冬のあったかインナーは、ヒートテック一択だと思ってた
「冬はヒートテックがないと!」という方、少なくないですよね。筆者もその1人で、何年もヒートテックにお世話になってきました。
でも、昨年同僚のすすめでモンベル「ジオライン」のシャツとタイツを着てみたら、ヒートテックとはひと味違う魅力にびっくり。速乾性と保温性、制菌防臭に優れており、アウトドアやスノースポーツ好きな私には最高のアイテムでした!
今では、夫、2人の子どもたちと家族全員ジオラインユーザーです。
そもそもモンベルの「ジオライン」って?
薄手・中厚手・厚手、3つのラインナップがある
出典:モンベル
「ジオライン」とは、モンベルが展開する高機能なインナーシリーズ。ラインナップには薄手の「L.W.(ライトウェイト)」、中厚手の「M.W.(ミドルウェイト)」、厚手の「EXP.(エクスペディション)」の3種類あります。
どの季節にどのラインが良いと決めるよりかは、汗かきなのか、寒がりなのかといった体質や、用途(運動量)に合わせて選ぶことで、快適な着心地になります。
筆者は、中厚手の「M.W.」を購入
筆者は、汗かき体質なのに寒がりで、主な用途は真冬の信州でのアウトドアやスノースポーツと、日常使いを想定して中厚手の「M.W.(ミドルウェイト)」を購入しました。
手で広げても肌が透けないくらい、少し厚みのある素材です。
「ジオライン M.W.ラウンドネックシャツ」の詳細:メンズモデル、ウィメンズモデル
日常使いメインの娘用には、薄手の「L.W.」
こちらは、「L.W.(ライトウェイト)」です。手が広げると肌が透けて見えるくらいの薄さです。
高校生の娘が、通学の制服の下に着用しています。保温はもちろんのこと、汗をかいてもすぐ乾く上に、制菌効果でにおいを抑えてくれるのでティーンエイジャーにもおすすめ!
「ジオライン L.W.ラウンドネックシャツ」の詳細:メンズモデル、ウィメンズモデル
冬インナーとしてヘビロテ中!ジオラインの特徴4つ
特に速乾性と保温性が優れていて、寒い環境でも体をしっかりと暖かく保ってくれるジオライン。我が家全員ジオラインユーザーになってしまった、その魅力と特徴をご紹介します!
1 |汗冷えしにくい速乾性!洗濯してもすぐ乾く
「ジオライン」の1番の特徴は、その速乾性です。このクイックドライ、ほんとにやばいんです!
ヒートテックを着ていたときは、汗をかくと冷えて、凍てる屋外だとブルブル震えることもありました……。
でも、ジオラインは汗をかいてもすぐに乾くため、汗冷えしにくいのです。そして洗濯して干しておくと環境によりますが、ものの1〜2時間で乾いてくれるので、夜干しして翌朝また着れるのが嬉しい。モンベル公式で”脅威の速乾性”と記載されているのも納得です。
2|体温を逃さない保温性
モンベル独自の高機能繊維と繊維構造で保温性が抜群! 着た瞬間から寒さが和らぐ感覚があります。
体温を逃さないように、繊維の間に温かさを保持させる断熱層となる空気を保持する仕組みになっているそうです。
さらに中厚手・厚手のものには、ボックス構造(2つの生地層を隔壁で繋いだ独自の構造)を採用していて、かさ高を失わない工夫も! アウトドアブランドの叡智が詰め込まれています。
3|汗のイヤ〜なニオイがしにくい
出典:モンベル
ジオラインには、ただの抗菌防臭ではなく、生地に練りこまれた銀イオンが、においの元となる細菌を減少させてくれる制菌効果があります。汗っかきな筆者は、この点が非常に嬉しい。しかもこの効果、洗濯しても持続するというから驚きです。
4|着倒しても型崩れしない耐久性
1年着たおしても、この型崩れのなさ! 優秀! また、どんな動きにもフィットするストレッチ性があり、アクティブな場面での着心地は最高です。
この手のインナーは、毎日のように着用し酷使しますよね。ヒートテックを着ていた頃は「なんか伸びてきた?」と感じることもあったのですが、今のところ愛用中のジオラインは問題なし。
洗濯の際は、洗濯ネットに入れて洗います。「柔軟剤の使用は避けてください」との記載もあったので、しっかりお手入れ方法に従って使うと長持ちしてくれますよ。
ラインナップが充実している点も良い!
下着
ジオラインには下着もあって、組み合わせて使うと更に効果的!
筆者はヒートテックからジオラインに替えて汗冷えが解消されたものの、たくさん汗をかくと今度は下着からの汗冷えが気になってジオラインの下着も追加購入しました。これで汗冷えなんか怖くない! (ほんとに、冬の汗冷えは命に関わります……)
キッズサイズもある
ジオラインには、90~150サイズのキッズのラインナップもあります。
ヒートテックだと、汗をかきやすい子どもには心配な場面があったのですが、速乾性のあるジオラインなら安心です。
筆者の息子は、スキーやアウトドアに行くときはもちろんのこと、空手の道着の下に着用する下着としても上下(シャツとタイツ)でフル活用しています。
「ジオライン キッズサイズ」のラインナップはこちら
バラクラバもある
風や寒さの厳しい日に役立つバラクラバ。口元にジオライン「L.W.(ライトウェイト)」素材を使用したバラクラバは、軽くて息苦しくなく、使い心地が快適です。
速乾性があるため、呼気や雪で湿ってもすぐに乾いてくれ、ゴーグルが曇りません。鼻の部分にワイヤーが地味に便利で、フィット感を調整できます。ジオラインの制菌・消臭効果がなんとなく安心。頭の部分を外して、ネックウォーマーとしても使えます。
「ジオライン L.W.バラクラバ」の詳細はこちら
ヒートテックと比べると高いのだけネック…
ジオラインの価格はヒートテックよりも高め。でも、価格分の価値はしっかりあります!
以下にざっと価格をまとめてみました。
上の段はユニクロのヒートテックシリーズ、下段はモンベルのジオラインシリーズ(ウィメンズモデル価格参考)。価格では、2倍ちょっとの差があるのですが、使い心地の満足度も値段に比例して良いと思います。特にアウトドアフィールドに出ると、その差が顕著!
ユニクロ ヒートテック クルーネックT ¥1,290 | ユニクロ 極暖ヒートテックコットンクルーネックT ¥1,990 | ユニクロ 超極暖ヒートテッククルーネックT ¥2,990 |
モンベル ジオライン L.W.ラウンドネックシャツ ¥3,520 | モンベル ジオライン M.W.ラウンドネックシャツ ¥4,620 | モンベル ジオライン EXP.ラウンドネックシャツ ¥5,830 |
それでも、冬インナーはジオラインで決まり!
ジオラインのM.W.ラウンドネックシャツ&タイツ・バラクラバを1シーズン着用した結果、もう他のインナーには戻れないかも、と感じています。
ヒートテックも優秀ですが、アウトドアや日常生活で一層快適に過ごしたい方には、ジオラインが断然おすすめ! 冬のアウトドアでもしっかり温かく、汗をかいても快適。少し値は張りますが、その価値を体感できるアイテムです。