オレゴンから愛!的なワークグローブ「キンコ」
薪を割る、木を削る、焚き火にくべる、ダッチオーブンを持ち運ぶ……。キャンプシーンにおいて、あると何かと便利なのがワークグローブですが、ついつい素手や軍手でやってしまいがちな方も多いのでは?
素手では危ないし、軍手もいいですがやっぱり作業用のワークグローブにはかないません。とはいえ、いざ購入しようとするとけっこう高い!? 「必要なのはわかったけど、手袋にあまりお金もかけられないし……」。そんなときは「キンコ」がおススメです!
自然豊かなオレゴン州ポートランド生まれ
キンコのグローブが生まれたのはアメリカのオレゴン州ポートランド。シンボル的存在であるマウントフッドをはじめとする大自然に包まれたエコタウンで、このような作業用グローブが生まれたのはもはや必然かもしれませんね。
40年以上の歴史アリ
このポートランドのワークグローブメーカーの創業は、今から40年以上も前の1975年。長年の間、溶接などの作業やDIY、ガーデニングなど幅広く愛用されていますが、とりわけ役に立つのがキャンプなんです!
キャンプにかなり使える
キャンプでは手を保護したいシーンがつきもの。油断して手を怪我したことはありませんか? キンコのグローブがあれば擦り傷、切り傷、やけどなど危険なシーンからしっかり手を守ってくれます。
木を切るときに
焚き火、薪ストーブ、DIYなど、キャンプ場で木を切る場面はけっこう多く、どのキャンプシーズンにも使えます。焚き火に限っては、真夏でも外せないルーティーンになっている方もいるのでは?
薪をくべるのに
火に薪を追加するとき、思わず「アチッ!」となりがち。でも耐熱にすぐれたキンコであれば問題なくいけます。もちろんダッチオーブンをつかむ時など、調理シーンでも大活躍。一つあるととても便利ですよ。
薪割りに
ささくれだった薪は思わぬケガの原因に。じつはこれ地味に痛いんですよね。後々まで引きずるトラブルはグローブで回避しましょう。しなやかで丈夫なキンコのグローブがベストチョイス!
ナイフ作業に
ナイフを使用していて、つい滑って手がザックリなんてことも! グローブがあればすべらないし、刃が軽く手にあたっても大丈夫。お手伝いをしたい、なんでもやってみたい好奇心旺盛のお子さんがいるならなおさら必需品です。
用途によって選べる!
ひとくちにキンコのグローブといっても、そこは適材適所。いろいろなバリエーションがあるんです。ここではそんなキンコグローブの代表的なアイテムをご紹介します。あなたにピッタリのグローブがきっと見つかりますよ!
タフで使いやすいものなら……
まずはスタンダードなタイプ。定番のカウハイド(牛革)を使用した「50」、表面がきめ細かいディアスキン(鹿革)使用の「80」などがあります。
意外なタイプとしては、レザーでなく軍手的に使えるコットンのタイプ「808」も存在します。
キンコグローブ 牛革 50
キンコグローブ 鹿革 80
キンコグローブ コットン 808
子ども用の小さめなら……
3~6歳用のXXSと、7~12歳用のXSがあります。XSサイズに関しては、手の小さい女性もフィットするサイズ感なのでお試しあれ。
キンコグローブ キッズ用 50c/50y
熱に強いタイプなら……
キャンプで熱いものに触れる機会もたくさんあります。そんなシチュエーションにピッタリな、熱に強いカウハイドの「7900」があると、格好の相棒になるでしょう。料理好きな方にもおすすめです。
キンコグローブ 溶接用革手袋 7900
寒さに強いものを求めるなら……
キャンパー御用達シューズであるメレルのジャングルモックでも使用されるなど、柔らかい材質ゆえにアッパーのスエード生地として使われることも多いのがピッグスキン。
この素材を使用したキンコの「1927」なら熱を逃しにくい裏地付きなので、寒い時期に真価を発揮してくれます。
サイズはこう測ろう
グローブ選びで侮りがちなのがサイジング。自分の手のサイズにきちんと合ったものでないと効果も半減どころか、かえって危険な場合も。
キンコに限らずグローブでは「手囲い」というサイズを使用することが多いです。写真のように手のひらの周りをメジャーで測るこのやり方で、自分の手囲いを知っておきましょう。
さて、お次は同じグローブ界の巨人との比較です!
大定番「グリップスワニー」といざ比較!
キンコはだいぶオトクな値段設定
それではワークグローブの大定番、グリップスワニーとの値段を比較してみましょう。キンコの定番「50」は1,800円。対してグリップスワニー「G1」は7,000円。おおよそ5,000円程度の価格差が生まれます。
5,000円といえば、コールマンのファイヤーディスクが買えちゃうくらいの価格です。これはかなり大きい!
グリップスワニーはお値段ぶんの重厚感あり
同じ牛革でもキンコはカウハイド、グリップスワニーはステアハイドと異なります。カウハイドは牝牛(ひんぎゅう)の革。ステアハイドは去勢された雄牛(おうし)の革です。
カウハイドを使用したキンコはとても柔らかいスエードで、指が動かしやすいです。内縫いで細かい作業にもばっちり対応してくれます。
それに対してステアハイドレザーのグリップスワニーは外縫いのシボ革。質感はやや堅めでカチッとしており、いかにも丈夫そうなのが分かります。ただ、信頼感が高いぶん、細かな作業にはちょっと向いてない面もあるかもしれません。
どちらにもそれぞれの良さがありますね。自分の使い方を想定し、ベストな選択をすることが大事でしょう。
グリップスワニー G-1
キンコのグローブはやっぱりイイ!
木を切ったり、削ったりするキャンプでは、さまざまシーンに対応できるキンコのグローブはとても理にかなったチョイスではないでしょうか。
柔らかくてリーズナブルなレザーを使用したキンコ。見た目も雰囲気があるキャンパーファーストなグローブなのです。
Let’s add Kinco’s glove to camp gear!
キンコのグローブをキャンプギアに加えよう!