【ほぼレンジローバー?】トラックのDNAを備える「いすゞ」の一般車が人気再燃!

2018/12/27 更新

「いすゞといえばトラック」と連想されがちな自動車メーカー「ISUZU」。でもかつてはトラックだけじゃなく、SUVからスポーツカーまで知る人ぞ知る不朽の名車が数多くラインナップされていたのをご存知でしょうか? 今回は、キャンパー必見の本格SUV「ビッグホーン」から、美しいデザインにいまだファンの多い「117クーペ」など、「いすゞ」の一般向け自動車に再びスポットライトを当ててみました!


「いすゞ」って、あのトラックの会社?

出典:ISUZU
「いすゞ」という自動車メーカー、ご存知ですか? 「いすゞといえば…あのトラックの?」という人が多いかと思います。確かに現在ではトラックのメーカーとしてあまりにも有名な「いすゞ」。でも実は、それだけじゃないんです!

今はトラック系専業メーカーだけど……

出典:ISUZU
現在ではトラック、バスといった商用車のみ製造している自動車メーカー「いすゞ」。同様の国内自動車メーカーとしては「日野自動車(HINO)」などが有名ですね。

ところが、「いすゞ」には「日野自動車」と大きな違いがあるんです! それは……。

かつては一般向けのクルマも作っていた!

出典:Gulliver
「いすゞ」は、2002年に商用車専業になる以前は、トラック以外にも不朽の名車をいくつも生み出して、今も熱狂的ファンが数多くいる伝説的自動車メーカーなんです!

また、トラックのDNAを持つだけに、アウトドアに強い本格SUVなども多数ラインナップしてきました。昨今はキャンパーにも人気が広がり、まさに再評価の様相を呈しています。

今回は、そんな「いすゞ」を代表するクルマにフォーカスして見ていきましょう!


ランクル並みのド迫力「ビッグホーン」

出典:中古車EX
1969年から71年頃にかけて「無個性なクルマはつくらない」というキャッチフレーズを打ち出していた「いすゞ」。

そういう思いで生み出されたSUVは、そのキャッチフレーズに恥じない、実に個性あふれるクルマたちだったんです。

まずは、「いすゞ」を代表するクロカン車「ビッグホーン」からご紹介します!

険しい地形に暮らす山岳動物からその名がついた

出典:PIXTA
いすゞ「ビッグホーン」は山岳地帯に生息する動物、オオツノヒツジの英語名「ビッグホーン(Bighorn)」がその名の由来。

名前の通り本格オフロード性能を持つSUVとして1981年に登場し、日本におけるSUVの草分け的存在になりました。

1991年には2代目にモデルチェンジ。人気は継続し2002年まで販売され、いすゞ最後の乗用車となりました。

文句ナシの積載スペースを確保

出典:中古車EX
マイナーモデルチェンジを経る中でさまざまなグレードが登場しますが、ボディタイプはロングとショートの2タイプに。

出典:中古車EX
特にロングタイプは圧倒的な積載量を誇り、今も根強いキャンパー人気を博しています。

1993年のマイナーチェンジでは定員5名仕様(2列シート)も追加され、ショートタイプでもシートアレンジや積載のバリエーションが広がりました。

色変えすればレンジローバー?

本格SUVとしての性能もさることながら、大自然に映えるオフロード的なルックスのカッコ良さも、ビッグホーンが人気の理由です。

愛好家の中にはボディカラーをベージュにチェンジする人も。まるでレンジローバーのような風格さえ備えるこの全塗カスタム。とことん自分好みに手を入れて、オリジナルな1台を作っていくベース車としても夢がふくらみますね。

斬新すぎた超個性派SUV「ビークロス」

お次は「ビークロス」。ご存知の方は相当なクルマ好きとお察しします! 約20年前に発売された車種ながら、子どものころに思い描いた「未来のクルマ」って、まさにこんな感じ! というルックスの車なんです。


曲線で構成された独創的フォルム

出典:Amazon
1993年の東京モーターショーに出品されたプロトタイプのショーモデルをほぼ踏襲した形で、4年後に発売されたのが「ビークロス」。

奇しくも、今もSUVの顔であり続けるトヨタ・ハリアーの初代とほぼ同時期のデビューでした。

「オールラウンドな走行性能」と「アグレッシブなスタイル」が融合し、いすゞが追い求めてきた「オールラウンドリアルスポーツ」の集大成となったモデルです。

走りはパワフル、装備も豪華

発売当初はその超個性的なビジュアルから「珍車」などと呼ばれることも多かったよう。

しかし実際はビッグホーンショートタイプのボディをベースに流用するなど、本格クロスカントリーSUVの性能を誇るクルマでした。

装備もレカロ製のセミバケットシートやエアバック内蔵のMOMO製レザーステアリングを採用。当時まだ珍しかったバックカメラが標準化されるなど、いすゞのこだわりがしっかりと詰まったクルマだったんです。

アウトドアの相棒にぴったり

名デザイナー、サイモン・コックスの手による湾曲したフォルムが思わず目を引くビークロス。ビッグホーンにも採用された電子制御トルクスプリット4WDを搭載し、山道でもガンガンいけるパワーは健在です。

先進的なデザイン優先で開発されたため積載スペースはちょっと控えめ。ですが、ルーフラックを載せるなどの工夫次第でキャンプカーとしてもまだまだ通用しますよ。

キャンプには厳しいけれど……こんな名車も輩出

トラックのDNAが受け継がれる「いすゞ」。オフロードカーやSUVのラインナップが多いのが特徴ですが、さらに時代をさかのぼれば、驚くほど美しいクルマを作っていた時代もあったんです。

ジウジアーロ不朽の名作スポーツカー「117クーペ」

出典:ISUZU
ビッグホーンやビークロス登場からさらに20数年前、いすゞが誇る不朽の名車「117クーペ」がデビューしました。

デザイン界の巨匠、ジョルジェット・ジウジアーロによるエレガントなフォルムの美しさは現代でも色あせません。「今こそ乗りたい」と状態の良い実車を探すファンが数多く存在するほどです。

タフな「いすゞ」のクルマで野外へ!

出典:中古車EX
「いすゞ」が生み出してきた不朽の名車3種、いかがでしたか?

トラックなど商用車の開発で培われてきたタフな技術力だけでなく、いすゞならではの「個性」へのこだわりが反映された斬新さが魅力的なクルマたち。

残念ながら新車での入手はできませんが、中古車市場ではまだまだ多くの実車がライナップされています。「無個性なクルマには乗りたくない」アナタはぜひ、「いすゞ」のクルマでアウトドアを楽しんでみませんか?

古くて新しいクルマ好きなら……

レトロ風味のクルマが今ふたたび脚光を浴びています。こちらも検討してみてはいかがでしょう。

ISUZU car makes it possible to enjoy the individuality!

いすゞのクルマで「個性」を楽しもう!



 

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TOMOKO YAMADA

四国の秘境出身フリーライター。旦那さん、大学2年長男、中3次男、小6長女、インコのキィちゃん&スイちゃんの5人+2羽で日々にぎやかに、時々キャンプを楽しんでいます。夫婦でトレラン目指しトレーニング中! Instagramアカウント:@dimikoyamada

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