【6/16】父の日、なにをプレゼントしよう…
毎年やってくる父の日。キャンプ好きのお父さんに今年はなにを贈ろうか……と頭を悩ませている方も多いと思います。
世間の相場だと、父の日のプレゼントにかける費用はおよそ5,000円前後くらい。その金額で買えるキャンプ道具、う~ん……なんだろう??
キャンプ好きお父さんたちにアンケートを実施!
そこで今回は、アウトドア好きが集まる社内でも、生粋のキャンプ好き! なお父さん達に「5,000円前後で買える、プレゼントされたら嬉しいキャンプ道具」を聞いてみました。
「安定だよね」という定番から、「意外にこれもアリ?」という新発見まで。ぜひプレゼント選びの参考にしてみてください。
プレゼント候補①
漆器のマグカップ
アウトドアの食器は、アルミやチタン製が多いですよね。しかし、どこも似たり寄ったりのデザインで面白みがない……。そんなお父さんが注目しているのは、漆器のマグカップ「ノダテマグ タナゴコロ(S)」。
国の伝統工芸にも指定されている会津塗の技術が用いられており、全工程を職人さんが一つひとつ手作業で仕上げています。アウトドア仕様なので軽くて丈夫ですし、天然無垢の木材を使用しているため使い込むほど味が出てきます。
Sサイズはマグカップというよりも、日本酒のぐい呑みにもピッタリな少量サイズ。熱い飲み物も、素手で持つことができます。カラーリングは全3色。
常に使うアイテムではないので、買うのに少し抵抗ある。けどおしゃれでかっこいいし、美味しいお酒を飲むのに重宝すること間違いない!(キャンプ歴10年)
プレゼント候補②
キャンプエプロン
お次はテンマクデザインの「キャンプエプロン」。中央のポケットは二重になっており、工具や道具がたっぷり入ります。またサイドに付いているベルトは、ハンマーやカラビナをかけられる仕様なので、ペグ打ちにも最適です。
胸当て部分を折りたためば、カフェエプロン風に! キャンパス生地を使用しているため耐久性もバッチリですし、使い込むほどに味が出てくるのもアウトドア感があっていいですよね。
欲しいけれどマストのアイテムではないし、自分で買うほどではないものだからかな。
でも貰ったらやっぱりうれしいし、絶対使う。(キャンプ歴7年)
プレゼント候補③
アウトドア用ナイフ
プレゼントにナイフ……まさに男性らしい選定。食材を切ったり、木の皮を剥いで薪にしたり、缶詰をあけたり、と1本持っていればなにかと重宝します。
キャンパーの定番は、フランス製の「オピネル」。ブレード(刃)は、ハイカーボンスチールとステンレスの2種類あり、初心者には錆びにくいスチール製がおすすめ。ハイカーボンスチールの方が切れ味は鋭いですが、素材の特性上錆びやすい面もあります。
一方で「ビクトリノックス」や「レザーマン」に代表されるようなツールナイフも外せないプレゼント候補。
はさみ、のこぎり、缶切り・栓抜き、マイナスドライバー、つめやすりなど、手のひらサイズのナイフ1本にすべて収まっています。
家族で共用している調理用ナイフはありますが、それとは別に自分用のナイフが欲しいですね。缶切りとか日常でも使えるシーンもありますし。あとポケットに入るサイズ感がいい。(キャンプ歴3~5年)
オピネル No.9 ステンレス
オピネル カーボンスチールナイフ No.9
レザーマン マルチツール スクオート ピーエス4
プレゼント候補④
アウトドア用お箸
キャンプ用のカトラリーといえば、スプーンやフォークが主流だと思います。しかし日常生活の大半はお箸を使って食事をすることが多いですよね?
やっぱりキャンプでも馴染みのあるお箸を使いたい! そんな日本人の心理を突いた、アウトドア仕様のお箸が各メーカーから出ています。中でも人気なのが、スノーピークの「和武器」。
持ち手の部分はステンレス製、先端部は竹素材を使用しているので、豆腐など滑りのいい食材もしっかりつかむことができます。また刀をしまうように二分割して収納するため、コンパクト性も◎。
キャンプだけでなく、普段でも使えるのがいい。でも正直高いから、自分1人のために買おうとまではいかない……けど欲しい。(キャンプ歴30年?くらい)
スノーピーク 和武器 M
スノーピーク 和武器 L
プレゼント候補⑤
ソロキャンプ用の焚火台
今では1,000円台で購入できる、激安な焚火台も登場している時代。5,000円前後という予算内でも、焚火台のバリエーションは豊富にあります。
重量はわずか832g。バックパックに入る超コンパクト仕様でありながら、幅があるため大きめの薪もボンボン投入できるのが魅力。網も付属しているので、贅沢に1人バーベキューも堪能できちゃいます。
今までファミリーキャンプ中心だったけど、今後はソロキャプの時間を増やしていきたいと思っているので、1人専用の焚火台が欲しいなぁって。
いつでも気軽に焚き火を楽しみたいので、バックパックに入るようなコンパクトなサイズは絶対。なおかつ大きい薪をくべられる焚火台を探していたんです。(キャンプ歴10年)
ユーコ ミニフラットパックポータブルグリル&ファイヤーピット
プレゼント候補⑥
リクライニングチェア
仕事明けの早起き、キャンプ場までの運転にテントやタープの設営。どっと疲れた体を休ませるのに最適なのが、リクライニングチェアです。一見高そうなイメージがありますが、5,000円台で買えるリーズナブルなチェアも出ていますよ。
枕やドリンクホルダー付いたモデル、背面がメッシュ仕様になっていたり、小物収納に便利なポケットが備わっているなど、チェアの種類もさまざま。キャンプはもちろん、室内やベランダで使えるのもポイント高いですね。
キャンプでも家でも使えて、ゆったりできるおしゃれな椅子が欲しい。やっぱり自分だけの寛ぎの時間がほしいので笑。(キャンプ歴2年)
コールマン リクライニングチェア イージーリフトチェアST グリーン
キャプテンスタッグ CSオートリクライニングチェア
プレゼント候補⑧
コンパクトな財布
普段使いの財布をキャンプに持っていくのは気が引ける……というお父さんも少なくないよう。肌身離さず持ち歩けるよう軽量でコンパクト、さらに収納力の高い財布が気になるようです。
PaaGo works(パーゴワークス)の「トレイルバンクs」は、そんなお父さんの要望を満たしているミニマムなお財布。写真のように、スマートフォンよりもスマートなサイズ感です。カード3枚、お札、小銭を収納するメッシュポケットを備えています。
こちらのMINIMALIGHT(ミニマライト)のアイテムも、お札、カード、小銭が収納できる超ミニマムなお財布。引き裂き強度のある「X-Pac」を仕様している、本格的なアウトドア仕様です。
開いてみると中央部にゴムバンドが付いており、そこに複数枚のカードをまとめる仕様になっています。レポート記事もあるので参考にどうぞ!
登山に行くことも多いので、ズボンのポケットに収まるようなコンパクトな財布があったら重宝すると思います。
カラビナとかついてたらベルトループなんかに付けられるし、落とす心配もなくていいね。(キャンプ歴5年)
パーゴワークス トレイルバンク S
パーゴワークス トレイルバンク M
プレゼント候補⑨
ワークグローブ
普段のキャンプでは、軍手を使っているお父さん。薪のささくから手を守るだけでなく、ダッチオーブンなどの鉄製器具を使うときの火傷防止にもなるワークグローブは、やはり気になる存在のよう。
ワークグローブの定番と言えば「グリップスワニー」ですが、価格は7,000円ほどするので今回の企画からは外れます。ちょっと奮発してもいいかなぁ~という太っ腹な方は、ぜひチェックしてみてください。
グリップスワニーに以外にも注目のグローブはまだまだあります! たとえば以前CAMP HACKでも取り上げたポーランド生まれのワークグローブメーカー「キンコ」です。
定番なのはは、カウハイド(牛革)を使用している「50」というモデルで、Amazonだと1,763円(2019年6月12日現在)という破格的なお値段で販売されています。
軍手は安くて使い勝手はいいけど、なんかダサいなぁって。かといって事足りているのも確かで自分で買うほどでもない、絶妙なアイテムなんです。(キャンプ歴10年)
キンコ グローブ 50
プレゼント候補⑩
火吹き棒
最後も焚き火関連のアイテム。自分の息で火を起こすのも焚き火の醍醐味ですが、火吹き棒を使えば効率も上がります。それになんかカッコいいし、気のせいか男前が上がったように見える……?
ご指名があったのは、VARGO(バーゴ)の「アルティメットファイヤースターター」。火吹き棒としても役割だけでなく、火打石が付属しており、マッチやライターを使わずとも着火することが可能です。手のひらサイズなので、ズボンのポケットにもスッポリ収まります。
他にもさまざまな火吹き棒が出ているので、ぜひチェックしてみてください!
絶対に必要なアイテムではないけれど、あるとないのとでは段違いな気がする。あと見た目がかっこい。(キャンプ歴3~5年)
バーゴ アルティメットファイヤースターター T-467
ファイヤーサイド ファイヤーブラスター FB1
マストじゃないけど、あったら便利なものが喜ばれる!
経験もキャンプスタイルも異なるお父さんたちですが、貰ったら嬉しいキャンプ道具は、共通して「自分で買うほどではないけど、あったら便利なもの」でした。
実用的なものがほとんどでしたが、マグカップやグローブなど”見た目”にもこだわりを見せたいオトコゴコロも垣間見えましたね。デザインも見つつ、機能的なアイテムが喜ばれるようですよ。