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キャンプ場での朝食を楽しもう!
キャンプ場で迎える朝。鳥のさえずりと陽の光で目覚めたら、次なるお楽しみは朝ごはん! キャンプの朝はたいてい早いもの、時間はたっぷりとあります。この至福の時間を楽しみながら準備すれば、キャンプ二日目の始まりもいっそう盛り上がります。
家でのせわしない朝食準備と違い、野外ならではのロケーションを楽しみながら用意するのは、とてもすがすがしい癒しのひと時。自然の空気をスパイスに、いつもよりおいしい朝食を作っちゃいましょう!
せっかくのキャンプ朝食。紙皿や使い捨てスプーン・フォークで味気なく食べるより、よりキャンプ感を演出する小物を使ってみませんか?
「キャンプといえば!」なアルミ皿 から、流行のウッドプレート なんかも、野外ご飯のシチュエーションにバッチリはまります。
キャンプ朝食の定番といえば……やっぱりホットサンド!
コーヒーで一息いれたら、さっそく料理にとりかかりましょう! まずは、キャンプ朝食の定番、ホットサンド。定番の具材から、ガッツリ系サンド、デザート感覚で食べられるものまで一挙にご紹介します!
卵とほうれん草のコンビーフココットサンド
たまごは、ホットサンドの具材にかかせないもののひとつ。さらにほうれん草でヘルシーに、コンビーフで旨みをプラスした満足の一品をご紹介!
食パンの片面にバターを塗りホットサンドメーカーで目玉焼きを作って取り出します。バターを塗った面を下にして、食パンをホットサンドメーカーの中に置き、ほうれん草目玉焼き<ほうれん草コンビーフ→チーズの順にのせます。次に、バターを塗った面を上にして食パンを重ね、弱~中火で片面約2分、表面がこんがりときつね色に焼けたらできあがり!
プルコギ風ホットサンド
お腹にたまるガッツリ系ホットサンドがお好みなら、こちら。牛細切れ肉を水・砂糖・醤油で汁気がなくなるまで煮詰めます。ホットサンドメーカーに食パンを敷き、牛肉→輪切りにしたピーマン→トマト→チーズの順にサンド!アツアツのプルコギ肉ととろけるチーズのハーモニーが絶妙! ボリュームもあって、朝からお腹も満たされます。
フルーツたっぷり贅沢サンド
スイーツ感覚で食べられるひと味違ったホットサンドです。ホットサンドメーカー に食パンを敷き、キウイ・りんご・ラズベリー・ブルーベリーなどをのせて、メープルシロップをまわしがけてサンド! フルーツを食パンにのせる前に、キッチンペーパーなどで水気をふきとっておくと、仕上がりがフニャフニャになりません。生クリームを入れれば子供も喜ぶスイーツに!
キャンプで食べれば美味しさUP!ホットドッグ
子供も大好きなホットドッグ…たまに食べると、やけにおいしく感じませんか? パンにウインナーをはさむだけの手軽さも、キャンプ朝食にもってこいです!
フライパン でちゃちゃっと…もアリですが、そこはせっかくのキャンプ。前日に使った炭火をもう一度起こして(この時、かなり炭が散乱するので要注意)こんなふうに焼いてみるとおいしさが断然違いますよ! 焦げに気をつけながら、パンも一緒に焼いちゃいましょう。みんなでワイワイ作るのも、楽しいですよね。
カートンドッグもチャレンジ!
牛乳パックを再利用するカートンドッグもキャンプの朝食におすすめですよ!
キャンプ気分が盛り上がるサイドメニュー!
王道!ハムエッグ
え、ただのハムエッグ?……と思ったアナタ! キャンプで食べるからこそ、そのおいしさに驚く「キャンプ飯」マジックを体感するには、実はシンプルな料理が一番なんです。
油を引いたフライパンで、ベーコンまたはハムを焼き、その上に卵をポトン!ここから先はお好み次第。半熟にするか固めの黄身か、味付けは塩コショウか醤油か……。簡単なようで個々のこだわりが伺える、意外に奥深い一品?
彩り鮮やか!ベジタブルソテー
しっかり摂りたい野菜も、ダッチオーブン やスキレットを使ってキャンプ朝食ならではの一品に仕上げてみましょう。彩りもよく、キャンプ朝食のテーブルもグッと華やぎます!
ダッチオーブンまたはスキレットにオリーブオイルを引き、熱する前に細かく刻んだニンニクを散らします。熱してニンニクの香りがたったらパプリカ・ズッキーニ・マッシュルーム・玉ねぎなどを炒めて、クレイジーソルトやハーブなどのスパイスで味付け。ダッチオーブンやスキレット を使うことで野菜本来が持つ旨みがいっそう引き出されます!
好きな具材を混ぜ込んで!スパニッシュオムレツ
ふんわりたまごの中にいろいろな野菜やベーコンなどが入っていて、一度にたくさんの食材が摂れるスパニッシュオムレツ。作り方も簡単でキャンプの朝食にもピッタリです!
ボール に卵を溶き、じゃがいも・玉ねぎ・にんじん・ベーコンなどと混ぜ、コンソメと塩コショウを少々。あとは、オリーブオイルを引いたフライパンに流し込んで焼くだけ! フタをして弱火で焼くと、ふんわり出来上がります。
キャプテンスタッグ スキレット 13cm
カリカリ食感がたまらない!ハーブ入りじゃがいものガレット
大人も子供も大好きなポテト。でもキャンプでフライドポテトを揚げるのはちょっと大変…そこで、このレシピ。フライパンで簡単にカリカリのポテトが出来上がっちゃいます! じゃがいもを細く千切りにして粉チーズ・パセリ・オレガノ・バジル・などのスパイスを振り、よく混ぜ合わせます。
フライパンにオリーブオイルを入れ中火にし、じゃがいもを薄く広げ両面をしっかりと焼いて、軽く焦げ目がついたら完成! コンビーフを混ぜると濃厚な味わいになって◎。
ほっこり安心感がうれしいスープも外せない!
夏といっても自然の早朝は寒いもの。身体を温めるためにスープはいかが?
ポトフ
朝食にあたたかいスープものがあると、ホッとしますよね。キャンプでスープといえば、是非トライしたいのがポトフ。ダッチオーブンの保温効果で素早くでき、旨みも濃縮! 野菜を大きめに切ってゴロゴロ入れるのも、豪快でキャンプらしい雰囲気があって良いですね。
作り方は意外と簡単。にんじん・じゃがいも・たまねぎ・キャベツなどの野菜をカットし、水・ブイヨン・ローリエと一緒に火にかけます。中火で10分ほど煮たら火からおろし、15~20分保温。後は、塩コショウを足しながら味付けをプラスして完成です。ウインナーや厚切りベーコンを入れるとさらにボリュームUP!
朝からガッツリ派に!お米系レシピ
前夜、夕飯が早かったりお肉だけでお腹がいっぱいになってしまったり…そんな時、翌朝目覚めたらお腹がペコペコ~なんて経験をしたことがある人もいるのでは?
キャンパーの中に意外と存在する、朝からガッツリ食べたい派にオススメです。
焼肉ホットライスサンド
ホットサンドメーカー の下半分にすきまを作らないようにご飯を敷き詰めます。その上に味付け焼肉を盛りましょう。具の上にこぼれないように少しずつごはんを盛って、蓋を閉じて弱〜中火。1分ごとにひっくり返しながら片面約6分ずつ、蓋を開けてご飯がくっつかなくなる状態まで焼けばできあがり。ご飯の表面が薄い板状になるまでしっかり焼くと、できあがりの際に崩れませんよ!
バウルーで作る焼きおにぎり
バウルーで焼きおにぎりというなんとも斬新なメニュー。ごはんをしきつめて焼くだけなので、とても簡単です!焼けたおこげ部分に醤油でもぬれば文句なし。中に具材を入れてもGOOD! バウルー サンドイッチトースター ダブル
ダッチでビビンパ
朝からガッツリ派の胃袋を満足させるなら、ビビンバはいかがでしょう? ダッチオーブンまたはスキレットにごま油を引き、炒めたご飯の上にナムル、焼肉のタレに漬け込んで焼いた牛肉をON!
卵黄をトッピングすれば大満足でしょう。コツは、ご飯を鍋肌に押し付けるようにして“お焦げ”の香りとパリッとした食感を出すこと。ナムルは家で仕込んでジップロックに入れて行くとスムーズです! コールマン ダッチオーブン 12インチ
子供が喜ぶホットケーキ!
普段の生活の中で、料理に興味津々なお年頃のお子さんも多いのでは? キャンプではせっかくのチャンスとして、一緒に簡単なクッキングにチャレンジするのも良いですね。
フルーツチョコナッツ入りホットケーキ
お菓子づくりにバターは付き物ですが、キャンプに携帯して翌朝まで持たせるのはなかなかハードルが高い食材。このレシピの生地はホットケーキミックスを使うためしっかりとコクと風味が感じられ、バターがなくてもOK! 4人分の作り方でご紹介します。
卵(1個)・牛乳(150cc )・ホットケーキミックス(200g)・お好みのドライフルーツ・アーモンドスライス・チョコチップ適量を混ぜ、フライパンに流し入れ両面を焼きます。弱火で火加減を調整しながら焼くのが焦がさないコツ。フルーツの自然な酸味とこっくりとしたチョコの甘さで、子供たちも満足のスイーツに!
朝食のあとは、おいしいコーヒーでまったり
せっせと朝食作りをし、しっかり食べたら今度はコーヒーでも飲んでまったりタイムと行きましょう。こだわってコーヒー豆から挽いたっていいし、ドリップコーヒーでもいい。自然の中でも飲むまったりした時間を確保できればなんだっていいんです。
夜から仕込むという手段
前夜に作ったメニューをアレンジすると、より簡単にキャンプ飯が楽しめますよ!