「正直、これ売れています」な人気テントを教えてください!
決して安くはないテント。できれば「買って失敗した~(泣)」は、避けたいですよね。そこでCAMP HACK編集部がアウトドアメーカーに突撃取材。社員の方に“正直、これ売れてます”な「売れ筋テント・BEST10」を教えてもらいました。
今回は、DODに取材を依頼! スタンダードな「ワンポールテント」をはじめ、簡単設営のできるワンタッチモデルやファミリーキャンパーに大人気の「タケノコテント」「カマボコテント」といった代表的テントまで、テントだけに絞っても数多くの取り扱い品番があります。
果たしてその中でも、とくに売れているおすすめテントは一体……? 気になるランキング結果と一緒に、メーカーならではのオススメ理由もお届けします。
ランキング発表者は、DODの棚村さんです
DOD・広報の棚村藍です。子どものときから家族でキャンプを始め、キャンプ歴は20年以上になりました。今では美味しいビールを飲むため、北は北海道、南はニュージーランドまでバックパック一つでキャンプを楽しんでいます。
フェスキャンプにもよく参加している棚村さん。現地で設営に困っている人を見かけたら、思わずお手伝いしてしまうそう。キャンプを楽しんでもらいたいという広報さんらしいエピソードですね!
ランキング…の前に、DODってどんなブランド?
ウサギをモチーフにした愛らしいブランドロゴを採用。新製品が発売される度にSNSをザワつかせるほど、ネーミングセンスが秀逸なDOD。
開発されるのはテント・タープ・ファニチャー・焚き火系などジャンルは多岐に渡り、いずれの製品にも「ワクワクするような遊び心」が活かされています。
ユニークなのは名前だけでなく、その実用性の高さにも驚きがあります。常に目が離せないTOPブランドのひとつといえるでしょう。
DODの中の人が教えてくれたテント売上トップ10
それでは数あるヒットモデルの中から、とくに人気の高い「DODの売れ筋テントBEST10」をランキング形式で紹介しましょう!
第10位 ワンタッチテント
第10位は、2013年にリリースされたブランドきってのロングセラーモデルの「ワンタッチテント」です。
紐を引っ張るだけであっという間に2人用のテントが完成! 大型のシェルターやタープ下にセットするカンガルースタイルとしてもオススメですよ。
コンパクトで約3kgと軽量なので、ピクニックや海にも持ち運び楽々。また小さめサイズで簡単に設営・片付けができるので、おうちキャンプやベランダキャンプにもオススメできる万能モデル。カラーはタンとブラックの2色展開です。
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第9位 ヤドカリテント
一見するとノーマルなワンポールテントのようですが、ガバッと広がる前室がとにかく開放的! 第9位は、2ルーム仕様の大型ワンポールテント「ヤドカリテント」です。
最大収容は大人6名と、ファミリーキャンプでも余裕たっぷりのサイズ。
大人でもストレスフリーで過ごせる十分な高さ(3m)に加え、インナーはポリコットンを採用しているため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
またドアパネルが3方向に配置されているので、大人数で寝ているときも周りを気にせず出入りできるのは嬉しいポイント。個人的には、カーキグレーの他にはないカラーリングも好きです!
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DOD ヤドカリテント
第8位 ツクツクベース
ネーミングの由来は“付く”。その名の通り、こちらの大型シェルターに別売りの「ヒレタープ」や「エイテント」をドッキングできる拡張機能のあるテントです。
組み立てサイズは520×520cmの正方形で、4隅のポールが垂直に立ち上がっているので、デッドスペースが生まれずレイアウトしやすいデザイン。おまけに4方向どこからでも出入り可能です!
単体でテントとして使用した場合は、最大で大人8名収容可能という広々スペースに。フロアを外せば大型シェルターとしても使え、さらには連結がしやすい構造と、いいトコづくしのテントです。
ツクツクベースの詳細ページはこちら
第7位 ショウネンテントTC
第7位は、“少年の心を忘れない”というコンセプトのもと、ソロキャンプでの快適性を重視したソロ用モデルです。ソロでも広い前室を確保したい、見た目も重視したい、近くで焚き火もしたい、そんな要望を全部叶えることができます!
幕体には難燃性に優れたTC素材を採用しており、重量は約8.2kg。もっと軽量さを重視したい方はには、同型のポリエステルモデル「ショウネンテント」の使用をオススメします。テントの近くで焚き火はできませんが、重量約3.2kgほどです。
インナーを取り外せばフライのみでシェルターとしても活用でき、別売りのタープ「オーマイロンリナイイッツマイライフタープ」を併用すると贅沢空間のソロキャンプサイトに仕上がりますよ!
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第6位 レンコンテント2(L)
クレイジーな見た目の「レンコンテント2(L)」も人気。こちらはDODで唯一テント内での焚き火を推奨するテントなんです!
名前の”レンコン”の通り穴が空いているため、煙を逃し、サイドの部分で温かい空気を留めてくれるため、焚き火中のあるあるな「顔は温かいけど背中が寒い」を解決してくれますよ。
レンコン窓はすべてダブルファスナー構造。気温などに応じて窓の開閉を自在に調節できます。ひと味違うキャンプスタイルにレベルアップしたい方にお使いいただきたいですね!
レンコンテント2(L)の詳細ページはこちら
第5位 ワンポールテント(L)
第5位は、王道のワンポールテントです。DODでは、サイズを選べるようS(3人用)、M(5人用)、L(8人用)をラインナップしています。広々としたスペースを持ちながらもシンプルな構造から扱いやすく初心者さんにもオススメです。
タンとブラックの2カラー展開ながら、最近はブラックに人気が集中。Lサイズの大きなテントでのブラックカラーは迫力もあり、サイトもかなりの存在感を発揮してくれますよ!
棚村さんは、自社アイテムを使ったSNS投稿をチェックしているらしく、ブラックでカラーを統一された素敵なコーディネート写真を見て感動しているのだとか。ぜひDODユーザーさんは、サイトコーデを投稿してみてはいかがでしょう!
ワンポールテント(L)の詳細ページはこちら
第4位 エイテント
なんと言ってもこの可愛らしさが魅力的、ロッジ型の5人用「エイテント」が第4位です! 見た目も映えますし、とにかく設営が簡単。女性やファミリーに人気のテントです。
サイドウォールを立ち上げることで幕内の圧迫感を解消しています。別売りの「ヒレタープ」と接続すると、リビングスペースを確保し、より快適な“エイヒレ”スタイルを楽しめますよ。
DOD エイテント タン
DOD エイテント カーキ
第3位 キノコテント
いよいよ、ここらからはTOP3の発表です。第3位には、ポップなキノコ屋根を備えたテントがランクイン!
可愛いだけじゃなく大人2名+子供2名がゆったりできるサイズ(W328×D328×H168cm)のテントです。
このサイズ・可愛らしさでワンタッチ構造なのが最大の特徴です。紐を引っ張るだけで形が組めるので、キャンプデビューの最初のひと張りにもオススメ!
キノコテントの詳細ページはこちら
第2位 タケノコテント2
第2位は、リビングと寝室の機能をひとつの大型ワンルームテントで完結させる「タケノコテント2」。家で過ごしているのかのように靴を脱いでリラックスした状態で過ごせます。
サイドに140cmのポールを入れたことにより、端のスペースまで有効活用できるのも人気の理由。広さはなんと約8.6畳ほど! 屋根部分がポリコットン、サイドウォールがポリエステルというハイブリット構造のため、広さのわりに扱いやすいですよ。
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第1位 カマボコテント3(M)
DODの代表製品といってもいい「カマボコテント」シリーズの最新作「カマボコテント3」が堂々の1位です。
設営の簡単さ、広いツールーム型、様々なオプションの楽しみ方ができ、使用スタイルの幅でいくと、これ以上のテントはないと言ってもいいぐらいのブランドの自信作です。
カマボコテント3は、S(3人用)・M(5人用)・L(7人用)の3サイズ、タン・カーキの2色展開。中でも、真ん中のMサイズが人気ですね。
歴代カマボコシリーズとの最大のアップデートポイントは、「カマボコテント3」より全てのパネルにメッシュが付属したこと。フルクローズ、メッシュ、フルーオープンとオールシーズン快適に過ごしていただける仕様になっています。
専用オプションには、プロジェクターの映像を映し出すスクリーン生地「カマボコシアターM」や結露軽減や遮光性アップする「カマボコシールドM」など多岐にわたります。
随時、抽選販売が実施されているので、気になる方はDODの公式Twitter、Instagramをチェックしてください!
カマボコテント3(M)の詳細ページはこちら
ちなみに棚村さんのイチ押しテントは?
では、最後に今回のぶっちゃけランキングを伺った広報担当・棚村さんの愛用モデルもお披露目いただきましょう。
ライダーズタンデムテント
私が愛用しているのは、前室付きのドームテント「ライダーズタンデムテント」です。
今回は惜しくもランキング外でしたが、古くからDODをご存知の方なら誰もが知るであろうモデルですね。
“ライダーズ”と付いているのでライダー向けかと思いきや、フェスキャンプや夫婦2人でキャンプをすることが多い私にとっては、大きさ・扱いやすさにおいてこのテントがベストです。
ワンタッチで最大大人4人が就寝できるテントが立ち上がり、重量約6.8kgと広さのわりに軽量! 長年愛用していますが、今のところコレ以上のテントには出会っていません。もっとたくさんの人に知ってもらいたいテントです。
ライダーズタンデムテントの詳細はこちら
DODのテントには、便利さと楽しさがあふれていました!
昨今のテントは設営の簡単さ、広さ、拡張性の高さなど、様々なニーズに合わせて選べます。
そんな中、DODのテントは便利さはもちろん、そこに独創的なアイデアをプラスしているからキャンプがますます面白くなりそうですね。
ビギナーからベテランまで幅広いユーザーから支持されるDOD。そんなブランドきっての売上トップ10テントの数々は、なによりキャンプの「楽しさ」を感じさせてくれるものばかりでした。
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