セルフカスタムの達人直伝!100均で4つのキャンプギアを作ってみた【キャンプギアDIY講座Vol.2】

2020/07/08 更新

“フィールドのアイディアマン”の異名を持つ、38explore主宰の宮崎秀仁さん(ミヤさん)が、キャンプギアのDIYテクニックを教えてくれる連載。第2回目は100均ショップで見つけた素材をベースに、テーブルに焚き火フライパン、ガス缶カバーにトングを製作する方法を伝授してもらいました!


アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

100均はキャンプギアDIY素材の宝庫



セルフカスタムの達人でもある「38explore」の代表ミヤさんが、DIY術を教えてくれる企画第二弾! 今回は100均アイテムでキャンプギアを作る方法ですが……ミヤさん、100均アイテムでカッコいいのができるんでしょうか!?

100均にはキャンプでアレンジできる商品がたくさんあります。特にダイソーは商品数が豊富で、いいネタがたくさん潜んでいますね。今回は誰でもすぐに作れるよう“ほぼ無加工”にこだわって、4つのキャンプギアを考えてみましたよ!

これ全部、100均アイテムでカスタムしました byミヤさん


持ち運びに便利な折りたたみテーブル2種類に焚き火用のフライパン、CB缶のカバーに男前なトングまで、パッと見100均グッズだけで作られているとは思えない出来栄え。特別な工具は一切不要で、何よりDIYに馴染みがない方でも簡単にチャレンジできるほど簡単なのだとか!

それでは早速、折りたたみテーブルの作り方から紹介していきましょう。


【100均カスタム:その1】折りたためるコンパクトサイドテーブル


最初に紹介するのが、ドリンクや小物を置くのに便利な折りたたみ式のサイドテーブル。シンプルで使い勝手も良さそうなこの一台、どうやって作るのでしょうか?

【TOOLS】折りたたみテーブルに必要な道具はこれ


レジャーイス背もたれ付き(300円)、300✕400mmのデザインボード(200円)、両面テープフック ステンレス丸タイプ(100円)を2つ。カッター以外はすべてダイソーで入手し、材料費の合計はたったの700円! それでは、作り方を見ていきましょう。

【HOW TO】折りたたみテーブルの製作手順

STEP①

まずは背もたれ部分のシートをカッターで切ります。この部分を取り外すことで座面が水平になり、天板を取り付けられるようになります。

STEP②

次に、天板となるデザインボードを取り出して完成時の動きを確認します。今回は天板を背もたれ部分にのみ固定することで折りたたみができるという、もとの仕組みをうまく利用した構造に。

実際の動きをイメージしながら、取り付ける位置を決めます。

STEP③

位置を決めたら、マーキング。取り付け位置がズレるとバランスが悪くなってしまうので、しっかり固定して鉛筆などで印を付けましょう。

STEP④

固定に使用するフックは、ポールを挟めるようにあらかじめ指で広げておきます。90度くらいの角度まで広げればOK。

STEP⑤

ポールを挟み込むように、2個ずつが互い違いになるように配置。強力な両面テープですが、しっかり押さえて圧着させましょう。

STEP⑥

先ほど広げたフック部分を指で押し込んで、ポールを両方向から挟み込みます。指の力だと曲がりにくい場合は、ハンマーなどで軽く叩くと良いでしょう。これで早くも完成です!


折りたためるので、使わない時はコンパクトに収納可能です。ちなみにミヤさんの作業時間は約10分。同じようにここまでしスイスイできた方は、天板を塗装したりステッカーチューンを施すなど、個性的な仕上がりにになるカスタムも試してみるのも良いですね。

土台に別アイテムを使ってアレンジもできる!

ダイソーのデザインボードは安いのに見た目がそれっぽいので、テーブルの天板にぴったり。こちらは一回り小さいサイズ(200✕300mm)のボードに、折りたたみ式のプラスチックテーブル(セリアで300円)を土台にしたバージョン。天板は両面テープで張っただけですが、見た目がガラッと変わるのでオススメですよ。

【100均カスタム:その2】サクラの枝をグリップにした焚き火用フライパン


続いて紹介するのが、豪快な焚き火料理で重宝しそうな取っ手の長いフライパン。ワイルドな雰囲気アイテムにして、材料品はたったの250円! キャンプ場で時間のあるときに挑戦するのにぴったりのカスタムです。

【TOOLS】焚き火用フライパンに必要な道具はこれ


フライパン部分に使ったのは、アルミ製親子鍋(150円)。親子丼などを作るときに使う、持ち手が直角に曲がったお馴染みのアレです。

取っ手部分はキャンプ場で見つけたサクラの枝を用意。あとは木を削るためのナイフと、固定に使う“よーと”(吊り金具)があれば準備完了です。

【HOW TO】焚き火用フライパンの製作手順

STEP①

まずは親子鍋の直角に曲がった持ち手部分を、グイッと曲げて水平に戻します。

STEP②

角度は好みにもよりますが、用意した柄を差し込むのにちょうど良い角度まで曲げればOK。

STEP③

付属の取っ手をドライバーで外したら、取り付ける枝と並べて削る位置を確認。鉛筆などで印を付けておくと良いでしょう。

STEP④

差し込む部分をナイフで削っていきます。用意する枝が太すぎると削るのが大変なうえ、見た目のバランスも悪くなりがち。鍋の持ち手と同じくらいの径のものを選ぶようにしましょう。長さも好みに応じて調整を。

STEP⑤

削りながら、穴にはめてサイズを確認。穴は先端につれて細くなっている形状なので、微調整を繰り返していきましょう。

STEP⑥

最後に“よーと”を使って持ち手を固定します。ここまででミヤさんの作業時間は約20分。

固定パーツをねじって取り外しできる“よーと”にすることで積載時は簡単に分解できますし、使っているときはテーブルなどに引っ掛けることもできるので便利です。


【100均カスタム:その3】マグネット式CB缶カバー


お次はフェイクレザーのはぎれにマグネットテープを貼り付けた、CB缶用の着せ替えカバー。OD缶にはカバーをかぶせていてもCB缶はそのまま使っているという人が多いのでは? ドレスアップアイテムとして、ぜひDIYにトライしてみましょう!

【TOOLS】CB缶カバーに必要な道具はこれ


100均で購入したナチュラル系の革はぎれ(100円)とマグネットテープ(100円)。あとはカッターと定規を用意します。定規は“差し金”という直角がとれるものがあるとベターです。

【HOW TO】CB缶カバーの製作手順

STEP①

まずはカバーを取り付けるCB缶のサイズを測ります。凹凸の内側にカバーを付けたいので、内寸を測るようにしましょう。

STEP②

購入したはぎれはのサイズは200✕200mm。一片はそのままの長さで、もう一片を計測したサイズでカットします。シートの四隅が直角になっていないと不格好になってしまうので、しっかりと直角を出すように余分な部分はカットしておきましょう。

STEP③

カットしたはぎれの上にマグネットテープを重ねて、少し長めに2本カットします。

STEP④

カットしたマグネットテープを、はぎれの両端に貼り付けます。白い保護テープを折り曲げた状態でゆっくりと引き抜いていくと、きれいに貼ることができます。

STEP⑤

これで完成です。ダイソーの革はぎれだとガス缶の直径よりも約1cmくらい短いのですが、空いた隙間が下側にくるようにレイアウトすれば問題ありません。

今回はダイソーで購入した革はぎれを使いましたが、好みの質感にこだわって厳選した生地や革素材でアレンジするのもオススメです。作業も簡単なので、5分もあればできてしまいますよ。

【100均カスタム:その4】ミヤさん愛用! ラバーを外すだけの男前トング


最後に紹介するのが、ミヤさんも愛用しているこちらのトング。実はダイソーのシリコーントング(100円)のシリコンを外しただけの、超絶簡単なカスタム(?)なんです。


とはいえこちら、キャンプ用にいつも持ち歩いているというミヤさんのツールセットにもしっかり収納されている必携アイテム。オピネルのナイフなどと並べても遜色のない無骨な感じがかっこいいです。

【TOOLS】男前トングに必要な道具はこれ


ベースとなる商品がこちら。サイズは2種類発売されていて、大きいほうが200円、ミヤさんも愛用している小さいほうが100円。工具類は一切不要という圧巻の簡単DIYが、こちら!

【HOW TO】男前トングの製作手順

STEP①

カスタムの方法は至極シンプルで、付いているシリコンを引っ張るだけ!

STEP②

両サイド・先端部分とも、軽く力を入れるだけで簡単にはずせます。作業時間は、たったの1分。

このトングは見た目のシンプルさはもちろんなんですが、先端が少し上向きになっていてテーブルにおいても先端がくっつかないのがポイント。汚れの心配をしなくていいのが嬉しいですね。

手軽&低価格で楽しめる100均カスタム、ぜひお試しを!


今回は、100均アイテムを使ってとにかく簡単にできる4つのDIYをご紹介しました。特別な工具も不要で材料費も安いので、気軽にトライできるのではないでしょうか。時間があるときに、ぜひ挑戦してみてくださいね!

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まつい ただゆき

フリーランスのエディター/ライター。8歳からキャンプをはじめ、現在は二人の子どもを連れてのファミリーキャンプに勤しむ日々。「外でも家のようにくつろぐ」をテーマに、快適でお洒落なキャンプスタイルを探求中

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