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キャンパー250人の意見を集約!撤収作業を高速化するための実践テクニック(2ページ目)

撤収を素早く済ませるコツ&気をつけていること

キャンプの撤収作業

出典:Instagram by@catsato

まずは、撤収を素早く済ませるための自分なりのコツ&気をつけていることについて聞いてみました。①キャンプ中→②前日の夜→③撤収日の朝→④撤収時の順に、シーン別で見ていきましょう!

① キャンプ中の心がけが高速撤収につながる

キャンプの荷物を積み込んだ車

提供:@muraisyuheiさん

スムーズな撤収のための下準備は、実はキャンプ中から既に始まっているんです!

使い終わったものはその都度片付ける。

一番多かった回答がこちら。キャンプでも家でも、手早く片付けるコツは基本的に同じということ。使い終わったギアから車に戻す人も。

積み重ねたコンテナ

提供:tukkさん

常に整理。 使った後、もう使わないと思ったギアは仕舞ってしまっています。

活動中も常に片付けている。

ながら片付けをする。手ぶらでタープ下を行き来しないってこと。

なるほど! キャンプ中も常にサイト内の整理整頓を同時進行することが大切なんですね。ついつい後回しにしてしまうと、結局撤収時に泣きを見るハメに……。

キャンプの調理器具

提供:mrm_campsさん

他にもより具体的なコツとして、こんな回答が。

【小物はカゴや箱でグループ分け】 キャンプ中は小物はグループごとにカゴに入れたまま過ごす。カゴをコンテナに入れれば撤収完了状態に。 急な雨のときも良いです。

小物はバラバラにならないように常に整理しておく。

「アレどこいったっけ?」と探し物をする時間が一番のムダ。カゴやBOXでしっかりと小物管理することが、高速撤収につながります!

② 前日夜のプランニングで撤収効率を高める

焼き網

出典:photoAC

キャンプ最終日の夜。ここでもやはり「使い終わったものはすぐ片付ける」原則にのっとった回答が多数。

網や調理器具、使わないものはできるだけ前日夜に片付けておく。

朝食に必要なもの以外は前日に片付けておく。

前夜のうちに翌朝使用しないギアは収納してしまう。 翌朝収納しやすいように車の中を整理しておく。

テントの脇のランタン

出典:photoAC
そしてもう1つ目立った回答が、撤収手順のプランニングに関するもの。

最後まで残しておく物を決める。

車に積み込む荷物の順番を決めておく。

前日夜から手順をシミュレートしておく。

前日夜に予め手順をシュミレーションしつつ、ファミキャンなら家族とも共有しておけば、撤収時に迷いなく動けて効率UP。コレ、ぜひ参考にしたいコツです。

③ 当日朝に差をつける食事前のワンアクション

テントと寝袋

出典:Instagram by@kuma_camp

朝食の片付け方などの工夫かと思いきや、集まった回答では朝食前のワンアクションで差がついていました!

朝起きた段階から不要なものは片付ける。

テント内

出典:photoAC

朝起きたらすぐ、テント内でシュラフ、マットを片付け、その後朝食準備に取り掛かります。

朝起きたときに、寝袋や毛布を畳んでしまう。

シェラフとインフレーターマットが結構厄介なので、朝起きたらすぐにたたんでしまう。帰ってから、干すようにしている。

ランタン

出典:photoAC

早朝のうちに、ランタン系のギアも収納。

朝起きたら、ランタンを片付け、所定の場所に置く、マット、寝袋、使った順にすぐ片付ける。

起床後すぐにもう使わないシュラフやマット、ランタンなど片付けるという回答が多数。さらに、家族で役割分担して朝食準備中や朝食中に同時進行するという回答も。

カセットコンロでホットサンド

出典:Instagram by@2ru_camp

かまどが常設されていないサイトのときは、朝ごはんには炭火を使わない。 カセットコンロでお湯を沸かしたり、ホットサンド作ったりします。

朝食はガスコンロで簡単にできるものにする(薪や炭で調理しない)。

そしてやはり朝食の準備&片付けの手間を減らす工夫が。ガスコンロ調理でスピーディーに、が鉄則です。

キャンプでカップヌードル

出典:Instagram by@mahalo_camp

朝ごはんを作るクッカーは制限する。

朝食は片付けに手間のかからないメニューにする。

最終日の朝ごはんはカップ麺などにすると洗い物が減り、片付けに集中できる。

当日朝は割り切って、とにかく片付けが楽なメニューを選ぶのもポイント。

トレイとカップ

出典:楽天

朝、使った食器などは洗わずに、クーラーボックスに入れて持ち帰る。

洗い物は軽く拭いて家で洗う。

朝だけは食器を使い捨てにする。

もっと思い切って朝は食器を洗わない選択も。確かに、高速撤収して早めに帰宅できればコレもアリですね。

④ 撤収は片付け順&役割分担に、ザックリ収納

テントをたたむ母娘

出典:Instagram by@asayan_camp

さあ、ここからがいよいよ撤収本番。撤収時のスピードUPにはどんなコツがあるのでしょうか?

車に積む順に撤収する。

車に積載する順番通りに片づける。

キャンプの荷物を積み込んだ車

提供:やかましオヤジさん

片付け順に車載するように心がける。テーブルや椅子はなんか置いたり、拭いたりするのに使うので、後の方で載せた方が良い。テント類がおそらく最後に積むので、そういう配置。

積載する順番に片付けていくという回答が最多。最もベーシックかつ効果的な撤収高速化スキルです。

整然と並べられたキャンプの荷物

出典:Instagram by@___a.y.a.k0uchi__

テントとタープから物を全て出さないと先に進まないので、車の近くにレジャーシートを広げて一時退避しています。

トランクの前にビニールシートを敷いてすべて並べて、順番にトランクに積んでいく。

撤収時は必ず直で車に入れず撤収スペースを確保してそちらに物を置くようにしてその後まとめて車に入れている。

また、ギアを片付けつつレジャーシートなど一箇所にまとめておくという回答も。車載時に何度も往復せずに済むコツですね。

テントの片付け

出典:Instagram by@u_saku.m

続いて多かった回答が「役割分担」について。ファミリーなど人数が多いときは、特に動きに差が出るところですね。

家族で分担して協力する!

役割分担(妻→食器や小物系、旦那→テントやタープの大物系)、帰ってからやること(ペグ洗い等)を決めておく。

夫婦キャンプですが設営と撤収の役割分担が出来上がっています。 同じものを毎回担当するのでお互い手際良くパッキングが完了します。

キャンプの片付けを手伝う子ども

出典:Instagram by@jet.blueee

子どもに協力させる、役割を決める。

ペグを抜く子ども

出典:Instagram by@sawaharu91

子供にも手伝ってもらえる事を見つけ協力してもらっています。例えばバケツに水を汲んできて、汚れたペグを洗ってもらう等。

子どもたちもできることを分担すれば、重要な戦力に! 役割分担を明確に決めて協力すれば、より撤収スピードがUP。

ゴム紐

提供:まきさん

ゴムひもを使って、最低限括れば持ち帰れるようになる。

トートバッグに入れたテント

提供:MINI CAMPさん

テントやタープは、乾燥撤収のときでも帰宅後カラ干しするので、キッチリ畳んで収納袋に入れるので無く、ザックリ丸めて大きめのトートバッグに入れています。

テントは決まったたたみ方ではなく袋に収まれば問題ないのでたたみ方は気にせず、ペグやハンマーなども別にしてある。 雨の日などは大きめのゴミ袋に入れて撤収。

芝や汚れは家で対応! と割り切って、時間のかかるテントやグランドシートは大きなビニール袋に一気に突っ込んで持ち帰ります。

もう1つ意外にも多かったのが、テントやタープの“ザックリ収納”。庭やガレージなど、帰宅後に畳み直すスペースを確保できる場合は、ぜひマネしたい高速化テク!

むしろ設営の時点で撤収を見越して気をつけているポイント

テントの設営

出典:Instagram by@ruririnono

キャンプ中〜撤収時のスピードUPに慣れてきたら、次はさらに前段階の「設営時」からの効率化を目指したいもの。ここでは「設営時に気をつけるべきポイント」についての回答をまとめてみました。

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