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コールマン タフワイドドーム

タフワイドドームはなぜ人気?アメドほか類似テントとの比較も

コールマンのタフワイドドームはロングセラーのフラッグシップモデル。スタートパッケージが発売されているので、キャンプデビューに購入を検討している方も多いのでは? この記事ではそんなタフワイドドームの魅力を徹底解説。スペース拡張におすすめのレイアウトや、アメニティドームなど比較されやすいモデルとの違いも解説します。

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目次

アイキャッチ画像作成:筆者

コールマンの王道テント「タフワイドドーム」!選ばれる5つの魅力

タフワイドドームの幕内

出典:Instagram by@coleman_japan

タフワイドドームは2003年に発売されたコールマンのフラッグシップモデル。低価格で機能性が高く、家族みんなでキャンプを楽しむファミリーテントとして絶大な人気を誇っています。

タフワイドドームVとⅣ

数々のマイナーチェンジを繰り返しながらより快適性に磨きをかけて進化を遂げ、発売から約20年近く経過する現在もコールマンの王道テントとして君臨するロングセラーモデルです。

2022年最新モデルは「Ⅴ/300」

タフワイドドームⅤ/300

2022年の現行モデルは5世代目。「タフワイドドームV/300 スタートパッケージ」としてテントにインナーシートとグランドシートも付いたセットで販売されており、これからキャンプを始める方にピッタリ!

テント本体は歴代モデルのメリットを継承しつつ、室内はさらに広くアップデートされていますよ。ここからは、最新モデルである「タフワイドドームⅤ/300スタートパッケージ」の魅力をチェックしていきましょう。

コールマン タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージ

●本体サイズ:約495×300×195cm ●重量:約11kg ●材質:フライ:75Dポリエステルタフタ/インナー:68Dポリエステルタフタ/フロア:210Dポリエステルオックスフォード/ポール:アルミ合金,FRP ●セット内容:タフワイドドームⅤ/300,インナーシート,グランドシート

魅力① 設営簡単で初心者に優しい!

タフワイドドームを設営

タフワイドドームⅤ/300はオーソドックスなドーム型テントであり、慣れれば一人でも短時間で組み立てられる簡単設営が最大の魅力! 2本のポールでインナーテントを立ち上げてフライシートを被せるだけであっという間に設営が完了します。

タフワイドドームのアシストグリップ部分

設営をスムーズにしてくれているもうひとつの理由が、アシストクリップ。クリップ状のピンをポールの先端に差し込むことでしっかり固定でき、設営時にテンションをかけても外れることがありません。

タフワイドドームの設営方法はこちら
タフワイドドームの撤収方法はこちら

魅力② ファミリー使用でもゆったり!広々とした室内

タフワイドドームの寝室でくつろぐ家族

出典:Instagram by@coleman_japan

タフワイドドームは居住性の広さも人気の理由。とくにV/300からは“ベントフレーム”という角度を設けたポールを採用していることでテントの壁が立ち上がり、より広い空間が確保できるようになりました。

フロアサイズは300cm×300cmとコールマンのラインナップの中でもトップを争うほどの広さがあり、家族4人が荷物を置いても広々過ごすことが可能です。

タフワイドドームの寝室に入る女性

出典:Instagram by@coleman_japan

さらに全高185cmというテント高も大きなメリット! テント内で男性が立ったままでも着替えができるほどの天井高を誇るため、圧迫感もナシ。子供を抱っこした状態でも屈まずテント内に入れるのは、パパママにとって快適ですよね。

魅力③ 雨に強く、風通しも良いため結露に強い

テントからコンセントが出る

耐水圧は2,000mmと、非常に高い防水性能も安心ポイント。一般的な傘の耐水圧が約500mmと言われている中、この防水性は圧倒的! 雨の日も安心してテント内で過ごせます。

タフワイドドームV

さらにインナーテントはメッシュドアを採用しているため風通しがよく夏のキャンプでも涼しく快適なのですが、それだけでなくテント内の空気を新鮮にしてくれるコールマン独自の技術に注目!

タフワイドドームの中

それがタフワイドドームに搭載された空気を循環させる“ベンチレーションシステム”。外の空気を取り込みテント内の熱気を外に排出させることで、常に快適な空間をキープできるんです。

また、熱気がこもらない工夫は結露防止にも効果的。気が付けばテント内が水滴でビッショリ……という不快な思いも軽減できますよ。

魅力④ 充実のスペックにして価格はリーズナブル!

フィールドに設営されたタフワイドドーム

出典:Instagram by@coleman_japan

タフワイドドームはコスパに優れているのも人気の理由。10万円を超えるファミリーテントも数ある中、タフワ約6万円弱で購入できるのは子育て世代には魅力ですよね。

タフワイドドームとコールマンのチェア

出典:Instagram by@coleman_japan

とは言えスペックには一切妥協なし! たとえばポールは頑丈なアルミ合金製で、強風に負けずしっかりテントを支えてくれる安心の素材です。

テント内に吊るされたLEDランタン

さらにテント上部にはランタンなどの照明器具を吊り下げられるフックを装備するなど、細やかな使い勝手もバッチリ考慮されています。

スタートパッケージはこの充実のクオリティのテントにインナーシートとグランドシートが付いての価格なので、超お買い得ですね!

魅力⑤ パーツが交換できたりオプションも充実

タフワイドドームのレイアウト

出典:Instagram by@hirayaaan0713

タフワイドドームはパーツ販売の取り扱いがあるので、ポールやフライシートが破損したり劣化してしまっても買い換えることができるんです。テントごと交換しなくて済むのは、コスト的にも助かりますね。

▼交換できるタフワイドドームのパーツはこちら

タフワイドドームⅤ/300スタートパッケージ用フライシート
タフワイドドームⅤ/300スタートパッケージ用インナーテント
タフワイドドームⅤ/300スタートパッケージ用フロントポール
タフワイドドームⅤ/300スタートパッケージ用メインポール
タフワイドドームⅤ/300スタートパッケージ用リアバイザーポール
タフワイドドームⅤ/300スタートパッケージ用キャリーケース

キャノピーを立てたタフワイドドーム

出典:Instagram by@mzk_oki

さらに、キャノピー(日よけ)やタフなペグなど使い勝手が向上するオプションアイテムも充実。取り入れることでタフワイドドームをより快適に使えますよ!

前室をキャノピー(天蓋)として立ち上げるために必要となるキャノピーポール。本来セット内容には含まれていないため、前室をキャノピー仕様にするためには別途購入する必要があります。

雨の日でも調理スペースを確保できたり日差しの強い日の日除けとなったり、より快適なキャンプが楽しめます。

コールマン スチールソリッドペグ 30cm 1PC

●重量:約190g ●材質:スチール ●サイズ:約2.8×1.2×30cm/本体直径:約φ9mm
設営場所の地面の硬さにより曲がったり折れたりしやすい純正ペグもオプションとして豊富にラインナップしています。より耐久性の高いペグや軽量ペグなど豊富に用意されているので、用途に応じて買い足すことが可能です。

旧モデルも依然人気!

コールマン タフワイドドームⅣ/300 スタートパッケージ

●本体サイズ:約495×300×195cm ●重量:約11kg ●材質:フライ:75Dポリエステルタフタ/インナー:68Dポリエステルタフタ/フロア:210Dポリエステルオックスフォード/ポール:アルミ合金,FRP ●セット内容:タフワイドドームⅤ/300,インナーシート,グランドシート
ここまで最新モデルをクローズアップしてきましたが、旧モデルの「タフワイドドームⅣ」も根強い人気を誇るロングセラーアイテム。現在コールマン公式サイトでは取り扱いがありませんが、Amazonや楽天市場などのECサイトで販売されているようです。

魅力的だけど、ちょっとしたデメリットも……

総合的に見てコスパ良好なタフワイドドームですが、いくつか惜しい点も。ここからはそれをクリアするアイディアをご紹介します!

タフワイドドームをより快適に使うアイディア

人気ゆえ被りやすい……コラボモデルをチェック!

インディゴレーベルのタフワイドドームレイアウト

タフワイドドームは人気が故、人と被ってしまいがち。キャンプサイトで同じテントを設営し、どれが自分のテントかわからなくなってしまった……ということもありうるので、個性を出すならコラボモデルがおすすめです。

コールマン IL タフワイドドームIV 300

●本体サイズ:ンナーテントサイズ:300×300×185(h)cm ●重量:11.6Kg ●材質:フライ:75Dポリエステルタフタ(耐水圧2000mm,UVPRO)/インナー:68Dポリエステルタフタ/フロア:210Dポリエステルオックス(耐水圧2000mm)/メインポール:アルミ合金/フロントポール:FRP/キャノピーポール:スチール
コールマンとMonro(モンロ)のコラボモデルである「インディゴレーベル」。機能性とファッション性が融合し、デニム生地を思わせる爽やかなブルーが印象的です。

コールマン タフワイドドーム IV 300 ヘキサセット オリーブ/サンド

●本体サイズ:インナー:約300×300×185cm/タープ:約460×435×230cm ●重量:約16kg ●材質:フライ:75Dポリエステルタフタ(耐水圧2000㎜,UVPRO,)/インナー:68Dポリエステルタフタ/フロア:210Dポリエステルオックス(耐水圧2000㎜)/メインポール:アルミ合金/フロントポール:FRP/タープ:タープスキン:75Dポリエステルタフタ(耐水圧1500mm,UVPRO)/メインポール:スチール(ランタンハンガー付きメインポール)/サイドポール:スチール ※ヘキサタープも付属
渋いアースカラーが特徴のオリーブ/サンドカラーを使用したタフワイドドーム。従来モデルにはない見慣れぬカラーに大注目間違いなしです!

リビングを拡張したい……タープを上手く活用しよう!

タフスクリーンタープ/400

タフスクリーンタープ/400

タフワイドドームはドーム型のため前室スペースが狭いのがデメリット。そこでオススメするのが「タフスクリーンタープ」との連結! テントとスクリーンタープを繋げるることで広いリビングスペースを確保でき、広々と調理を楽しんだり家族と一緒に寛いだりすることができますよ。

コールマン タフスクリーンタープ/400

●本体サイズ:約400×360×210cm ●重量:約12.5kg ●材質:タープ:75Dポリエステルタフタ(UVPRO,PU防水,シームシール)/ポール:アルミ合金/ジョイントフラップ:FRP

スクリーンキャノピージョイントタープⅢ

スクリーンキャノピージョイントタープⅢ

同じくリビングスペースを拡張できる「スクリーンキャノピージョイントタープ」もおすすめ!
ジョイントタープでリピングを拡張したタフワイドドームのレイアウト

出典:Instagram by@rikukisa

タフスクリーンタープよりコンパクトながら全面は大型メッシュパネルを採用しているので、開放感を感じながら広々としたリビングスペースを確保できます。

コールマン スクリーンキャノピージョイントタープⅢ

●本体サイズ:約320×340×215cm ●重量:約11.3kg ●材質:タープ:75Dポリエステルタフタ(UVPRO,PU防水,シームシール)/メインポール:FRP/コーナーポール:スチール/ジョイントフラップポール:FRP

小川張をしたタフワイドドームレイアウト

出典:Instagram by@hirayaaan0713

スクリーンタープではなく通常のタープを小川張りしても、風通しの良いリビングスペースを確保可能。心地よい風を感じながら寛げるこのスタイルも魅力的です。
テント2つを連結したタフワイドドームレイアウト

出典:Instagram by@takahiro.1.ktc

2つのファミリーテントの間にタープを設置すれば、リビングスペースを共有可能! 仲のよい家族ぐるみでのキャンプや二世代大家族のファミリーキャンプにおすすめのレイアウトです。
▼おすすめのタープはこちら!

スカートがないので冬は少し寒いかも……自作しちゃおう!

自作スカートつきテント
撮影:編集部

タフワイドドームはスカートが付いていないので、フライシートとインナーテントの僅かな隙間から冷たい冷気が侵入しがち。気温が低く寒い冬キャンプには不向きです。

スカートがあることでテント内に冷たい冷気の侵入を防ぐことができるので、冬キャンプも楽しみたいという方はスカートを自作しちゃいましょう! ちょっとしたカスタムを加えることでオールシーズン快適にキャンプを楽しむことができますよ。
▼スカートの自作方法について詳しくはこちら!

迷ってる“あのテント”との違いは?

テントサイトに並んだアメニティドームとタフワイドドーム

タフワイドドームの購入を検討するにあたり、その他低価格で機能的な入門用ファミリーテントと見比べている方も多いのでは?

そこで次からは、タフワイドドームⅤ/300とよく比較検討される2モデルをご紹介。基本スペックの比較を中心に各モデルの特徴やポイントをピックアップしているので、候補選びの参考にしてみてくださいね。

タフワイドドームを他のテントと比較してみた

コールマン タフドーム/3025+

コールマン タフドーム/3025+のレイアウト

タフワイドドーム
タフワイドドーム
タフドーム/3025+
タフドーム
使用サイズ約300×300×185cm約300×250×175cm
定員5〜6人用4〜5人用
重量約11kg約11.5kg
耐水圧約2,000mm
(フロア:約2,000mm)
約3,000mm
(フロア:約2,000mm)
画像出典:コールマン

「タフワイドドームⅤ/300」とほぼ同等のスペックを備えるのが「タフドーム/3025+」。どちらもファミリーテントではありますが、決定的な違いはテントの高さ。タフワイドドームのほうが10cmも高くため、テント内での圧迫感は少なくなっています。また、インナーシートとグランドシート付属というコスパの良さもタフワイドドームならではですね。

一方「タフドーム/3025+」は雨の日でもより安心な耐水圧約3,000mm。さらに日光を90%カットする遮光性に優れた素材を採用しているので、夏場のテント内の快適性を重視したい方におすすめです。

こんな人にはタフドームがおすすめ
●雨の日でも安心してキャンプを楽しみたい方
●夏キャンプでもテント内でぐっすり眠りたい方
●少しでも予算を安く抑えたい方

スノーピーク アメニティドーム L

スノーピーク アメニティドーム Lレイアウト

タフワイドドーム
タフワイドドーム
スノーピーク アメニティドーム L
スノーピーク アメニティドーム L
使用サイズインナー:約300×300×185cm
設置:495×300×195cm
インナー:295×295×165cm
設置:540×310×165cm
定員5〜6人用6人
重量約11kg9.8kg
耐水圧フライ:約2,000mm
フロア:約2,000mm
フライ:1,800mm
ミニマム
ボトム:1,800mm
ミニマム

入門用ファミリーテントで圧倒的な人気を誇るのが、スノーピークの「アメニティドーム」。収容人数からLサイズで比較してみると、設置スペースが大きいもののタフワイドドームより軽い重量が魅力です。

また、高さが低くテント内での居住性は劣る反面風の影響を受けにくいのがメリット。加えて耐水圧はどこを計測しても最低1,800mm(独自基準)と場所によって耐水圧が違うという心配がなく、雨の日でも安心です。この違いから強い雨風にさらされてもより快適にテント内で過ごしたい方には、アメニティドームが良いでしょう。

こんな人にはアメニティドームの方がおすすめ
●風の影響を少しでも軽減できるテントをお探しの方
●雨の日でも安心してキャンプを楽しみたい方
●少しでも重量を軽く抑えたい方

スノーピーク アメニティドーム L

●重量:9.8kg ●材質:フライシート:75Dポリエステルタフタ/インナーウォール:68Dポリエステルタフタ/ボトム:210Dポリエステルオックス/フレーム:ジュラルミンA7001+A6061
▼アメニティドームとの比較について詳しくはこちら!

タフワイドドームで快適に過ごそう!

フィールドに設営したタフワイドドーム

大人でも立って過ごせる室内天井高や広いリビングスペースを確保できるうえ、さらに拡張性にも優れているタフワイドドーム。低価格で機能的なファミリーテントを上手に活用して、家族みんなで快適なキャンプライフを楽しんでくださいね!

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