スノーピークのローチェア30は進化し続けている
日常の生活よりも、椅子に座る時間が長いキャンプ。見た目はもちろんですが、やはり座り心地にもこだわりたいですよね。
今回ご紹介するのは、スノーピークの定番チェアである「ローチェア30」。座り心地と収納性、さらに見た目の美しさを兼ね備えた「奇跡的なチェア」と呼ばれています。
ラインナップは以下の通り。
●旧版スノーピーク ローチェア30 【LV090】
●スノーピーク ローチェア30 【LV091】
●スノーピーク ガーデンローチェア30
●スノーピーク ローチェア30 クラシック
●スノーピーク ローチェア30の廃盤カラー
●スノーピーク ローチェアショート
名前も似ているようで少し違う。この「ローチェア」の仲間たちの違いって一体なに?
まずは元祖「スノーピーク ローチェア30」の2モデルから見ていきましょう。
ド定番「ローチェア30」の「LV090」と「LV091」の違いは?
発売開始から、ユーザーから絶大な支持を得てきたローチェア30(LV-090)。それを改良したのが現行品である「LV-091」です。
LV-090の方は現在販売されていませんが、オークションではいまだに流通しています。まずはこの2つの違いについてみていきましょう。
スノーピークのローチェア30【LV090】
●セット内容:ローチェア30本体×1、収納ケース×1
●材質:フレーム/アルミアルマイト加工、肘掛け/竹集成材、金具/ステンレス、シート/6号帆布
●重量:3.6kg
●展開サイズ:W56×D68×H86cm(シート高さ30cm)
●収納サイズ:160×180×1010(h)mm
スノーピークのローチェア30【LV091】
●セット内容:ローチェア30本体×1、収納ケース×1
●材質:フレーム/アルミニウム合金、肘掛け/竹集成材、金具/ステンレス、シート/ポリエステル
●重量:3.6kg
●展開サイズ:58×65×86(h)cm (シート高30cm)
●収納サイズ: 160×180×1010(h)mm
大きく変わったのは座面の「素材」
「LV090」が6号帆というコットン素材だったのに対し、「LV091」ではポリエステル素材を採用。ほつれにくく、汚れも落ちやすくなりましたが、焚火の火の粉には弱い素材なため注意が必要です。
また「LV090」はビス留めだったためカバーが汚れたら取り外して洗うことができましたが、「LV091」はカメシになっているため座面の取り外しは不可能に。
メンテナンスフリーでも長く愛用できるように、丈夫な作りにアップデートされました。
悩んで悩んでとうとう購入しました 結果満足でした。座り心地の良さに満足しております。キャンプの贅沢な時間の為だけに購入しましたのでこれから大事に使っていきます。(出典:楽天)
スノーピーク ローチェア30 LV-091
超レア!廃盤になったカラーたち
廃盤になる前に急いで買いました! という声も多い人気のカラーたち。もし、どこかで出会えたらラッキー?!
ターコイズブルー
画像左側に見えるのが、2015年に発売されたターコイズブルー。パッキリとした青が目を惹きます。
グリーン
「LV-090」が改良され「LV-091」として2015年に発売されたグリーン。どんなシーンにもしっくりくる色合いです。
オレンジ
同じく2015年発売のオレンジは、落ち着いたカラーの多いキャンプギアの中で差し色として活躍してくれそう!
ハイスペックすぎる!?「ガーデンローチェア30」
庭で使うことを考えて作られた、スノーピークのガーデンシリーズ。そのローチェアです。
ローチェア30との違いは?
ローチェア30(LV091)との大きな違いは素材です。LV091は、ポリエステルを採用してますが、ガーデンローチェアは、通常のナイロンに比べて2,3倍もの耐摩耗性と引裂強度を誇るコーデュラナイロンを採用しています。
もう1つ特筆すべきことは、生地の厚み。なんと1680 D(デニール)もあります。デニールはナイロンの太さを表す数値で、数値が高いほど厚くて頑丈になります。※登山用のハードシェルでも、およそ30~70デニールくらいなので、かなり丈夫な生地です。
スノーピーク ガーデンローチェア30
限定モデル「ローチェア30クラシック」
2015年限定モデルである、ローチェア30クラシック。クラシックなロゴに、スノーピークの旧カラーのテントを思い起こさせるレッドとグレーの2色展開になっています。
●セット内容:ローチェア30本体×1、収納ケース×1、サイドポケット×2
●材質:フレーム/アルミニウム合金、肘掛け/竹集成材、金具/ステンレス、シート/ポリエステル
●重量:3.6kg
●展開サイズ:58×65×86(h)cm (シート高30cm)
●収納サイズ: 160×180×1010(h)mm
「ローチェア30」「ローチェア30クラシック」との違いは?
スペック的な面でいえば、ローチェア30と変わりはありません。強いて挙げるなら、サイドポケットがついているので、スマートフォンなど小物の収納に便利です。
「2015年限定モデル」ということもあり、ネット通販やオークションでも出回っていない超絶レアなモデル!見かけたらかなりラッキーです。
スマートさを求めるなら!「ローチェアショート 」
ローチェアショートは、その名の通り背面の高さが低くなったモデル。ローチェア30との大きな違いは、配色と素材です。
まずは配色。フレーム部分がシルバーからブラックになり、よりシックな印象に仕上がりました。次に素材ですが、肘掛け部分が竹から高級材で知られているチーク材に。より丈夫で、美しいデザインに変化しました。
360gあったローチェア30に比べ、ショート版は200gに軽量化されました。収納しやすく持ち運びやすくなりました。
お値段は21,800 (税別)と、ローチェア30より少し高め。色はアイボリーとグレーの2色展開なので、ナチュラルテイストなサイトに馴染みそうですね。
評判は?
「背もたれが短くなっても、それほど支えがなくなった感じはしない」(出典:snow peak スポーツオーソリティイオンタウン四日市泊店)
従来のローチェアにも劣らない抜群の座り心地です。(出典:POWER’S岡山店)
ローチェア30と比べても、座り心地の良さは変わらないようです。もう少しコンパクトだったら…と悩んでいた方には朗報ですね。
スノーピーク ローチェアショート
ローチェア30に激似商品も!
スノーピークと同じ製造方法を取っているCHANODUGのローチェア。もちろん製造方法が同じでも、使用している素材や細部の作りに違いはあります。
例えば、スノーピークと比べると少し背もたれの角度があったり、金具がスノーピークはステンレスに対して、CHANODUGは鉄製を使用しています。
評判は?
SPのチェアによく似た恰好をしていて、座り心地も同ブランドと遜色ないです。安定していて疲れず満足感が高い。多少重く収納場所がないと困ります。コンパクトなキャンプなどにはあまり適さないかもしれません。大きな車を持っていれば持っていくにも支障ないかな。
しいて難点をいえば中国製なのでやはり作りが荒い部分が目立ちます。自分が買った個体はすでに金属部分に大きな傷がついていました。傷以外は特に問題なかったです。でも新品を購入しているので傷があるというのはやはりいい気分ではありませんね。(出典:楽天)
お値段を鑑みると、デザインや座りごこちに目をつむれるユーザーもいるようです。ですが、”日本製”ならではの安心感があるのとないのでは、だいぶ違ってくるようです。
CHANODUG ローチェア30
スノーピークの「ローチェア30」で空間を持ち運ぼう!
「ローチェア30」は、アウトドアだけではなく家の中で愛用されている人も多く、どんな空間にもマッチしてくれ、いかにリラックスできるチェアであるかということが証明されています。
また、「永久保証」のスノーピークだからこそ安心して長く愛用できることを考えると、お値段も決して高いとは言えません!
With Snow Peak Low Chair, you can stay anywhere like in a living room!
スノーピークのローチェアなら、どこでも快適なリビングのように過ごせる!