大変です。
飲み物や食材を詰め込むとさらに重くなるので、楽に持ち運びたい場合は検討するとよいでしょう。
ピクニックやデイキャンプで気軽に使えるソフトクーラー
イエティといえばハードクーラー、というイメージの人も多いですが、ソフトクーラーも販売されています。ハードクーラーに比べると保冷力は劣るものの、作りがしっかりしていて、十分な保冷力があります。
長期のキャンプはハードクーラー、ピクニックやデイキャンプには気軽に使え、持ち運びやすいソフトクーラーと使い分けるのもひとつの方法です。
サイズ表記に注意!1クオート(QT)=約0.95L
イエティのクーラーボックスの容量は、リットル(L)ではなくクオート(QT)表記なので注意が必要。1クオートは約0.95Lで、同じ数字であればリットル換算のものより一回り小さくなるイメージです。
ソフトクーラーからは8〜18クオート、ハードクーラーからは24〜350クオートのものが販売されています。大きめのサイズのものもラインナップされているので、オーバースペックにならないよう、自分の使い方を想定して選びましょう。
シチュエーションごとに適したサイズは以下のとおりです。スタイルによっても適した容量は変わりますが、ひとつの参考にしてくださいね。
8〜20QT | デイキャンプ、ソロキャンプ |
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20〜45QT | デュオ〜3人程度のキャンプ |
45QT以上 | 1泊以上のグループキャンプ |
イエティのクーラーボックスおすすめ9選
イエティのクーラーボックスのおすすめ9選をご紹介します。ハードクーラー・ホイール付きハードクーラー・ソフトクーラーの別に紹介するので、特徴などをチェックして、自分にぴったりマッチするものを選んでくださいね。
ハードクーラー
タンドラは、イエティを象徴するアイコン的なモデル。サイズ展開が豊富で、デュオキャンプに適した35QTのモデルから、1泊以上のグループキャンプに適した65QTまでさまざまなサイズを選択できるのもうれしいポイントです。
タンドラ35〜65までは、カラーバリエーションも豊富。無骨なタンやキャンプグリーン、かわいらしさのあるホワイト、個性的なオレンジなどからチョイスできます。サイトにマッチするものを選んでくださいね。
おすすめポイント
●イエティのアイコンモデル。おしゃれなものがほしい人にぴったり
●サイズ展開豊富で、利用シーンに適したモデルを選びやすい
●カラーバリエーションが豊富で、好みのカラーをこだわって選べる
▼サイズ違いはこちら
ローディは、珍しい縦型モデル。クーラーボックスは、横長モデルが主流なので、人と違うものがほしい場合は要注目です。サイズは24のみで、デュオキャンプにぴったりマッチします。
ワインボトルや2Lペットボトルはもちろん一升瓶も縦に入れられ、取り出しやすいのがメリット。ソロキャンプでもキンキンに冷えた飲み物を飲みたい場合は選択肢になるでしょう。ホイール付きのモデルはサイズが大きくなります。
おすすめポイント
●珍しい縦型で、他の人と被りたくない場合におすすめ
●2Lペットボトルやワイン、一升瓶も縦に収納でき、取り出しやすい
●24QTの大きすぎないサイズ感で、ソロキャンプやデュオキャンプに使いやすい
ホイール付き
イエティ ローディ 48 ホイールクーラー
サイズ | 19.8×19.9×20.5cm |
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重さ | 11.7kg |
容量 | - |
楽に運搬できる「ローディ ホイールクーラー」
縦長のシルエットが特徴的なローディーのホイール付きタイプ。ローディーは24QTでしたが、こちらは運搬が楽なぶん容量が大きく設定されていて、48と60からチョイスできます。
ハンドルは運搬時以外は格納可能。サイトで使用するときや自宅で保管するときの邪魔にならないのはうれしいポイントです。
おすすめポイント
●ローディーの縦長シルエットを踏襲したモデル
●用途に応じて48・60の2種類からチョイス可能
●ハンドルは格納式。運搬時以外は収納できるので、邪魔にならない
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ソフトクーラー
イエティ ホッパーフリップ 8
サイズ | 29.21×20.32×26.67cm |
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重さ | 1.27kg |
容量 | 7.9L |
小型で普段使いしやすい「ホッパーフリップ」
ホッパーフリップは、ソフトクーラーながら丈夫で保冷力に優れたシリーズ。独特のワイルドな風合いがあり、ハードクーラーとは一味違う魅力を醸し出しています。
サイズ展開は8・12・18の3種類。一番大きな18でも重量は2kgしかないので、持ち運びに便利です。宿泊をともなうキャンプだけでなく、デイキャンプや、お花見、フェスなどの相棒にもぴったりです。
おすすめポイント
●サイズ展開は8・12・18の3種類から選べる
●一番大きな18でも2kgと軽量。気軽に持ち出しやすいのが魅力
●ハードクーラーにはない風合いがあり、かっこいい
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イエティはクーラーボックスだけじゃない
イエティはクーラーボックス以外のアイテムも充実しています。クーラーボックスと合わせてゲットして、ぜひ統一感のあるサイトを作りあげてくださいね。
マグ・タンブラー・ジャグ
おすすめポイント
●埃などの侵入を防げる蓋付き。衛生的に飲める
●アウトドアだけでなく、オフィスワークでも使えるデザイン
●12色展開で、自分好みのカラーを選びやすい
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おすすめポイント
●保温・保冷効果の高いワイングラス
●ステンレス製なので落としても割れる心配がない
●蓋がついているので衛生的に飲める
おすすめポイント
●真空断熱構造により保冷・保温力が高い
●飲み口が開閉できるので、ホコリを防げて衛生的
●12色展開で、自分好みのカラーを選びやすい
▼サイズ違いはこちら
おすすめポイント
●漏れ防止機能付きの蓋を採用していて、持ち歩きに便利
●532mLのちょうど良いサイズ感で、アウトドアだけでなく通勤・通学にもぴったり
●8色展開で、無骨なカラーからポップなカラーまで選択可能
おすすめポイント
●769mLの大容量モデルで、デイキャンプやピクニックなどにぴったり
●注ぎ口にこぼれにくい工夫があり、飲みやすい
●保温・保冷効果の高い真空断熱構造で、宿泊をともなうキャンプにも適している
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おすすめポイント
●ステンレスの光沢が美しく、キャンプサイトでよく映える
●約1.9Lの飲み物を入れられ、複数人分の飲料を確保できる
●持ち運びに便利なハンドル付きなのもうれしいポイント
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保冷グッズ
おすすめポイント
●保冷機能付きのバケツで、ワインクーラーとしても使用可能
●蓋をすればロックアイスを入れるアイスペールとしても使える
●ラバーグリップハンドル、ゴム底を採用していて、滑る心配がない
おすすめポイント
●缶やボトルにつければ飲み物を最後まで冷たく楽しめる
●無骨なシルバーや爽やかなブルーなど全9色
●缶を隠してテーブル上をスタイリッシュにまとめられるのも魅力
イエティのクーラーボックスの保冷力を最大限に引き出す方法
イエティのクーラーボックスの保冷力を最大限に引き出す方法をご紹介します。少しの工夫で大きく保冷力が変わる場合があるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
予冷をする
キャンプに行く前日の夜から予冷をするのがおすすめ。キャンプ当日に使う保冷剤とは別の保冷剤や、凍らせたペットボトル飲料などを入れてクーラーボックス内の温度をあらかじめ下げておきます。
特に夏場は、予冷するとしないのでは保冷力に大きな差が出るので、少し面倒ですが、ぜひ実践してくださいね。
内容物と氷の比率は1:2
内容物をぎっしり入れてしまうとどうしても冷えが悪くなってしまいます。内容物と氷の比率が1:2になるように心がけるとよいでしょう。
クーラーボックスのサイズを選ぶときはギリギリのものではなく、ある程度余裕を持って食材・氷が収納できる容量のものをチョイスしてください。
空きスペースは少なくする
空きスペースは極力少なくするのがベター。空きスペースが多いとクーラーボックスを開けたときに冷気が逃げやすく、逆にぬるい空気を庫内に取り入れてしまいます。
そもそものクーラーボックスのサイズ選びが重要ですが、隙間が空いてしまう場合は、保冷剤を追加するなどして隙間を埋めてください。
直射日光の下に置かない
直射日光のあたる位置に置くと、クーラーボックス自体の温度が上昇し、その影響で庫内の保冷力も落ちてしまいます。
特に夏場は影響が大きいので、タープの下に置くか、テントの前室部分など日陰ができている場所に置くように気をつけましょう。
クーラーの開け閉めは最小限にする
クーラーボックスの開け閉めは最小限にしましょう。大きく開けたり、長時間開けたままにしたりすると冷気が外に逃げてしまいます。また、何度も開け閉めするのもよくありません。
内容物を入れる順番も重要なポイント。取り出す順番を考慮して収納しておけば開閉時間を少なく済ませられる場合があるので、工夫してみてくださいね。
ドライアイスの使用もOK
ハードクーラーであれば、ドライアイスを使用するのもひとつの方法。通常の氷の2倍以上の冷却力があり、肉や魚などの生鮮食品を収納する場合には重宝します。
クーラーボックスは完全密閉ではないので、気化した二酸化炭素が充満して爆発するなどのおそれはありません。内容物を取り出すときにも換気ができるので、問題なく使用可能です。
イエティのクーラーボックスはカスタマイズで個性を演出
イエティのクーラーボックスはおしゃれで所有欲を満たしてくれますが、人気が故に使っている人も多く、キャンプサイトで被ることも多いのが難点。
ステッカーやラッチ交換など手軽にできるカスタマイズでも見た目にアクセントを加えることができるので、カスタムして自分だけのクーラーボックスを作ってくださいね。
ステッカーでカスタマイズ
ステッカーでカスタマイズするのが最も簡単な方法。正面に目立つように貼るのもおすすめですし、イエティのクーラーボックスのデザインを活かしたい場合は、側面にさりげなく貼るのもひとつの方法です。
ボディカラーにマッチするようにステッカーのカラー選びをしましょう!
ラッチの色を変えてカスタマイズ
蓋を閉めるためのパーツであるラッチを交換するのも手軽に個性を出す方法のひとつ。オレンジ・ブルー・イエローなどカラフルなラッチが販売されています。
純正品ではないので、交換は自己責任ですが、個性的なクーラーボックスにカスタマイズしたい人はぜひ試してくださいね。小さな変化のように思えるかもしれませんが、かなり印象が変わりますよ。
Beast Cooler Accessories イエティ タンドラ クーラーボックス用 カラー リッドラッチ
対応クーラーボックス | タンドラ |
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おすすめポイント
●ブルー・イエローなどカラフルな5色展開で、好みのものを選びやすい
●握りやすく、ぴったり閉められるのも魅力
スタンドを装着してカスタマイズ
スタンドを装着するのもおすすめのカスタマイズのひとつ。別でスタンドを用意する必要がないので、荷物が減るのもメリットです。
見た目もスマートで、地面からの暖気をシャットアウトできるので、保冷力を失わずに使用可能です。なおこちらも純正のアイテムは販売していないので、装着は自己責任で行ってください。
バリスティクス クーラーレッグ BSPC-H005
対応クーラーボックス | タンドラ35,45 |
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イエティのクーラーボックスのよくある質問・疑問
イエティのクーラーボックスについてのよくある質問・疑問にお答えします。疑問を解消して、安心して購入しましょう。
コストコで購入できる?
イエティのクーラーボックスは、コストコで購入できることもあります。ただし、通年販売しているわけではなく、オンライン限定の場合も。品切れしていることも多いので、見つけたら購入を検討するとよいでしょう。
偽物はある?見分け方は?
残念ながら偽物や模倣品が出回っているのも事実です。精巧に作られているものもあり、見た目だけでは区別できない場合も。必ず正規輸入代理店であるエイアンドエフで購入しましょう。
最強のイエティのクーラーボックスを使ってみよう!
キャンプギアにこだわりのある人なら誰もが憧れたことのあるイエティのクーラーボックス。ハード・ソフトなどのタイプの違いだけでなく、サイズやカラーバリエーションも豊富で魅力的です。
高価ではあるものの、保冷力が高く、堅牢な作りで長く使い続けられます。自分の好みや使い方にマッチするものを探してみてはいかがでしょうか?
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