キャンプで不意に現れる「暇な時間」
キャンプ経験をある程度積むと、設営や作業が効率化されて時間に余裕が出てきますよね。筆者は、特に昼食後に「手持ち無沙汰〜」な時間が多くて、ついスマホをいじるだけの時間が過ぎてしまう……なんてことが時々起こっていました。
スキマ時間に「お茶」を楽しむ
この暇な時間に、なにか“別の楽しみ”を用意しようと考えて購入したのが、今回ご紹介する「透明急須」。そう、新たに「お茶」をスキマ時間に楽しもうと考えてみました。
「透明急須」のココがいい!
実際に、このアイテムを購入したことで目的の「暇な時間を埋めること」は達成し、さらにはお茶の魅力や道具としての面白さにも気付けたので個人的には万々歳。
ここからは、そんな魅力をご紹介していきます。
まずデザインがカッコいい
こちらが日本茶専門店の「煎茶堂東京」から販売されている「透明急須」。
白い箱にシンプルに「透明急須」と印字されているパッケージだけでも、センスの良さを感じさせますね。
箱から取り出すと、中身はこのような円柱形。上から下まで全て透明で究極にシンプルなデザインが目を惹きます。
どんなキャンプスタイルにも意外と合わせやすく、現代的でおしゃれギア好きには特に刺さるのではないでしょうか?
そして公式サイトも素敵なのでぜひ見てみてくださいね。
落としても割れない!
パッケージを開けると現れたのは文字通り透明な急須。急須 と言えば、陶器やガラスや南部鉄器のイメージがあるものですが、これは樹脂製なんです!
しかも、この樹脂はあのナルゲンボトルと同じ「トライタン」と呼ばれる頑丈で透明性の高い素材で作られており、実はアウトドア人に馴染みのある素材で作られているんです。
従来の急須とは思えないハイスペックぶり
スペック・特徴は以下の通り。
なにかと破損のリスクが多いキャンプには申し分ないスペックですね。スペアパーツの販売もあるので、長く愛用できそうです。
パーツが最小限で洗い物もしやすい
透明急須を構成するパーツは、この3つだけ。紛失の危険性も少ないですし、洗いやすい形状なのも嬉しいポイント!
透明急須 煎茶堂東京
やってみて分かった「お茶」ならではの良さ
筆者が感じたお茶の良さは「手軽さ」です。
淹れる過程としてはコーヒーと似ていますが、もっと簡単で厳密に計量をせずに大まかに入れても安定した味を出しやすいと感じました。(もちろん基本的な作法はあるので、きちんとしたほうがより美味しくいただくことができることは間違いありませんが)
また、コーヒーと違って、和食も洋食もほとんどの食事と併せて楽しむことができるのも、体験して感じたお茶ならではのメリットですね。
煎茶の淹れ方「簡単4ステップ」
1. 茶葉を入れる
まずは茶葉4gを急須に入れます。この4gで三煎(3回)入れることが可能です。感覚を掴めば目分量でも味が激変することはありません。
2. お湯を注ぐ
急須に70度のお湯を120ml注ぎます。温度計 があると安心ですが、沸騰しているお湯の半量の水を入れると約70度になります。
3. 蒸らす
1分20秒待ちます。この間、茶葉がゆっくりと開く様子や香りを楽しむことができます。
4. グラスに注いで完成!
急須の蓋を閉めたら、ゆっくりとグラスに注ぎます。
後半になるにつれて味が濃くなるので、ひとつのグラスに注ぎ切り、完成です! 食事やお菓子も添えて一緒に楽しみましょう。
楽しみ方のバリエーションが豊富!
お湯で淹れるだけではなく、「水出し」や夏にぴったりな「氷出し」という方法があります。茶葉に氷を乗せて溶け出すまで1時間程じっくり待つのも情趣がありますね。夜食にお茶漬けなんていうのもそそられます……。
透明急須を手にしたら、キャンプ中のちょっとした空き時間も新しい趣味を楽しむ時間に変わるかもしれません。キャンプ沼のお次は、“お茶の沼”かも!?
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