意外と難しいキャンプのレイアウト決め
お気に入りのギアを好きなように並べてサイトを作れるのは、キャンプの楽しみのひとつ。
でもキッチンとテーブルの位置関係やテントと車の停める場所など、考えだしたら止まらない! 特に混んでいる時のフリーサイトとなると難易度はさらに高く、どうしたらサイトが効率よくすっきりとまとまるのでしょうか?
まずは、上級キャンパーたちのサイトを覗いてみましょう。サイトがもっと上手にレイアウトできるヒントが潜んでいるかも!?
真似したい!キャンプ上級者のレイアウト9選
タトンカタープの小川張りがカッコいい!細々としたものはコンテナに収納されているのでしょうか、スタイリッシュにまとまっています。
六角テーブルは、おしゃれなだけでなく全体のレイアウトを決めるアクセントになりそうです。
陣幕を活用してプライベート空間をうまく作り出しているキャンプサイト。テントとタープの配置も是非参考にしたい例です。
シェルフ・チェアからランタン・ジャグまで、MSRのパビリオンに合うよう赤をアクセントに。サイトに統一感がうまれますね。
こちらは機能的なソロキャンプのレイアウト。チェアの両サイドにテーブルを置いて、目の前にピコグリルの焚き火台。軽量を考えられた男前なツーリングキャンプのスタイルです。
キッチン周りのレイアウト
参考にしたいベーシックなキッチンまわり。調理系ギアはひとまとめにすると動線がスムーズです。
ビギナーには、ランタンポールやツールハンガーなどがあらかじめついているキッチンスタンドがおすすめ。
ユニフレームのキッチンスタンドにはコーナンラックは4段が合うようです。レターラックにキッチンツールを収納するアイディア、参考になります!
キャンプレイアウトを上手くまとめる有能ギア[キッチンテーブル]
ユニフレーム キッチンスタンドII
●使用時サイズ:108×37×高さ77.5cm
●収納サイズ:58×37×厚さ9.5cm
●材質:鉄クロームメッキ、ステンレス鋼
シンプルかつ上品なキッチンスタンド。ツインバーナーUS-1900と組み合わせることでスッキリとした一体感が生まれます。US-1900と一緒に収納する場合はLTトート(L)が適します。
コールマン(Coleman) テーブル オールインワンキッチンテーブル
●収納時サイズ:約80×10×28cm
●重量:7.1kg
●材質:フレーム/アルミニウム、天板/メラミン加工合板、シェルフ/スチール
●耐荷重:テーブル/約30kg、シェルフ/約25kg
バーナースタンド、ツールハンガー、ランタンポールがついたオールインワン仕様。しっかりしたスチール製シェルフ付きで、まさにキャンプサイトのキッチン!調理の動線も家さながらにスムーズです。
キャンプレイアウトを上手くまとめる有能ギア[マルチ棚]
キャプテンスタッグ 木製3段ラック
●収納サイズ:465×400×90mm
●重量:3kg
●材質:天然木(オイルステイン表面加工)
●耐荷重:棚板一枚10kg
キャンプ道具をスッキリ整頓、地面に置かずに整理できて便利です。組立・収納も簡単!ナチュラルな木製で、サイトの雰囲気もグッとおしゃれになりますよ。
ノースイーグル 2WAYマルチスタンド
●収納サイズ:約19×7×64cm
●重量:1.6kg
●材質:アルミ
2ポジションでの使用可能。フレキシブルバー採用により、ジャグやクーラーボックスなど様々なものを載せることが出来ます。
ネイチャートーンズ 2WAY キッチンラック レッド
ネイチャートーンズ 2WAY キッチンラック レッド
●サイズ:2段ラック時/下棚600x230x340mm、上棚600x170x525mm、SUSメッシュテーブル部300x170mm テーブル時/600x410x340mm
●収納時サイズ:670x485x60mm(連結部・持ち手部含む)
●重量:6.3kg
●材質:鋼材、ホワイトアッシュ材、SUS金網 表面:PE樹脂コーティング
コンパクトに折りたためるキッチンラック。上棚を前に倒すとテーブルに変形!左右2か所に小物を掛けられるフックがついているのも便利です。
キャンプレイアウトを上手くまとめる有能ギア[収納ボックス]
スノーピーク シェルフコンテナ 25
●重量:3.6kg
●容量(内寸):290×405×195mm
●最大積載量:20kg
●材質:本体/スチール、ハンドル/竹、ステンレス、脚/ポリカーボネイト
「棚として使うシェルフ機能」と「荷物運搬のキャリー機能」が一体となったコンテナ。3段まで重ねられます。
エーワイ カーサ マルチウェイボックス
●容量:14.52L
●素材:ポリプロピレン
●サイズ:W400 X D300 X H145mm
丈夫な素材で組み立ても簡単なので用途を選ばず使用できる収納コンテナ。もともと、主にヨーロッパで食品輸送のためのケースとして使われていたもので、最近収納グッズとして注目が集まっているアイテムです。
スノーピーク ギアコンテナ
●本体サイズ:H310×D270×W380mm
●重量:約720g
マルチに活躍できる多用途バッグ。頑丈な生地感とちょうどいいサイズ感が、カトラリーや調理器具たちをまとめてくれます。
トラスコ トランクカーゴ
●内寸サイズ:504×306×293mm
●重量:2.71kg
●容量50L
天板耐荷重100kgと非常にタフなコンテナボックス。腰掛としても使えるとあって、一石二鳥!アウトドアにピッタリです。
キャンプのレイアウトを決めるコツは?
まわりへの配慮やプライバシーの確保も大切ですが、レイアウトを決めるのに重要なのはキャンプサイトの「顔」を決めること。どこから見てもおしゃれにキマるサイトは難しいので、まずはひとつ顔を決めておきましょう。
そして風の向きや地面の状態などの「安全対策」と「過ごしやすさ」はしっかり確認すること。おしゃれなレイアウトを目指すには、まずは基本をしっかり対策しておくことが大事です。
レイアウトを決めるコツ
■まずはテントではなくタープから張り、活動拠点を設置
■タープは風が吹き抜けやすい向きに張る
■テントは入口を風上にしてしまうと飛ばされる原因になるので避ける
■一番写真うつりの良い、キャンプサイトの「顔」の方角を決める
■背の高いギアは「顔」から見て奥へ配置する
■オートキャンプサイトなら車は荷物の出し入れしやすい位置に停める
キャンプレイアウト上達のコツは”経験”!
キャンプは場所や天候によってその都度条件が違うので、たくさん経験を積んで効率良いレイアウトを模索しましょう。出番の少ないものは、車にしまっておくのもスッキリとしたサイトをつくるコツ。
初心者は現地でアタフタしないよう、手持ちのギアをどうレイアウトするか、理想図をイメージしておくと良いですね。見た目も居心地も抜群のサイトを目指しましょう!
Lay Out Your Site Well!
キャンプレイアウトを工夫しよう!