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シェラカップが “かまど” になる魔法のアイテム「OKAMADON」が便利でめちゃくちゃ映える(2ページ目)

「OKAMADON」ってなんだ?

OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」

まずは、OKAMADONの基本情報をチェックしていきましょう! 釜蓋の素材にはウォールナットとヒノキの2種類があり、木の質感が伝わる見た目がとってもお洒落。

昔ながらの釜蓋のデザインがノスタルジックで趣があります。さらに裏面には幾何学模様が施されており、随所にコダワリが光るデザインです。
OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」サイズ

写真左からベルモントのチタンシェラカップ深型350FH、480FH、600FH

釜蓋のサイズは直径10cmほど。炊飯をするには、OKAMADONと別途深底のシェラカップが必要です。

例えば、ベルモントのチタンシェラカップ「深型480FH」がジャストサイズ! ちょうど1合炊きができるサイズとなっています。

早速「OKAMADON」で白飯を炊いてみた!

OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」でご飯を炊く
それでは早速、OKAMADONを使用してご飯を炊いてみます。材質はヒノキをチョイス。

まずは、1合より気持ち少なめのお米に水を入れ、30分ほどしっかり吸水させます。このとき、水の量はシェラカップの目盛りの300mlの線の上まで入れます。
OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」を火にかける
今回はシングルバーナーで火にかけます。炊飯といえば「最初は強火」というのがセオリーになっていますが、OKAMADONは違います!

最初から最後まで、火が消えるか消えないかくらいの限界の弱火で炊飯します。そのため、しっかり風よけ対策をして炊飯に挑みました。

ちなみに固形燃料で炊く場合は、燃料とシェラカップとの間にしっかり距離が確保できるタイプが良いそうです。
OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」でお米を炊く様子
5分ほどでお約束の吹きこぼれがはじまります。ここでさらに弱火にします。

OKAMADON自体に重みがあるので、上に缶詰など重しを乗せる必要もありませんし、なにより慌てることなく安心して放置していられるので便利!
OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」でお米を炊く様子
“限界までの弱火”が甘いのか、湯気の勢いが増しています。そうなると焦げが気になるところ。

湯気の香りを確認すると、焦げくさくはないのでまだ大丈夫……? 正直なところ、OKAMADONのヒノキの香りが強くてよくわかりません。
OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」でお米を炊く様子
湯気もおさまり、少々焦げた香りがしてきたので火を止めます。ここまで15分ほど。

300ml超の水を入れていたので、水気がしっかり飛んでいるのかやや心配ですが、炊飯で大切なのは“蒸らし”というのは鉄則。ドキドキしながら10分待ちます。
OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」で炊いたお米に卵を乗せた様子
10分後。それでは御開帳! 緊張の一瞬も、なんてことなくバッチリ炊きあがっていました。

シンプルにTKGにて実食してみると……食感もベストな仕上がり! ヒノキの釜蓋が水分を吸ってくれているからなのか、水気もしっかり飛んでいます。底のほうには一部焦げがありましたが、これはもはやご褒美。

キャンプでの炊飯は、水分量が分かりづらかったり、吹きこぼれてしまったりと難しい印象でした。しかしOKAMADONは、弱火で15分放置しておけばいいだけなので簡単! 木材の釜蓋なので、炊飯後でも素手でつかめストレスフリーでした。

「OKAMADON」だけで”炊き込み”親子丼にもチャレンジ!

OLD MAOUNTAINの「OKAMADON(おかまどん)」で炊き込み親子丼
続いてOKAMADONだけで、炊き込み親子丼をつくります。Instagramで見つけたOKAMADONユーザー@shizuka_camp さんの「一緒に炊いちゃう親子丼」のレシピをアレンジ!

吸水させた米の上に玉ねぎを少量刻んで入れ、焼き鳥缶(タレ味)を加えます。

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