いろいろあるキャリーワゴン、どう選ぶ?
キャリーワゴンは荷物を乗せて運ぶ台車のことで、アウトドアワゴンやキャリーカートとも呼ばれています。主にキャンプやフェス・バーベキュー・ピクニックなどのアウトドアシーンで使われますが、普段の買い物にも活躍する大変便利なアイテムです。
大きく分けると「ワゴンタイプ」と「コンパクトタイプ」の2種類


たくさんの荷物を運びたいならワゴンタイプ、荷物は少なめで収納性重視ならコンパクトタイプがオススメですが、ファミリーキャンパーやグループに人気なのは断トツでワゴンタイプ! とはいえ、様々なメーカーのワゴンがあって、どれを購入したら良いか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、定番の人気タイプからコスパ◎なワゴンまで、全7台を実際に使って詳細をチェック! 果たして使い勝手の良いワゴンはどのタイプなのか、1台ずつ検証していきます。
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まずは、キャリーワゴンを選ぶ際にチェックしておくべきポイントをおさえておきましょう。
キャリーワゴンを選ぶときのチェックポイント
サイズは泊りのキャンプなら容量優先!一時的ならミニサイズでもOK
どんなアウトドアをするかでサイズは異なり、4~5人家族でのアウトドアレジャーなら100L以上のワゴンタイプが便利。逆に荷物が少ないデイキャンプやピクニックなど一時的に使うシーンが多くなりそうなら、ミニサイズがちょうど良いでしょう。
キャンプ前提であれば、収納サイズも要チェック!
容量が大きいとそれだけ重く収納場所も必要になるので、最適なサイズ感を選びたいところ。とくにキャンプメインで使うならテントやクーラーボックスなど他のギアを積むことも考え、コンパクトに収納できるタイプを選びましょう。
タイヤは小回り優先なら小型を、悪路で使うなら大型を


ハンドルはT字型とO字型が主流、2タイプ付きも要チェック!
人気のキャリーワゴンのうち、ハンドルはグリップを握って引くO字型と指をかけて引っ張るT字型の2種類が主流です。


なかには押し引き可能な2種類のハンドルがついたモデルも! シチュエーションや使う人によって選べるのは意外と便利です。
テーブル化できるオプションや、ポケットがあるとさらに活用できる!
上に天板を乗せればテーブルに早変わり! 容量の大きいワゴンは広げるとそれなりに場所を取るので、テーブルとしても活用できれば一石二鳥です。
ブランドによっては、荷物の落下を防ぎ雨風からも守ってくれるカバーがラインナップされていることも。キャンプやフェスなど、急な悪天候に備えて用意しておくと安心です。
キャリーワゴン自体にポケットがついているタイプなら、その分容量もUP! 小物もすぐに取り出しやすくワゴンの中を探し回る手間もなくなります。
キャリーワゴンのタイプや特徴を見たところで、次は実際の商品をチェック!
この5ポイントを中心に、実際にキャンプ用品を積み込んで1台ずつスペックを検証してみます。
運ぶ想定のギアはこちら!
今回は1泊2日のファミリーキャンプ(3人家族)を想定し、最低限必要なギアを用意しました。(※チェアが2つな理由として、コットを1人分のチェアとして想定)
これを下記7台で運び、使い勝手をチェックしていきます!
商品名 |
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定価 | ¥19,800 | ¥15,800 | ¥9,980 | ¥11,880 | ¥8,778 | ¥5,500 | ¥9,280 |
サイズ | 96×58×105cm | 106×53×100cm | 95×49×116cm | 107×49×116cm | 100×47×90cm | 76×42×94cm | 103×51×102cm |
収納時サイズ | 30×25×69cm | 40×18×77cm | 42×24×76cm | 42×23×77cm | 31×20×77cm | 19×42×60cm | 25×51×76cm |
重量 | 8.6kg | 11kg | 11.2kg | 11kg | 9.85kg | 7kg | 10kg |
耐荷重 | 100kg | 100kg | 150kg | 100kg | 100kg | 80kg | 100kg |
有効荷台内寸 | 89×48×37cm | 88×42×31cm | 85×40×35cm | 89×43×32cm | 88×45×32cm | 57×34×23cm | 78×44×25cm |
組み立てやすさ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
タイヤの可動性 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
移動のしやすさ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
収納のしやすさ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
商品情報 | レビューを見る | レビューを見る | レビューを見る | レビューを見る | レビューを見る | レビューを見る | レビューを見る |
1号車:DOD アルミキャリーワゴン
DOD アルミキャリーワゴン
●収納サイズ:約W30×D25×H69cm
●重量:本体のみ8.6kg※付属品含む約10.1kg
荷台容量 | 約160L | ハンドルタイプ | O字型 |
タイヤ直径 | 17cm | ハンドル調整 | なし |
フレーム素材 | アルミ合金 | オプション | 天板・極太ホイール |
生地素材 | ポリエステル | カバーの着脱 | ○ |
セッティング方法
カバーのバックルとマジックテープを外して取り、中央を押し込みながら外側へ広げて付属のフロアマットを敷いて完成です。
さすが大容量の160L!荷物は余裕でスッポリ
用意したキャンプ道具は全て入り、まだ余裕があるほど。キャリーワゴンの中でも最大級を誇る160Lだけに、ファミリーキャンプや連泊キャンプに重宝するサイズです。
ビッグサイズでも、意外と軽く持ち運びやすい
大容量でありながら本体重量は8.6kgと軽量なのがポイント。アルミ合金製のフレームを採用したことで軽さを実現し、バッグのように片手で持ち運ぶこともできます。
内側に小物が収納できるポケットが付いているので、収納カバーを入れておけば失くす心配もなく安心。生地は取り外してお手入れできます。
タイヤの可動性は?
タイヤは細めでスムーズに動かすことができ、空気漏れの心配がないノーパンクタイヤを採用。荷物がたくさん入る分、引っ張ると重たく感じました。
総合評価
とにかく大容量のワゴンが欲しい! という方にオススメな1台。コンパクトに収納できて持ち運びも楽ちん! キャンプサイトに溶け込むナチュラルなカラーもポイントです。
ココがちょっと惜しい……
ハンドルは伸縮可能ですが、長さの微調整はできません。身長の高い方は使いやすいですが、低い方にとっては長く感じるかもしれません。
2号車:コールマン アウトドアワゴン
荷台容量 | 約115L | ハンドルタイプ | T字型 |
タイヤ直径 | 17.5cm | ハンドル調整 | なし |
フレーム素材 | スチール | オプション | テーブル・レインカバー |
生地素材 | ポリエステル | カバーの着脱 | × |
セッティング方法
カバーのマジックテープとチャックを外して取り、本体ベルトを剥がして中央を押し込みながら外側へ広げ、付属のフロアマットを敷いて完成。
一泊二日の荷物でジャストなサイズ感
こちらもファミリーキャンプセットがすべて入り、DOD程ではないですが少し余裕はありました。1泊2日の荷物であれば十分という印象で、サイトと駐車場が離れているキャンプ場でも役立ちます。
安定して自立するから、収納もスッキリ
十分な大きさを確保しつつ、収納サイズは非常にコンパクト。玄関や物置に置いたり、車に積んでも邪魔になりにくい大きさです。
多少荷物がはみ出ていても固定できる、付属のフック付きラバーバンドがとても便利! 凸凹道を行くときも安心です。
タイヤの可動性は?
本体とタイヤのバランスがよく、無理に力を入れることなく動かせます。誤動作を防ぐタイヤロックもついているので安心です。
総合評価
大容量かつコンパクトに収納できるワゴンを探しているなら、断然コレ! マンション住まいの方や、車に積むことを検討している人にオススメです。素材違いや限定カラーもあるのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
ココがちょっと惜しい……
カバーの着脱が簡単にできないところが、ちょっと残念。取り外すことはできるのですが、四角のネジを外しさなければならないのはなかなか大変。中にゴミが溜まってしまったときは掃除機で吸ったり、除菌スプレーや天日干しが手っ取り早いでしょう。
▼コールマン アウトドアワゴンについて、詳しくはこちら!
3号車:WAQ アウトドアワゴン
荷台容量 | 106L | ハンドルタイプ | O字型 |
タイヤ直径 | 21cm | ハンドル調整 | あり |
フレーム素材 | スチール | オプション | 天板 |
生地素材 | キャンバス | カバーの着脱 | ○ |
セッティング方法
カバーのマジックテープとチャックを外して取り、本体ベルトを剥がし中央を押し込みながら外側へ広げ、付属のフロアマットを敷いて完成。
一泊二日のキャンプ道具、ちょっとパンパンかも……?
用意したキャンプ道具はすべて入ったものの、一泊二日の荷物でちょうどぴったりという感じ。入れ方を工夫し、付属の固定バンドを使えばもう少し入りそうです。
最大のポイントは業界最高クラスの耐荷重150kg! 重たくなりがちなクーラーボックスとキャンプギアの組み合わせなど、どんなに積んでも安心のスチールフレームを採用しています。
好きな長さに調整可能なハンドルにも注目。65〜80cmの間であれば簡単にロックできるので、高身長の方は長めに、低身長の方は短めと、誰もが操作しやすい仕様になっています。
タイヤの可動性は?
タイヤの幅はなんと8.5cmと特大サイズ。どんな凸凹道や砂浜でもラクに運べてストレスフリー!
総合評価
全体的にバランス良く、タフでハイスペックなのに1万円以下で手に入る! 口コミ評価が高いのも納得の1台。コスパ◎なワゴンを検討している方にオススメです。
ココがちょっと惜しい……
太くて走りやすいタイヤですが、ロック機能が付いていないところがちょっと残念。坂道や誤動作には十分に注意しましょう。
4号車:クイックキャンプ ワイドホイール アウトドアワゴン
荷台容量 | 120L | ハンドルタイプ | O字型 |
タイヤ直径 | 21cm | ハンドル調整 | あり |
フレーム素材 | スチール | オプション | 天板・カバー・ポケット |
生地素材 | ポリエステル | カバーの着脱 | ○ |
セッティング方法
カバーのマジックテープとチャックを外して取り、本体ベルトを剥がし中央を押し込みながら外側へ広げ、付属のフロアマットを敷いて完成。
WAQと同じサイズ感ながら、横幅が長い分いっぱい入る!
1泊2日のファミリーキャンプ道具が一式入り、隙間にまだ小物類が入りそうなゆったり具合。WAQと同じくらいのサイズ感ですが、こちらのほうが12cmほど横幅が長いため余裕があります。
荷台は最大120Lと大容量ですが、ちょうど良い深さでモノが取り出しやすいのも高ポイント! カバーは取り外し可能なので、万が一破れてしまったら交換できます。
タイヤもWAQと同じく直径21cmのワイドホイールで、どんな悪路でも操作しやすい1台。段差や砂地をものともしないタフさで選ぶなら、やはりタイヤはこのタイプが良さそうです。
可動性は?
タイヤが大きい分移動は大変かと思いきや、意外とスムーズ。ハンドルの長さ調整もできるので、誰もが操作しやすくオススメです。
総合評価
容量も大きくタイヤもタフという、アウトドアでの使い勝手は抜群の印象。WAQとほぼ互角でありながら価格はこちらのほうが上回るのと、カラーもこちらは単色のみになります。
ココがちょっと惜しい……
何度か引いているうちに四角のベルトが緩んできたのでその都度閉める必要がありますが、これはWAQも同様。カバーが着脱できることを考えると、ここは致し方ないといったところでしょうか。
5号車:DCM キャリーワゴン
荷台容量 | 100L | ハンドルタイプ | O字型 |
タイヤ直径 | 17cm | ハンドル調整 | なし |
フレーム素材 | スチール | オプション | テーブル、カバー |
生地素材 | ポリエステル | カバーの着脱 | ○ |
セッティング方法
チャックを開けて中央を押し込みながら外側へ広げ、付属のフロアマットを敷いて、サイドのチャックを閉めたら完成。
サイドポケットが効いてる!小物の収納が快適に
荷室には用意したキャンプ道具がすべておあさまり、さらにサイドのポケットにトングやスプレー・キッチンペーパーなどの小物類が入り収納力がUP!
DCMのワゴンは、何といってもポケットが5つも付いているのが最大のポイント! 小物類をポケットに入れておくことで、荷室内を探さずともすぐに取り出せて超便利です。
ワゴンの四角にあるボルトを外せば、カバーを取り外すことが可能。大きめのボルトで失くしにくく、カバーも清潔に保つことができます。
可動性は?
ハンドルは握りやすいO字型で長さもベスト。タイヤも大きすぎず小さすぎずちょうど良いサイズで、とても引きやすさを感じました。
総合評価
7台の中でもポケット付きという特徴的なワゴンでありながら、扱いやすい上に良心価格! 全体的にバランスがよく、とくにコスパに優れた一台という印象です。
ココがちょっと惜しい……
収納時は外ポケットをぐるりと回せば収納カバーに早変わり! ですが、ギュ~ッと内側に収縮しないとチャックが上がらず……。短時間で片付けをしないといけないシチュエーションでは、ちょっと手間取ってしまうかもしれません。
6号車:フィールドア ワイルドマルチキャリー コンパクト
荷台容量 | 44L | ハンドルタイプ | O字型 |
タイヤ直径 | 14.5cm | ハンドル調整 | なし |
フレーム素材 | スチール | オプション | カバー |
生地素材 | ポリエステル | カバーの着脱 | ○ |
セッティング方法
持ち手の両面テープを外し、本体を外側に向かって広げ、ハンドルを上げたら完成。
デイキャンプやピクニックに手軽に持ち出せるサイズ感
今回検証する中でも一番小さいミニサイズなので一泊二日分のキャンプ道具は入らないながら、椅子×2、ミニテーブル、キッチンセット類が入った木箱はすっぽり。デイキャンプ用の荷物を運ぶには、ちょうど良いサイズ感です。
重量は約7kgとワゴンの中でも軽く、片手でも簡単に持ち運び可能。収納サイズも幅はわずか19cmほどで、非常にコンパクトです。
小さいながらも耐荷重は80kgとパワフル! ピクニックや普段のお買い物に使いやすい一台です。
可動性は?
軽量ながらも頑丈なタイヤで引きやすく、前輪は360度回転するためスムーズな動き。大人はもちろん子供でも簡単に引っ張ることができそうなほど楽チンです。
総合評価
ワゴンの中でも最小クラスではあるものの、頑丈で使い心地も抜群。ファミリーよりはソロ・デュオ向きなサイズですが、買い物やお出かけなど日常使いを検討している方にもオススメです。
ココがちょっと惜しい!
収納時は自立するのですが、ちょっとコツが必要。タイヤをすべて前向きにまっすぐにして、持ち手のテープを止めた状態で少し広げることで倒れにくくなります。
7号車:leisure zone キャリーワゴン
荷台容量 | 100L以上 | ハンドルタイプ | O字型・レバー型 |
タイヤ直径 | 19.5cm | ハンドル調整 | あり |
フレーム素材 | スチール | オプション | カバー |
生地素材 | ポリエステル | カバーの着脱 | ○ |
セッティング方法
テープやバックルを外してカバーを取り、両端を外側へと広げて完成。
積載は問題なし、カモフラ柄がひときわ目を引く!
1泊2日のキャンプ道具は余裕で収納可能。幅が広く耐荷重100kgとたくさん積めるため、大きいクーラーボックスやキャンプ道具を運ぶのに最適です。
このワゴンの1番の特徴は、押すことも引くこともできる2種類のハンドルが付いていること! ハンドルも無段階で調整できるので、使う人やシーンに合わせて使い分けることができます。
小物や飲み物が入るメッシュポケットも完備。カバーは取り外し可能で手洗いできるので、清潔に使えて安心です。
可動性は?
実際使ってみて「押す」と「引く」の両方が使えることの便利さを改めて実感! とくにたくさん荷物を入れて重たいときはハンドルのバーを押す方が力をかけやすく、断然操作しやすく感じました。
総合評価
2種類のハンドルがあることで、移動のしやすさは満点! タイヤも大きすぎず小回りがきくので、使いやすさを優先的に検討している方にオススメの1台です。
ココがちょっと惜しい……
厚さ約25cm程に収納できるのですが、自立はしません。立てかけるか、倒しておくか工夫が必要です。
キャリーワゴン7台検証、結果まとめ!
収納力No.1は「DOD アルミキャリーワゴン」
160Lという圧巻の容量を誇るDODアルミキャリーワゴン。ファミリーキャンプはもちろん連泊分の荷物も余裕で詰める広い荷室は7台の中でもズバ抜けて長く、深さもあることがわかります。
逆にコンパクトサイズのフィールドアのワゴンは、詰める量は少ないとはいえこれだけのギアが入りました。収納・携行性を考えると大きすぎるワゴンは逆にオーバースペックなので、デイキャンプや普段の買い物など日常的にワゴンを使う場合はこのサイズで十分です。
組み立て・収納のしやすさNo.1は「コールマン アウトドアワゴン」
組み立て方やしまい方はどれもほぼ同じで簡単でしたが、中でも収納時にタイヤがキュッと中央に集結しカバーがかけやすく、収納スペースもコンパクトなのがコールマンのアウトドアワゴンでした。
玄関先に置くにしても物置にしまうにしても、型崩れせずスッキリまとまる収納状態はかなり高ポイント!
タイヤの可動性No.1は「フィールドア ワイルドマルチキャリー コンパクト」
タイヤの小回りがきいて可動性が高かったのは、やはりコンパクトなフィールドアのワイルドマルチキャリー! とはいえどのワゴンのタイヤも頑丈で動かしやすく、優劣つけ難いのが正直なところでした……。
ちなみにタイヤの直径や素材はほぼどれも変わらかったのですが、大きな違いとしては“幅”。DODのようにたくさん入るわりにノーマルタイヤだと、悪路では引っ張る力が必要になります。
一方WAQやクイックキャンプは大容量な上にタイヤも極太なのでバランスが良く、どんな道も可動しやすく感じました。
荷物を積み込んだときの移動のしやすさNo.1は「leisure zone キャリーワゴン」
荷物量やシーンに合わせて押すと引くが選べるleisure zoneのキャリーワゴン。やはり荷物量が多く重たくなると、引くよりも押す方が断然進みやすい! タイヤサイズもちょうどよく、荷物をたくさん積んでの移動のしやすさではこれがNo.1でした。
荷物少なめソロならこちら!コンパクトタイプのキャリーカート
花岡車輛「フラットカート2×4」
日本で初めて台車を作った老舗物流機器メーカー「花岡車輌」のフラットカートツーバイフォー。最大の特徴の1つが2輪と4輪の2WAY仕様であること。荷室がなくフレキシブルに使えるタイプで、収納時の厚さはわずか13cmとコンパクトで持ち運びにも便利です。
▼詳しくはこちら!
スタンレー「フォールディング2ウェイハンドトラック」
同じく2輪と4輪の2WAY仕様のカートは、あのスタンレーからも発売されています。サイズや使い勝手は花岡車輪とほぼ同じですが、こちらはイエロー×ブラックのカラーリングが目を惹きますね。
▼詳しくはこちら!
1家に1台キャリーワゴン!
今回は7台をピックアップして紹介しましたが、キャリーワゴンは他にもまだまだたくさんあります。この記事を参考に、ライフスタイルや用途にあったキャリーワゴンを選んでみてはいかがでしょうか。