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聞かせてオーナーさん!アウトドア好きの愛車ランクル&プラドの『維持費』って実際どうなの!?(2ページ目)

まずは、95プラドの場合

95プラド

まずは筆者の95プラドを例に解説します。納車時の92,000kmからスタートして約4,000km走行しましたが、今のところトラブルはゼロ。

メンテナンスに関しては、3,000〜4,000kmごとにオイル交換が必要で、その点は普通の車となんら変わりません。

乗車歴: 4ヶ月
総走行距離:約96,000km
排気量:3,400cc
登録ナンバー:3ナンバー
月間走行距離:約1,000km
1ヶ月のガソリン代:約17,000円(レギュラー)
自動車税:約60,000円
重量税(2年):約50,000円
自賠責保険料(24ヶ月):約25,000円
車検期間:2年ごと

ルーフキャリアを取り付けている上に、キャンプ時は常に満載のため、燃費はリッター8km程度とそれほど良くないですが、極端に悪くもない数値。普通車両として3ナンバー登録しているため、車両と排気量の大きさにより自動車税と重量税は高めです。

ランドクルーザー60の場合

ランドクルーザー60

出典:instagram by @gk0228

オーナー:@gk0228(GEN)さんの場合

丸目と角ばったボディが気に入っている我が家のランクル60。走行に関わるようなトラブルはとくになく、1カ所パワーウィンドウが使えなったので修理しました。

1ナンバーで毎年車検は手間ですが、普段のメンテナンスはオイル交換程度です。

乗車歴:2年半
総走行距離:約175,000km
排気量:4,000cc
登録ナンバー:1ナンバー
月間走行距離:約300km
1ヶ月のガソリン代:約12,000円
自動車税:約17,000円
重量税(1年):約19,000円
自賠責保険料(12ヶ月):約24,000円
車検期間:1年ごと

さきほどの筆者の95プラドと大きく違うのが、自動車税と重量税。合計8万円以上も違うのが分かります。この要因になっているのが「登録ナンバーの種類」。車体と排気量が大きいランクルの場合、3ナンバーの普通車両として登録すると自動車税と重量税がかなり高額になってしまうんです。

排気量で税額が決まる普通車両に比べて、最大積載量が基準になっている貨物車両として登録すれば、自動車税を“普通車の小型車以下”に大幅に軽減することが可能です。

1ナンバーで登録すれば、じつは税金が普通車並みということはあまり知られていないのではないでしょうか。

ランドクルーザー80の場合

ランドクルーザー80

出典:instagram by @ahc80cmp

オーナー:@ahc80cmpさんの場合

うちの愛車の魅力は、60仕様に換装した丸目とアルルブルーのボディカラー! ランクルをきっかけにキャンプ場で声を掛けてもらうことが増えました。

うちの場合は、マフラーの排気漏れトラブルがあり応急処置をしましたが、次回車検時に修理する予定です。燃費はリッター5km前後で大食いですが、むしろそこにも愛着が湧いてます(笑)。

乗車歴:9ヶ月
総走行距離:約162,000km
排気量:4,500cc
登録ナンバー:1ナンバー
月間走行距離:約700km
1ヶ月のガソリン代:約20,000円
自動車税:約17,000円
重量税(1年):約19,000円
自賠責保険料(12ヶ月):約24,000円
車検期間:1年ごと

初回登録から13年以上経過している車両は、自動車税や重量税が割り増しになることもあり、やはり古いモデルのランクルオーナーさんは1ナンバーで登録している方が多いようです。

ただ、貨物車両として登録するためには、3列目シートの撤去、2列目シートのリクライニング固定など構造変更が必要で車検が1年ごとになるので購入の際は販売店で確認が必要です。また、1ナンバーは高速料金が普通車両より割高で、任意保険料も普通車両より高い傾向にあることを知っておきましょう。

ガソリンスタンド給油口

出典:PIXTA

燃費の悪さについては、ランクルに乗る以上は覚悟が必要ですね……。車検はどこに出すかによって金額が異なりますが、外車のように部品が高価ではないので1回につき4〜6万程度とそこまで高額ではないようです。

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