ワークマンは秋冬も止まりません
2022年2月よりキャンプギアの本格展開を開始し、圧倒的コスパで瞬く間にトップメーカーに仲間入りしたワークマン。
再販と売り切れを繰り返すほど人気なギアもあるなか、9月中旬、待望の2022年秋冬新作が公開されました。
都内某所で開催された展示会にCAMP HACK編集部も潜入。新作ギアをしっかりとチェックしてきました。
さすがワークマン!価格キープを宣言
まず、今回の新作展示会で発表されたのが、価格の据え置き宣言。
昨今、続く円安と原料高。多くのアウトドアブランドが販売価格を上げているなか、ワークマンは、プライベートブランドの主力製品の約96%の価格を維持すると発表しました。
ただでさえコストパフォーマンスに優れたブランドだけに、この企業努力には脱帽ものです。
コスパのカギは独自素材の横展開
低価格帯を可能にさせている所以として大きいのが素材の共通化。ウェアのために開発された独自素材をギアに横展開しているとのこと。
例えば、売れ切れ状態が続くほど大人気の「フュージョンダウンシュラフ」。
このシュラフの中綿に使われている「フュージョンダウン」は、ウェアにも使われている素材を横展開しています。
1素材あたりの生産量を増やすことで、製造コストを削減し、価格の据え置きを実現しているそう。秋冬の新作でも、独自素材がふんだんに使われたギアが特徴的でした。
編集部が注目しているワークマン新作ギア10選
その1. 鍛造スチールペグ 25cm(199円)
まずは金属を叩いて圧力を加えることで強度を高め、変形しにくい鍛造製法で仕上げたペグ。
1本199円というコスパの良さはさすがワークマン。余分に持っておいても財布に優しく、いざというときにも心強いのが魅力です。
また、電動ドライバーで打ち込むという変わり種なペグも発見。より簡単にペグが打ち込めるので、電動ドライバーをお持ちの方はギアに加えてみてはいかがでしょうか。
▼「鍛造スチールペグ25cm」の詳細はこちら
▼「電動ドライバー対応スクリューペグ25cm」の詳細はこちら
その2. アルミ燃え広がりにくいローチェア(2,500円)
春夏バージョンでも人気を集めた燃え広がりにくいローチェアの軽量版としてアルミタイプが登場。
もちろん座面本体部分の燃え広がりにくい加工はそのままなので、焚き火を囲む際も安心して使うことができます。
収納時は脚を畳みながらも固定することができるので専用袋にも入れやすい。組み立て慣れていない人にも簡単な構造となっているのもうれしいポイントです。
▼「アルミ燃え広がりにくいローチェア」の詳細はこちら
その3. 燃え広がりにくいアルミコット(5,800円)
春夏アイテムとして発売されていたコットの改良版が登場。それがこちらの「燃え広がりにくいアルミコット」。
前作では、ロータイプだけの仕様でしたが今作では、脚の位置を変えるだけで、ハイにもローにもなる2Way仕様。シーンよって使い分けることが簡単にできます。
ユーザーから寄せられた意見を参考にして、本作ではサイドレバーを設けて組み立て工程を改善。押し込むだけで固定されるので、力のない人でも安心して組み立てることができるようになっています。
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その4. アルミフュージョンダウン+シュラフ(9,800円)
今年2月にリリースされた「フュージョンダウンシュラフ」シリーズから秋冬に向けたハイグレードモデルが登場。
今作でも軽い、温かい、コンパクトの3拍子揃ったフュージョンダウンが685g充填され、ネックバッフルが首回りも優しく包んでくれます。
さらに、ワークマンが得意とするブラックアルミ加工を内部に施したことで保温性がアップ。ここまで高機能な寝袋が1万円以下で購入できるのはやはり驚きですね。
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その5. 1200フュージョンダウン+シュラフ(12,800円)
先ほどのシュラフでも十分な機能性でしたが、こちらはなんとフュージョンダウンを1200gも使い、−5℃まで対応する本格派秋冬モデル。
高撥水のDIAMAGICDIRECT加工を外側生地表面に施しており、冷気が侵入しやすいジッパーに止水ジップを使用しています。
真冬のキャンプでも頼りになるシュラフがこの価格帯で手に入れられるとは。コスパと機能性の良さにあっぱれ!
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その6. レジストスクエアタープ(4,900円)
高い耐水圧と使い勝手を兼ね備えた「レジストスクエアタープ」。
タープは耐水圧1500mmが基準と言われるなか、今作は5,000円以下にも関わらず耐水圧2500mmを実現。加えて、UPF50+も搭載しているので、強い日差しもしっかりと遮蔽してくれる高い機能性を誇っています。
グロメットも計8箇所用意されているほか、5本継高さ231cmポールが2本付属。すべてセットになっているので、これを購入すればすぐにタープを立てることができるお買い得商品です。
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その7. ワイドフォールディングスクエアグリル(5,800円)
網、ロストルとゴトク、トングが付属されたオールインワンパッケージのグリルが登場。
すべてが揃って5,800円というコスパ最高なスクエアグリルで、ファミリーでも使えるワイドなサイズ感が特徴です。
耐久性の優れたステンレス素材を使っているのでガシガシ使えるほか、コンパクトに折り畳め、専用の収納袋付きなので持ち運びも簡単。エントリーモデルとしては打ってつけではないでしょうか。
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その8. 耐久撥水ツーリングシェルター(14,800円)
バイクツーリングのために開発された新型テントがリリース。
2ルームのような独特な形で、ソロ用としては広々した設計。ゆったりキャンプ時間を満喫したい人にぴったり。
インナーテントも付属しており、外せばそのままシェルターとしての使用も可能。パーツはアルミを採用したことで軽量化に成功し、バイクに詰んだ時の機動力も邪魔しない仕上がりになっています。
▼耐久撥水ツーリングシェルターの詳細はこちら
その9. 耐久撥水2ルームシェルター(19,800円)
ついにワークマンから発売された新型2ルームテントがこちら。写真からもわかるように広々設計なのに、価格は驚きの2万円以下。
ドアはすべてメッシュ仕様になっているほか、スカートも装備されたことでオールシーズン対応可能。フライシートも2000mmの高い撥水力とUPF50+の紫外線保護機能を搭載した高い機能性を兼備。
公式では3人用となっていますが、リビングスペースは持て余すほどの広さなので荷物もたくさん置くことができます。ワークマンがキャンプギアを作るにあたって、2ルームが欲しいとの声も多かったことから、このテントが生まれたんだそう。
▼耐久撥水2ルームシェルターの詳細はこちら
その10. 耐久撥水3ルームシェルター(27,800円)
最後はさらに一回り大きくなった3ルームテント。
キャンプギア参入2シーズン目でここまで来たかと思わせてくれる大型シェルターは、先程の2ルーム同様にフライシートは高い機能性を完備。
様々な使用シーンに対応できるように、リビングルーム用のフロアシートと収納可能な18cmロングスカートもを用意。
約2mの高さを誇るテント内は広々としており、両サイドに設けられたインナーからは「今日はこっちで寝る」なんて子供の声が聞こえてきそうなワクワク空間でした。
▼耐久撥水3ルームシェルターの詳細はこちら
今後もワークマンの動向を見逃すな
以上、ここまでワークマンの2022年秋冬の新作ギアを紹介してきました。
今回紹介したアイテムは前回と同じく購入方法はWEB注文および店舗受け取り限定となっています。
気になるギアがあれば、オフィシャルサイトの確認をお忘れなく!
▼ワークマンの公式ホームページはこちら