防水カメラは水辺でのキャンプシーン撮影に最適!
夏場の水遊びやアクティブなウォータースポーツはもちろん、季節に関わらず美しい景色に囲まれる水辺でのキャンプ。
そんな水辺でのキャンプに防水カメラを持って行くと撮影の幅が広がり、より多くの思い出を残せます。今回はキャンプ中の撮影シーンに合わせた防水カメラの選び方とポイントを紹介します。
【海・湖・川】水辺や水中撮影には防水モデルを!
水中に潜ったり、カヤックやSUPなど落水の可能性がある場合、スマートフォンでは思わぬ深さまで潜ったり、衝撃がかかってデータ破損の恐れもあるので、防水カメラの使用がおすすめ
多くの防水カメラは耐衝撃機能も持っているので安心して使えます。
防水はもちろん、その名のとおりタフ=衝撃にも強いカメラです
山や海、岩場、雪の中など、どのような過酷な状況でも高画質な撮影を実現する、オリンパスのタフシリーズ。その最高峰モデルTG-6は、水中撮影モードも強化されています。
オリンパス Tough TG-6
驚きの防水性能、ハウジング無しで水深30mまで行けちゃいます!
耐衝撃性能がさらにアップ。ハウジングなしで水深30mまで潜れる、4K UHD動画も撮影可能な本格派アウトドアカメラ。
ニコン COOLPIX W300
防水カメラ選びのポイント
✔ きれいな写真を残したい場合は、レンズのF値と画素数に着目
F値とはレンズの明るさを表した数値で、数字が小さいほど明るい写真を撮影でき、光の届きにくい深い水中などではF値の小さい明るいカメラが向いています。
画素数は大きいほうがきれいな写真が撮れます。ただ写真の容量も大きくなるため、プリントするのか、SNSやブログなどWebに載せるのか、用途に適した画素数のカメラを選びましょう。
✔ 遠くまで撮りたい場合は、ズーム倍率に着目
ズームの倍率が大きなカメラを選ぶと遠くまで撮影することができます。ただし、一般的にズームをするとF値が大きくなり写真が暗くなるので注意! ズームには光学式とデジタル式がありますが、光学式のほうがきれいな写真が残せます。
✔ SNSなど直ぐに写真を投稿したい場合はWi-Fi機能付き
防水カメラとはいえ、濡れた状態や濡れた手でSDカードや電池を取り出したり、充電ケーブルを操作するのはNG。撮影した写真を直ぐにSNSなどに使用したい場合は、ワイヤレスで写真をスマートフォンやタブレットへ転送できるWi-Fi機能付きがおすすめです。
【アクティブ派向け】いろんなアウトドアシーンを残すなら
水に強く、アクティブな遊びにも対応するのがアクションカメラです。
写真(静止画)よりも、動画撮影に向いているカメラですが、通常のカメラでは撮れなかったアクティブな映像が、スマートフォンと連動させて直感的に撮影可能です。
アクションカメラの火付け役でありながら進化の止まらないGo Proの最新モデル
アクションカメラのパイオニア GoPro HEROシリーズの第9弾モデル。動画だけでなく写真もきれいに残せます。スマートフォンでの操作やアクセサリの充実度も魅力です。
GoPro HERO9
パズルのように組み替える、新感覚のアクションカメラ
ONE Rツイン版は360度撮影と4K 60fps広角撮影を切り替えることができます。シーンに合わせてカメラを組み替える。新感覚のカメラです。
Insta360 ONE R twin版
アクションカメラにはいろいろなマウントやアクセサリが揃っているので、こんな撮り方ができるんだ! という発見もあります。
【思い出は極上の仕上がりで】水辺で高画質な写真を撮るなら
高画質なデジタル一眼カメラのなかにも防滴・防塵機能のある物があります。あらゆる環境でも画質に妥協をしたくない方は、少し値は張りますが万能に高画質な撮影が可能なカメラを選ぶのも手です。
一眼カメラはどんな状況でも撮影できる様、防滴、耐久性能も高いんです!
世界最速(※1)15コマ/秒の高速連写と最短約0.02秒のAFが可能。5軸・最大6.5段のボディ内手ブレ補正機能も備え、「Xシリーズ」史上、最高性能を発揮するフラッグシップモデルです。(※1:APS-C以上のサイズのセンサーを搭載したミラーレスデジタルカメラとして。メカニカルシャッター設定時。2020年2月26日時点。富士フイルム調べ)
FUJIFILM X-T4-B
4K動画撮影にも強いパナソニックの一眼カメラ
世界初*4K/60p動画記録を実現。撮影領域を広げる、高感度フルサイズミラーレス一眼。
panasonic LUMIX DC-S1
ただし、防滴機能と防水機能は異なります。一眼カメラの場合、完全防水のモデルはないため、水中撮影をするには専用の防水ハウジングが必要になります。
【初心者・お子さん向け】スマートフォンから始めよう♪
水鉄砲や水浴びなど小さなお子さんとの水遊びシーンを残すだけなら生活防水に対応したスマートフォンでの撮影から始めてみましょう!
iPhone7以降(詳しくはAppleのサポートページを参照)や、Androidにも機種により防水機能があります。
簡単な水中・水遊びの撮影はスマートフォンで始められます。
スマートフォンを水遊びで使ううえでの注意点
✔ スマートフォンのスペックやメーカーの説明を確認する
✔ 持ったまま泳ぐなど、水圧や水流をかけない
✔ お湯や水蒸気はNG
✔ 海水や水以外の液体の場合は使用後水道水ですすぐ
✔ 濡れたままで充電しない
最近では百均などでも防水ケースが売られています。こちらを使用するとさらに安心ですが、スマートフォンを使ううえでの注意点は同様です。
モンベル 防水バッグ
防水カメラを手に、海・湖・川へ出かけよう!
楽しいお子さんの水遊びから、水中での撮影まで防水カメラがあるとキャンプ楽しみが広がります。まずは背伸びせずにスマートフォンから水を恐れずに撮影すると普段と違った写真が仕上がるかも? ご自身のレベル、撮りたい写真のシーンに合わせて防水カメラを選びましょう。