キャンプ用エプロンとは?
キャンプ用エプロンは、一般的なエプロンに比べて、燃えにくい素材を使用していたり、収納ポケットの数が多かったりと、キャンプシーンで役立つ便利な機能がついているのが特徴です。
一般的なエプロンをキャンプシーンで使用する方もいますが、素材や機能がアウトドアでの使用に適していない可能性もあるため、なるべくキャンプ用のエプロンを着用するのがおすすめです。
キャンプでエプロンがあると便利な5つの理由
キャンプ用エプロンがあると便利な理由としては、以下のようなことが挙げられます。
ここでは一つひとつ詳しくご紹介していきますので、まだキャンプ用エプロンを持っていない方はぜひチェックしてくださいね!
1. 服が汚れずに済む
キャンプ料理を作っているとき、魚や肉を切る際に飛び散る汁、調理中の油などが服に飛んでしまうことってありますよね。
お気に入りの服や買ったばかりの服に、汚れがついてしまったらそれだけでも気分が落ちてしまいます。
そんなときにエプロンがあれば汁や油から服をカバーし、安心して調理ができるようになりますよ!
2. 焚き火のときに火の粉を防げる
薪を燃やして焚き火を楽しんでいるとき、はぜて火の粉が飛んできたり、風にあおられて火が流れてきたりすることもあります。
実際に火の粉で服に穴が空いた経験のある人も少なくないでしょう。
難燃性の素材を採用しているキャンプ用エプロンを着用することで、火の粉が飛んできてもエプロンに穴が空くことがなく、服にダメージが加わることもありません。
3. ファッションのアクセントになる
さまざまなアウトドアブランドから、豊富な種類のキャンプ用エプロンが展開されています。
自身のファッションに合わせてエプロンを選ぶのはもちろん、あえてインパクトのあるデザインの商品をチョイスすればファッションのアクセントにもピッタリ!
4. ポケットに道具を収納できる
キャンプ用エプロンは、キャンプで使用することを想定して作られているため、一般的なエプロンと比べるとポケットの数が多いです。
調理や焚き火など、さまざまなキャンプシーンに合わせて、必要な道具をエプロンに収納できます。
使いたいときにサッと取り出して使えるのは、楽ちんだし便利ですよね。
5. くるっと丸めて炭や薪を運べる
エプロンの素材や炭・薪の量にもよりますが、エプロンを使わないときはくるっと丸めて炭や薪を運べるものもあります。
わざわざ炭や薪を持ち運ぶアイテムを購入しなくても、エプロンがあれば持ち運べるのがポイントですね。キャンプ用ならではの便利な点のひとつです。
購入する商品の選び方
「キャンプ用のエプロンを購入しよう!」と思っても、何を基準にして選べばいいのか分からない人も多いでしょう。ここでは、選ぶときに確認したいポイントを詳しくご紹介します。
胸当てor前掛けorベスト
キャンプ用エプロンには、胸当て・前掛け・エプロンベストなど、さまざまなバリエーションがあります。
焚き火を囲むときには身体前面をカバーできる胸当てエプロン、調理中は下半身をカバーできる前掛けエプロンや上半身をカバーできるエプロンベストなど、シーンに合わせてエプロンを選ぶのも方法のひとつです。
▼キャンプで使える前掛けについてもっと知りたい人はこちらの記事もおすすめ!
素材
キャンプ用エプロンに使われることが多いのが、難燃性の素材です。
ブランド独自素材、アクリル系難燃素材、ポリエステルとアラミド繊維の混合、防炎加工ポリエステルなど、火の粉がついても穴が開きにくく燃え広がりにくい素材が採用されています。
焚き火シーンでは火の粉から服をガードしてくれるので、安心して焚き火が楽しめるようになります。
デザイン
キャンプ用エプロンは無骨なものからかわいいものまで、デザインのバリエーションがとても豊富。
ファッションブランドからもアウトドア用のエプロンが販売されているため、機能性はもちろんファッション性に優れたエプロンもあります。
数多くのブランドが展開しているからこそ、自分好みのデザインのキャンプ用エプロンも見つけやすいでしょう。
ポケット数
焚き火や調理シーンで使うトングをサッと収納したり、テントやタープ設営時にペグやハンマーを収納したりと、キャンプで役立つシーンが多いのがポケット。ポケットの形状や数もさまざまあります。
実際に自分がどんなシーンでエプロンを使うのかを考えて、ポケットの形や数などを決めるといいでしょう。
動きやすさ
テント設営時は立ったり座ったり、焚き火シーンでは座ったまま薪をくべたり、調理シーンでは歩き回ったりなど、キャンプではさまざまな動作が想定されます。
身体の動きを制限するような動きにくいエプロンを着用していると、疲れも溜まりやすくなりがち。
そのため、キャンプ用エプロンはスリットが入ったものや、ストレッチ性のある素材など動きやすいものの方がおすすめですよ!
気に入ったエプロンがあれば、実際に試着したり口コミを確認したりして、動きやすさをチェックするといいでしょう。
価格
キャンプ用エプロンの価格はおおむね2,000円ほどから30,000円前後まで、値段の幅がかなりありますが、平均的には10,000円前後の価格で売られている商品が多いようです。
日本製のアイテムや高機能な商品、採用している素材が優れているものなどは、値段が高い傾向がありますよ。
キャンプ用エプロンのおすすめ12選
たくさんのキャンプ用エプロンの中から、厳選しておすすめをご紹介します。「たくさんありすぎて選べない……」と言う方は、ぜひこの中からお気に入りを探してみてくださいね!
1. スノーピーク TAKIBI Denim Apron
スノーピークオリジナル難燃性素材を採用しており、火の粉による穴あきの心配が少ないのはもちろん、フィット感がよく動きやすいのが特徴。ポケットの形状もさまざまで、焚き火道具の収納性が抜群です。
生地は糸染めから織布まで日本製造。オーバーオールのようなサスペンダー付きなので、着用していて肩や首にかかる負担が軽減されるのもポイントですね。
スノーピーク TAKIBI Denim Apron
●原産国:日本
●サイズ:フリー 上端幅27cm 裾幅80cm 丈90cm 脇丈60.5cm
●カラー:インディゴ、ブラック
2. テンマクデザイン キャンプエプロンII
薪割りやテント設営など作業時におすすめのエプロン。素材に帆布を採用しているため、破れに強いのがポイントです。
大型ポケットは革グローブの収納にピッタリ! デイジーチェーンを採用しているため、タオルやハンマー等、アイテムを吊り下げられるのもいいところ。
キャンプ等アウトドアシーンではもちろん、ご自宅のガーデニングやDIYでも使用できますよ。
テンマクデザイン キャンプエプロン2
●原産国:中国
●サイズ:フリー 幅80cm 長さ78cm
●カラー:カーキ、サンド、ヘッドウォーターカモ
▼“初代”キャンプエプロンについて知りたい人はこちらの記事もおすすめ!
3. テンマクデザイン アウトドアクッキングエプロンII
“バーベキュー芸人”たけだバーベキューさんが監修した、料理が楽しくなることをコンセプトにしたエプロン。綿82%、レーヨン18%を採用した素材で、トング専用収納ポケットはもちろん、ボトルホルダー付きで立っても座っても使えるのが魅力です。
胸ポケットにはファスナー付きなので、落としたくない・傷つけたくないアイテムの収納に便利ですよ!
テンマクデザイン アウトドアクッキングエプロン2
●原産国:中国
●サイズ:フリー 縦80cm × 60cm
4. ワークマン アウトドア胸付きエプロン
コスパに優れたエプロンを探している人におすすめなのが、綿100%の耐摩耗性素材を採用したワークマンの「アウトドア胸付きエプロン」です。
ブラウン・グリーン・ヒッコリー・デニムの4カラーを展開。好みのカラーを選べるのが嬉しいところです。フリーサイズですが、ネックベルトで調節できるため、男女問わず着用できます。
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5. ワークマン アウトドア腰下エプロン
綿100%耐摩耗性の素材を採用している前掛けタイプのエプロン。3つの大きなポケットを採用しているため、小物の収納に役立ちます!
4カラーを展開しているので、ファッションに合わせたカラー選びも可能です。
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▼ワークマンのエプロンについて詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめ!
6. モンベル フエゴエプロン
モンベルが独自開発した、燃え広がらずに炭化させる素材「フレアテクト」(難燃性ビニロン75%+コットン25%)を採用。
エプロン自体に火の粉が付着しても穴があきにくいので、焚き火シーンに最適なエプロンです。
左右に分かれている前掛け部分が作業時の動きやすさを確保。ベルクロを両足に巻きつけることで、膝をついての作業も汚れずに済みます。
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7. チャムス ロゴエプロン
カラフルなデザインが特徴のチャムス「ロゴエプロン」。3カラーを展開しており、それぞれのパーツごとに異なるカラーを配色しているのが特徴。
遊び心満載のエプロンで、チャムス好きにはたまらないアイテムのひとつでしょう。
キッズサイズも展開しているので、親子でお揃いエプロンコーデが楽しめます。
チャムス ロゴエプロン
●原産国:中国
●サイズ:フリー 幅81cm 長さ72cm
●カラー:ブルー、ネイビー、レッド
8. グリップスワニー ファイヤープルーフエプロンベスト
グリップスワニー独自の難燃性素材BRAZE SHIELDを採用した2WAY仕様のエプロンです。内側にある生地を出すと、胸当てエプロンに早変わり。
ハンマーなどテントやタープ設営に必要なアイテムの収納にはもちろん、背面には大きなマチ付きの大型収納ポケット付き。
サイドにはファスナーを採用しているので、身幅に合わせて調整が可能なのも嬉しいところです。
グリップスワニー ファイヤープルーフエプロンベスト
●サイズ:フリー 前丈52cm 後丈58cm 身幅58/63cm
●カラー:ブラック、オリーブ、コヨーテ
9. ザ・ノース・フェイス ファイヤーフライエプロン
火がついても無酸素状態にして炭化させる独自の難燃性素材Fire Resistant Nylon Clothを採用。焚き火や調理シーンでも安心して使えます。
ウエスト部分の大きなポケットは、ハンマーやペグ、グローブなどの収納に便利。肩周りはショルダーストラップで調整が可能なうえ、マグネットで簡単に着脱できるので楽ちんなのが魅力ですね!
ザ・ノース・フェイス ファイヤーフライエプロン
●原産国:ミャンマー
●サイズ:フリー 胸幅27cm ウエスト79cm 裾囲79cm 前丈89cm 脇丈61cm
●カラー:アビエイターネイビー、ミリタリーオリーブ
10. キャプテンスタッグ キャンプエプロン UL-2047
薪の持ち運び機能付きのエプロン。エプロン裏側にある取っ手を使用することで、薪の運搬が簡単にできるのが特徴です。
前面には大きなポケットを採用しているので、キャンプシーンに応じたアイテムの収納に役立ちます。
できるだけコストを抑えて、なおかつ薪の持ち運びができるエプロンを探している人は要チェック!
キャプテンスタッグ キャンプエプロン UL-2047
●原産国:インド
●サイズ:フリー 幅55cm 長さ100cm
●カラー:ブラック
11. ジーアールエヌアウトドア HIASOBI CAMPER APRON
難燃加工&撥水加工が施されているキャンプ用エプロン。両腰にはチューブ系の調味料の収納ができるポケットがあるため、料理中に使いたい調味料をサッと取り出すことが可能です。
さらに、ペグやハンマーをひっかけられるフックや、グローブ等が収納できる大型ポケットを採用。
キャンプで想定されるさまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。
ジーアールエヌアウトドア HIASOBI CAMPER APRON
●サイズ:フリー 縦84cm 横51cm
●カラー:キャメル、オリーブ、ブラック、インディゴ
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12. ナンガ TAKIBI FIELD APRON
難燃素材を使用しているエプロンの中でも、機能性に優れたものを探している人におすすめしたいのがこちら。
両サイドのポケットはマチ付きのゴム入りフラップ仕様で、ポケット内へ火の粉の侵入を防いでくれます。小物がたっぷり入るサイズなので、飲み物の収納にも便利!
縦に並んでいるループにはカラビナを使用することで、さまざまなアイテムを吊り下げることができ、シーンに合わせたアイテムの装備ができます。
総重量が377gと軽量なので、着用していても疲れにくいのがポイントでしょう。
ナンガ TAKIBI FIELD APRON
●原産国:中国
●サイズ:フリー 着丈102cm 胸囲92cm 裾幅84.5cm
●カラー:チャコール、ダークブラウン、ベージュ、ダークカーキ、コヨーテ
●総重量:約377g
おしゃれキャンパーのコーディネート
インスタグラムで「#camphack取材」のハッシュタグに寄せられた、エプロンを取り入れたメンズ&レディースのおしゃれなコーディネートを以下にまとめました。ぜひキャンプファッションの参考にしてください!
メンズ
レディース
エプロンをアウトドアで着こなそう!
キャンプ用エプロンのデザインや機能性などは、商品ごとにさまざまです。ご自身のファッションスタイルに合わせるのもよし、機能性を重視して選ぶのもよし。
エプロンを着用することで、アウトドアシーンがより便利に楽しくなりますよ。ぜひこの記事からお気に入りのエプロンを見つけてくださいね!