【はじめてチャレンジ!】絶対難しい!と思って敬遠していたオリガミタープを使ってみた

2020/03/03 更新

食べ物の食わず嫌いと一緒で、キャンプ用品でも、なんとなく手が出しにくいアイテムってありますよね?使いこなせるか不安だったり、自分のスタイルに合うかわからなかったりと理由はさまざま。【はじめてチャレンジ】はそんなアイテムに果敢にトライする企画です。


アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

「オリガミタープ」を初めて張ってみる

タープと一言で言ってもさまざまな種類やアイテムがありますが、「オリガミタープ」というタープをご存知でしょうか? 「オリガミ(=折り紙)」とネーミングされている通り、多種多様な張り方が楽しめるタイプのコンパクトタープです。

上の画像のように、工夫すれば簡易テントとしても張れるタープ。これ1枚をザックに忍ばせ、厳選されたギアたちとゆっくり野営をする……そんなワイルドなキャンプスタイル憧れますよね。

憧れはするけど、レベルが高いアイテムなのでは?

けど、この手のタープって見る分には楽しいのですが、実際にやろうとしたら正直難しそう。どこをどう引っ張ればいいのか手順が分からないし、ロープワークをちゃんと覚えていないとダメだったりするんじゃ……? そんな懸念点が興味よりも先に出てきてしまいます。


そこで今回は、設営バリエーションが豊富な「オリガミタープ」に実践チャレンジ! 筆者はこのタイプのタープを扱うのは初めて。そんな初心者でも気軽に手を出していい代物なのか、検証してみます。


オリガミタープの内容をチェック

基本張りから応用張りまで多種多様!

前述したとおりオリガミタープとは、折り紙のように多彩な設営スタイルを楽しめるタープ。等間隔に25箇所もループが付いているので、ソロ向けタープでやってみたかったスタイルはほとんど実現可能なのでは!?
今回3×3mの正方形オリガミタープを使用しましたが、4.5×3mの長方形タイプも販売されています。また、タープ本体のステッチの色もブラックのほかにレッド、ブルーとラインナップされているので好みの配色を楽しめます。

豊富すぎる設営バリエーション

販売しているブッシュクラフトインクの公式オンラインサイトでは、8種類もの張り方が紹介されています。ロープワークも同時に覚えれば、あっという間にタープの達人になれる!?

内容物はどんなものが?

タープ本体とペグが4本、ガイロープ4本と、ロープワークでの設営に使う輪っか状のロープが11本。そして説明書と、シミュレーション用の折り紙が10枚付いてます。

ポールは付属しておらず、基本的にはブッシュクラフト要素が強いアイテムなので、ポールではなく枯れ木などを使った設営を想定していることがわかります。

かなり軽量でコンパクト!

タープ本体の収納サイズは約17×23×8cm、重量は約600g。これだけ小さくて軽量ならソロツーリングやバックパッキング、デイキャンプなど、幅広いアウトドアシーンで活躍しますね。使用範囲が広いのはうれしい限り。

説明書かと思いきや、なんとロープワーク解説書

タープのことに関しての説明書かと思っていた用紙は、なんとロープワークの解説書。聞きなれないロープワークの方法が、図解で丁寧に記してあります。

もちろん難しければ自在金具を付けることもできますが、「これならロープワークを覚えてみようかな」と思わせてくれる、とても分かりやすい内容です。

事前に折り紙でシミュレーション!

設営前に、せっかくなので付属の折り紙で設営方法を予習してみました。10枚入っているのでコピーしておいて予備で持っておくのも手ですね。

ちなみに折り紙のサイズはタープ本体の10分の1スケール。オリジナルで設営方法を考案する楽しさもありますよ!

さっそく設営チャレンジ!

折り紙のおかげで設営イメージが湧いてきたところで、実践チャレンジ。まずは比較的簡単そうな張り方からトライしていきます。

張り方① フラットリーンツー

まずは「フラットリーンツー」という張り方からチャレンジ。角2点を適当な太さの木にガイロープで接続し、残り2点を地面にペグダウンするシンプルな張り方です。


以後共通項目ですが、木に接続するガイロープは、すべて自在結びだとテンションを調節できてとても便利。自在を別で購入する必要もないですし、いざという時に役立ちます!

自在結びのやり方はこちらの記事で覚えておきましょう。


あとは空間を広げるために、タープの中心をポールを介して接続します。ちょうどいい太さと長さの枯れ木があったので初挑戦! 設営時間も短く、見た目の通り簡単にできましたよ。


空間も広々。ソロでゆったり、2人でぴったりくらいの面積です。木をポール代わりにするだけでも雰囲気がぐんと上がってこなれてる感じがしますよね!


張り方② ダイアモンド


先程のフラットリーンツーの応用編のような張り方が、この「ダイヤモンド」。室内面積は減りますが、より陽射しや風を避けたい場合に有効な建て方です。


まずはどこか角1点を木に接続します。次に、先ほどと同じく室内の有効面積を広げるために、タープの中心を持ち上げるように枯れ木を活用。

ポール代わりの枯れ木には、ガイロープをくるっと巻きつけるだけでOKです。切り込みを入れるなどして、ズレにくくするのも◎。


そして残りの角をすべてペグダウンすれば完了です。パッと見は難しそうに見えますが、トライしてみると意外と簡単でした。

ソロキャンプにちょうどいい広さで、ステルス戦闘機のようでカッコいい! タープとロープさえあればできてしまうので、荷物の軽量化には最適ですね。

張り方③ ティピー

ラストは、ティピーテントがタープひとつでできちゃうという画期的な設営方法です。オリガミタープの真骨頂とも言うべきこの設営方法……果たして成功するか!?


まずは四角の内どこでもいいので、角とタープの中心をガイラインで繋ぎます。そのときにできた折り目が立てた時の頂点になるので、そこを木にかけたガイラインで吊るしていきます。

最初の工程を理解するのにやや手こずりましたが、なんとかクリア。


ロープを引っ張ってテントを木に吊るしていきます。設営風景も様になってしまうのがこの建て方。

公式HPに設営方法の動画があるので、それを何回かチェックしながらなんとか終盤まで進行。


あとはペグダウンして……完成です! ポールがないのにティピー型が作れるなんてすごい!

チャレンジ前は一番難しいと予想していた形だったので、一気にレベルが上がった気になりました。ガイロープで両サイドを引っ張ると、室内がもっと広くなるので試してみてくださいね。

想像力が広がり、スキルも上がるタープ


最初は、説明書が無いなど若干戸惑いはありましたが、正方形だからか思った以上に悩まずに理想の形を張ることができました。今回試した3パターンも難しいロープワークは不要でしたし、初心者でも十分楽しめるアイテムだと実感。

色んな形を試していくならロープワークが必要な部分も当然出てきますが、オリガミタープを使ってみると「どんな張り方ができるのかな」と、好奇心の方が強くなっていくはず。自分のスキルを上げてくれるタープです。

皆さんもオリガミタープをゲットして、目指せタープ名人!
ITEM
ブッシュクラフト オリガミタープ 3x3
●サイズ:3mx3m
●素材:PUコーティング 15D リップストップナイロン
●耐水圧3000mm
●ループ総数:25点 ・トグルフリクションポイント:11点
●本体重量:約600g ・アルミペグ4本付き ・ロープワーク解説付き ・専用折り紙が10枚付属(設営シミュレーション用)

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紹介されたアイテム

ブッシュクラフト オリガミタープ 3x3
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山田昭一

ファッション、アウトドア業界での経験を生かし、フリー転身後はライター業やブランドディレクション、PRに携わる。休日はキャンプを中心に釣りやサーフィンを楽しむなど本格的なアウトドアに傾倒。

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