タンスの肥やしに新たな息吹を。不要な服こそリメイクだ!
家に眠っている不要なウェア、皆さんはどうしていますか?
友人に譲ったり、リサイクルショップに売りに行ったりと断捨離するのもいいですが、思い出のウェアとなると手放すのは惜しいもの。
そうだ!これで「ドリンクポーチ」を作ろう
筆者のパタゴニアのアウターもそんな一着。そこで今回は、不要になったウェアの新たな活躍の場を探るべく、今流行りの「ドリンクポーチ」作りに挑戦してみました。
裁縫自体は小学校の授業ぶりですが、私なりのポイントをまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
まずは道具調達から!
【完成イメージ】このドリンクホルダーを作っていく
どんな形で、どんな機能を付け足すか。イメージを固めるために、ドリンクポーチのデザイン画を描いていきます。
完成サイズは、縦10×横14cm。本体手前にはポケットを配置し、底部分にはドリンクを入れるためのマチを、内側には保冷シートを仕込ませたいと思います。
みなさんには、先に完成形をお見せします
こんな感じのドリンクポーチに仕上がりますよ!
ドリンクポーチ作りに必要な材料
完成イメージが掴めてきたところで、必要な材料&道具をピックアップ。
ちなみに、保冷シートは手芸ショップでも購入できますが、使い捨ての保冷バッグと素材は同じでしたので、筆者は自宅にあったものを代用しました。
必要な材料
- ・不要なウェア:1着
- ・保冷シート:1枚(四方30cm以上のもの)
- ・バイアステープ(両折タイプ、11mm幅):1本(70cm以上のもの)
- ・両面ファスナー(マジックテープ):1つ
- ・Dカン:2つ
- ・ナスカン:2つ
- ・パラコード:1本(約100cm)
必要な道具
- 縫い針まち針
- 縫い糸
- 手芸クリップ
- 手芸用ボンド(裁ほう上手)
- アイロン
- 定規
- ぺンなど
自宅にミシンがなくてもOK!手芸ボンドで簡単補強
裁縫セットとは別に用意した、こちらの手芸ボンド「裁ほう上手」。
ご存知でない方のために簡単に説明しておきますと、こちらは針や糸がなくても簡単に裁縫ができる画期的な接着剤で、圧着時にアイロンを使えばさらに強力接着できる優れもの。
ただし! 今回は内側に「保冷シート」を忍ばせるため、そのシートの溶けを回避するためにアイロンは使わずに使用します。
あくまでも”手縫いの補強”としての役割。もちろん、自宅にミシンがある方、手縫いに自信あるという方は不要です。
では早速、ドリンクポーチを作っていきます。
フェスやアウトドアに便利な、ドリンクポーチの作り方
工程1:生地をカットしていく
まずは不要な服から生地をとっていきます。ここで用意したのは、ふたつの長方形の型紙。
1枚目は、26×14cm。2枚目は、11×14cmです。
それぞれの型紙に合わせ、生地を切り取っていきます。ちなみに、ここで切り取る面積の大きい方がメインとなる生地、小さい方がポケットになる生地になります。
綺麗に切り取れました。一番左にある「保冷シート」は、メインで使う大きな生地と同サイズ(26×14cm)になるよう切っておきましょう。