CAMP HACK[キャンプハック]


スノーピークのキッチン用品が並んでいる

【キャンプ歴9年】キャンプデビューから使い続けているスノーピーク製ギア【キッチン編】

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キャンパーあるあるの代名詞といえば、キャンプをする度に新しいギアが増えたり入れ替わったりすること。とはいえ、入れ替えずに使い続けているギアが必ずあるはず!

前回ではテーブルウェア編をお届けしましたが、今回は調理系のSnow Peak(スノーピーク)ギアを紹介します。

ソトグラフ

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ソトグラフ

キャンプ歴9年。シネマティックを追い求めてキャンプするフォトグラファー兼ビデオグラファー。船・車・自転車・徒歩などキャンプスタイルは多岐にわたる。デザイナー経験で培った感覚でギアをセレクトしコーディネートも楽しんでいる。

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ソトグラフのプロフィール

キャンプデビュー時は、スノーピーク製品ばかりでした

森の中にテントがある
キャンプを始めたのは9年前。筆者は、道具一式をスノーピーク製品で固めていました。しかし、今ではヒルバーグ、ヘリノックス、SOTO、ユニフレーム など、様々なブランドのアイテムに手を出しています。

皆さんもきっと“あるある”だと思うのですが、キャンプの経験値を積むにつれ「こういうスタイルにも挑戦したい」と新しいギアを購入してしまうのがキャンパーの性ですよね。

スノーピーク製品が並んでいる
しかしそんな時の流れのなかでも、購入時から何年経っても変わらず使い続けている「本当に買ってよかったスノーピークの名品」があります。

そこで今回は、今でも変わらず使い続けているスノーピーク製品の「キッチン編」を7点ご紹介します!

その他にも「テーブルウェア編」「バーナー&ランタン編」と続けてご紹介するので、ご参考にしてみてください。


その1. 焦げつき知らずで神サイズ!「ヤエンクッカー1000」

スノーピークヤエンクッカーが並んでいる
深型・浅型・リッド・ハンドルがセットになった「ヤエンクッカー1000」はアルミ素材で390gの軽量クッカーです。1人〜2人での使用で丁度よく、満水時は1.2Lの容量があります。

使用していて一番嬉しいポイントは、軽量なことに加えてフッ素加工がされているところ。なにかと焦げつきやすいキャンプでの調理が、より快適になります。

ヤエンクッカー深型のメモリ
深型クッカーの内側には目盛りが付いているので、水量を手軽に管理することができます。

ヤエンクッカー浅型
実は我が家では浅型クッカーの出番がほとんどありません。というのも深型を使った方が油跳ねを抑えることができるので、どうしても出番が減ってしまいます。同時調理を行う際には使用していますが、ハンドルが1つしか付属しないのも使わない理由の一つです。

ハンドルが2つあればと思いスノーピークストアで問い合わせてみるとハンドル単品での購入ができるとのこと。オンラインショップには掲載がないので、購入したい場合はストアへ直接お問合せください。

ヤエンクッカーのリッド
地味にありがたいのが、リッドについている湯切り用の穴。シリコンのツマミを抑えながら簡単で安全に湯切りをすることができます。

ヤエンクッカーをヤエンヤエンストーブナギに乗せた写真
同じヤエンシリーズである「ヤエンストーブナギ(またはレギ)」と組み合わせれば相性間違いなしです! 大きな五徳にしっかりと乗りとても安定しています。

さらに、この組み合わせの恩恵はこれだけでなく……。

ヤエンクッカーのなかにヤエンストーブナギを入れている
クッカーの中に「ヤエンストーブナギ」がすっぽり収まるんです! リッドもきっちり閉めることができます。

浅型クッカーをリッドの代わりにするとここへ更に「ギガパワーガス110」を1つ入れることも可能。「ヤエンストーブレギ」の場合は風防バーツがない分、ギガパワーガス110を2つ入れられますよ。

スノーピーク ヤエン クッカー1000 1.2L

●サイズ:鍋/182×172×66(h)mm(ブラケットを除く)、器具収納時94(h)mm、フライパン/直径168×31mm(ブラケット部を除く)、フタ/直径168×13mm(つまみを除く)
●重量:355g(収納ケース含まず)
●セット内容:鍋・フライパン・フタ・ハンドル・緩衝材・収納ケース サイズ1.2L メーカー品番SCS-200 商品説明
●素材:鍋・フライパン/アルミニウム合金(外面アルマイト加工・内面フッ素樹脂加工)、フタ/アルミニウム合金(外面アルマイト加工)、ハンドル・ハンドルブラケット・ロック/ステンレス鋼、フタつまみ/シリコーンゴム、緩衝材/ポリエステル


その2. これさえあれば何でもこなせる「コンボダッチデュオ」

コンボダッチデュオが並んでいる
「重いけど軽い」というキャッチコピーを付けたくなる「コンボダッチデュオ」は、可能な限り薄く作られた鋳物のダッチオーブンセットです。



これだけのフルセットで4Kgに収まっているのだから凄いですよね。薄いとはいえ鋳物の特徴である蓄熱性は十分に持ち合わせています。

このセットがあれば、ごはんとおかず3点を同時に作ることができるんです! しかもまさかのIH対応で筆者は自宅でも愛用中。

コンボダッチデュオをスタッキングした
付属の巾着袋から取り出すとこのようにスタッキングされており、まさかここに「ポット×1、スキレット×1、プレート×2、リッド×1、ハンドル×2」が入っているようには見えませんよね。

このここまでスタッキングできるダッチオーブンは「コンボダッチデュオ」だけではないでしょうか。

コンボダッチデュオのポット
ポットの容量は1.6Lで、デュオといいつつも3人分ほどのカレーや煮込み料理を作ることができます。

内側には炊飯用の目盛りが付いており、米用と水用で2つの目盛りに分かれているので軽量の手間がありません! これでご飯を炊くと、ふっくらと美味しく仕上がりますよ。

コンボダッチデュオのスキレット
左と中央の2つがプレート、右がスキレットです。プレートはスキレットに比べるとやや浅いため焼き物メインでの使用が多くなります。ちょっとしたおかずやハンバーグと付け合わせを同時に焼いてワンプレートにしたり、名古屋名物の“鉄板ナポリタン”を作る際に使用しています。

右のスキレットは見た目以上の約0.8Lの容量があるため、厚めのステーキや煮物なども問題なく調理できます。

スキレットとプレートを重ねた
プレートとスキレットを重ねて、大きな食材をローストすることも可能! 同様にポットに重ねることだってできるんです。

スキレットのハンドル
付属のハンドルも鋳物で作られているため、火にかけている間は外しておかなければ熱くて持つことができなくなります。そこで不器用ながらレザーカバーを自作し、ハンドルをつけたままにしても持つことができるよう工夫して使っています。経年劣化も楽しめ、愛着もより一層湧くものとなりました。

スノーピーク コンボダッチ デュオ

●サイズ:リッド/φ164×39(h)mm、スキレット/196×168×48(h)mm、ポット/188×172×101(h)mm、プレート/196×168×35(h)mm、ハンドル/30×120×8(h)mm
●重量:4kg(リッド/0.5kg、スキレット/0.7kg、ポット/1.3kg、プレート/0.65kg、ハンドル/0.1kg)
●セット内容:リッド×1、スキレット×1、ポット×1、プレート×2、ハンドル×2、収納ケース
●容量:ポット/1.6L(3合炊)、スキレット/0.8L
●材質:本体/ダクタイル鋳鉄(シリコン耐熱塗装)、ツル/ステンレス、収納ケース/10号帆布


その3. 能力は挟むだけじゃなかった「ホットサンドクッカートラメジーノ」

トラメジーノが置いてある
簡単キャンプ料理の定番といえばホットサンド! 写真はポイントギフト限定のブラックカラーですが、シルバーのトラメジーノが通常商品としてラインナップされています。

パンに卵やソーセージはもちろん、チョコレートや意外なお菓子などなんでも挟んで焼いてみる面白さがあります。パンだけでなくごはんでライスバーガーもでき、考え方次第で無限大の活用ができるアイテムなんです。

この「トラメジーノ」の特徴は、ハンドルが折りたたみ式でコンパクトに収納できること。数あるホットサンドメーカーのなかでも、このギミックは他にないので唯一無二な感じも気に入っています。

トラメジーノを広げたところ
開けると2部屋に分かれており、食パンの耳を切って挟むか、サンドイッチ用のパンを使うと切る手間がなくなります。開けた状態だと倒れやすいので注意が必要です。

トラメジーノがヤエンストーブナギに乗っている
「ヤエンストーブナギ」に乗せると風防が丁度よくホールドしてくれます。「ギガパワーストーブ地」のような形状のバーナーだと不安定なので、大きめの五徳のバーナーでの使用がおすすめです。

トラメジーノをフライパンにしたところ
また、このようにプレート自体を2分割できるのでフライパン代わりとして使用することも。あらかじめ具材を焼いておき、最後にホットサンドにすれば洗い物を減らすことができますね。

スノーピーク トラメジーノ

●材質 ・本体/アルミダイカスト(シリコン塗装)・金属、ハンドル/ステンレス、グリップ/竹集成材 、 収納ケース/綿帆布
●サイズ:330×205×40(h)mm
●収納サイズ:215×180×40(h)mm
●重量:880g




その4. なんだかんだコレに落ち着く「ツグ&ペタ」

ヤエンターナーペタとヤエンレードルツグ
ヤエンシリーズの「ヤエンターナーツグ&ヤエンレードルペタ」は、正直、単体でズバ抜けて優秀という訳ではないのです。でもなぜ使い続けているのか、それには理由があります。

先に紹介している「ヤエンクッカー」と相性が抜群なんです。

ヤエンターナーペタとヤエンレードルツグ
「ツグ」に関してはお玉なのにハンドルとのラインがほぼ水平。通常なら使いにくいところですが「ヤエンクッカー」は通常の鍋に比べると浅いため、すくいにくいということがありません。ヤエンターナーペタとヤエンレードルツグを手に乗せた
折りたたんだ際コンパクトになるようにハンドルの角度が設定されているのですが、使いやすさも計算されているとはスゴいですよね。

そして筆者が「ツグ&ペタ」を使い続ける最大の理由とは……。

ヤエンターナーペタとヤエンレードルツグをヤエンクッカーに入れた
「ヤエンクッカー」の中に「ヤエンストーブナギ、ツグ、ペタ、ヤエンクッカーのハンドル」が完璧に収納でき、リッドをきっちりと閉めることができること!

最初にも紹介したように、ヤエンクッカーの浅型クッカーをリッドの代わりにすると「ギガパワーガス110」まで1つ収納可能となります。セット使いすることで最大限ギアの魅力を引き出せるのは、スノーピーク製品のすごいところ。他メーカーを混ぜるとこのスタッキングがうまくいかないので、“なんだかんだコレに落ち着く”理由はそこにありました。

スノーピーク ヤエン ペタ ツグ

●サイズ:
ペタ/ 165mm×60mm×30(h)mm[収納時] 90mm×60mm×25(h)mm
ツグ/165mm×70mm×30(h)mm [収納時] 90mm×70mm×25(h)mm
●素材:ナイロン、ステンレス
●重量:(ペタ)20g、 (ツグ)25g


その5. 調理から取り分けまでお任せあれ「ピッツ」

ピッツを置いたところ
無くてもいいけどあったら便利な代表である「ピッツ」。使ってみると、やっぱりあった方がいいと思える理由があります。

使用方法としては、調理の補助や取り分けに使用しています。箸で掴むより効率的で、すばやく取り分けることができます。食材をひっくり返したり、切り分ける際の“おさえ”としても優秀です。

ピッツのつかむ部分のアップ
先端部分の内側には細かい溝が掘られており、掴んだものを逃がしにくくなっています。この加工の有無で大きく使用感が変わってきます。

ピッツの持ち手の窪みのアップ
持ち手部分には窪みがついており親指が心地よくフィット。手に馴染む形状です。

掴みやすさの理由に、こういったデザインが活きています。

ピッツを置いてもテーブルに先がつかない
テーブルに置いた際、先端が浮くようにデザインされているので衛生的ですね。お皿などに立てかけなくてもサッと置くことができるのは助かる仕様です。ちょっとした手間も省けると調理の効率化を図れますよ。

スノーピーク ピッツ


【余談】優秀だったけど手放した調理器具たち

以前は「コロダッチオーバル」「ケトルNO.1」も所有していましたが「コンボダッチデュオ」の存在と、別メーカーのやかん型ケトルが使いやすかったので残念ながら手放してしまいました。

セットで使えばこの上ない優秀さ!


多くをヤエンシリーズで固めているだけあってそれぞれの相性が非常に良く、収納の面まで考え尽くされているので間違いないアイテムですね。スノーピーク以外のクッカーやバーナーを多数所有していますが、オートキャンプではこのセットで使用することが大半です。

長らく色々な組み合わせで使ってきましたが、変わらず使い続けているこの製品たちを是非おすすめしたいです。

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