積載アイテムは厳選&場所決めが肝心
準備段階で高速撤収のためにできることとして、最も多かった回答がこちら。
そもそも荷物を最小限にする。
出来るだけミニマルな装備でいくこと。
キャンプを始めたばかりの頃は あれも!これも!と色んな物を持って行っていましたが不必要な物も結構有り、キャンプを楽しめる最小限の荷物にしています。
キャンプ経験値が上がるにつれ、必要最低限の荷物でキャンプができるように。1つで複数の役割を兼用できるギアにシフトするなど、ミニマル装備を意識していけるといいですね。
チェックアウトの時間によって持っていくギアが変わる。
テーマを決めて持っていく物を絞る。
いつも同じギアでキャンプするのでなく、チェックアウトの時間などに合わせてギアの量を変更する方法も。
準備の簡素化、ギアの厳選。
道具選び。コンパクト化する。
荷物は少なめ、キャンプギアは撤収の効率と軽さを重視。
ギアの絶対数を減らすだけでなく、コンパクトで軽いギアを厳選するという回答も多数。自分なりのキャンプスタイルが決まってきたら、徐々にギアも厳選していけるといいですね。
車の積載位置を決めておく
各ギアの車内での積載場所を決めておく。
出発時、車に乗せた荷物を写真に残す。
続いて多かったのは、車載時のギアの位置や順番をしっかり決めているという回答。そうすることで、迷いなく素早い撤収が可能に。
車に積み込むときから片付けが早いものを奥に積み込む。
出発前の車への積み込みから、設営に使う順番に取り出せて、撤収でしまいやすいものから積み込める様に順番決めています。
車にキャンプ道具を積み込む時点で、設営に必要なものを先におろせるように積み込んでいます。設営と逆に積み込めば、元通りで撤収もスムーズになる。
順番に関しては、撤収時に先に片付けるテントなどを奥に、最後まで残しておくタープやチェアを手前にという回答が多数。ちょうど設営時に先に出すギアが手前になり、積載→設営→撤収の一連の作業がピタリと一致。
ここまでくれば、もはや積載テトリス卒業レベルに!
小物ギアは用途別パッケージングが必須
初めの方でキャンプ中の小物管理についても触れましたが、積載時の小物管理も撤収スピードに差をつけます。
荷物を用途ごとにBOX分けしている
小物は予めパッケージ化して、どこに何を収納するか決めておく。
準備と片付けがしやすいように荷物をBOX分けしている。
最も多かったのは、小物を用途別にカテゴライズして全てBOX管理しているという回答でした。
カテゴライズは使用時に便利なだけでなく、積載や撤収時の位置&順番決めにも影響するので、しっかり決めておきたいところ。
片付ける順番を決めている。使わなくなった物から収納していく。収納ケースはそのあたりも考えて整理しています。
『かごの活用』。 むしろコンテナに入れるかごの順番も考え抜いています。家での準備が最大のポイント。
雑巾、フキン、ウェットティッシュなどのかごはコンテナの最上段へ。 コンテナ内は重たいものが下、軽いもの小物を上という概念をなくし、撤収時に使わなくても良いものから下へ。その為にもかごを活用する。
ちなみに、我が家は無印のコンテナを使用。 中はニトリのアイアンのカゴや無印の柔らかソフトボックスなどで分けています。
さらにギアの車載時と同様、収納BOXの中も位置と順番をしっかり決めているという回答が。かごなどでBOX内を仕分けすれば、かごごと出して使って、そのまま収納できるのでより効率的。
また、今回のアンケート回答にはありませんでしたが、もう1つおすすめなのがラゲッジスペースの二段化。
“重い物は下”という制約に縛られず、設営&撤収の流れを優先したスマートな積載が可能に。
欲しいのは、撤収後にキャンプの余韻にひたれる時間
高速撤収についてのアンケートは、ベテランならではのリアルなテクニックが満載でしたね。チェックアウト前にキャンプの余韻にひたれる時間を確保すべく、あなたもぜひ、高速撤収マスターを目指してくださいね。