大変だ!スマホを水に落としてしまった!
大切なデータや写真の入ったスマートフォン。水没させてしまうとショックですよね。どう対処したら良いでしょうか? やるべき手順を見ていきましょう。
先ずは冷静に!電源を切りましょう
スマートフォンの水没=故障ではありません。水がスマホ内部の基板に達して、回路がショートすることで基板が壊れたり、データが失われてしまいます。
スマホの電源が入ったままだとショートする原因になるので、先ずは電源を切ってください。
これはやっちゃダメ!
スマホの内部に水が浸水すると壊れてしまうため、以下の行為はそのリスクが増すのでやらないでください!
基本的な対応は①部品を外す②拭き取る③乾燥する
次に、電池やSIMカード、SDカードなどスマホから外せる部品を外しましょう。万が一本体が故障した場合でも、カードに損傷がなければ、データが消えることはありません。
本体をタオルなどで優しく水分をできる限り拭き取りましょう。充電プラグやヘッドホンジャックの差し込み口などの穴の水分も拭き取ってください。その際は糸くずなどのゴミが出ない、逆に水をはじいて押し込むことがない素材のものを選んでください。
水分をできる限り拭き取ったあとは、すぐに電源を入れずに本体を乾燥させましょう。
やっぱり修理が安心!ダメな場合も駆け込もう!
修理に出せば安心
スマホが復旧しない場合、また、復旧しても動作が安定しなかったり、液晶が曇ったりと内部に水分が残っている場合は修理に出すのが安心です。
スマホの修理に関しては、docomo、au、softbankなど大手キャリアは独自に保障や修理サービスがあるのでまずはご自身の契約内容とサービスの内容を確認しましょう。
電源が入らなくてもデータ復旧ができる場合も
水没後、電源が入らなくなった場合も、データは残っている場合があります。こういった場合も、素人には難しいですが修理に出せば本体は直らなくても中身のデータが取り出せることもあります。
諦めずに、修理へ持っていくことも大切です。
時間が経ってから故障することも……
水没しても電源も入るし、動作に異常はない。そんな場合もありますが、本当にスマホ内部に水が浸入していないと言い切れない場合も。
先にも書いたように、水の浸入がそのまま故障につながる訳ではありません。浸入した水が内部基板に達し、ショートすることで故障します。パッと見では浸入がなくても、内部で時間が経ってから水滴が基板へ到達して故障する場合もあります。修理ではスマホの内部を開けて確認されるので安心できます。
日常のチェックが大事!スマホの使い方と安心設定
スマホの性能を知ろう
防水・耐水対応のスマートフォンですが、一般的に完全防水ではありません。スマートフォンの防水性能は「IP」という規格でその性能がランク付けされています。
お使いのスマートフォンの性能をあらかじめ知っておき、性能に合わせた使い方をしましょう。
Apple製iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について詳しくは、こちら
データのバックアップは取っていますか?
注意していても起きてしまうのが事故。絶対に水没しないとは限りません。もしもに備えて、普段からデータのバックアップを取るように心掛けましょう。
お使いのスマートフォンに合わせたバックアップ方法をお調べください。
Apple製iPhoneのバックアップ方法は、こちら
アプリなどの引継ぎ設定も忘れずに
メッセージアプリのLINEなど、スマートフォン向けアプリのなかには「いざ」となってからではデータの引継ぎが出来ず、事前に設定が必要な物があります。
お使いのスマートフォンにインストールされているアプリケーションの使用方法をあらかじめ知っておき、必要なアプリについては引継ぎ設定をしておきましょう。
LINEアプリの引継ぎ設定方法はこちら
また、スマートフォンにIDやパスワードの管理を任せてしまっている方も、水没などでデータが見れなくなると大変です。普段から確認しておくようにしましょう。
Apple製iPhoneで保存済みのパスワードを調べる方法はこちら
スマートフォンを守るアイテムも要チェック
キャンプ中は防水ケースや耐衝撃ケース、ストラップで守ろう
ROOT CO. Gravity Shock Resist Case +Hold
YOSEMITE MOBILE STRAP
耐衝撃ケースやストラップもアウトドアメーカーの物を選ぶとキャンプ気分が盛り上がりますね!
✔︎こちらの記事も要チェック
水遊びなどのアウトドアでは防水カメラの使用が◎
始めから濡れるとわかっている水遊びなどでは防水カメラを使うほうがベターです。
✓ 防水カメラについてはこちらの記事をチェック
スマホの水没には気を付けて!
大切な思い出の詰まったスマートフォン、水没してしまった方は応急処置や修理などで復活することを祈ります。また、万が一に備えて日頃からバックアップや設定を見直しましょう。
グッズや防水カメラなど紹介したアイテムも活用して、快適なアウトドアライフをお過ごしください。