冬には冬しか見られない景色がある!カヌーするのはどう?
冬は大気中の水分や塵が少ないので、日本の四季の中で星が一番きれいに見える季節。
冬キャンプに行っても昼間はテントにこもって、暗くなってから星を見るためにちょっとだけ外に出る。なんてことはもったいない!
こちらの絶景をご覧ください
寒いけど勇気を出して一歩外に出てみると、朝も昼も夜も冬にしか見られない景色が広がっていることに気がつきます。
そんな魅力いっぱいの冬。キャンプの朝に冬カヌーを体験してみるのはいかがでしょうか?
筆者も冬カヌーデビューしてきました
冬キャンプをするなら、寒いけど早朝カヌーがおすすめ。キャンプの朝、まだ日が登る前にカヌーで湖に。1時間ほどの早朝散歩の気分で楽しむのが気負わず楽しむコツです。
忙しい毎日に追われて感動することを忘れていると、思わずウルっとしてしまう瞬間に出会うこともあります。
ところで冬カヌーを楽しむにはどんな装備が必要?
- ・カヌー(カナディアンカヌーが映える場所があると最高)
- ・ドライスーツ
- ・ライフジャケット
- ・暖かい服装(レイヤードが大事)
- ・暖かい靴(つま先から冷えてくるので靴用カイロなどもあると便利)
- ・手袋、帽子
- ・ホッカイロや湯たんぽなど
ただ初心者にはイチから装備を揃えるのはハードルが高いですよね。というわけで筆者はツアーに参加してきました。
料金やタイムスケジュールなど実例をご紹介するので、冬カヌーデビューのイメージトレーニングにお役立てください!
氷点下12度!真冬の北海道で冬カヌーを体験
今回カヌーを体験する場所はこちら
場所は、日本最大のカルデラ湖・屈斜路湖がある北海道東部の弟子屈町。
釧路川カヌーツアーなど自然ガイドのお店「somokuya(そもくや)」さんに、お世話になります。
北海道小樽出身ネイチャーガイドのご主人つっちーさんと、埼玉出身で学生時代にすっかり弟子屈町の魅力にハマりそのまま居着いてしまった奥様のハルエさんご夫婦が運営する暖かい雰囲気のお店です。
体験料金は?
今回体験したのは屈斜路湖を起点とし釧路川源流を下るコース。料金は二人で約1時間14,000円(つまり一人あたり7,000円。一人だけで利用の場合は9,500円)です。
冬カヌーのタイムスケジュール
1.集合・受付
まだ朝日が登る前。まずは暖かい店内で受付。
2.店舗で出発準備
必要なウェアは全てレンタル。ツアー料金に含まれており、当日身体に合うサイズを選ぶことができます。
初めてのドライスーツ着用で手間取る筆者……。
ガイドのつっちーさんが着用方法をきちんと教えてくれて事なきを得ました。
ライフジャケットもきちんと用意されているので手ぶらで楽しめます。
本格的なスノーブーツも貸し出しがあるので安心。
3.店舗すぐ近くの屈斜路湖へお店の車で移動
今回利用したのはカナディアンカヌー。カナディアンカヌーは北欧のような景色が広がる北海道道東地方にぴったり!
本来はここでレクチャーを受け自分で漕ぐこともできますが、今回は全てガイドのつっちーさんにお任せツアー。私は漕がずに撮影しっぱなしでもOKなんだとか! 体力に自信のない方でも安心してチャレンジできるのでは?
4.さぁ出発!
まだ日の出前。日の出直前の気温が一段と下がっていく瞬間を肌で感じます。手袋を脱いでカメラを持つ手がしばれる(凍りそう)!
日本で一番大きなカルデラ湖・屈斜路湖。湖の周囲から中心に向かってどんどん湯気が立ち込めてきます。
あっという間に幻想的な世界に!