憧れる!高級キャンピングカーの暮らしってどんなもの?
最近は、軽自動車のキャンピングカーやバンコンといったスタイルが人気の「キャンプとクルマ」事情。しかしそんななか、高級なキャンピングカーを所有している人ももちろん存在します。
我々が普段あまり馴染みのないその暮らしっぷりとはどのようなものなのでしょう? 高級キャンピングカーの仕様とは? 今回はオーナーさんへ直撃取材。その中身を覗かせて頂きましょう!
自分で運転したいから国産最高峰に決めた
フィールドライフ社の『シリウス』は最も低いグレードでも1000万円オーバー。購入者の多くがオプションや特注を追加するので、最終購入価格2000万円オーバーも珍しくないとか。
今回はそんなシリウスのオーナーHさんご夫妻、フィールドライフ社にお話を伺いました。
ーーシリウスを購入した最大の理由はなんですか?
ーーなるほど。外車だから高級というわけではないですよね。室内も見せていただけますか?
注目の車内は冷暖房完備の超快適空間
Hさんが選んだのは二人旅に最適なL型ソファのラウンジタイプ。
ーー室内はまるで家のリビングのようですね。
室外機は屋根!広々空間を実現
ダイネットタイプは、運転席&助手席を合わせて乗員6名が前向き着座、2名がサイドソファに横向き着座の計8名が乗車可能。
ーー今日は外が寒いのですが(取材日は2月)中は暖かいですね。
冬はFFヒーター(熱置換型)装備で、エンジンを切っても暖房が使えます。

搭載するエアコンは家庭用と同じ。シリウスは室外機を屋根に搭載することで、室内空間を拡大しています。
110ℓ冷蔵庫&電子レンジ標準装備。オプションで給湯も可能!
ーーキッチンを見せてもらってもいいですか?

電子レンジ&冷蔵庫のコーナー。冷蔵庫はDC12Vの110ℓから3WAYの140ℓに換装も可能。
ーーシャワーも利用されるのですか?
窮屈感のないトイレも高級キャンピングカーの魅力

ホテルのようなツインベッドも選べる
ーーベッドも見せていただいていいですか?

ラウンジタイプの後方ダブルベッドは、長さ2m20cm、幅は最大で1m37cmという余裕の広さ。
車の中にゲスト用ベッドも展開できるので、ゲストやペットとのキャンプも楽しめます。
6.7mモデルにはツインベッドの搭載も可能。ホテルのような寝室が実現できます。
右ハンドル、広い視界、4WDも選べる!
ーー運転席も見せてください。
シリウスには4WD車がラインナップされていますが、このクラスの輸入車には4WD車がないのが現状です。

マイクロバスがベースなので視界も広く、頭上空間も拡張されているのでラウンジソファへの行き来も楽々とのこと。
ーーこの車も4WD車なのですか?

主人は以前、飛行機とタクシーで行った冬の北海道を自分の運転で再び訪れたいって言っていますから、4WDで良かったと思います。
砂浜を安心して走れるのも4WD車を選べるシリウスならでは。もちろん雪道でも安心です。
ギュっとコンパクトにしたリビングを持ち歩く旅
ーー購入時に比較検討した車種はありますか?

会社を経営するHさんにとって、この車は移動オフィスにもなっているとのこと。

向かって右がオーナーのHさん、左はフィールドライフ代表・福島さん。作る側と使う側が直接合って話せるのも国産車の安心感ですね。
夢とロマンがある人が買える車
高級キャンピングカーを手に入れるには、相応の収入が大前提。Hさん夫妻にお話を聞くことで「かつて飛行機とタクシーで行った冬の北海道を、自分の運転で旅したい」といった胸躍る夢とロマンを持ち合わせていなければ買えない車だと分かりました。
モーターホームと呼ばれる高級キャンピングカーは、旅、車中泊、キャンプなど、私たちが魅力を感じている世界観の、その先に存在しているようですね。
キャンピングカーパーク(フィールドライフ販売展示場)
〒377-0002 群馬県渋川市中村755-1
Phone: 0279-22-4841
Fax: 0279-24-1999
火曜定休(祝祭日のある週は火・水連休)
営業時間:9:00~18:00