ファミリーキャンプでこんなことありませんか?
そこロープがあるから気を付けてね! そっち走ったらロープが危ないよ!
夕暮れになると、子連れのキャンプ場からこんな声が聞こえてくることはありませんか? 逆にファミリーキャンパーの皆さんは、このセリフを何度も発しているかもしれません。
キャンプ場で走り回って遊ぶ子供たちは微笑ましいですし、自然の中で思いっきり遊ばせてあげたいですよね。
でも、サイト内はテントやタープ設営ロープが張り巡らされており、大人は子供から目が離せません。日中でさえも足を引っ掛けやすいテントロープ。夕暮れ時になると闇に紛れて、さらに見えなくなってしまいます。
そんなときは一工夫。100均アイテムをちょこっとDIYして、オシャレに安全対策をしましょう!
知ってた?100均の「テントロープ用LEDライト」
キャンパー向けに数々のヒット作を生み出してきた100均ショップ「セリア」。そんなセリアから発売されているのが、この「テントロープ用LEDライト」。
スイッチをつけると、LEDが点灯し、ライト上部の輪っかにロープを引っ掛ける仕組みになっています。子供たちがつまづきそうなロープに吊るしておけば、夜でも視認性があがります。
しかしこのLEDライト、色味が白く明る過ぎてちょっと格好良くない……。
この白いLEDの色味が、焚火やランタンの淡い色味と雰囲気と合わなくて、キャンプサイトのイメージが変わってしまう。そんな難点がありました。
必要なのはセロファンのみ!プチDIYでおしゃれにアレンジ
昼光色がちょっと……という人は一手間かけてみましょう。あっという間に、こんな感じの暖かみのあるライトが出来上がります。
材料はたったの2つ
「テントロープ用LEDライト」に加えて必要なのは、セロファンのみ。同じくセリアで販売されているので、ライトと一緒に購入するのがおすすめです。
作り方は、簡単4ステップ
作り方も超簡単。
①セロファンの「赤」と「黄」を取り出す
②LEDライトの大きさにカット
③LEDライトを半分に分解
④セロファンをLED電球部分に挟んで閉じる
「赤」と「黄色」を使う理由は、100均のセロファンにオレンジ色が入っていないからです。
2色のセロファンを重ねて、混合色であるオレンジ色を作ってあげます。セロファンはLEDにはめ込むだけで、テープで貼り付ける必要はありません。
LEDライト自体はやわらかい素材でできていて、ペリッと剥がして簡単に分解が可能です。
ライトをつけてみると、ご覧の通り! 昼光色が雰囲気のあるオレンジの灯りに早変わりします。
この色味であれば、テントサイトをお洒落に演出できますし、なによりも足元の目印になって、ロープに足を引っ掛けて転ぶことを防げます。
実際、これで我が家の転倒率は激減しました! ライトは1個100円。10個程あればメインロープの本数は補えますし、費用対効果も抜群です。
一石二鳥なこんなメリットも!
さらに、オレンジ色の灯りを取り付けておくことで、夜間のサイト範囲の目印にもなり、自身のサイトを示しておけるメリットも!
サイト内の横切りのマナー違反も予防できるという、一石二鳥以上の効果があります。サイズ感も小さく荷物にもならないので、テント泊のファミリーキャンプには必ずこれを持っていきます。
寝る前にLEDのスイッチを切っておけば、繰り返し使えます。我が家はこれを導入して半年以上になりますが、ずっと現役で使用しています。
赤と黄の色を混ぜてオレンジ色を作る混合色の実体験ができるので、子供たちとの思い出作りにもぴったりなプチDIYなんです。
一工夫して安全なキャンピングライフを!
今回は、夜のテントロープ対策になる100均のLEDライトとそのDIY方法をご紹介しました。
アイデア次第で楽しむ方法がいくらでもあるのが、キャンプの楽しみ方のひとつ。ぜひご参考してみてください。
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