聞かせてオーナーさん!アウトドア好きの愛車ランクル&プラドの『維持費』って実際どうなの!?

2019/11/05 更新

アウトドア好きが憧れるクルマ殿堂入りの「ランドクルーザー」。乗ってみたいけど分からないことが多く踏み切れない、という方もいるのではないでしょうか?読者の方のギモンにお答えするために、実際はどうなのか、ランクルオーナーの生の声を聞いてみました。


出典:instagram by @ahc80cmp

憧れの四駆を買ってからのキャンプ、どう変わった?


以前、筆者は念願のカスタムランクルプラドを購入。その様子は、下記の記事でレポートとしてまとめてありますのでご参考ください。

購入してから10回以上キャンプを楽しみ、計約4000kmを走行しました。まずは、はじめて四駆に乗って感じた良かった点を紹介します!


オフロードを力強く走る、悪路走破性の高さ


単に4WDなだけでなくパワーがありロードクリアランスも高いので、キャンプ場によくあるオフロードや傾斜・凹凸がある道をグイグイ走ります。雨でぬかるんだ道で多くの車がスタックする中、タイヤがスリップすることもなく難なく走れた時には思わずニヤリとしてしまいました。

ギアをたくさん積める積載量


3列目シートの有無によって積載できる量は異なりますが、5人乗りであればかなり多くの荷物を積むことが可能です。暖房器具やシェルターなど荷物が増えがちな寒い時期でも、1泊で通常使う程度の量であれば、ファミリーキャンプの道具は全てトランク内にすっぽり。

実際のところ、維持費とか“お金の面”ってどうなの?

出典:PIXTA
結果的に、見た目だけでなく性能にも満足しています。ですが、乗る前は古いモデルだけにトラブルやメンテナンス、維持費などへの不安があったのも事実。

実際、古いモデルのランクルやプラドに乗ってみたいと思っている方の悩みの多くは「排気量が大きい分、維持費がかさみそう」「古いモデルだとトラブルが多く修理にお金がかかりそう」というところではないでしょうか?

【維持費・メンテナンスは?】オーナーに「ランクルの実際」を聞いてみた!

出典:Instagram by @ahc80cmp
購入して乗り続けてみないと分からない、維持費やメンテナンスの頻度について。そのギモンにお応えするために、ランクルやプラドのオーナーさんに実際のところはどうなのか詳しく聞いてみました!


まずは、95プラドの場合


まずは筆者の95プラドを例に解説します。納車時の92,000kmからスタートして約4,000km走行しましたが、今のところトラブルはゼロ。

メンテナンスに関しては、3,000〜4,000kmごとにオイル交換が必要で、その点は普通の車となんら変わりません。

乗車歴: 4ヶ月
総走行距離:約96,000km
排気量:3,400cc
登録ナンバー:3ナンバー
月間走行距離:約1,000km
1ヶ月のガソリン代:約17,000円(レギュラー)
自動車税:約60,000円
重量税(2年):約50,000円
自賠責保険料(24ヶ月):約25,000円
車検期間:2年ごと

ルーフキャリアを取り付けている上に、キャンプ時は常に満載のため、燃費はリッター8km程度とそれほど良くないですが、極端に悪くもない数値。普通車両として3ナンバー登録しているため、車両と排気量の大きさにより自動車税と重量税は高めです。

ランドクルーザー60の場合

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オーナー:@gk0228(GEN)さんの場合

丸目と角ばったボディが気に入っている我が家のランクル60。走行に関わるようなトラブルはとくになく、1カ所パワーウィンドウが使えなったので修理しました。

1ナンバーで毎年車検は手間ですが、普段のメンテナンスはオイル交換程度です。

乗車歴:2年半
総走行距離:約175,000km
排気量:4,000cc
登録ナンバー:1ナンバー
月間走行距離:約300km
1ヶ月のガソリン代:約12,000円
自動車税:約17,000円
重量税(1年):約19,000円
自賠責保険料(12ヶ月):約24,000円
車検期間:1年ごと

さきほどの筆者の95プラドと大きく違うのが、自動車税と重量税。合計8万円以上も違うのが分かります。この要因になっているのが「登録ナンバーの種類」。車体と排気量が大きいランクルの場合、3ナンバーの普通車両として登録すると自動車税と重量税がかなり高額になってしまうんです。

排気量で税額が決まる普通車両に比べて、最大積載量が基準になっている貨物車両として登録すれば、自動車税を“普通車の小型車以下”に大幅に軽減することが可能です。

1ナンバーで登録すれば、じつは税金が普通車並みということはあまり知られていないのではないでしょうか。

ランドクルーザー80の場合

出典:instagram by @ahc80cmp
オーナー:@ahc80cmpさんの場合

うちの愛車の魅力は、60仕様に換装した丸目とアルルブルーのボディカラー! ランクルをきっかけにキャンプ場で声を掛けてもらうことが増えました。

うちの場合は、マフラーの排気漏れトラブルがあり応急処置をしましたが、次回車検時に修理する予定です。燃費はリッター5km前後で大食いですが、むしろそこにも愛着が湧いてます(笑)。

乗車歴:9ヶ月
総走行距離:約162,000km
排気量:4,500cc
登録ナンバー:1ナンバー
月間走行距離:約700km
1ヶ月のガソリン代:約20,000円
自動車税:約17,000円
重量税(1年):約19,000円
自賠責保険料(12ヶ月):約24,000円
車検期間:1年ごと

初回登録から13年以上経過している車両は、自動車税や重量税が割り増しになることもあり、やはり古いモデルのランクルオーナーさんは1ナンバーで登録している方が多いようです。

ただ、貨物車両として登録するためには、3列目シートの撤去、2列目シートのリクライニング固定など構造変更が必要で車検が1年ごとになるので購入の際は販売店で確認が必要です。また、1ナンバーは高速料金が普通車両より割高で、任意保険料も普通車両より高い傾向にあることを知っておきましょう。

出典:PIXTA
燃費の悪さについては、ランクルに乗る以上は覚悟が必要ですね……。車検はどこに出すかによって金額が異なりますが、外車のように部品が高価ではないので1回につき4〜6万程度とそこまで高額ではないようです。


ランドクルーザー78プラドの場合

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オーナー:@sol_78_さんの場合

我が家のランクルはナロータイプにカスタムしてあるため、車幅が狭く都内の狭い道でもストレスなく取り回せるところが魅力です。スクエアなボディも気に入ってますね。

4ナンバー登録なので税金面での維持費は抑えられています。これまでのトラブルは噴射ポンプの故障が1回ありました。かなりの走行距離なので、今後はしっかりメンテナンスして長く乗っていきたいです。

乗車歴:3年
総走行距離:約220,000km
排気量:2,982cc
登録ナンバー:4ナンバー
月間走行距離:約600km
1ヶ月のガソリン代:約10,000円
自動車税:約17,000円
重量税(1年):約13,000円
自賠責保険料(12ヶ月):約18,000円
車検期間:1年ごと

78プラドはディーゼル車のため燃費の点で他の車両より優れている上に、オーバーフェンダーを取り外せば、4ナンバーの小型貨物として登録することが可能。4ナンバー登録するためには車両のサイズが全長4.7m以下・全幅1.7m以下・全高2m以下でガソリン車の場合は排気量が2,000cc以下でなければなりませんが、ディーゼル車なら排気量は無制限。

構造変更が必要な点や、1年ごとの車検については1ナンバーと同じですが、高速料金は普通車両と変わりません。4ナンバー登録した78プラドであれば維持費はかなり安く抑えられますね。

ただ、東京・神奈川・埼玉・千葉など地域によっては「ディーゼル規制」があるため、規制対応済みの車両でないと登録できないので注意が必要です。

手がかかるほどかわいい愛車?

出典:Instagram by @ahc80cmp
たしかにトラブルがゼロという訳ではありませんが、どれも長く乗っていればいずれは起こる類のもの。燃費が悪いというのは周知の事実ですが、それ以外の維持費やメンテナンスの手間は普通の車とさほど違いがない場合もあるということも分かりましたね。

今回インタビューさせてもらったオーナーさんたちからは、そういったちょっとしたデメリットと付き合っていくこともランクルを好きな理由の一つ、と言わんばかりの想いが伝わってきました。あくまで参考程度の事例でしたが、次期オーナーへの参考になれば。


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AKT

家族ができてから沼に浸かったまだまだ初心者なファミリーキャンパー。https://camp-cafe.com/

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