正直、キャンプの食器洗いが億劫です
キャンプの楽しみといえば、味濃いめ”ガッツリ”としたキャンプ飯! 家族や友人とご飯を楽しんだ後は、焦げ付いたフライパンや鍋、ベタつく食器など大量の洗い物が……。
こべりついた油汚れを落とすのに苦労したり、大量の食器を運ぶために水場まで何度も往復したりと、キャンプの洗い物は家の時よりハードルが高め。そう感じたことはありませんか?
今回はそんなキャンプの難問「食器洗い」をスムーズに進めるために必要な「三種の神器」をご紹介します!
後回しにされがちなグッズですが、いざ手にしてみると「なんでもっと早く買わなかったんだ!」と思えるものばかりですよ。
三種の神器①「シンク」
1つ目の三種の神器が「シンク」 。シンクがあるとキャンプでの洗い物が驚くほど快適になるんです! まずはそのメリットからご説明します。
とにかく時短に繋がるのが「シンク」
シンクを使えばとにかく時短に。洗い物と一緒に水を入れておけばつけ置きもできますし、簡単な洗い物なら水場まで行かずにサイト内で済ませられます。
さらに、水場まで一気に食器を運ぶ運搬道具としても便利。キャンプ場によっては、水場まで5分以上かかることもありますので、何度も往復しなくていいのは嬉しいですね。
荷物をできるだけ減らしたいなら「折りたたみ」式
持ち運びの便利さを優先するなら折りたたみ式がおすすめです。コンパクトで場所をとらないので、ソロキャンプにも重宝します。
シートゥーサミット ウルトラシル キッチンシンク 10L
グラナイトギア キッチンシンク
飲み物を入れておくのも便利な「バケツ」式
バケツタイプも折りたためるモデルがほとんど。飲み物と水を入れて冷やしておくような使い方もできますよ。
チャムス 折りたたみ バケツ 14L
オレゴニアンキャンパー キャンプバケット
シアトルスポーツ USパックシンク
そのまま加熱できる「ステンレス」製
油汚れを落とすためにお湯を使うと効果的なのは知っていますよね。ユニフレームの「フィールドキャリングシンク」 なら、洗い物を入れたまま火にかけられるので、冬の洗い物が驚くほど快適に!
ユニフレーム フィールドキャリングシンク
三種の神器②「ジャグ」
あったら便利だろうなあ、と思われがちなジャグ 。じつは必須とも言えるアイテムなんです。その必要性についてご紹介します。
洗い物以外にも重宝するのが「ジャグ」
シンクがあってもつけ置きするための水がなければ、ただの運搬道具。ジャグが揃って初めて便利さを実感できます。
また、洗い場まで行かなくてもジャグがあれば食材や手を手軽に洗えるのも大きなメリットです。保冷性のあるジャグなら飲用水として使えますね。
やっぱり荷物は減らしたい!「折りたたみ」式
洗い物用と割り切れば保冷力を考える必要はありません。場所をとってしまうので、コンパクトに収納できるものを選びましょう!
MSR ドロメダリーバッグ
HAC ジャグ
保冷力は弱いけど、かっこいい「ステンレス」製
近年、流行っているのがステンレス製のジャグ。デザイン性の高さはもちろん、耐久性もあるので長く使えます。
ステンレスジャグ は保冷するタイプとしないタイプがあります。洗い物専用であれば保冷しないタイプを選びましょう。
マルキジオ オイルドラム ウォータージャグ
ミンテージ ウォータージャグ
どうせなら、保冷・保温力も高い「ポリプロピレン」式
洗い物専用ではなく飲用水も入れて使いたいなら、保冷力のあるジャグを選びましょう。男前な見た目に一目惚れするおすすめの2アイテムがコチラ!
スタンレー ウォータージャグ 7.5L
ディーライト アイスバケツ 18.9L
三種の神器③「水切り道具」
最後に必要なのが、意外と思われるかもしれませんが「水切り道具」です!
道具を長く使うために必要なのが「水切り道具」
キャンプで気になるのは衛生面。とくにウッド系のギアはキャンプ場で水切りをしないとカビになってしまうので注意が必要です。
大切な調理器具・アイテムを長く使うためにも乾燥グッズは持っておくことをおすすめします。
平置きタイプ
平置きタイプなら、しっかりと水気を落とせます。
キャプテンスタッグ 水切りかご
ユニフレーム UFディッシュラック
吊るすタイプ
スペースに限りがある場合や、テント周りをすっきりさせたい時などには、吊るす水切り方法もあります。通気性がよくなるだけでなく、さりげなく見せる収納としても使えます。
コールマン ハンギングドライネット2
C&C.P.H.EQUIPEMENT ディジーチェーン
自作するのもあり
どうしてもお気に入りのギアが見つからない場合は、自作するという手もあります。こちらの写真の方は水切りかごとテーブルを組み合わせたアイテムをDIY!
汎用性が高く、使い勝手が良さそうですね。
【おまけ】キャンパーなら洗剤選びは自然に優しいものを
キャンプは、自然の中で遊ばせてもらうレジャーです。そんな豊かな環境をいつまでも身近に残すため、キャンパーであれば自然派洗剤を使いたいもの。少し意識するだけでも、自然に優しい行動に繋がります。
フロッシュ アロエヴェラ スタンダードタイプ
エコベール 食器用洗剤レモン
サラヤ ヤシノミ洗剤
これで、洗い物の問題は解決だ!
億劫になりがちで、仕方なくやっていたキャンプの食器洗い。しっかり道具をそろえれば意外と楽に済ませられます。快適なキャンプには、まず洗い物グッズを充実させることがおすすめですよ!