冷気を防ぐ「スカート」の役割
フライトシート の四方についている「スカート」と呼ばれる裾は、保温性を高めてくれる役割を担ってくれます。今回は、2018年の新作テントをメインに「スカート付きのテント」 のラインナップをご紹介します!
まずは、スカートのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
雨風・冷気から守る!
最大のメリットは「雨風や冷気から守ってくれる」ということです。幕下から入り込む冷気は秋冬キャンプの天敵。
快適に過ごすためにも、それらを防いで防寒性や保温性を高めてくれるスカート付きテントを選ぶことは、ベストな選択とも言えます。
害虫対策にも!
スカートの出番は冬だけではありません。夏は、スカートがあることで害虫の侵入を防ぐ役割もあります。
不要なときは巻き上げてしまえば、空気の対流が生まれ、蒸し暑くなることはありませんよ。虫が苦手な人、必見のメリットです。
汚れて乾きにくいデメリットも
ただ、デメリットもあります。地面に直接触れるため、雨や朝露が溜まりやすく、ドロドロになることも。
「撤収時にテントを乾かしてから仕舞う」というのがポイントなので、「乾きにくさ」はデメリットと言えるでしょう。
それでは、おすすめのスカート付きテントをご紹介していきます!
ファミリー向け!2ルームテント
オガワの新作!「ティエラ ラルゴ」
2018年3月中旬発売のogawa の新作テント「ティエラ ラルゴ」。開閉可能な大型メッシュパネルを採用しているので、通気性が良く開放感が高いモデルです。
まだ発売前なので、誰も持っていないテントを探している人は要チェック!
【参考】
●重 量 /総重量(付属品除く):22.0kg
[内 容]フライ:約9.0kg、インナーテント:約6.3kg、ポール約6.7kg
●素 材
・フライ:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
・インナーテント:T/C
・グランドシート:PVC(耐水圧10,000mm 以上)
・ポール:アルミφ16mm, アルミφ14.5mm
●収 納:80×45×40cm
●カラー:サンドベージュ×ダークブラウン
●付 属:張り綱、セルフスタンディングテープ、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋、ライナーシート、張り出しポール(170cm)×2
詳細はこちら
コールマンの定番「タフスクリーン」が進化!
コールマン の新作「タフスクリーン2ルームハウス+」は、日光や遮光に特化した機能をUPさせ、大いなる進化を遂げてくれました。換気性や通風性など快適に過ごすための工夫もたくさん!
コスパも良く、特に小さな子どもさんが居るファミリーや初心者におすすめのテントです。
【通常バージョンはこちら】
コールマン タフスクリーン2ルームハウス
ロゴスからの新提案!「エアマジック PANELドーム」
もっと簡単に設営できたら……、そんなキャンパーの夢を叶えてくれた「エアマジック PANELドーム L-AH」。
テントを広げ、専用ポンプで空気を入れるだけ、5分でツールームテントが設営できちゃいます。耐風性にも優れ、家族4人のんびり過ごすことができる魔法のテントです。
ロゴス エアマジック PANELドーム L-AH
高い対候性で心配いらず!MSR「ストームキング」
総重量が6kgと、コンパクトなタイプをお探しの人におすすめの「ストームキング」。一見複雑に見える設営も、吊り下げるクリップを色分けすることでスムーズに設営可能。
出入口が前後にあり、非常に便利。山岳地帯など過酷な環境でも耐えられるタフなテントです。
MSR ストームキング
オシャレ思考!ロッジ型テント
シーンによって使い方を選べる!リマ「バハリ4」
使う人のスタイルに合わせたアレンジが可能なリマの「バハリ4」は、オシャレキャンパーを目指すなら要チェックです!
豊富なアレンジバリエーションや居住性の高さも含め、まるで別荘を持ち運んでいる気分。ただ、重量があるため車に乗るかチェックしてから購入をしてくださいね。
リマ バハリ4
チャムスらしさ全開!「コヤテント」
カラーリングとデザインがチャムス らしい「コヤテント」。この唯一無二なデザインに一目ぼれしてしまう人続出で、もちろんサイト映えも抜群。
高さがあって広々した作りなので、男の人でも窮屈さを感じることはありません。
チャムス ブービーツールームコヤテント4
専用インナーと合わせてテントに!オガワ「ロッジシェルターT/C」
こちらも2018年2月下旬に発売される「ロッジシェルターT/C」。通気性や換気性の高い素材を使っているので、比較的湿気に強く快適に過ごすことができます。
専用のインナーテントを使えば、ロッジテント に早変わり。今後の動向が楽しみでもあるテントです。
【参考】
●重 量 /総重量(付属品除く):28.2kg
[内 容] フライ:約11.8kg 、ポール約16.4kg
●素 材
フライ(屋根部):ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
フライ(サイド):T/C(耐水圧350mm)
・ポール:スチールφ22mm
●収 納 :幕体:90×34×32cm、ポール:90×34×20cm
●カラー : サンドベージュ×オフホワイト×ダークブラウン
●付 属 : 張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋、ライナーシート、張り出しポール(170cm)×2
●カートン入数:1
詳細はこちら
シェルターとしても活用できるテント!
独創的なワンポール!スノーピーク「スピアヘッド」
美しい流線型で幻想的なデザインのワンポールテント「スピアヘッド」。全周にフレームを配置することで広々とした空間を実現。サイズはMとLの2パターン展開。
ドッキング機能もあるので、仲間と揃えて独特なサイトを作ることも可能です。
スノーピーク スピアヘッド Pro.M
円錐の形状が唯一無二!ベルガンス「ウィグロ」
ティピー型とドーム型の良いとこどりの「ウィグロ」。苛酷な環境でも使えるスペックを持ちながら、4シーズン使える機能性とテントアレンジの豊富さ、北欧クオリティーのデザイン性、その全てがバランス良く保たれている唯一無二のテントです。
ベルガンス ウィグロ LT4
炎に強い!DOD「ファイヤーベース」
「ファイヤーベース」は、火の粉に強いポリコットン素材を使用しているため、焚き火に強いテントになっています。豊富なテントアレンジで、オールシーズン通してあなたのキャンプを盛り上げてくれます。
D.O.D ファイヤーベース
自作も難しくない!
今お持ちのテントにスカートが付いていないなら、自分で作ってしまうのも一つの手です。
是非チャレンジしてみて欲しい、あなたのお気に入りテントを簡単にアップグレードする方法をご紹介します。
2000円もかからず制作可能!
準備するものは、「ビニールシート(お好みの色)」「ハトメパンチ」「ヘアピン」「ガムテープ」「ハサミ」の5つだけ!
お好みの色のビニールシート を切り分けたら、ペグの固定用のハトメをつけます。
裏側はヘアピンをガムテープで固定するだけ!
たったこれだけで、写真のように簡易的にスカートを取り付けることができますよ! ぜひお試しください。
オールシーズン使えるスカート付きテント
テントアレンジが豊富で居住性が高い4シーズン対応のスカート付きのテントを持っていると、冬キャンプの夢を実現することができます。
もちろん、冬だけでなく夏も活躍してくれること間違いなし! テントを選ぶ1つの基準にしてみてくださいね。
秋冬におすすめのサイズ感は?
ミニマムなサイズ感のツールームテントが秋冬にはおすすめですよ!
“Skirt” the unsung hero
スカートは縁の下の力持ち