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スマホストラップ、ランタン

アウトドア好きがこぞって付けている!?クライミングロープを使った「ストラップ」を自作してみた

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ロープを使った「ストラップ」、クライミング用ロープでDIYできるんです。自作なら好きなカラーで、長さもピッタリなものが手に入ります。スマホストラップを例に作り方を詳しく図解。同様にサコッシュやカメラのストラップもできますよ!

関美奈子

制作者

関美奈子

1982年度ニュージーランド・ガールスカウト国際キャンプ大会日本代表、ガールスカウト日本連盟キャンプ指導者資格取得。アトリエばく代表。千葉県在住で、ガールスカウトの野営訓練でアウトドアに目覚め、子育てを終えた今は気ままな徒歩ソロキャンパー。

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関美奈子のプロフィール

記事中一部画像提供:アトリエばく
※カメラなど貴重品用のストラップを作成し使用するときは、落下に伴う破損等に注意し、自己責任において使用してください。

クライミングロープで好みのストラップを自作!

スマホストラップ
最近街中で、この手のクライミングや登山で使われるロープを使ったストラップを付けている人をよく見かけませんか? スマホなど手放せないもの携行するときに便利なんですよね。

アウトドアライクなファッションにもハマることから、お洒落に敏感なアウトドアフリークの間でじわじわと人気を博しつつあります。

これ、実は自分で作れるんです!

材料は切り売りのロープ

クライミングロープ
出典:YAMA HACK
材料は、登山用品専門店や、アウトドアショップで販売されているロープ。色柄はもちろん、太さも様々で、お店によって10cm〜1m単位で切り売りされています。

色柄も長さも自由自在!

カメラのストラップ
気に入ったロープを必要分だけ購入して作るので、費用も700〜900円程度とかなりお安くできます。

そして最大の利点は、自分の身体にピッタリな長さのものが手に入るということ。ロープの太さや長さを加減すれば、失くしたくないライターや、すぐ手にとって使いたい小型ライト用のストラップ、サングラスホルダーなども作れます。

それでは、スマホ用ストラップを例にとって、作り方の手順を例に解説していきましょう!

スマホストラップ作りに必要な材料

スマホストラップ完成
こちらのスマホストラップの作り方を工程ごとに見ていきましょう! まずは材料の準備から。

ストラップ用のロープは、太さ6〜8mm程度がオススメ。両端に巻くロープは、細めの1.5〜2mm(上記写真白ロープ部分)が適当です。

材料一覧はこちら

スマホストラップ材料
 
材料
・ストラップ用太ロープ(Φ6〜8mm):必要分+15cm
・細ロープ(Φ1.5〜2mm):1m
・リング(Φ20mm程度):2個
・接着剤(多用途タイプ)
・はさみ
・ペンチ
・定規
・クリップ:大2個
・ライター
・カラビナ

太ロープの長さは、完成形の長さ+15cmが重要!

ロープを切る
筆者の場合、全長85cmのスマホストラップを作りたかったため、太ロープは100cm用意。完成形の長さ+15cmにしている理由は、両端の折り返し分として必要だからです。

太ロープはΦ8mm、100cmで税込341円、端に巻く細ロープはΦ2mm、100cmで税込60円のものをアウトドアショップで購入しました。通販サイトなどでも通り取り扱われているので、お好きなカラーのものをチョイスしてください。

マウンテンダックス ナイロンロープ 8mm

●直径:8mm
●強度:1602kgf
●重量:40g/1m
※メーター計り売り



マウンテンダックス ナイロンロープ 2mm

●直径:2mm
●強度:80kgf
●重量:1g/1m
※メーター計り売り



クラウン 二重リング 20mm

●素材:硬鋼線ニッケルメッキ仕上
●容量:15本入
●サイズ:外径:20mm、内径:18mm


スマホストラップを作る手順

下準備

切り口の処理
1:ロープの先端がほつれないよう、ライターで炙って溶かします。

リングを通す
2:ロープの先端にリングを通し、約5cmほど折り返します。

接着剤を塗る
3:ロープの先端部に接着剤を塗って固定しましょう。接着剤は速乾性で、ナイロンやポリプロピレンなど、ロープの材質が接着できる多用途タイプを選ぶのがコツ

クリップで仮留めする
4:ロープ同士がくっつくまで、クリップで仮止めしておきます。これで下準備は完了です!

次は、折り返し部分を固定する細ロープの巻き方を詳しく図解していきましょう。写真の通り真似して手を動かせばOK!

両端に細ロープを巻き、ループを固定

ロープ両端アップ
次は、この白の細ロープを巻き付け、折り返し部分をしっかり固定する作業に移ります。

細ロープを持つ
1:細ロープを「つ」の字型にして持ちます。

太ロープの上に添える
2:「つ」の字を、太ロープの折り返し部分に重ねてください。


3:細ロープの長い方を持って、短い方に重ね、軽く下に引きます。

細ロープ、1周目
4:そのまま細ロープを向こう側に回して、クルリと1周。

細ロープ、ふた巻き目
5:左右の手を持ち替えて、同じように2周目以降を巻いていきます。

細ロープ、3巻き目
6:3周目。力を入れて、親の仇かと思うくらい、ぎゅうぎゅうに締め上げてください! きつく巻くほど丈夫になり、出来上がりの見た目もキレイです。

ロープ端を輪に入れる
7:次は巻き終わりの処置。最初に作った「つ」の輪の部分に、残った細ロープを通しましょう。

細ロープの端を引く
8:そのままロープをキュッと引っ張って……

ペンチで輪の先を引く
9:巻き終わりが緩まないよう、しっかり押さえながら、端に出ている短い尻尾部分をペンチで挟んで引きましょう。

巻き終わりのロープを中に入れ込む
10:力を入れてゆっくり引っ張ると、巻き終わりのロープが次第に中に入っていきます。引き込まれた部分が、巻いてあるロープの幅の中ほどまで来るよう調整してください。

細ロープの両端が、きつく巻かれたロープの列に入り込み、しっかり押さえられるので、接着剤なしでも解けてくることはありません! 太ロープの反対側も、同じように作業してください。

仕上げの処理

余ったロープをカット
1:いよいよ仕上げです、残ったロープの始末をしていきましょう。はさみで、残りのロープの端をカットします。なるべくギリギリのところで切るとキレイに仕上がります。

ライターでほつれ止め
2:切ったところをライターで手早く炙って溶かし、ほつれ止めをします。他のロープを溶かさないよう、また、火傷にも気をつけて。

余りロープの処理その2
3:もう一方の端も同じように処理してください。はさみでギリギリのところをカットし……

ライターでほつれ止めその2
4:ライターでサッと炙って溶かし、ほつれ止めをしましょう。太ロープのもう一方の端も、同様に処理してください。

おつかれさまでした。これで完成です!

スマホストラップ完成
筆者はスマホを首から下げる用に、この長さに作りました。肩からかけられるよう、また、斜めかけサイズにと、身体や用途に合わせて長さを設定してください。

スマホストラップ接続
2つのリングにカラビナを通し、スマホケースのハンドルに接続。カラビナ以外にも、お好みで他のキーリングなどを使ってみるのもいいでしょう。

サコッシュとカメラの替えストラップも作ってみた

ストラップをブラック→レッドに変更

サコッシュ、プラックストラップ
全く同じ作り方で、いろいろなストラップが作れます。愛用のサコッシュのストラップはブラック。ボディの迷彩柄と相まって、無骨なイメージです。

サコッシュ、レッドストラップ
もう少し柔らかいデザインだったらいいな……そう思い、赤とオレンジのロープで替えのストラップを作ってみたのがこちら。ロープは長めにして、結ぶことで寸法の微調整ができるようにしました。

2色の差し色がなかなかイイ!

サコッシュを使う人
レッドとオレンジが差し色になって、ガラリと印象が変わり、ポップなイメージに。こんな風に添える色を変えるだけで、手持ちのギアが何通りにも変化する楽しさがありますね。

よじれ防止にナス環を接続

接続金具アップ
サコッシュ用のストラップには、よじれないよう、より戻し付きのナス環をはさみました。100均のDIYやクラフトコーナーには、さまざまな用途の金具が販売されていますので、使えるものが見つかるかも?

カメラストラップは身体に合う長さに!

カメラ用ストラップ
小柄な筆者には、もとからカメラに付いていたストラップでは長すぎでした。身の丈に合ったものが欲しかったのですが、自作することでぴったりのものを手に入れることができました。アウトドアショップでロープを選び、色柄も自分好みの可愛いものに!

自分で作ればデザインも機能も盛れる!ぜひ作ってみて

ロープで作るストラップ3種
スマホストラップに巻いた白いロープですが、実は反射材入り。暗いところでライトを反射し、安全確保や、スマホの置き忘れ・紛失防止になるかと考えて選んだものなんです。

自作なら、そんな機能もプラスできます。シーンやファッションに合わせて、いろいろなカラーやデザインの替えストラップがあると楽しいかも!

こちらの記事も参考に

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