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【オヤジの目にも涙】テンマクの「ファスナーサポートバー」がテント開閉時のあの苦しみから解放してくれたぞ! 

お篭もりソロキャンプが大好きな筆者。ですが、歳を重ねるにつれてツラくなってきたのが、ドアファスナーの開閉。というのも、下端にいくほど鋭角なティピー型テントを愛用中だから。

低くて遠いファスナーに手を伸ばすときの腰への負担といったら……。そんなとき見つけたのがこの2本の棒! 一体どれほどあのツラさが軽減されるのか、詳しくレビューしていきます!

 

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目次

記事中画像撮影:筆者

神様、ティピー型テントの開閉はなぜこんなに辛いのですか?

ティピー型テントの開閉はきつい

著者はお籠りキャンプが大好き。夜になると早々にテンマクデザイン「サーカスコットン」内に籠もってソロ宴会を楽しんでいます。

ですが、いくらお篭もりとはいえお酒を飲めばたびたびトイレにも行くワケで。下端にいくほど壁が鋭角になるティピー型のこのテントでは、毎度のドア開閉がかなりツライんです。

内側から開けるときは、かなりの低姿勢で手を伸ばさないとファスナーに届かず、体の硬い腰痛持ちにはなおのことツライ……。

ティピー型テントの開閉はきつい

内側から閉めるときなんか、上から下に向かって閉めるに従ってどんどんファスナーが遠くなるワナ……。正面から見ても、最先端は遠いし低いですよね。

あそこまで手を伸ばすのか、と考えただけでちょっとウンザリします。ドア開閉の度に「はあ~どっこらしょ」の声が自然と漏れてしまいます。

「開閉サポート棒」を自作してみたが…

自作サポート棒

実は以前、ネット情報などを頼りに開閉用のサポート棒を自作したことも。木の棒にネジ付き金具でカラビナをつけるだけの簡単DIYで、長さは60cmほど。

これをテントのファスナーに取り付けるわけです。格安・簡単にできて確かに便利! でしたが……、素人が作る簡素なものなので、すぐに途中から折れてしまい、それっきりに。

既製品でちゃんとこんなんありましたわ

テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」テーブルに置いて

そんなときに見つけたのが、テントと同じくテンマクデザインの「ファスナーサポートバー」2本セットです。しっかりした作りの既製品がちゃんとありましたわ……。

そんなワケで、早速こちらを使って、サーカスドア開閉時の腰痛が軽減されるのか、その実用性をしっかりレビューしていきます! 

    テンマクデザイン ファスナーサポートバー

    サイズ約20cm(長さ)
    重量約14g
    材質アルミニウム

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」とは?

    2本セットには意味がある!

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」

    この「ファスナーサポートバー」、まず気になるのが2本セットという点ですね。テント2つ用?

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」を吊るしたところ

    ……というわけではなく、これはテントの内側と外側の両方に装着するためのようです。
    つまり、内側だけではなく、外側から開けるときもラクになるということ。さすがプロ。素人にはない発想です。

    取り付けは簡単そうなスプリットリング

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」のスプリットリング

    取り付けは、ファスナー金具の穴やロープタブなどに、付属の「スプリットリング」でキーホルダーのように取り付けます。

    装着できないテントはなさそうな、非常に分かりやすい構造ですね。取り外すのも簡単そう。

    「長すぎず短すぎず」を狙っている?

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」は20㎝

    「ファスナーサポートバー」の長さは20cm。過去に自作したサポート棒(60cm)に比べて、随分と短いことに正直違和感を覚えました。長いほど遠くからでも掴みやすいのに……と。

    とはいえ、自作品は長すぎて折れたわけですし、運搬にも不便ですから、実はこの辺がベストな長さなのかもしれません。

    アルミニウム製で軽くて丈夫

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」は軽量

    重量は1本14gと軽いです。高耐久なアルミ製ということで、持った感もポッキリ折れるようなことはまずなさそうです。地面に接触したり雨に打たれても錆びにくいのも良さそうですね。

    また、木製だった自作サポートバーは、湿ってしまうと乾くまでなんとも気持ち悪く、カビてしまうリスクもありましたが、アルミならサッと拭けばいいのでお手入れも楽チン。

    早速ティピー型テントで試してみたら……おお、これは快適!

    まずはジッパータブに装着

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」の取り付け

    早速、我が家のテンマクデザイン「サーカスコットン」に取り付けてみました。取り付けは内外合わせてものの30秒で完了。設営直後のぐったりモードでも、まあこのぐらいはできますね。

    腰への負担は、はたして…?!

    取り付けたところで早速試してみましょう! まずはビフォーアフターをご覧ください……!

    BEFORE

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」無しのドアファスナー開閉シーン

    AFTER

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」有りのドアファスナー開閉シーン

    いかがです? アフターでは、明らかに上半身の角度が改善しているのがお分かりいただけますよね? テント内側の一番下の最も遠いところであっても、簡単に手が届きます。

    懸念していた「たった20cm」の長さですが、実際は相当効きます。また、ファスナーを指先で捕らえるよりも棒を握るほうが断然無理がなく、総じて腰への負担は激減しましたよ。

    開閉時以外も邪魔にならない

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」をぶら下げたところ

    全長20cmと短い点のメリットがもう1つ。全開時には天井付近にぶら下がることになりますが、頭にぶつかったりしないんです。仮に当たっても危なくないです。

    考えてみたら、長さ60cmもあった自作版はいわば槍みたいなもので、しばしば体や顔に刺さっていました。改めて、この長さが最適なのだとよく分かります。

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」をつけた入口を巻き上げる

    本当に邪魔にならない長さなので、取り付けたまま入口を巻き上げてもストレスゼロ

    2本セットのメリットも実感

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」手持ち

    外側ファスナーの場合、閉じるほど自分側へと「近づいてくる」ワケで、「ファスナーサポートバー」のメリットは、さほどない気がしていました。

    ですが使ってみると、やはり「小さなファスナータブを指でつまむ操作」が「棒を掴む操作」に変わるメリットは大きいですね。あれば間違いなく腰はラクですし、ストレスも軽減できます。

    また、これは外側だけでなく内側ファスナーにも言えることなんですが、背の低い人や手の短いお子さんでもファスナーにアクセスしやすくなる点もメリットだと感じました。

    気になる点もなくはない……。

    付けっぱなしNGだから失くしそう

    テンマクデザイン「ファスナーサポートバー」

    「ファスナーサポートバー」には目印的な役割の真っ赤なテープが付属。このテープ、実は湿気や水濡れにより色落ちして、テントを汚す可能性があるようです。

    今回使用時には色落ちは確認できませんでしたが、つけっぱなしでテントと一緒に収納するのは厳禁。サイズが小さいのもあり、収納システムもよく考えないと紛失しやすそうですね。

    蓄光タイプなら夜も見やすかった…

    セリア製サポートバー

    どうせだったらという、ちょっと欲張りな視点になりますが、特に外側につけたときは夜間見えにくく、蓄光機能などあればなお良かったかもしれません。

    と思っていたら、100均の「セリア」でこの蓄光タイプ(画像:右)がありました。材質や構造など、クオリティはやはり100均という感じですが、使い分けるとより便利かもしれませんね。

    この快適さはたまらん。腰痛の無い方もぜひお試しあれ!

    テントでくつろぐ筆者一家

    屈んだり立ったり、キャンプでの腰への負担はバカにできません。腰痛持ちでなくてもキャンプ後に腰が張ったりする経験は皆さんあるのでは? 

    「ファスナーサポートバー」は、そうした腰の疲労がかなり軽減されるアイテムです。

    ちょっとしたひと手間ですが、こういうのが意外とキャンプを快適にしてくれるもの。手の短い小さなお子さんなどにも役立ちます。ぜひ、みなさんもこの快適さを体感してみてくださいね!

      テンマクデザイン ファスナーサポートバー

      サイズ約20cm(長さ)
      重量約14g
      材質アルミニウム

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