編集部がアイテムを厳選!!CAMP HACK STORE
スノーピークの火器類が並んでいる

【キャンプ歴9年】キャンプデビューから使い続けているスノーピーク製ギア【バーナー&ランタン編】

キャンパーあるあるの代名詞といえば、キャンプをする度に新しいギアが増えたり入れ替わったりすること。とはいえ、入れ替えずに使い続けているギアが必ずあるはず!

前回ではテーブルウェア編をお届けしましたが、今回は燃焼系のSnow Peak(スノーピーク)ギアを紹介します。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

キャンプデビュー時は、スノーピーク製品ばかりでした

森の中にテントがある

キャンプを始めたのは9年前。筆者は、道具一式をスノーピーク製品で固めていました。しかし、今ではヒルバーグ、ヘリノックス、SOTO、ユニフレーム など、様々なブランドのアイテムに手を出しています。

皆さんもきっと“あるある”だと思うのですが、キャンプの経験値を積むにつれ「こういうスタイルにも挑戦したい」と新しいギアを購入してしまうのがキャンパーの性ですよね。

スノーピーク製品が並んでいる

しかしそんな時の流れのなかでも、購入時から何年経っても変わらず使い続けている「本当に買ってよかったスノーピークの名品」があります。

そこで今回は、今でも変わらず使い続けているスノーピーク製品の「バーナー&ランタン編」を5点ご紹介します! その他にも「テーブルウェア編」「キッチン編」と続けてご紹介するので、ご参考にしてみてください。

その1. 唯一無二なデザインが光る「ヤエンストーブナギ」

ヤエンストーブナギ

まるで宇宙ステーションのような独特なフォルムを持つ「ヤエンストーブナギ」。

いかにも凄そうなこのシングルバーナーの出力は堂々の2800kcal/h。ガス缶が離れている分離型で安全に調理を楽しむことができます。

ヤエンストーブナギ分解図

バーナー、風防ユニット、ボトムシートのパーツで構成されており、総重量は392g。定番の「SOTO ST310」より若干重いですが実際には62gしか差がなく、さまざまな点で大きな性能差があります。

ヤエンストーブナギ 

インパクトのあるこのパーツは、五徳と一体型になった風防です。ステンレス製の風防がしっかり燃焼部を囲い込み、強力にガードしてくれます。

以前、吹雪の中で使用した際も問題なくお湯を沸かすことができました!

ヤエンストーブナギ 直径 俯瞰

展開すると直径がφ213mmあるため、さまざまなクッカーに対応しています。また、風防がリバーシブルになっており、逆さまにすることで五徳の高さを2段階に調整することができます。

ヤエンストーブナギヤエンストーブナギ

大きなフライパン等も安定して乗せられますよ。

ヤエンストーブナギ 収納

分解するとコンパクトになるので、クッカー等に入れて持ち運ぶことが可能。

このバーナーへの不満をあえて挙げるとすると「組み立て工程が多い」という点ですが、そのデメリットを越える性能があるので、特におすすめしたいシングルバーナーです!

スノーピーク ヤエンストーブ ナギ

●サイズ :7.6cm x 20.3cm x 25.4 cm ●重量(バーナー):209g、(風防ユニット):147g、(ボトムシート):36g、(イグナイタ):16g ●出力:2800kcal/h

その2. スノーピーク初の燃焼器具「ギガパワーストーブ地」

ギガパワーストーブ地

1998年にリリースされた「ギガパワーストーブ地」。世界最小、最軽量、最コンパクトという3冠を手にしたスノーピークの名作です。

筆者が使用しているものは「型番GS-100」という旧モデル。

ギガパワーストーブを手に乗せた写真

手のひらにすっぽりと収まるほど小さく、荷物にならず取り回しも良好です。

現行品では「型番GS-100R2」となり少々デザインの変更と軽量化がなされました。イグナイターが一体型になった「型番GS-100AR2」もあり着火がスムーズです。

ギガパワーストーブ燃焼中

これほど小さいボディですが、出力はなんと2500kcal/hあるんです! 見た目からは想像がつかないパワーですね。

ギガパワーストーブ俯瞰

五徳は4本で構成され、展開するとコンパクトながら最大限に大きく広がるようにデザインされています。ヤエンクッカーのような横広がりのものには心もとないですが、縦型クッカーには十分な大きさです。

ギガパワーストーブ地

ここまでコンパクトになるとどうしても犠牲になる部分があり、燃焼部が剥き出しのため耐風性能が低くなってしまいます。風のある状況ではバーナーを囲める風防が無いと使用が難しい印象です。

筆者はメインでの使用というよりはバックアップや、どうしても装備を簡素にしたい場合に持ち出すことが多いですね。

スノーピーク ギガパワーストーブ オート GS-100AR

●サイズ:106mm×67.5mm ●収納サイズ:45mm×37mm×82mm ●重量:90g ●出力:2,500kcal/h

その3. 置けばテーブル周りがワンランクアップ「リトルランプノクターン」

リトルランプノクターン

明るく照らすのではなく、雰囲気作りに一役買ってくれるのがこの「リトルランプノクターン」。マントルが必要なく、ロウソクを灯したような揺らぐ炎で灯してくれます。

リトルランプノクターンを着火した

多少の風では消えず、しかもOD缶「ギガパワーガス110イソ・プロイソ」により、15時間燃焼し続けるというのだから驚きです。

スノーピーク ギガパワーガス110イソ

●サイズ:φ9×6.5cm ●成分:LPG(液化イソブタン・液化ブタン) ●重量:(容量)110g

リトルランプノクターン火力調整ダイヤル

本体下部の火力調整ダイヤルを回すことによって、直感的に炎の大きさを変えることができます。

ガス缶にレザーカバー装着

ガス缶に好みのカバーを装着すれば全体の雰囲気もガラリと変わり、あらゆるサイトにマッチさせることができます。

また、日中明るい時間でもインテリアとして楽しむことができますよ!

リトルランプノクターンリトルランプノクターン

もちろん暗くなると最高の雰囲気を作り出してくれます。メインランタンとは別に手元を優しく照らし、テーブル周りがワンランクアップすること間違いなし!

その4. 小型なのに明るく照らす「ギガパワーランタン天オート」

ギガパワーランタン天オート

小型ながらも80W相当の明るさを持つ「ギガパワーランタン天オート」は、コンパクトなソロキャンプならメインランタンとしても使えるほどのスペックを持っています。

筆者が使用しているのは旧型のGL-100A(廃盤)で火力調整ダイヤル付近のデザインが少々異なります。

ギガパワーランタン天のイグナイタ

以前はイグナイターが付いていないモデルもあり、オプションで後付けすることが可能でした。現行品では標準搭載となっています。

ギガパワーランタン天

着火すると心地良いアンバー色に発光し、直接見ていられないほどの光量で小さいながらも存在感を放ちます。メインランタンから離れた場所をライティングするのに最適です!

スノーピーク ギガパワー ランタン GL-100AR

●サイズ(使用時) : 59mm×95mm、(収納時):62mm×65mm×103mm ●重量:125g ●出力:80W相当

その5. 優しい光がキャンプ写真を演出する「たねほおずき」

たねほおずき

先ほどとは打って変わって、光源がLEDの「たねほおずき」。

たねほおずき使用シーン

シリコンシェードのおかげで柔らかい光にディフューズ(拡散反射光)され、LED特有のチカチカ感がありません。シリコンシェードの恩恵はそれだけでなく、光によって強い影が生まれないので、キャンプの写真を撮る際に適したLEDランタンでもあります。

たねほおずきの近くをぼんやり照らして、おしゃれなサイトを演出してくれますよ。

たねほおずきを金属にくっつけたところ

フック部分が磁石になっており、金属部分にくっつけられるようになっています。

また、タープやテントの縁を磁石で挟み込むことも可能で、ランタンフックがなくても吊せるんです!

たねほおずきを置いた写真

テーブルの上に直接置いて、テーブルランタンのような使い方もできます。光源が直接見えないので、眩し過ぎずに心地よく手元を照らしてくれます。

たねほおずき光量調節している様子

電源のON・OFFと光量は、光源部分を押すことによって調節します。一番暗くしておけば、睡眠の妨げにならない光量のベッドサイドランプにも。

実はこの「たねほおずき」一度手放したものの、この柔らかい光で撮れる写真が忘れられずに買い戻すという経緯がありました。

優秀だったけど手放した火器たち

ギガパワー BFランタン

ギガパワーツーバーナー

以前は「ギガパワーBFランタン」、「ギガパワーツーバーナー」、「フォールディングトーチ」も所有していましたが燃費・重量・使用頻度といった点で残念ながら手放してしまいました。

やっぱりデザインも性能もピカイチ

スノーピーク バーナー ランタン

以上、キャンプデビューから使い続けているスノピギアのバーナー&ランタン編でした。

手元に残ったものはどれも小さく、ギミックの効いたギアばかり。これらはデザインだけでなく性能面でも妥協を感じさせず、一軍入りの本当にお勧めできるアイテムです。

バーナーやランタンでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Youtubeでも紹介中

✔こちらの記事もチェック!