正直つらいだけ?CAMP HACK読者に聞いた、普段は言えない「ママキャンパーの本音」TOP5
//=get_post_meta(get_the_ID(), 'lead_sentence', true); ?>
ママキャンパーの苦労や解決法を探るべく、CAMP HACK読者にお悩み募集のアンケートを実施!
今回は、多く寄せられた本音(愚痴)TOP5を、CAMP HACKライターとして活躍する、先輩ママキャンパー3人に聞いてもらいました。どんな本音が飛び出るのか......必見です。
2022/12/04 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
秋元 祐輝
キャンプ歴20年。フリーライターをしつつ、フードスタイリング、デザイナーなど、アウトドアに関するさまざまな依頼を受け活動中。アウトドア媒体の編集部を経て2020年からフリーランスに。 ■Instagram:akimotti_bbq
秋元 祐輝のプロフィール
記事中画像撮影:編集部
ぶっちゃけファミキャン、つらくない?
昨今、ブームとなっているキャンプ。特に家族の絆を深めたり、教育の一環としてファミリーキャンプを始める人も増えています。
お洒落なキャンプサイトを作って、子供たちと自然を満喫。遊ぶ子供を横目に、挽きたてコーヒーでパパママはまったりリラックス。
そんな様子をSNSやテレビでよく見かけますが……ちょっと待った! 家でもてんやわんやなのに、そんな理想的なファミリーキャンプが簡単にできるのか?
大忙しな準備や片付け、絶え間ない子供たちの世話、勃発する夫婦喧嘩と、意外と辛さを感じているママパパもいるのでは?
そこで今回は、CAMP HACK読者のママキャンパーに焦点を絞って、実態調査を実施。普段は言えないファミリーキャンプの本音をアンケートで募集してみました。
▼ファミリーキャンプに役立つギアについてはこちらをチェック!
聞き役はこの3人
集計した本音アンケートを正面から受け止めてもらうのは、CAMP HACKライターでもあり、普段からママキャンパーとしても活動するこちらの3人。
異なる年齢のお子さんを持つママとして、読者から寄せられた本音に共感やツッコミ、アドバイスを入れてもらいます。
ヤマダトモコさん
キャンプ家庭で育った、四国の秘境出身のフリーライター。キャンプ歴数十年。子供は中3・高3・社会人と、子育て経験豊富な、ベテランママキャンパー。子供の成長にともない、現在はファミキャンからデュオ・ソロキャンへと移行中。とにかくキャンプギア好きで常に最新ギアにアンテナを張る毎日
▼Instagram:@tomokoyamada76 ▼ヤマダトモコさんの記事はこちら内舘 綾子さん
ライター、キャンプコーディネーター、防災士としてマルチに活動する、ママキャンパー。2児の母で、8歳の長女と4歳の次男の子育てに奮闘中。“キャンプのある暮らし”をコンセプトに活動するクリエイターズユニット、CAMMOC(キャンモック)にも所属し、SNSを通じてファミキャンの魅力を発信。キャンプギアとビールがとにかく好き
▼Instagram:@___a.y.a.k0uchi__ ▼内舘 綾子さんの記事はこちら山畑 理絵さん
2歳の娘をもつ、キャンプ・登山歴13年のママキャンパー。アウトドア用品専門店で働いたのち、ひとり旅に出たことがきっかけでアウトドアライターに転身。美しい風景を求めて日本中をふらふら。その後出産を機にデュオキャンプからファミキャンに移行。安全で、ストレスフリーで、おしゃれで……という欲張りな願望を叶えるべく、キャンプギアをアプデ中
▼山畑 理絵さんの記事はこちらこれは言わせて!ママキャンパーの本音TOP5
【本音No.5】夫よ、そのギア何個目だい?
出典:PIXTA
——まずママキャンパーの本音(愚痴)として多かったのが、夫婦間でのギア選定でした。旦那さんが勝手にギアを買い足す問題はよく耳にします
いつの間にか、家にギアが増えてて、「あれ?そのランタン何個目?」みたいな愚痴は、キャンパー友達からもよく聞きます
うちの場合は、主人がギアに興味ないんですが、デザインに「ダサくない?」とかダメ出ししてきて、ちょい揉めします(笑)
——実際、パパママ問わず、ギア沼にハマったら大変そうです
うちは、私と旦那が同じくギア好きだから、買うときには「これ買おうと思ってるんだけど」って話しておく。以前、ギアをダブって購入しちゃったことがあり……
たしかに! 友達ファミリーでは、勝手にギア買ったうえに、片付けしなくて喧嘩したなんて話も……。やっぱり買うときはちゃんと言わないとですね
——ギア問題、どう折り合いをつけていますか?
うちの場合、財布は旦那が管理しているから家計費で買うときは、本気でプレゼンします。メリット、デメリットしっかり話して……
アウトドアライターのスキルが活きる! やっぱりそういうコミュニケーションが夫婦円満のコツですよね
【本音No.4】積み込みがもはや引っ越し
出典:PIXTA
——次はギアの積み込みについてです。車への搬入がツライという意見がたくさん集まっています
その気持ちわかります…….。金曜の夜から荷物の搬入するの大変ですよね
私は、準備とか積込みするのが好きなタイプなので逆に毎回ワクワクします! 回数こなすと、段取りも良くなって、いらないものとか精査されて、荷物の量も減っていきましたね
——いつの間にか、押し入れがギアだらけになってしまう人もいるそうです
私の周りにはレンタル倉庫を借りているキャンパーさんが結構います。 私自身は登山の延長でキャンプを始めたので、荷物を増やすことに罪悪感を感じちゃうタイプで
登山キャンパーならではの感覚!(笑) 最初から荷物を減らすマインドだから、いいかも! うちはクルマが大きくて、ついつい多めに積んじゃう……
それありますよね。クルマを小さくすれば荷物も減るのかな……
【本音No.3】もはや準備と片付けがメイン
出典:PIXTA
——アンケートでは、準備と片付けが疲れるとの回答が多かったです。リフレッシュ目的のキャンプなのに、余計にグッタリしてしまうなんて意見も
昔は超大型2ルームテントだったから、さらに重労働でした……。今はラクさ重視で車中泊+カーサイドタープ(笑)
あとは、洗濯物ですね! 子供がアクティブで毎回どろんこになるから、大変!
わかる!! うちは3人いるから……洗濯物の山を見るたび絶望してた
——ファミリーキャンプの頻度ってどれくらいが現実的だと思いますか?
月1ぐらいの頻度で、家族のイベント化するといいかもですね。そうすると、家族で1ヶ月頑張れたりするから
たしかに。子供が小さい間はこらえどき。ある程度育つと、服を汚さなくなって洗濯物が減ったりするからね。上の子がクルマ運転してくれるまでになったときはうれしかったなあ
あとは家族の協力も大事かもね。次男がまだ小さいときは、おんぶしながら設営しつつ、やんちゃな長男の面倒見るの大変だった
うちは旦那に子守をお願いして、準備や設営は基本私ですね。キャンプが仕事だから(笑) そうしてから揉めることもなくなりました
段取りわかってないパートナーに任せると、仕事が増えることもありますよね(笑)
【本音No.2】映えなど皆無……理想はレトルト食品
出典:PIXTA
——巷では映えるキャンプ飯が流行っていますが、本音はレトルトで済ませたいと思っている方も多いようです
キャンプだとちゃんとしたもの作らなきゃいけない! みたいな、謎のプレッシャーありますよね(笑)
それに対しては、ラクするのは悪いことじゃないよって言いたい! 大変なときはレトルトとか冷凍にちょい足しアレンジでもいいと思う
あとは、便利な道具とか食材で時短する手もあるよね。イワタニの「
焼き上手さん」みたいなガス式のホットプレートとか、鉄板をそのまま器にできる「
マルチグリドルパン」とか
あと、防災食もおすすめ! 常温保存できる紙パックの豆腐とか、水入れるだけでできるドライカレーとか。ラクしつつ、日常から防災の備えもできて一石二鳥!
それいい! ローリングストックっていうやつですね!
——普段、料理をしない旦那さんがいきなりキャンプ飯に挑戦することに、苦情の声も寄せられています
想像つきます(笑) やけに張り切って、たくさんの食材と道具を揃えるだけ揃えて、結局、中途半端で諦めるみたいな
あるある!「え?今からパンこねるの?もう日が傾いてきてるよ」みたいなことありがち
それなのにレトルト使ったら「手抜きだ!」って言われるとイラっときちゃう!
【本音No.1】頼む、チェアに座らせてくれ
出典:PIXTA
——今回のアンケートで集まった本音で、一番多かったのが「ゆっくりできない」でした
分かる分かる。子供をちゃんと見てないといけないから、せっかくいいチェアを買ったのに座る暇もないし
子供はママに構ってモードなのに、パパはずっとビール飲んでるみたいなことも……(笑)
大人の唯一の時間は、子供が寝たあとの数時間。だけど日中の疲れで、焚き火を眺めながら寝落ちしてた、なんてこともあったな
——ファミリーキャンプでゆっくりする時間、どう工夫すればいいと思いますか?
そこはスタイルとか道具でラクできる余地があるかもね。車中泊を取り入れるとか、ワンタッチテントや空気で膨らますだけのインフレータブルテント使うとか
そういう便利なギアは取り入れたいですね。土曜の朝出発だとバタバタしたり、渋滞疲れもあるから、金曜の夜に出て車中泊もあり!
道具もあれもこれもとなると、設営撤収が大変だから、軽量化も大事ですね!
キャンプってどうしても、たくさんいろんなことをやらなきゃ!ってなりがち。そういうのもゆっくりできない要因かもですね
うちは家族と次のキャンプで何を一番やりたいかを話すようにしてますね。それだけは達成するようにしてる。さらに旦那にもこういうことをしたいって事前に言っておく
それでもやっぱりファミキャンは最高
出典:PIXTA
こう見ると、とても大変そうなファミリーキャンプ。しかし、アンケートでは本音と一緒に、ファミリーキャンプの魅力もたくさん集まっていました。
子供の成長はどんなツラさにも勝る
出典:PIXTA
子供たちと一緒にキャンプに行くと、やっぱり普段見れない顔が見れますよね。キャンプを重ねるたびに目に見えて、子供のサバイバル能力が上がっていくのがわかる。
うちは強い子に育てたかったから、そこはモチベになってるかも
キャンプに行った後って、子供たちがたくましく感じることありますよね
子供にとって、キャンプは小さな達成感の宝庫
出典:PIXTA
キャンプだと、家ではまだやらせるには早いかなってことも、子供に任せてみようかなって思いますよね。一緒にペグ打ったり
刃物の扱いとかね。早いうちに扱い覚えさせるのにキャンプはいいよね
火の扱いもそうですよね。サポートしながら長男に焚き火に着火させたりしてます。キャンプから帰って、おじいちゃんに「おれね、焚き火できんだよー!」ってドヤ顔で自慢してる姿が可愛かったなあ〜
やっぱりそういう小さな達成の繰り返しが自信になって、自己肯定感が高まるんですかね
子供たちが大人になって、一緒にキャンプに行くのが夢
うちはまだ娘が小さいですが、大きくなったとき、自分のギアを受け継ぎたいなとか思っちゃいます
それは確かに憧れますね。逆に最近流行りのギアを教えてもらったりしながら、一緒にショップを回ったり
長男とは、今じゃ焚き火見ながら一緒にお酒飲むよ〜。大人になってからも一緒に楽しめるキャンプって、やっぱり最高。
たまには本音も。これからもファミキャンを楽しもう
出典:PIXTA
いかがでしたか? 共感できる本音や意外だった意見はありましたか?
自然の中で楽しむキャンプ、一筋縄ではいかないこともありますが、その分家族で楽しんだ思い出は、子供たちの心にしっかり残るはず。
これからもママパパ無理せず、ファミキャンを楽しんでいきましょう!
✔️こちらの記事もチェック