5.今しか見られない木についたつららの自然美!
筆者が体験した時期は、2021年12月31日。屈斜路湖が全面結氷する前だけにみられる現象を満喫。
湖面に鏡のように映し出されると、まるで恐竜の口みたい!
冬にしか見られない今だけの自然現象に感動しっぱなし。
6.絶景・藻琴山のモルゲンロート!
気がつくとお日様が少しずつ登ってきて、藻琴山の頂上がピンク色に染まっていきます。これもほんの一瞬のできごと。少しの間も目が離せません。
7.屈斜路湖を出て、いざ釧路川源流へ!
屈斜路湖から釧路川の始まりとなるポイントへ。ここが釧路川の始まりの場所か!と感動。
ガイドのつっちーさんも「何度通っても感動するポイントです」と。橋の下を抜ける瞬間にゾクゾクしてきます。
8.鏡の間到着!
山から湧き出る水と、湖の底から湧き出る暖かい水が入り混じる場所。ツアーを利用するお客さんは、この場所の雰囲気を「まるでジブリの世界みたい」という方が多いんだそう。
水が他の場所よりも暖かいので真冬なのに水草が青々としています。
運が良ければ水の中に隠れるお魚も見られるかも!
9.カヌーの上でティータイム
奥様のハルエさん手作りのケーキと紅茶・コーヒーは絶品! 冷えた体に染み渡るほっと一息タイム。
10.川に沿って生える木や草に湖面の湯気がつき樹氷に!
川面から上がる湯気が冷たい空気に一気に冷やされ、周りにある木の枝や草に氷となってくっつきます。
朝日に照らされてキラキラと輝きだします。
11.ゴール!
1時間があっという間の感動体験。
橋が見えてきたらゴールです。人生が豊かになった。そんな気分にすらさせてくれる幻想的な時間でした。
12.名残惜しい気持ちを抑え、店舗へ送迎車で戻ります
13.帰り支度を整え解散
店内でハルエさんやガイドのつっちーさんデザイングッズのお買い物。かわいいデザインの手作りグッズが並びます。
筆者は今回の記念にとパドル型のペンダントや鹿肉ジャーキー、マルチポーチを購入。旅の思い出がまた一つ増えました。
動画でカヌーの様子もチェックを!
冬カヌーを体験してわかったこと
気をつけた方がいいこと
意外と手を抜きがちなのですが、下半身の重ね着も上半身と同じく厳重に。つい上半身ばかりに意識が向いてしまい、下半身の防寒が手薄になってしまいがち。
体は足元から冷えていきます。下半身もしっかり防寒対策しましょう。筆者は靴下2枚履きに靴下用カイロ持参で行きました。
持っていると便利なもの
ミニ湯たんぽがあると意外と便利! 今回のカヌーツアーでガイドのつっちーさんが用意してくれた小さな湯たんぽ。ライフジャケットと体の間に挟むとホッカイロ以上に暖かいことに気がつきました。ほっとする暖かさです。
服装について
ドライスーツやウェアのレンタルなどがある店舗もあります。どんな服装がいいかは申し込む際に確認するようにしましょう。
ツアーを通して感じた、冬カヌーの魅力
太陽が上がる直前のガツンと冷えた空気。朝の静かな時間だからこそ姿を見られるかもしれない貴重な鳥。街や車の音が騒がしくなる前に聞こえてくる野鳥の鳴き声、鹿の声、森の音。
まるでドライアイスでできた煙のように湖面に広がる湯気。
厳冬期にしか咲かないと言われる湖面できる霜の花「フロストフラワー」を発見したり。冬だからこそ見られる景色、全身で感じられる自然を楽しむことができます。
キャンプから一歩踏み込んだ自然を楽しめるのもカヌーの魅力。あなたの人生を豊かにしてくれる素敵な遊びであり学び。
普段の地上から見る景色とは全く違う視点で自然を楽しむことができます。新しい発見に感動することも多いはず! 凍てつく寒さも気持ちよく感じ始めたらあなたも立派なアウトドアフリークです。
北海道まで行くのが難しい方は、富士五湖でも楽しめます!
北海道まで行くのが難しい方は、本栖湖や河口湖などの富士五湖周辺でもツアーでカヌーを楽しむことができますよ! 冬にしか見れない景色をカヌー目線で眺め、いつものキャンプと違った楽しみを再発見してみては?
冬キャンプ、こんな楽しみ方もおすすめです!
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