アイキャッチ画像出典:Instagram by@aandfcountry_sapporo
みんなが“今”買いたい「ファミリーテント」って…?
出典:Coleman
いよいよキャンプシーズン真っ盛り! 暖房器具など装備のハードルもグッと下がり、これからテントを購入して、ファミリーでキャンプを始めるのにもベストな季節です。
だけどテントって、キャンプスタイルの決め手となるメインギアであり、安すぎるのもむしろ不安だったり……。みんなが欲しいと考えているアイテムを参考にしたいもの。
CAMP HACK読者にアンケートを実施!
そこで、CAMP HACK読者のみなさんにアンケートを実施! 約170人の方から、愛用するファミリー用テントについて、リアルな回答が集まりましたよ。
今回は、ランキングBEST5を製品の特徴と合わせて発表! BEST10入りしたテントからも、いくつかピックアップしてご紹介。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ファミリーが“今”買いたい人気テントBEST5を発表!
第5位|TOKYO CRAFTS「ウィングフォート」
出典:TOKYO CRAFTS
焚き火台「マクライト 2」でお馴染みのTOKYO CRAFTSから、2023年12月のリリース後、早くも1stロットは完売という新作大型テント、「ウィングフォート」が第5位にランクイン!
人気の理由は、やはり巨大なメインアウターパネル。天井と一体型で完全防水なうえ、本体とは完全に独立。跳ね上げたままで、ドアパネルの開閉やメッシュパネルへの切り替えが可能です。
出典:TOKYO CRAFTS
別売りキャノピーポールの位置を変えたり、裾だけガイロープで張るなどアレンジ幅も多彩。両翼の三角部分はサイドウォールとして本体に接続もでき、前後ドアパネルも跳ね上げ可能です。
さらに最大4名が就寝可能なインナーテントが付属し、全周にスカートも装備。これ1つであらゆるシーンや季節に対応できる、まさにオールラウンドなシェルターです。
▼ウィングフォートの詳細はこちら
第4位|コールマン「4Sワイド2ルームコクーンⅢ」
出典:Instagram by@coleman_japan
続く第4位は、コールマン「4Sワイド2ルームコクーンⅢ」。同ブランドのマスターシリーズ中最大サイズのテントで、約幅670×奥行き400×高さ220cmという広大さです。
交点の多い独自のフレーム構造により、広がりのある天井と抜群の強度を実現。サイドウォール付きキャノピーには跳ね上げ用ポールも標準装備し、風雨を避けながらリビングスペースの拡張が可能です。
出典:Coleman
付属のインナーテントに加え、別売りのインナーテントを追加すれば寝室を2部屋にして2家族で過ごすことも可能に。
天井には大型のクリアルーフフライを採用。採光の調節や遮光性を高めて結露を軽減します。全周にスカートも備え、厳冬の氷点下から猛暑の夏まで対応する、コールマン最高峰モデルです。
出典:Coleman
そしてなんと! マスターシリーズ20周年アニバーサリーの一環として、限定カラーのマスターブラウンが存在感抜群の「コクーン2024リミテッド」も登場!
高耐久性や空間を最大化する設計などの機能性はそのままに、今だけ選べるNEWカラー。こちらもチェックマストです。
▼コールマン「コクーン2024リミテッド」の詳細はこちら
コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ
定員 | 5〜6人用 |
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使用サイズ | 本体:約幅670×奥行き400×高さ220cm インナー:約幅360×奥行き240×高さ195cm |
収納サイズ | 約φ40×85cm |
重量 | 約34kg |
耐水圧 | フライ/約3,000mm フロア/約10,000mm ルーフ/約3,000mm |
材質 | フライ/210D ポリエステルオックスフォード(遮光PU、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水) インナー/コットン混紡ポリエステル、68D ポリエステルタフタ フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) ルーフ/75D ポリエステルタフタ(遮光PU、UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水) ポール/(メイン、サポート、センターサイド)アルミ合金 約φ19mm (センタールーフ)アルミ合金約φ16mm (ミドル)アルミ合金約φ14.5mm (キャノピー)スチール 約φ19mm、長さ180cm、200cm |
第3位【同票】|
ogawa「アポロン」
DOD「カマボコテント3M」
ogawa「アポロン」
出典:ogawa
そして第3位には同票で2つのテントがランクイン。 1つ目はogawa「アポロン」! 2018年の発売以来、人気ランキング常連のベストセラーモデルは、まだまだ健在です。
最大の魅力は、前後・両サイド全てのドアパネルにメッシュ付きの、この開放感! フルオープンやサブポールの追加でパネルの跳ね上げも可能で、雄大な自然との一体感が味わえます。
出典:ogawa
また、4本のアーチポールに縦3本のリッジポールが追加された構造で、フレームには12箇所の交点を設けて剛性を高めています。まさに「堅牢」という言葉がふさわしいテント。
吊り下げ式インナーテントも標準装備し、左右どちらにも設置が可能。全周にスカートも備え、オールシーズン快適に過ごせます。
ogawa アポロン
使用サイズ | 本体:W585×D320×H205cm インナーテント:W210×D300×H188cm |
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収納サイズ | 80x45x35cm |
重量 | 約23.0kg(付属品除く) |
材質 | フライ:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) インナーテント:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ルーフフライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) メインポール:アルミ合金φ19mm×2、アルミφ17.5mm×2 リッジポール:アルミ合金φ14.5mm×3 |
DOD「カマボコテント3M」
出典:Instagram by@dod.camp
同票第3位2つ目のテントはDOD「カマボコテント3」。アップデートしつつ3代目となる現行モデルも、リーズナブルかつ居住性の高いトンネル型テントとして人気が継続中です。
4本のアーチポールをスリーブに通し、テント両端にペグダウンしたら、手前のポールから順に起こしせば立ち上がるので設営も簡単。
出典:DOD
吊り下げ式インナーテントも標準装備。別売りを反対側に追加すれば2寝室3ルームとなり、最大10人での就寝が可能に。ドアパネルは全て別売りポールで跳ね上げられ、スカートも完備。
また、お座敷スタイルにできる「カマザシキ」などオプションも豊富。カラーもタン・ブラック・カーキの3色展開で、人数やスタイル合わせて選べるのも人気の理由です。
DOD カマボコテント 3M
定員 | 大人5名(※寝室スペース) |
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使用サイズ | 本体:(約)W300×D640×H195cm インナーテント:(約)W280×D220×H170cm ※インナーテントのドア面がW |
収納サイズ | (約)W69×D35×H31cm |
総重量 | (約)19.5kg |
耐水圧 | アウターテント:3000mm インナーテントフロア:5000mm |
材質 | アウターテント:150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) フレーム:アルミ合金 インナーテント壁面:68Dポリエステル インナーテントフロア:210Dポリエステル(PUコーティング) |
第2位【同票】|
ラーテルワークス「ボーデン」
スノーピーク「ランドロック」
サバティカル「アルニカ」
ラーテルワークス「ボーデン」
出典:RATEL WORKS
そしてなんと……! 第2位には同票で、実に3つものテントがランクイン。1つ目のテントは、斬新かつ独創的なテントが人気のラーテルワークスの新作「ボーデン」。
こちらは、クロスドームテントと2ルームテントのメリットを融合させた「ドーム型2ルーム」。リビングだけで幅約400✕奥行き約230cmという広さで、別途タープを張る必要がありません。
さらに付属のインナーテントはリビングよりも大きく、140cm幅のマットを2枚置いても余剰スペースが有るほど。
出典:RATEL WORKS
真上から見ると、クロスポールドーム状の寝室から3本のリッジポールが長く伸び、前後をそれぞれアーチポールで立ち上げて、デッドスペースの少ない構造を実現。
出典:RATEL WORKS
また、前後パネルに加え長さ2m以上のサイドパネルも別売りポールで跳ね上げ可能。夏はオープンに、スカート付きで冬のお篭り幕にも最適と、オールシーズン活躍するシェルターです。
生地にはシリコンコーティング加工が施され、ハリ感がありつつもしなやかな仕上がりで、高いレベルの引き裂き強度を実現。
▼ラーテルワークス「ボーデン」の詳細はこちら
スノーピーク「ランドロック」
出典:snowpeak
同票第2位のテント2つ目は、スノーピークを代表する2ルーム大型シェルターの1つ、「ランドロック」です。
5本のフレームで耐久性を高めた構造で、前後の大型パネルは別売りの「アップライトポール」で跳ね上げも可能。リビング中央の両サイドにもドアパネルがあり、出入りの自由度が高い作りも魅力です。
出典:snowpeak
大人2人+子供3人が寝られる吊り下げ式インナーテントを標準装備し、キッチン込みのレイアウトが可能な広さのリビングスペースもしっかり確保。
ボトムにはスカートを備え、別売りのシールドルーフで遮光性を高めることも可能。家族5人がゆったりと衣食住を完結できるオールラウンドな一幕です。
スノーピーク ランドロック
定員 | 6人 |
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使用サイズ | 625×405×205(h)cm |
収納サイズ | キャリーバッグ/75×33×36(h)cm フレームケース/72×17×22(h)cm |
重量 | 22kg(付属品含む) |
材質 | 本体/150Dポリエステルオックス・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム(ルーフ部)・UVカット加工・テフロン撥水加工・150Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム(ウォール部)・UVカット加工・テフロン撥水加工・フレーム/A6061(φ19mm)、インナールーム/68Dポリエステルタフタ(ウォール)・210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム(ボトム) |
サバティカル「アルニカ」
出典:Instagram by@aandfcountry_sapporo
そして同票第2位3つ目のテントは、A&Fのオリジナルブランド、サバティカルの「アルニカ」。
4本のアーチポールに2本のブリッジポールを加えることで、設営の簡単さと同時に強度と剛性の高さも兼ね備えたフレーム構造を実現した、トンネル型2ルームテントです。
出典:Instagram by@aandfcountry_fukuoka
また、大人2人+子ども2〜3人がゆったり寝られるインナーテントが標準装備。前後左右全8枚のドアパネルはメッシュ付き、かつポールを追加すれば跳ね上げも可能です。
さらに、天井部分はカラーPU加工が施された極厚生地で遮光性をUP。両サイド3枚のドアパネルを連結して1枚の大きなタープにできる点も便利。
出典:Instagram by@aandfcountry_akishima
8〜10人が過ごせるオープンシェルターにもなり、全周にスカートも装備したオールシーズン対応も魅力。既存のトンネル型テントへの「あったらいいな」を集約しつつ、オリジナリティが光るテントです。
▼サバティカル「アルニカ」の詳細はこちら
第1位|ゼインアーツ「ロロ」
出典:ZANEARTS
数あるファミリーテントの中から栄えある第1位に輝いたのは……、ゼインアーツ「ロロ」でした!
とにかく目を引く斬新な“前のめり”フォルムは、一見さぞ複雑なポール構造に思えますが、実際はワンポールテントがベースの2ルームテントなんです。
出典:ZANEARTS
そして、付属のインナーテントとリビングスペース間の、ちょうど境界となるテント中央部にメインポールが配置されているのが大きな特徴。
ワンポールテントの設営しやすさはそのままに、圧倒的に広々としたリビングスペースを実現したフレームワークは、やはりゼインアーツならでは。
出典:ZANEARTS
また、外側のアーチポールとリッジポールが、リビングに奥行きと広がりをプラス。そして、まるで「軒」のように“前のめり”な開口部のフォルムが、天井付近のデッドスペースや雨の吹き込みも軽減します。
他と被りにくい斬新デザインでありながらも、設営簡便性や高い居住性を両立した、買いたいファミリーテント第1位なのが納得のテントです。
▼ゼインアーツ「ロロ」の詳細はこちら
他にもこんなテントがBEST10にランクイン!
ゼインアーツ「クク 2」
出典:ZANEARTS
自立式メインフレームとフック式のフライシートにより、設営簡便性を大きく高めた2ルームテント。前後左右4方向からの出入りできるのも便利。EC限定販売で高コスパも実現した話題作。
▼ゼインアーツ「クク 2」の詳細はこちら
サバティカル「サバルパインドーム」
出典:A&F COUNTRY
サバティカル初の大型ドームテント。独自のフレームワークで、ドームテントに求められる耐風性の高さを維持しつつ、少ないフレーム本数によるシンプル構造と軽量化を実現しています。
サバティカル サバルパインドーム
定員使用サイズ | 最大幅540×最大高240cm |
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収納サイズ | L82cm×W42cm×H31cm |
総重量 | 23.8kg(ポール10.3kg、ペグ820g) |
材質 | 生地:ポリエステル フレーム:アルミ |
スノーピーク
「エントリー2ルーム エルフィールド」
出典:snowpeak
エントリーモデルとして、設営しやすさに加えインナーテントやルーフシートなど充実した付属品により、高コスパも両立した2ルームシェルター。
スノーピーク エントリー2ルーム エルフィールド
定員 | 4人 |
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使用サイズ | 幅600×最大奥行き380×最大高210cm |
収納サイズ | キャリーバッ グサイズ:83×30×34(h)cm |
重量 | 15.5kg |
材質 | 材質:本体/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・テフロン撥水加工、ルーフシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・撥水加工、マッドスカート/210Dポリエステルオックス・PUコーティング、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム/A6061(φ16mm+φ14.5mm) |
ラーテルワークス「オルカ」
出典:RATEL WORKS
幅630×最大奥行き410×最大高220cmという、国内最大級の2ルームテント。標準装備のインナーテントも大人5人がゆったり寝られ、寝室部分両サイドのロッジ風の格子窓も魅力です。
ラーテルワークス オルカ
定員 | 5人 |
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使用サイズ | 幅630×最大奥行き410×最大高220cm |
収納サイズ | 収納サイズ フライシート:高さ32×横幅×奥行き26cm ポール等:高さ23×横幅×奥行き18cm |
重量 | フライシート:14kg ポール等:9.8kg |
材質 | フライシート:150Dポリエステルオックス(PUコーティング、耐水圧3000mm、テフロン撥水加工、UVカット加工) インナー:190Tポリエステルタフタ(撥水加工) インナー(ボトム):150Dポリエステルオックスフォード(PUコーティング、耐水圧2000mm、撥水加工) ポール:A6061 Aフレーム19mm アーチポール16mm |
DOD「タケノコテント2」
出典:Instagram by@dod.camp
ワンポールテントの設営しやすさをそのままに、サイドに140cmのサイドポールを追加して約8.6畳の広大な空間を実現。屋根部分のみポリコットン生地で遮光性や通気性を高めています。
▼DOD「タケノコテント2」の詳細はこちら
テントのラインナップにも広がるダイバーシティ!
出典:ZANEARTS
コロナ禍の急速なブームを経た今、テントのラインナップはどんどん多様化。さまざまなファミリーのスタイルやニッチな需要にマッチするテントが選べるようになりましたね。
今回のアンケート結果もそれをリアルに反映し、ブランドから形状まで、実にバリエーション豊富なテントたちがランクイン。あなたもこの記事を参考に、ぜひご家族にベストマッチなテントを見つけて下さいね!